全般 ●330 △315.1
古くは九台嶽と呼ばれたともいわれる岩の露出した山で、頂上の北側には高宕(たかご)
観音堂があります。この南よりの山は奥の院と呼ぶのが地元の呼称だそうです。ピークは
330メートルの露岩の狭いもので、この付近だけ登り道が複雑です。頂上には錆びた鉄釜が
あります。雨乞いに使われたというものです。西側を中心に展望がいいです。更に南側の
ピークには315.1の三角点が木々に囲まれています。
国指定天然記念物。高宕山のサル生息地。高宕山を中心とする山地に複数の群のサルが
生息している。
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| 石射太郎(山) |
@高宕第一トンネル石射太郎(山)登り口−関東ふれあいの道
24 ニホンザルと出会う
みちの一部 第45図 第46図 第53図
バス停粟倉→0.15←バス停平田→0.15←バス停植畑根形→0.10←バス停植畑上郷
バス停清和中→0.10←バス停東日笠手前の分岐→0.40←
バス停植畑上郷の南側の分岐点
バス停植畑上郷→0.20←台倉の分岐の橋→0.20←高宕第一トンネル
→0.15=0.10←石射太郎→0.15←T字路→0.10←ベンチ→0.35=0.30←
十字路付近→0.10←高宕山(奥の院)
T字路→0.10=0.05←宇藤原浅間山
JR内房線木更津駅または君津駅下車。粟倉(あわぐら)行きバスに乗車。終点下車。
バス便は少なく事前に時刻を確認すること。粟倉でコミュニティバス粟倉・豊英(とよふさ)線に
乗り継ぐ。植畑上郷で下車。粟倉での乗り継ぎが悪い時は植畑上郷までの徒歩がこれに
加わる。(国道465号線を上総湊(かずさみなと)方面へ進む。バス停平田(ひらつた)を
経由し、植畑根形で大原(おおばら)屋の看板を見て左折する)植畑上郷のバス停の南の
分岐は右へ進むと東屋がある。
JR内房線木更津駅下車。東口発の急行バス、亀田病院行きに乗車。清和中で下車。
国道465号線を東へ進む。バス停公会堂前の先で右下に分岐する道路に入る。バス停
追込台、西日笠、日の出橋ののち、左後に分岐している道に入ると東屋がある。
植畑上郷付近からは関東ふれあいの道なので、左右に取り付く関係のない枝道には
「ここは直進です」と言わんがばかりに標識がたっている。道路がヘアピンカーブする
ところには、小さな駐車スペースがあり、道路の反対側には集落用の簡易水道施設があり、
あふれ水を汲むことが出来る。ここには川の左岸に台倉(だいぐら)への道路がついて
いるが、廃道状態である。徒歩なら台倉まで行かれる。
舗装道路が続き、高宕第一トンネルの手前左手に駐車スペースがある。バリケードが
置かれ、トンネルの先には未舗装道が続いている。トンネル入口の右手に標識と登り口が
ある。
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| トンネル入口の右手に標識と登り口がある。 |
細い山道は泥岩の段型で湿潤しているので注意したい。その段径を上り始めたすぐ
左手には六地蔵像が並ぶ。樹林を抜けると、小沢の源頭部を横切る。シダ類が多い。
石切り場跡の岩壁を見て左手に折れると、T字型の分岐に出る。
右北側に折れる径は関東ふれあいの道25九十九谷をたどるみちで、芹(せり)の
集落から鹿野山(かのうざん)へ行く。
左南側に折れる径は関東ふれあいの道24ニホンザルと出会うみちで、高宕山から
奥畑方面へ行く。このT字型の分岐点は左へ折れる。デイダラボッチ巨人伝説の由緒書きの
看板がある。日本全国に点在する巨人伝説の一話で、鹿野山から弓を引いたところ、この
地の岩場に矢が届いたといい、石射太郎(いしいたろう)と名付けられたという。崖の肩に出た
ところにもベンチが並び、柵がある。柵の外側を注意して東へ進んで藪に覆われた急な
踏み跡を登ると、石射太郎の山頂で祠の跡だと思われる岩屑が散らかっている。足元の
切れ落ちた岩峰の上なので、展望はいいが注意したい。標高は〇258だ。東側の山−
八郎塚方面から見ると、右手寄りに奇怪な岩肌を見せる特徴的なピークだ。
ベンチの並ぶ脇には、小さな小屋がある。開け放し小屋で、昔ここでニホンザルの
餌付けをしたという小屋だ。そんなに傷んではいない。雨風除けの休憩場になるので
大事にしたい。ここからわずか南へ進むと森林組合解散記念碑と大日如来・馬頭観音の
石塔がある。
南へ尾根筋を進むが、左手東側にある木々の枝葉の先は足元が切れ落ちている。樹木の
途切れたところで東側を眺められるところでも、充分気を付けたい。尾根筋の径が右に径が
下る箇所、左手にあくまで尾根筋を進むと東にそれて、露岩の上に出る。もみの木が
一本ある特徴的な展望台になっていて、東側に展望がいいが、やはり足元には注意したい。
右手下に下ると、尾根より一段低い径になる。ここは右に別の踏み跡のあるT字路
(笠石)だが、標識(石射太郎0.6/高宕山1.6)がきちんとあり、左南へ進む。
すぐ右西側にやや草の多い道が緩く下っている。これは宇藤原浅間山への径で緩い上下の
鞍部二つの先には、風化した石段狛犬石灯籠が並び、その先のピークに大きな石祠がある。
周囲は切れ落ちている。
長尾国有林という看板のところには風化した石祠が二つ並んでいる。今も御幣が奉納されて
