全般 北峰・金比(毘)羅峰 △349.5 南峰・観音峰 ●342
南房総市旧町名とみやま町に対してこの山はとみさんと呼ばれています。海岸から眺めると、
形のいい双耳峰をしています。左手が北峰・金毘羅峰、右手が南峰・観音峰です。特徴的な
形状は周囲からよく判別されます。岩井駅から踏み切りをわたって最初の道を南へ折れると
左手の民家に大ソテツがあります。 県指定天然記念物。岩井のソテツ。雄株で主幹、支幹とも
直立している。樹齢は不明だが、源頼朝が立ち寄った時すでに相当の巨樹になっていたという。
蓮台寺の大イチョウ 北側幹周り3.64m。高さ26m。南側3.68m。高さ25m。樹齢はお
よそ500年。夫婦銀杏とも呼ばれているが、共に雄株だという。
@岩井駅より富山中前から ※第72図 第73図
岩井駅→0.10←福聚院角→0.15←バス停富山中前→0.05←富山中学校正門前
→0.10←伏姫籠穴入口→0.40=0.30←馬の背→0.15=0.10←北峰
伏姫籠穴入口→0.05←伏姫籠穴
JR内房線岩井駅下車。駅構内にはトイレは無く、駅舎に隣接した観光案内所の北側に奇麗
で大きな公衆トイレが併設されてる。駅前から線路に沿って南へ進んで踏切を渡る。しばら
く進むと右手に岩婦(いわぶ)温泉・岩婦湖・桜街道への道がある。右手に、町営無料駐車場が
有り、公衆トイレもある。ここが町営バス富山中前で、北へ左折する。
富山中学校付近から道路は狭くなる。道路は右へ曲がって行く。左手に数台きりの駐車スペ
ースと瓦葺の洒落た公衆トイレがある。伏姫(ふせひめ)籠穴(こもりあな)の入口だ。
門から中に入る。よく整備された公園になっている。階段を登ると、休憩所と小説南総里見八
犬伝の内容に呼応した洞窟とオブジェがある。八角形をしたテラスが広いので、ここでゆっくり
休憩するのにいい。穴の前と、テラスに八犬伝や作者滝沢馬琴についての説明文の看板があ
るが、文字が読みにくくなっていたのは修復された。
狭い舗装道路をそのまま進み、分岐を右へ曲がりカーブを繰り返して若干高度を上げる。舗
装道路の終点には数台の車が停められ、切り返しも可能だ。突き当りには橋がある。なぜ幅
の広い橋があるのか、理解に苦しむ場所だ。
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| 町営無料駐車場が有り、公衆便所もある。ここが町営バス富山中前で、北へ左折する。 |
左手から山道が始まる。階段も切られたかなり急で狭い径だ。この急な段径の途中、右側谷の
斜面に夏草に覆われた細い踏み跡を見つけることができるかもしれない。谷へ緩く下って源流部
の小滝の下まで至る径だ。高い岩壁から落ちる水が浅い滝壷を作っている。左手の山肌から湧
き出る水場の先から傾斜が緩やかになると、南峰と北峰の中間の鞍部「馬の背」に出る。
右手南側には尾根を挟んで二本道がある。その左手東側の道は緩く登って観音峰の仁王門
跡地を経て、福満寺に下る。右よりの径はかつて観音峰に通じていたが、崩壊のため通行止
めになっている。
馬の背から北側へは緩く登って行く。左下に縁結びの杉・ボタンスギの巨木がある。注連縄
でかざられ、神事のとき根元まで行かれるように階段が造られている。樹齢300年以上幹廻
り3.43m・樹高28mという大木で、その葉は普通よりも丸みを帯びているという。
右後下から狭いコンクリート舗装道路が取り付いている。ベンチが並び、東屋があり西側の
展望がいい。トイレもここにある。さらに北側へ緩い階段を登ると、右側に石碑と金比羅神社が
ある。左手には十一州一覧台の石碑が有り、広場の頂上、金毘羅峰・北峰に出る。西側三方
に展望が開け、木製の展望台(塔)も有り、ベンチも並んでいる。展望絵が方向別に描かれて
設置されている。まさに丘の上のピクニック広場になっている。ここの板碑の文字は金比羅と
彫られていた。end
A岩井駅より福満寺から 第72図 第73図
岩井駅→0.10←福聚院角→0.15←バス停富山中前→0.10←バス停宮谷口付近
→0.50=0.40←仁王門跡→0.05←馬の背→0.15=0.10←北峰
JR内房線岩井駅下車。バス「トミー」が10時少々過ぎに(平日休日とも)一便有
る。宮谷口(みやなつぐち)下車。少し西へ戻ると福満寺の入口だ。それ以外の時間では岩井
駅から歩く。福満寺の境内には、かつて境外堂の観音堂の前にあった仁王門と金剛力士像が
台風により損壊し、ここに移されている。本堂の左手には小さな境内社があり、名前が入って
いないが、子安社だという。右手に奇麗なトイレがある。その東側の壁はベンチになっていて、
休憩所でもある。墓地があり、そのための駐車スペースもある。しかし、ハイカーは富山中前
のバス停に面した駐車場を使いたい。
ここからの狭い道路は墓地のかなり先まで舗装された。急な道だ。未舗装になって階段で別の
舗装道路に取り付く。左側から登ってきた道路で、右へ曲がる。急な坂道だが、コンクリートで
舗装されている。道端には合目の標石があり、径が分岐しているが、迷うようなところはない。
水仙畑の脇を抜けると緩い下り道になる。五合目の標石の陰には合戸へ続くらしい径がある。
最初だけまともで、倒木・枝・草などで径が塞がれ、道型に崩れもある径になるので、入らない
ほうがいい。
