トップページ

滝田城址

全般 
 県道富山( とみやま)丸山線258号線の池田大畑(大日山・御殿山)方面から主要地方道
富津(ふっつ)館山線に取り付く付近へと西方向をと眺めますと、西側の山の上部に赤い
屋根のようなものが見えます。滝田(たきだ)城の展望台(塔)です。城址公園として整備
されています。別名、根古屋城ともいわれたそうです。

@南側から 第84図 第85図
 バス停小倉商店前→0.10(0.05)←駐車場登り口→0.20=0.15←櫓台

 JR内房線館山駅下車。平郡(へぐり)車庫行きバス乗車、小倉商店前下車。バス便は少な
く、利用は困難。東京、千葉方面からだと館山より戻る感じになる。
 JR内房線岩井駅から南房総市(旧富山町)営バス、トミーの利用は10時に一便ある。バス停
不寝見(ねずみ)川から平郡車庫発館山行きバスの路線分を約45分南下する。
 小倉商店前のバス停よりさらに南側数分の所から西側へ曲がる。道路改良のため、細い道
路とやや広い道路が西側に取り付き、小公園がある。右手に標識が有って、その後、右、左、
右に曲がるが、いずれもきちんと標識があり、紛らわしいところれはない。この車での道を
辿った場合はこれでおよそ10分だ。
 小倉商店前のバス停よりやや北側の所から西側へ曲がる。急で狭い道路をカーブして
上りついた分岐点には案内の標識が裏向きに着いている。徒歩の時はこの道がいい。およそ
5分だ。
 右手奥にこぎれいで小さなトイレのある駐車場に出る。左手の道路の延長上には、滝田
城址の由緒を書いた看板があり、登り口もある。
 はじめだけがやや急な径だが、すぐに尾根筋に出て、幅のある緩やかな尾根道になる。緩や
かな鞍部を繰り返して、徐々に高くなる。段径になって再び傾斜を増して、肩のピーク
に出る。遠見(とっけん)山だ。小説南総里見八犬伝にまつわる犬と姫の像がある。その
説明板も有るがステンレスに書かれた文字がはがれて、読めなくなっていたが、その後修復
された。その奥に、展望台(塔)がある。鉄骨で骨組みが出来ていて、床と手摺が木製で、
朱色に塗られている。屋根は「もや」だけのものだ。西側の滝田城本丸櫓台方面を除いた
三方に展望がある。山名の読みは(とおみ)ともされ、山は台ともされることがある。
 西側へ浅い鞍部を経てほとんど水平な径が緩く登っている。堀切、土橋という標識があって、
右手にその遺構があって、左へ径が延びているが、右手に急な階段があり、これを登る。
左手の径は宮本城址へ繋がる長い径だ。
 登りきった所はフェンスに囲われた送電鉄塔がある。八幡宮という小さな石の祠があり、
櫓台という標識と、城代一色九郎の居城だったという標識がある。右手北側へ下る径が
延びている。end

A北側から 第84図 第85図
 バス停高月口→0.05←駐車場
 バス停滝田局前→0.05←駐車場
 駐車場→0.15=0.10←主郭=櫓台

 JR内房線館山駅下車。平郡車庫行きバス乗車、バス停滝田郵便局前下車。又はバス停
高月(たかつき)口下車。バス便は少なく、利用は困難。東京、千葉方面からだと館山より戻る
感じになる。
 JR内房線岩井駅からバス、トミーの利用は10時に一便あり、バス停不寝見川から平郡車
庫発館山行きバスの路線分を約40分南下する。
 バス停高月口から西側へ入ったほうが近い。二軒の民家のために北よりと南より
との二本の道があるがどちらでもよく、駐車場入口の看板が見える。未舗装の駐車場と案内
看板がある。
 滝田郵便局の西側が農協の建物で、その北側に細い道路が取り付いている。これを西
へ進む。左右、とりわけ右北側に水田が広がる道路を、道なりに直進する。この道路が正面
の尾根筋に突き当たって右にカーブする手前の左手に、未舗装の駐車場と案内看板がある。
 駐車場の奥に丸太でこさえた階段がある。尾根筋に出て左に曲がって尾根を辿る。土塁、
虎口(こぐち)と曲輪(くるわ)と標識のがあり、径はやや急だ。
 主郭という標識のある広場はもうすでに高く、その先に送電鉄塔が見える。広場の左側を通
り抜けると急な径を僅か登る。鉄塔を取り巻くフェンスがあり、櫓台、城代一色九郎の居城との
標識がある。小さな石の祠は八幡宮のもので急な階段が東へ下っている。
 駐車場の北側には携帯電話のアンテナ施設がある。この脇の斜面から登ると踏み跡が
北東方向に延びている。馬場と呼ばれた東に延びた尾根の先へ緩く上る。尾根の東端部には
ベンチもある。桜の苗木の植えられた尾根筋を西へ進むと、一箇所畑地をかわして、左下に
駐車場奥からの段径が登り着いている。