いる。径は尾根の西側から乗り越して東側に変わる。ベンチが二つ並んだ南側には両ピークの
中間を示す標識(石射太郎1.1/高宕山1.1)がある。
短い石段の上に狛犬と仁王門像が並ぶ。左手側、岩の庇の下には層塔がある。ともに古い
ものだ。右側の仁王は破損のため下部が四角い石になっている。また層塔の下部は風化の
ため文字が読めなくなっている。やや長い階段を登ると左手に石碑があり、観音堂がある。
岩壁を東の背にして三面が外に向いている。北側の階段から回廊にあがり、西側の正面に
まわる。中には小さな観音像が安置されている。西側の展望が開けたいい場所だ。南に
隣接する岩壁には石仏も置かれている。
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| 右手に餌付け小屋左手にベンチと柵 |
径は岩を彫った階段と人一人分の大きさのトンネルで東側へ抜ける。今度は左東側に谷を
挟んだ山の深い樹林を見る径になる。標識が相次いで二箇所にある。この谷の源頭部に
下ると又標識がある。この谷のまま下るのは高宕大滝へ行く径。右へ曲がれば奥畑、
八郎塚、お茶立て場への径。この標識を左下に眺めながら尾根筋のまま進む。左手に
急登して露岩の上に出る。プラスチック丸太の階段に緑のナイロンロープが垂らされている。
階段を登って右側に回り込む。狭い径を抜けて、向き直ってまた階段を登ると、南側から
狭い岩の頂上に達する。鉄釜と祠があり、二つに割れた岩の狭い頂が高宕山奥の院だ。
東を除く三方の山々や東京湾の展望が開ける。
南に向いた最後の階段の基部を東に回っても、緑のロープの垂れた階段の付近に
出られる。又、最後の階段の更に南の岩尾根の先にはロープが固定されていて、少し
下ることができる。やや西に振られた肩のところから北に下る石の階段を下ると頂上の
真下、岩の庇の不動像を拝する。そのまま北へ進めば、僅かな藪漕ぎと落ち葉を踏んで
露岩の付近に出る。肩のところから南側へは、急な斜面の中に白っぽいロープが張られて
いる。かなり急な踏み跡だが奥畑からの径の途中に出る。これらはかなりの急坂なので、
不用意に立ち入らないほうがいい径だ。その入口側には「近道」という標識が追加された。end
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| 仁王像が並ぶ |
A高宕大滝から 第46図 第53図 第47図
バス停宿原→0.10←石仏の丁字路→0.15←林道入口の大銀杏→0.10←
トンネル分岐→0.10←素掘りのトンネル→0.15←高宕大滝の分岐点→0.05←
登り口→0.40=0.35←十字路→0.10←高宕山(奥の院)
登り口→0.10←林道支線の終点
JR内房線木更津駅又は君津駅下車。粟倉行きバス乗車,終点下車。粟倉でコミュニティバ
ス粟倉・豊英線に乗り継ぐ。宿原(しゅくばら)で下車。
JR内房線木更津駅下車。東口発の急行バス、亀田病院行きに乗車。宿原で下車。
交差点目の前の大きな鳥居は三島神社の参道で、これを進む。森の中で、参道が右手に
分岐する。(大小3本ある)これに入って参拝しても直進の舗装道路を進んでも、その西側で
合流する。境内は広く社殿は立派で、小さいながら手洗いもある。神社の森を抜けて水田の
道を通る。T字路を左折して、石仏(地蔵立像、庚申石塔)☆の前を進む。道路はカーブを繰り
返して、銀杏の大木と、林道高宕☆線の標識があり、右折してこれに入る。左手に青年館を
見たあともう建物はない。☆
山の道路になる。トンネル二つ目の左手に登り口がある。八良塚コース、
監視小屋コースへ進むときはここから上り始める。道路がやや広くなっていて、若干数の
並行駐車が可能だ。トンネルの入口にはバリケードがある。トンネルを潜る。道路はこの
付近を頂部に下りになる。高宕大滝の三又まで完全に舗装されている。
大滝の三又の右側は未舗装道路の入口でバリケードが置かれている。途中、落石などが
あって、車輌の通行は出来ない。この道は、右岸の道、林道高宕線で、監視所コースを
右手から合わせて、左岸に変わり高宕第一トンネル石射太郎登り口に至る。
大滝の三又の左側は林道高宕支線、未舗装道路で右岸から高宕大滝を見下ろせるが、
よい観賞場所はない。滝の上部で左岸に渡る。橋のところに高宕山への登り口がある。ベンチ
テーブルの裏には大滝のミニ版がある。林道は続いていて再度ベンチテーブルがある。支線の
終点、ガードレールの先に行者の滝が見られる。
橋の左岸の付け根から山道に入る。滝の脇を下る急な斜路がある。これを右に見送って、左に
急登をすると、すぐ樹林の中の平地に出る。その後急登と尾根筋の肩状の平坦地を繰り返す。
肩のところでは周囲の小展望もあり、ベンチの置かれているところもある。又
清和県民の森の古い標識も残っている。狭い石段だけの通路(空中階段)もあるので、
注意したい。再び樹林地帯になると一旦小さく下る。蛙の顎を思わせる岩が右手にある。
一つ尾根を乗り越して下ると、谷の中に入る。左に曲がって少し登ると、分岐点に出る。左は
奥畑への径で、下の台と標識されている。右側は僅かな登りで、高宕観音−高宕山
(奥の院)の尾根筋に出る。尾根筋に出て左南側が高宕山(奥の院)方向だ。
三島ダム駐車場→0.05←バス停三島湖→0.15←石仏の丁字路
前述のような入山経路だとバス下車後、トイレがない。車輌の時は路上駐車だ。そこで三島
ダム駐車場に車輌を停めたい。南へ進んだバス停三島湖のログハウス待合所を左に見た
あと右手に分岐する道路を進む。陸橋上の台(うえのだい)橋で国道を横断する。農家と水田
の中の道路は三島神社の森の西側で丁字路と石仏の覆い屋を見る。以下はバス停宿原から
の経路と同じだ。end
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| 観音堂 |
B奥畑から−関東ふれあいの道
24 ニホンザルと出会うみちの一部 第46図 第53図 第54図
バス停上の台→0.15(0.10新豊英トンネル南側0.05)←バス停奥畑
バス停ロマンの森共和国→0.15(0.05白鳥第一隧道0.05鍵掛橋0.05)←バス停奥畑
バス停奥畑→0.35=0.30←八郎塚分岐→0.10←お茶立て場分岐→0.15←ベンチの
分岐点→0.15←十字路→0.10←高宕山(奥の院)
JR内房線木更津駅又は君津駅下車。粟倉行きバスに乗車に乗車,終点下車。バス便は
少なく事前に時刻を確認すること。粟倉でコミュニティバス粟倉・豊英線に乗り継ぐ。奥畑で
下車。
JR内房線木更津駅下車。東口より急行バス亀田病院行きに乗車。下の台で下車。国道
410号線を南へ進む。又は、ロマンの森共和国で下車。国道410号線を北へ戻る。
バス停奥畑の道路西側曲がり角に関東ふれあいの道の案内看板がある。西へ向かう道路が
やや左に振れた所の右側から山道が始まる。岩を彫った階段で湿潤していることが多いので
気をつけたい。僅か高度を上げるとほとんど水平な径になる。小尾根を乗り越しながら小さく
上下を繰り返す。右山左谷の径の左側が急な斜面の所には柵がある。
ベンチの並ぶところが右手、八郎塚への分岐点で、丁度いい距離の休憩
場所でもある。尾根筋の径になって左右に尾根を巻く道になる。左の藪の中に踏み跡が
あって、最近標識が設置されたところが、お茶立て場・宇藤木・三郡山への分岐だ。右側に
ロープが張られているところは右側の巻き道が崩落のため、通行できなくなっている
ところで、ここは尾根筋を進む。痩せ尾根筋にベンチが二個有る。その北側には左よりへの
踏み跡にもマーキングがあるが、これには入らず右側の濃い踏み跡の方を進む。ジグザグ
登りのあと緩やかな径になり木々の中に小岩が目立つ。最初の小岩の付近から小枝の
少ない所を選んで、踏み跡はないが一番高いところを目指すと、高宕山の三角点に出る。
わずか5分ほどの藪潜りだ。但し、山慣れない人は入らないようにしたい。
左手の山の中にV字型の谷があって、若干木々が開かれている。段径が造られているが、
かなりの急斜面で、白っぽいロープが張られている。急登で高宕山に至る近道だが、
一般的な行動としてはこの径には入らないほうがいい。関東ふれあいの道と書かれた最近の
標識には高宕山近道と書かれている。
岩壁の下を通って枝尾根を乗り越すと、緩い下りで谷の源頭部に出る。このまま下れば、
高宕大滝。左前なら高宕観音、左後なら高宕山(奥の院)に繋がる尾根に取り付く。
ベンチの並ぶ八郎塚への分岐点には複数の案内標識がある。八郎塚は「八良塚」と混在し
ている。「良」は郎の異体字だというが、八郎塚の石祠には郎の字だけが読みとれる。
![]() |
| 奥の院=高宕山の頂上の下。不動明王。 |
C白鳥隧道からお茶立て場へ 第53図 第54図
バス停ロマンの森共和国→0.05←白鳥第一隧道→0.45=0.40←お茶立て場
→0.35←お茶立て場分岐→0.15←ベンチの分岐点→0.15←十字路→0.10←高宕山(奥の院)
JR内房線木更津駅又は君津駅下車。粟倉行きバスに乗車、終点下車。粟倉でコミュニティバ
ス粟倉・豊英線に乗り継ぐ。ロマンの森共和国で下車。
JR内房線木更津駅下車。東口より急行バス亀田病院行きに乗車。ロマンの森共和国で
下車。国道410号線を北へ戻る。白鳥第一隧道の北側で西側に取り付く道路に入る。
粟倉方面から国道を南下、宿原、奥畑と進んで豊英大橋を渡るが、渡りきると白鳥第一
隧道の北側で西側に取り付く道路に入る。
チェーンの張られた未舗装道路で、車で来た時はこれより先には進めない。未舗装道路は
北に向いて進み、左手にポンプ小屋がある。ここから左手の林の中に入る。まっ平らな
林地は急斜面の山に囲まれている。関係者以外立ち入り禁止の小さな立て札の脇から
踏み跡を辿って平地の奥の尾根に取り付く。これは緩いのぼりで高度を上げる。尾根筋の
径がやや細いが確実に繋がっている。左手にまだ苗木の斜面を抜け、痩せ尾根に変わる。
ロマンの森共和国からの騒音が聞こえてくるところを過ぎると、径の刈り込みは徐々に
悪くなるが、踏み跡はしっかりしている。悪場はないので僅かな藪漕ぎ、「草分け」だけで、
ごく緩く高度を上げる。痩せ尾根の鞍部を一箇所越えると根元から幹の分かれたクスノキの
大木を見る。
左手南側の山が高まり、尾根の峠に出る。林業の古くいたんだ蟻谷国有林の看板が
ある。左手南側は尾根を辿って笹郷山・三郡山へ。直進西側は谷状で下り、
お茶立て場の標識はないが、僅か先で左が三郡山方面巻き径、直進は豊岡・宇藤木