B宮本城址から滝田城址へ 第83図 第84図 第85図
 旧富浦町大津の宮本城址と旧三芳村の滝田城址は尾根径で繋がっています。宮本城址
からの方向が迷いやすい箇所が多いので、宮本城址から案内します。
 宮本城址→0.10←沢源頭部の分岐→0.10←小石祠の191ピーク→0.35←
溝径のピーク→0.30=0.40←西之谷溜池分岐→0.15←
東電鉄塔147号案内標柱→0.05←滝田城址(櫓台)
 宮本城址山頂の広い平地の肩では、南西側がゆったり展望できる。山頂の中央部には林が
残され、広い平地はドーナッツ状にきれいに刈り払われている。山頂の東端部は幅広く下りの
斜面が切り払われていて、その下に大木ホルトノキがある。その根元の右手から下りの径が
有る。左へ折り返してホルトノキの一段下を東へ進む。右手の谷筋、仲尾沢の支沢の
源頭部で径が崩れている箇所が有る。傾斜は緩いので危険はないが注意は怠れない。この
わずか東側、径が右手にカーブしている箇所の左手に分岐があり、堀割状の地形になって
いる。ここにはこれまでの道が宮本城址だとの標識がある。仲尾沢方面から来た場合、この
分岐で宮本城址方面を案内するものだ。
 左手の山の斜面には白いロープが垂らされている。これはコースの通過とは関係ないものだ。
狭い堀割状の径へ入ると、すぐまた左手に堀割状の地形とロープがあるが、これも無視して
緩やかな傾斜の径を進む。足元には枯葉に隠れてロープが転がっている。この付近からは
滝田城址付近まで「尾根筋を忠実に辿る」と、頭に入れて進みたい。
 左手にベンチを思わせる岩がある。このコースでは珍しい岩石だ。緩い尾根筋を辿ると、
小さなピークに達する。●191標高点のピークで、その東端部に風化した小さな石の祠がある。
北側には梢越しに展望がある。ここから、やや急な上下の尾根筋が連続するこのコースの
核心部になる。
 石祠の脇から急な下りになる。一旦水平になった痩せ尾根は右に寄って背ほどの高さ、丸
まった岩の「フェイス」を下る。ここでは右へ寄ったとき、径がなくなったかと思わせるところで、
枝にマーキングがなければ左側の急斜面に誘われかねない。僅かな高低差だが「三点支持」を
実行して危険を避けたい。このコースで「攀じ登りの技術」が必要なのはこの箇所だけだ。再び
岩を踏むところがあるが、苔を避ければ危険はない。岩を踏む箇所はこの二箇所だけだ。
 再び小ピークを上ったのち、緩く下った肩のピークから急な下りが始まる。この急斜面の
下りの途中、踏み跡が分岐している。正面の急な下りと、右に折れる急な下りとの分岐だ。
ここでは右に折れる。この急な下りのあと狭い鞍部に着くが、再び急な登りになる。このあとも
急な登りを持った小ピークを越えるがいずれも尾根筋を忠実に辿る。
 左手に浅い堀割を持ったピークに達する。この「堀割」は北側へ下る溝状の径だ。この
「溝道のピーク」から尾根筋を東へ辿る。尾根筋は若干笹が多いところも有るが全体緩い
上下になる。南側に巻き径が有って水平に進めそうだが、できるだけ尾根筋を辿る。草木が
蓋って通行不能の巻き径もある。又、倒木が尾根径を塞いでいる箇所では、僅かだが尾根筋を
外れてすぐに尾根筋に戻ること。マテバシイの並木道も進む。
 右手に尾根を置いた狭い径の後、峠状の地形に出る。右手に「三角点行き止り」の標識が
下がっている。★二等三角点宮本△215.2への往復は片道でも1〜2分のものだ。下りの径は
一回左へ折り返して右手に谷の源頭部、左手に山の斜面の径になり、水平な径に変わっていく。
左手の山が途絶えたところには、左手北側への分岐がある。そのまま尾根筋を南東に進んだわ
ずか先、右下にきれいな径が分岐している。これは巻径ではなく、西之谷(にしのやつ)溜池へ
行く径だ。すぐ舗装道路に降りられる径なので、エスケープルートとしての利用が可能だ。
 緩やかなピーク登りの右手に巻き径がある。やや枯葉が多い。この巻き径はずっと倒木が
多い歩きにくい径だが、地形はよく踏み固められて続いている。しかし、尾根筋の踏み跡も
上下が緩やかで、この付近はこの尾根筋がいい。その尾根筋の径も幅広い裸地状の斜面で
右下へ下る。明瞭な径に降りる。右手は先ほど避けた巻き径へ繋がるもので倒木が斜めに径を
塞いでいる。左手は緩いくだりで、こちらへ進むがやはり倒木をかわさねばならない。
ハナミョウガなどが被る径は左へカーブして行くが踏み跡が曖昧になる。行き過ぎると北東側の
崖の上に出てしまう。鞍部の地形で右手へハナミョウガを踏みながら進む。バスタブ状に
掘られた穴がある。たぶん怒田場として利用されているのだろう。この付近、黄色・ピンクの
マーキングがある。東西どちらからもわかりにくい箇所だ。
 痩せ尾根を緩く登ると、笹に囲まれて黄色い東電鉄塔147号案内標柱がある。右手側には
家庭用テレビアンテナの部品とポールが転がっている。その左手は草の薄い小ピークへの
斜面で、これは●149標高点のピークだ。その左側に笹で囲まれた水平路が延びている。
転がっているポールは「通行止め」のサインで、これを跨ぐとピークの右手を巻く径が延びて
いる。これは右へ曲がっていくやや急な下りの溝径だ。エスケープルートとして利用できそうだ。
 東電鉄塔案内標柱147号から左手の笹で囲まれた水平路を進むと、尾根筋を踏み換えて
左側が尾根筋になる。これも痩せ尾根になって再び左手が山になると「堀切」「土橋」の看板と
共に左手にかなり急な擬木の段径が登っている。これを登ると滝田城址の櫓台で頂上だ。
送電鉄塔があり、八幡宮の石祠がある。段径の前を右へ進めば、遠見山という展望台(塔)を
経てトイレのある駐車場へ至る。end