(うとうぎ)方面、右側は高宕山方面に分岐している。右北側は左後から径を合流させて、
高宕山方面へ行く。この付近に三又が4箇所、十字路が一箇所あって、そのうち一番関豊
よりの分岐がお茶立て場というところだ。end
![]() |
| 奥の院=高宕山の頂上。赤いシャツ。 |
D宇藤木からお茶立て場へ 第46図 第52図 第53図 第60図 第61図
バス停戸面原ダム→0.15←宇藤木橋北詰め→0.15←八坂神社→0.25=0.20←
豊英方面分岐点→1.10←お茶立て場→0.35←お茶立て場分岐→0.15←
ベンチの分岐点→0.15←十字路→0.10←高宕山(奥の院)
JR内房線上総湊(かずさみなと)駅下車。戸面原(とづらはら)ダム行きバス、金束
(こづか)行きバス乗車、戸面原ダム下車。バス便は少ないが上総湊駅に8時少々過ぎに
着けば2便の利用が可能だ。
富津(ふっつ)市民の森、キャンプ場の看板に従って、左側の道に進む。長川橋を渡った
所を左に折れて橋を渡るのがキャンプ場への径だ。戸逆(とさか)橋を渡ると右手に貸し
ボート屋がある。釣り客用のものだ。右手に宇藤木(うとうぎ)橋を見る。宇藤木の集落で
クランク曲がりすると、八坂神社の前に出る。
ここでは左手へ進んで坂を登る。
右に進んだ場合、露岩のトンネルの先、オーバーハングの岩棚からの滴を浴びた先で
左手の藪の中に急登の踏み跡がある。これは避けたい。旧いガイドではこれを紹介して
いるものがある。
急な坂道を登ると水田と民家が見える。簡易水道施設の後、すぐ右側の東電柱宇藤木
120柱付近、右手の竹藪に開かれた径に入る。細いY字分岐があり右側へ上る。
狭くて細くて急な径だが、すぐに別の径に出る。幅のある踏み跡と交差する。右後は幅こそ
あるが、竹が覆い被さって、やめたほうがいい径だと前述した径だ。左前に進む。径の
脇には水溝が彫られている。右に分岐がありこれへ入る。直進すれば、左下に倉庫を
見るところでスイッチバックして下山する。
左に尾根筋を置く緩い傾斜の登り径は旧くから歩かれてきたようだ。尾根筋に達して
右側が尾根に変わる。この尾根峯山には大日如来と馬頭観音の文字塔が並んでいる。
お手製の標識が取り付けられた分岐に出る。左側は草が多く、蛇に注意との標識がある。
関豊方面への径だ。右側の分岐は下りだが、高宕山への径だ。
少し下ってすぐ、水平の径になり、分岐がある。左が低い登りで薄い踏み跡だ。右側は
山の肩を縫う。マーキングがしつこく付けられていて、右側へ進む。北側の展望が多くなる。
径は小さなピークを右に巻く。「白い岩壁のステップ」に出る。岩肌を覆っていた土が倒木の
根と共に剥げ落ちたところで、右に回り込んで登る。左北側の展望がいい。激しい侵食で
複雑な地形は箱庭を眺めるようだ。志組林道も、右寄りには高宕山の観音堂も奥の院も、
よく見える。
ここからは右側の尾根筋の薄い踏み跡を進む。ピークに達したら、左寄りに下る。林の
中の平地に出て「尾根筋」が無くなるが林の木々の幹にマーキングが取り付けられていて、
これを辿って痩せ尾根に出る。
その右側の尾根筋よりも左の一段低いところには濃い踏み跡が続いている。岩壁の角を
右へ曲がりこむと、水平な径の足元が崩れかけて、狭い「へつり」の径になる。松の根を
かわして痩せ尾根筋に出る。
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| 八坂神社 |
平凡な尾根筋に変わってすぐ岩壁の庇の下に出る。海蝕によるものか、風蝕によるものか
大きな庇になっている。右手に回り込んでこの上に出る。この「白い岩のテラス」を直登しても
いいが、右側に巻き径がある。こののち露岩の痩せ尾根で垂壁の上を歩くところが繰り
返される。喬木の梢が足元の隣に揺れている。崖の下が緑の樹木の枝で、隠されている
のだ。
尾根から右にそれると谷筋に入って登る。右手後方向に三郡山の標識と分岐があるが、
これは少し登った先で刈り込みも悪く倒木もあって通行は困難な径だ。左手に林業の看板が
あって分岐する。少しばかり平地があるので休憩にいい。お茶立て場といわれる場所だが、
そのような標識は無い。
高宕山へはここをそのまま左へ進む。直進すると峠状の十字路に出る。ここにも傷んだ
林業の看板がある。右南側は尾根筋を辿って笹郷山・三郡山へ。直進東側は水平な径で
ロマンの森共和国北側の白鳥隧道へ。左北側は、お茶立て場のからの径を左後から
合流させて、高宕山方面へ行く。
左右から合流した径は尾根の西側を巻いて北へ進む。崩落や、倒木で通行に面倒な
箇所が複数あるが、特に問題は無い。又、尾根径か巻き道か紛らわしいところには
マーキングが取り付けられている。奥畑・高宕山間の八郎塚分岐点よりやや西側に出る。
これまでの径は藪の中に薄い踏み跡がある程度のものだった。左が高宕山、右は奥畑だ。
ここには最近、標識が設置された。高宕山側から入る場合はその標識に従う。 end
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| 高宕山三角点 |
E関豊駅、小倉入口からお茶立て場へ 第46図 第52図 第53図 第60図 第61図
バス停関豊駅またはバス停小倉入口→0.10←野鳥の森入口→0.50=0.45←
宇藤木方面分岐点→1.10←お茶立て場→0.35←お茶立て場分岐→0.15←
ベンチの分岐点→0.15←十字路→0.10←高宕山(奥の院)
JR内房線上総湊駅下車。戸面原ダム行きバス、金束行きバス乗車、関豊駅又は小倉
(こぐら)入口下車。バス便は少ないが上総湊駅に8時少々過ぎに着けば2便の利用が
可能だ。
関豊駅で下車し、東側へ進んで赤い橋で川を渡ると、右手に広い駐車場と左手に高宕
自然動物園がある。ここにはニホンザルが百匹以上飼われている。その赤い橋の手前で
右に曲がると、富津市民の森・野鳥の森の駐車場に出る。ここには小さな公衆トイレがある。
小倉入口下車の時、 道路反対側の斜路に入り、これを登る。陸橋で道路を渡り、民家の
間を抜ける。三叉路の左手は高宕山自然動物園に至る道で、右手には、駐車場がある。
富津市民の森・野鳥の森の駐車場だ。この周囲に限らず野生のサルが多いので注意して
歩こう。
道路を道なりに進むと、左手北側の水田にコンクリートブロックのポンプ小屋がある。
ここには壊れかけた小さな標識がある。左に折れて畦道へ入る。貯水池の前を抜けて、
一本北側の径に移る。左側の尾根筋の分岐には入らない。湧き水の岩場では右に曲がる。
右に他所からの径を合わせて尾根筋の径になる。Y字路では少ないマーキングを確認し
ながら右手を選ぶ。これまでの登りが一息ついたピークの足元には「文化財保ゴ(護)
委員会/天然記念物/境界」の石標がある。この標識は都合二ヶ所ある。目立たない物
だが、このルートでは貴重な標識だ。
植林地帯を抜けると分岐に出る。お手製の標識がある。右側の分岐はこれまでの径より
ずっと歩きやすそうな径で、宇藤木からはこの径で登ってくる。左は下りだが高宕山への
径で、お茶立て場を経て高宕山へ行く。今まで来た径は草が多く、
蛇に注意との標識がある。
以下は「宇藤木からお茶立て場へ」との重複を避ける。end
F芹から石射太郎へ−関東ふれあいの道
25 九十九谷をたどるみちの一部 第51図
第44図 第45図 第46図
バス停環駅→0.30←東大和田分岐→0.10←新田分岐→0.15←田倉橋→0.15←
(諸崩分岐)芹分橋北詰め
バス停粟倉→0.15←バス停平田→0.15←陸橋下付近
バス停植畑根形→0.10←陸橋下付近
陸橋下付近→0.35←新旧道の交差点→0.10←芹分橋北詰め
芹分橋北詰め→0.25←芹→0.10←電気扉→0.10←宇藤原分岐(≒台倉)
→0.30=0.25←石射太郎
JR内房線上総湊駅下車。戸面原ダム行きバス、金束行きバス乗車、環(たまき)駅下車。
バス便は少ないが上総湊駅に8時少々過ぎに着けば2便の利用が可能だ。
国道465号線を粟倉方面、東へ進む。途中、国道から旧道に入り大型車輌の行き交う
危険を避けたい。関東ふれあいの道の腕木型標識で右折して、国道に戻る。芹分
(せりわけ)橋の北詰めから東側の坂道に入る。
JR内房線木更津駅又は君津駅下車。粟倉行きバスに乗車、終点下車。バス便は少なく
事前に時刻を確認すること。粟倉からコミュニティバス粟倉豊英線に乗り継ぐ。植畑根形で
下車。
JR内房線木更津駅下車。東口発の急行バス、亀田病院行きに乗車。東粟倉で下車。
粟倉、東粟倉から国道465号線を上総湊方面に進む。平田のバス停付近では右手に
分岐する近道を通る。陸橋の近くで植畑根形バス停を経る国道と再び合流する。コミュニティ
バスのとき、植畑根形で下車し、国道465号線を上総湊方面へ進む。苗割(なえわり)橋の
更に南側で東へ折れる坂道に入る。芹分橋の北詰めだ。
やや急な斜路をカーブを繰り返して進むが、道路が一旦水平になる7.8鹿野山/2.8
石射太郎の標識のところには左側に展望があり、路肩が広く駐車が可能だ。この付近の
ほかには迷惑無く駐車できる所は少ない。
右側に分岐があり、地蔵の堂がある。直進して下ると、道は左へ曲がる。農家と水田が
展開している。標識があって、右側の細い道路に入る。よその家の玄関の脇を右に曲がる。
適所に標識がある。今し方下ってきた坂の道路が右側逆方向に見える。ブロック塀の下の
径になる。振り返っても、田圃の畔を縫って近道するわけには行かないルートだ。
小さな沢の脇でプラスチックの段々を緩く登り、竹林から杉林になる。径は左へ曲がって
行く。道幅が広がり、傾斜がきつくなって左右に曲がる。上りついたところには、壊れかけた
電気柵の扉がある。左右の尾根筋に踏み跡がある。東側へ尾根筋を辿れば、237.9の
★三等三角点芹に通じる。正面の水平の径には明瞭な径が続いていて、これを南へ進む。9.3/
1.3の標識の箇所には西へ下る分岐があって、これは宇藤原(うとうばら)から高溝方面に
通じる径だ。急な下りでSカーブすると、左手に一軒の廃屋がある。そのまま進むと十字路に
出る。左の径の先には三又の大木が立っていて、電線が延びているがその先はやはり
廃屋だ。台倉だ。直進する径を少し登って進む。
小尾根筋を乗り越すところにはベンチがある。再びベンチがあって、幅広い緩やかな
傾斜の径を登る。この付近が非常に気分のいい径だ。標識のある分岐に出る。左に下れば
高宕第一トンネルの登り口に下るが、直進すれば僅かな距離で石射太郎の前の休憩場所
だ。end
G石射太郎から鹿野山九十九谷展望公園へ 第45図 第46図