C二つの枝道★と仲尾沢林道 第83図 第84図
 滝田城址と宮本城址を結ぶ径には幾つかの枝道が取り付いていますが、滝田城址寄りの
エスケープルートとして使えそうな二つの径を案内します。

 C−1 送電鉄塔から
  駐車場→0.05←送電鉄塔→0.15=0.10←東電鉄塔147号案内標柱
 駐車場から西之谷トンネル南側出入り口前を経て更に西へ進むと、右手に個人開設の
ギャラリーへの案内標識がある。大きな水槽の脇に東電鉄塔148号案内標柱があり、その僅か
先に鉄塔が見える。道路を右折して脇道から案内標柱に従って進むと僅かで148号鉄塔の
下に出る。ここから狭い切開きの暗い径を上る。やや急な径で、左手に分岐があるのを見
送って更に傾斜を強める。左へ曲がった径は水平になって、尾根筋に達する。右手には笹に
囲われて東電鉄塔147号案内標柱がある。●149標高点のピークで笹を潜る水平路を東へ
進めば滝田城址方面だ。end

 C−2 西之谷溜池から
  駐車場→0.05←送電鉄塔下→0.20←西之谷溜池→0.10←尾根筋
 駐車場から西之谷トンネル南側出入り口前を経て更に西へ進む。右手にギャラリーへの案内
標識、大きな水槽、東電鉄塔148号案内標柱があり、その僅か先に鉄塔が見える。そのまま
道路を西へ進む。東電柱上滝田97柱の脇には右に民家への道路があり、正面と左下へと
向かう道路の分岐がある。正面の緩い上りの道路を進む。アスファルト舗装道路は一回ヘア
ピンカーブをしたのち砂利道に変わる。左右は高い山の崖に囲まれている。右手に平地が
あって斜路が分岐している。西之谷溜池だ。
 道路から右折し、溜池の堰に出る手前、右側に切開けがあり、これを登る。僅かで尾根筋に
登り着く。地理院の地図では尾根筋の破線は道路の崖に達して東へ向いているところだ。
 狭いが刈払いのなされた緩やかな尾根径で、Zカーブするところには右側への分岐があるが
左へ直進する。右手の尾根筋が高くなりかけると滝田城址と宮本城址を結ぶ尾根筋に合流
する。
 そのままの向きで尾根筋を進むと正面に山の斜面を仰いで左右に道が分岐している。
左側の水平路を進むと西之谷溜池からの谷筋の源頭部を廻り込む。一回折り返して峠状の
地形に達する。左手には三角点215.2を案内する標識がある。end

★C−3 仲尾沢林道 西之谷溜池まで
  配水場脇入口→0.05←奥山仲尾沢林道分岐→0.15←東仲尾沢トンネル
→0.15=0.10←西之谷溜池
 尾根伝いに宮本城址から滝田城址へ向かうのはけっこう難儀な「みち」です。その尾根筋と
並行して林道が通っています。
 宮本城址を南から目指して配水場の南側の新道を直進する。バス停仲尾沢の標識を見て
仲尾沢隧道に入る。これを出て左へ水辺に進無と、右側に奥山仲尾沢林道が分岐している。
未舗装道を左へ直進すると最後の民家を後にして沢沿いの道を進む。右岸左岸と変わるが左
へカーブしたところ東仲尾沢トンネルの西側入口が開いている。その南側には歩道も付いてい
る。そのまま未舗装道を進む。左手に堰の土手、右手に舗装道路が分岐している。西之谷溜
池の峠のところだ。直進すれば舗装道路で下って西之谷、滝田城址登り口にいたる。北側溜
池方向へ進めば右側に尾根筋への径が分岐している。end

トップページ