石射太郎→0.25=0.30←(台倉≒)宇藤原分岐→0.10←電気扉→0.25←五叉路
→0.10←峠の三叉→0.35←登りの橋→0.40=0.30←桜の大木→0.10←
九十九谷展望公園
関東ふれあいの道 25 九十九谷をたどるみちでは、石射太郎のから一旦芹の集落に
下山し、国道465号線を通って林道鹿野山(かのうざん)線で鹿野山に至る。国道に下らず、
山伝いで鹿野山の九十九谷(くじゅうくたに)展望公園へ行かれる。
芹の集落から石射太郎への尾根筋へ向かうと、電気柵の扉に出会う。猿害防止のものだ
が、破損している。ここから南に進めば石射太郎へ行かれる。
石射太郎の分岐点から尾根径で鹿野山方面を目指すと、電気柵の扉のところから急な
下りになって、芹の集落に下りる。ここまでは「芹から石射太郎へ」との重複を避ける。
電気柵が破損しながら東側の尾根筋に続いている。この北側に並行しながら、刈払い
された踏み跡を辿ると、237.9の★三等三角点芹に出る。TVアンテナが遺棄されている。そ
のままこの尾根筋を進むと、南側に展望のいい痩せ尾根を経て左へそれながらゆっくり下る。
右に分岐があるが、更に左によると崖の上に出る。よく見るとその崖には手掛かり足掛かりが
きちんとあり、わけなく一段下って明瞭な踏み跡に繋がる。緩い下りが急な下りになって峠に
出る。T字路状かと思わせる。まず左に折れる。水平な径が繋がっているが、右後に分岐が
合流していて更に右側の尾根筋にも踏み跡がある。結局は「大」の字と同じ五叉路なのだ。
尾根筋の径で北へ進む。
尾根筋の径は左西側に巻き道を分岐しているが、径が若干薄くなっても尾根筋通しの方を
進む。左巻き径の場合、道筋は緩やかな斜面になり、地図では広葉樹林の記号になって
いる針葉樹林の中で、別の径に取り付いて右に曲がる。
峠の三叉に出る。左側の径は針葉樹林を抜け先程の五叉路からの径と合流して、芹の
集落へ行く。
平田トンネルの上を通り、★三等三角点△182.3苗割を東に巻く。径は緩く下っていく。
Y字型の分岐があるが、ここでは左の下りへ進む。今度は左後から別の径が合流する。田倉
(たぐら)・苗割の径で、少し下ると谷津田に繋がる沢筋に出る。谷の西端に小さな川が流れ、
小幅な水田跡の平地がある。ここでは左に折れて水の流れと共に下る。細い丸太を束ね、
手摺の付いた登りの橋がある。この橋は行く度に良くなっている。橋を登って狭いが確実な
踏み跡を登ると、鹿野山の九十九谷展望公園へ行く。丸太の小橋からは「鹿野山」との
重複を避ける。end
H宇藤原から石射太郎へ(北寄り) 第44図 第51図 第52図 第53図
バス停環駅→0.30←東大和田分岐→0.30←高溝・宇藤原分岐→0.15←
防火水槽のK字路→0.15←電気扉→0.25←尾根筋→0.30=0.25←石射太郎
JR内房線上総湊駅下車。戸面原ダム行きバス、金束行きバス乗車、環駅下車。バス便は
少ないが上総湊駅に8時少々過ぎに着けば2便の利用が可能だ。国道465号線を粟倉
方面、東へ進む。東大和田で右に分岐して高溝・宇藤原(うとうばら)方面へ向かう。右手に
ゴミの金網箱と林道高宕線の標識がある分岐(東電柱236柱)で、左に折れる。Sカーブして
急な坂道を登る。民家と田圃が拡がる山の北側斜面の道路になる。左右に水田や畑、
住宅に繋がる道がたくさん接続しているが道なりに一番広い道路を選んで進む。防火水槽の
K字路では左へ直進し、その後左へ曲がって坂を下り、右へ曲がって更に進むと、左手に
ログハウスを見て右手に水田が広がる。ここで電気柵の扉を通る。この電気柵の扉は実際にも
通電されているので、十分注意の上、開閉し閉鎖すること。
連続Sカーブをした後、小さな沢の左岸から右岸へ渡りなおす。水田か休耕田に出て、
右側から大きく回りこんで山裾へ移る。再び沢の左岸から右岸に渡って、竹薮の脇を登る。
草が覆っている平地に踏み跡を求めて奥へ進むと、杉林に入ろうとする。ここでは右端に
寄って右後に登りの道を求める。草の覆いの無い、割りと幅のある径が取り付いている。
左にカーブしながら登って行く。右に薄い分岐があるが、左の尾根に登る方の径を選ぶ。
痩せ尾根と右巻きの繰り返しで、高度を上げ、広い径に取り付く。鹿野山9.3/石射太郎
1.3の標識がある。右へ折れ、1.3キロで石射太郎だ。end
I宇藤原から石射太郎へ(南寄り)、高宕山へ 第44図 第51図 第52図 第53図
バス停環駅→0.30←東大和田分岐→0.30←高溝・宇藤原分岐→0.15←
防火水槽のK字路→0.10←石塔の峠→0.20←
関東ふれあいの道尾根筋のT字路 関東ふれあいの道尾根筋のT字路→0.15←石射太郎
関東ふれあいの道尾根筋のT字路→0.10←ベンチ→0.35=0.30←十字路付近
→0.10←高宕山(奥の院)
JR内房線上総湊駅下車。戸面原ダム行きバス、金束行きバス乗車、環駅下車。国道
465号線を粟倉方面、東へ進む。東大和田で右に分岐する。東電柱236柱の立つ分岐で、
左へ。防火水槽のK字路では右手、前方へ進む。(ここまでは−宇藤原から石射太郎へ−と
同じ)狭いコンクリート舗装の道路で、数回右手に分岐があるが道成りに進む。舗装道路の
最後は左に下って人家の玄関へ行くが、そこで右側の山道へ入る。杉並木が東風避けの
ように、その家の東側に植わっている。
害獣避けの網の扉の中に入る。登りの径で左手に石塔を見ると、そこが231標高点の南側で
一番高いこの径の峠だ。ゆっくり下る径の左手は網が張られている。電気が流れているので、
触らないこと。左後に分岐のあった先で、狭い尾根になり径は二又になる。右側は尾根筋だが、
こちらには入らない。左側の倒木で径が遮られた脇を抜けて下る方の径へ進む。下り径は続き、
細いロープも垂らされている。急斜面だからではなく、岩の平滑面なので滑り防止だろう。
下り終わるとほとんど水平な尾根径が続く。左右に曖昧な径の分岐があるが、こちらの径の
ほうが広くて明瞭なので迷わない。ピークを左へ巻くところがやや狭いほかは難所などない。
左手に水場がある。左手の山肌からのしみ出る水で湿った溝径を登ると関東ふれあいの
道が、直角に曲がっている所に合流する。
笠石というT字路(厳密にはもうひとつ分岐がある)状のところで、 左手に曲がって少し
登って北へ進めば石射太郎。石射太郎へは0.6と標識にある。
南へ直進すれば高宕山へ行く。end
J宇藤原から高溝を経て、高宕山へ 第44図 第46図 第51図 第52図 第53図
二つ目の沢を渡ってからの径が藪状態で、迷いやすい径なのでお薦めできません。
バス停環駅→0.30←東大和田分岐→0.30←高溝・宇藤原分岐→0.15←浄水場分岐
→0.10←沢横断→0.15←分岐→0.10←沢横断(二俣)→0.25=0.20←白いペンキ
→0.35=0.30←ベンチの北側→0.35=0.30←十字路付近→0.10←高宕山(奥の院)
JR内房線上総湊駅下車。戸面原ダム行きバス、金束行きバス乗車、環駅下車。国道
465号線を粟倉方面、東へ進む。東大和田で右へ分岐する。東電柱236柱の立つ分岐では
右直進へ。曙橋の先、薬師堂の下で径は左にカーブし、Y字路に出るがここは左へ進む。左手に
急坂の道路が分岐しているところは川のトンネルと地図では道路もトンネルだが切開かれて
いるところで、右手に酪農場があり浄水場への分岐がある。ここまでは舗装道路だ。
未舗装道に変わるが水平な道路は左手の川筋に近づき、左岸の川原になる。そのまま
左岸を進むと対岸にコンクリート舗装の斜路が見えるのでこれへ渡る。河床はほとんど平坦で
僅かに靴をぬらす程度だが。増水時期、降雨時はここを限度にして、無理な渡渉をしないこと。
水平な径になると再び未舗装道になる。道路が左に曲がると、チェーンで頑丈に施錠された
ゲートに出る。歩行には問題ない。枝沢の手前で右に曲がって橋を渡るとT字路に出る。細い
右手は腐りかけた細い丸木橋の先でゲートの下へ戻る径だ。左手へ道路を進む。左右どちらも
最近手が入れられたきれいな分岐に出るが、左手へ進む。右側の谷の斜面が浅くなったところで
道路はその沢に突き当たる。ここは沢筋を右へ横断するところなのだが、道路が流されている。
細い踏み跡と残された小枝や露出した根を頼りにこれを渡る。危険はないが難渋の箇所だ。
幸いマーキングが付けられている。このあとは嘘のように平で広い林の中の道路に変わる。
すぐに道路は尽きて右下の沢筋へ急斜面で降りる。沢の二俣の箇所で、その中尾根へ渡る。
水源かん(函)養保全林の看板がある。右よりに幅広い道が見えるが、ここでは「森を守る鳥を
守れ」の標識の脇、直登の踏み跡を辿る。岩を踏んだ径は溝径になって急登すると植林の
平地の中、畔径になる。面白い変化だ。右手が沢への斜面になる狭い巻き径になったところで
左手の狭い踏み跡に入る。左右から低木の枝と葉の被る尾根筋を辿る。踏み跡は狭いながらも
しっかり付いている。小ピーク、岩のピークと小さく上下を繰り返し、尾根筋を忠実に辿る。
右手に巻くところには木々の幹に白いペンキが塗られている。ここには右手南側に下りではあるが
誘い込まれやすい、きれいな枝尾根が分岐している。
朽ちた太い倒木に白テープが巻かれている。ずいぶん前のマーキングなのだろう。松の苗の
目立つピークでは振り返ると赤松が二本立っているのが特徴的で、ここからはもう360度展望が
得られる。特に高宕山の屏風のようにピークの並ぶ様子。岩の壁などが見える。周囲の木々は
低い。尾根径が小ピークにさしかかると右に巻き径があるが、左直登を「頭」に入れて進む。
小さな切り株ある直登の踏み跡に対して右巻き径がある。この巻き径が通じていれば高宕山の
尾根径に近いが、わずか先で崩落している。切り株を踏んで小ピークを直登する。そのピークに
達する直前に右手に下りの踏み跡があり、これへ進む。南よりに向き直っている。崖の上に出る。
東側の数メートル下部にはきれいな岩の尾根径が見えている。足元に気をつけて、「クライミングの
技術」で下る。パーティーならロープの用意があるといい個所だ。
尾根径のわずか南側にはこのピークの南裾を巻く狭い踏み跡入口がある。これは崩落と、
その後密生した草や苗のため通れない。ベンチが二つ並びそのわずか先には標識(石射太郎
1.1/高宕山1.1)がある。
藪が径を狭めていることなど難路であり、お薦めできない。
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K台倉から石射太郎へ 第45図 第46図 第52図
バス停粟倉→0.15←バス停平田→0.15←バス停植畑根形→0.10←バス停植畑上郷
バス停清和中→0.10←バス停東日笠手前の分岐→0.40←
バス停植畑上郷の南側の分岐点
バス停植畑上郷→0.20←台倉の分岐の橋→0.40←関東ふれあいの道鞍部のT字路
→0.30=0.25←石射太郎
植畑上郷のバス停の南側の分岐を右よりにとると東屋がある。舗装道路は関東
ふれあいの道なので、左右に取り付く関係のない枝道には「ここは直進です」と言わんが
ばかりに確実に標識がついている。道路がヘアピンカーブするところには、小さな駐車
スペースがあり、道路の反対側には集落用の簡易水道施設があり、あふれ水を汲むことが
出来る。ここには川の左岸に台倉への道路がついているが、廃道状態である。これへ入る。
山側は高い岩壁で、所々に小さな落石があるが、未舗装道路は十分広い。右手から枝沢が
取り付くところには小橋のあった名残がある。その先も幅広い未舗装道が続く。実際は
右側の山肌からの落石崩落で道路は埋まっているのだが、その土砂が低いので、歩くのに
苦にはならない。径がなくなり河原に下りる。水流自身は左岸の岩の下を
トンネルで流れている。歩くのは旧河道面だ。しかし枝沢や右岸の山肌からの水で
ぬかるんでいる。右岸の道路にあがる。その後は足を濡らすことはない。川のトンネルで、
道路は水平のまま、左岸の径になる。もう一箇所水流が岩の穴に消えたあと、左右に渡り
なおすかと思わせると、左岸のままというところを通る。
水源かん(函)養保全林の標識を見たあと、径は狭く傾斜を強める。小枝や倒木、竹が径を
塞ぐ。竹が多い。古い竹で黒く変色していてもろい。潜り抜けてジグザグ登りする。水平な
ところに登りつくと楽になる。林の中に踏み跡が続いている。白い柱に「私有地につき
立ち入り禁止」の文字がかろうじて読み取れる。大きな家屋の裏手に出て、その屋根を
右手に見ながら回り込んで庭先に下りる。左手に道を辿ると大きな木が門柱のように左右に
立った先で関東ふれあいの道に取り付く。左も右も登りの道になっている。左の石射太郎が
近い。
関東ふれあいの道からこの径に入ると、この民家の付近がわかりにくい。鞍部で東側に
広い道で進むと門柱のように左右に大きな木が立っている。その先で、右よりに進んで
民家の庭先に出る。左手に母屋、右手に付属の小屋が二棟ある。正面には井戸が見える。
右側の二棟の間から進んで井戸の奥、母屋の向こう側へ一段高い位置で巻いていく。
大木のところから右手へ林の中へ踏み跡を辿ればいい。
この民家は空家状態だが、かつては房総自然博物館として、自然保護や研究のための
宿泊に使われたという。そのときの古いパンフが壁に残されている。母屋の裏手には石仏や
石の祠がある。end
![]() |
| 林道志組線終点 |
L関豊駅から志組林道で高宕山へ 第46図 第52図 第53図
バス停関豊駅→0.20←市之沢林道分岐→0.40←林道志組線終点→0.15←
図根杭のピーク→0.20←ベンチの分岐点→0.15←十字路→0.10←
高宕山(奥の院)
JR内房線上総湊駅下車。戸面原ダム行きバス、金束行きバス乗車、関豊駅下車。
バス便は少ないが上総湊駅に8時少々過ぎに着けば2便の利用が可能だ。
東側へ進んで赤い橋(要橋)で川を渡ると、右手に広い駐車場と左手に高宕自然動物園の
入口がある。東へ進む舗装道路は林道志組(しくみ)線で左右に畜舎がある。林道
市之沢線が左に分岐しているが工事中だ。最後の民家を右手に見た先の、廻田沢橋
(まわたざわばし)までアスファルト舗装だ。さらに二つ橋を渡ると北側へ食い込む沢筋の
ために大きく道路は曲がり込む。切り通し部を下ってカーブを繰り返すと林道の終点に着く。
ここまで未舗装とコンクリート舗装の道路だが、途中路面に荒れた所は無く、道幅も広い。
終点は駐車と転回が可能だ。ただ途中の法面防護工事等があったりすると、通行止めに
されるかもしれないが、一般車の乗り入れは可能だ。
![]() |
| 「お洒落な」標識も要所にある。 |
高宕山を案内するお洒落な標識があって、終点の奥から左手に登る。しかし、この桧の
苗木の斜面だけは急すぎて、斜面も滑りやすいので、とりわけ下りの時は僅かな距離だが、
ここだけが難路である。すぐに苗木の尾根筋は緩やかな尾根筋になる。径はマーキングが
細かく取り付けられていて、迷うところは無い。「お洒落な」標識も要所にある。急な斜面には
ロープが結び目付きで張られている。左手にピークを巻くようにマーキングがあるところ、
倒木の枝で通りにくい所がある。小さなピークですぐ上に標識が見えるほどだ。図根の杭と
丸太のベンチがあり、高宕山奥の院の岩壁が見える。人がいれば話が届きそうな距離だ。
小さな鞍部と小さなピークでアップダウンの忙しい尾根筋も、笹で覆われた尾根を登ると
終わりだ。これまでの径はマーキングの種類の見本市だった。もう一度たくさんの
マーキングを右手に見ると、分岐に出る。左北は下りの巻き径で、右東は水平な径だ。
向うから来た時、こちらへ来いとばかりに付けられたものだ。右手の踏み跡はこれまでより
やや細いくらいだが、僅かな時間で関東ふれあいの道の二台ベンチが向かい合うところに
出る。右手に進むと奥畑方面だ。左後へ折り返す方向へ僅かで高宕山に至る。end