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| 八角形をしたテラスが広い伏姫籠穴前 |
道の右手の斜面には、まとまった水仙畑が拡がっている。僅か先左手にはベンチの並んだ
狭いながらも広場がある。ここからは急な階段の径になって、ジグザグの折り返しをして登って
いく。
左に仁王門跡の石段と基礎石を見て、観音堂の前庭に上がる。観音堂は仮堂で、その前は
手入れされた花壇になっている。堂周辺はよく手入れされている。堂内には小さな仏像が
安置されている。堂の右手に進むと北側の展望がいい。堂の左寄りに観音石立像の前を抜け、
歌碑の脇から頂上に至る径がある。東屋とベンチ、展望図、アンテナ複数があり、南西よりに
急な階段がある。そのままに西側の径で進むと、崖に穴が穿たれ仏像−多くは頭部がない−が
据えられている。この径は崩壊があり通行禁止の看板でふさがれている
仁王門跡から北へ緩く下って少々で、北峰との中間の鞍部「馬の背」に出る。
西は下って伏姫籠穴前へ至る。
北は登って北峰へ至る。end
B伊予ヶ岳六地蔵登山口から 第74図 第73図
六地蔵登山口→0.20←五叉路→0.10←送電線下→0.05←H字型交差点
→0.30=0.25←馬の背→0.15=0.10←富山北峰
伊予ヶ岳・天神郷から登ると、途中左手に富山への案内標識がある。これを進んで道路に下
り着くと、六地蔵登山口と標識が並んでいる。
標識のある道路の反対西側左へ急な傾斜の草の径を登ると舗装道に出るので右に曲がる。
標識のある箇所から道路を左へ進むと、緩く左にカーブしながら上がっていって、右後の
位置に富山への案内標識があり、ここで右へ折れて僅か登る。右下に六地蔵から急な斜面を
直登した径が見おろせる。
緩い傾斜で上下しながら、西へ進む。左右には山林畑民家が点在し、後に伊予ヶ岳、正面に
富山、左右に遠く山並みという、展望の道路が続く。小さく下って道路はT字路に突き当たる。
左角の斜面に「右折して水車小屋、富山」という標識があり、ここで左折する。変則的な五叉路
で、少し南に進むと左右に別の道路が取り付いている。右手に消防団の倉庫があり、この脇の
道路へ右折する。この径には夏から秋にかけて、ふようの花が咲いている。「双子源平八重」
と呼んでみたい。薄桃色と白色の花びらが八重になって一輪分のホウに付いている。径は右へ
曲がっていき、北向きになる。
見晴らしがよくなると、H字型の交差点に出る。右前には伊予ヶ岳がよく見える。ここでは左
後ろ方向に取り付く道へ入る。左前方向が伊予ヶ岳と案内している標識があるが、これは「水車・
吉井大井戸」へ立ち寄った場合のルートを案内しているものだ。
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| 福満寺仁王門 |
南へ向いた道路は高度を上げて右へ曲がって西へ進む。上空に送電線の線の走っていると
ころで右へ曲がる。左右の緑濃いマサキの垣根の中は蜜柑畑で右手に地区の集会場のある
先で、右手の林の中へ入る分岐で右へ進む。ここには案内標識がある。無かったら見落とし
かねないところだ。植林の中のやや暗い細い道で、右側の岩の塊が穿たれて、石仏が安置さ
れている。左右にカーブして傾斜を強め、高度を上げる。富山の南峰と北峰をつなぐ径の中間
の鞍部「馬の背」でベンチとトイレの並んでいるところに登り着く。
富山北峰は僅か北側だ。
送電線が上空に走っている分岐点は南側バス停白井商店前からの道が近い。富山東側か
らの登山はこちらからでもいい。
バス停白井商店前=米沢口→0.05←春日神社参道→0.10←送電線下→0.05←
H字型交差点→0.30=0.25←馬の背→0.15=0.10←富山北峰
C伊予ヶ岳の道から吉井大井戸・水車小屋を経て富山へ 第74図 第73図
富山と伊予ヶ岳を結ぶ道は、大井戸を見る、やや遠回りの道が標識されている。そのため、
二箇所の分岐点ではまごつきかねないので注意したい。
六地蔵登山口→0.20←五叉路→0.10←吉井大井戸・水車小屋のT字路→0.10←
折り返し型の三又→0.10←H字型交差点→0.30=0.25←馬の背→0.15=0.10←
富山北峰
伊予ヶ岳から富山を目指して展望の道路を西へ進む。小さく下って道路はT字路に突き当た
る。左角の斜面に「右折して水車小屋、富山」という標識があり、ここで右折する。左折すると、
富山への近道になる。別の径が接続していて変則的な五叉路といいかえてもいいところだ。
道はすぐにセンターラインのある広い道路に変わる。新道工事が進行中なので、今後かなり様
子が変わることになる。吉井橋がかかっているが、川らしいものは無い。大井戸の案内看板が
橋の西詰め北側にあり、下へ降りる階段がつけられている。橋の下には小さな祠があり、神様
がまつられている。この橋の下が富山の伏流水の噴出地点で、水槽とポンプ小屋などがあ
る。そのまま北西側に歩道が付けられていて、桜並木を抜けて東屋を経る。水車小屋の前に
出る。水車で石臼を回す装置が中にある。
この公園を出て、右に曲がると、下田(しただ)橋を経て井野のバス停のある県道に出る。
公園から左へ曲がるとT字路に出る。新道の工事でこの交差点は、ずれた十字路になるは
ずだ。一番南よりの旧道に入る。周囲は蜜柑畑で、秋にはみかん狩りが営業される。左手へ
いくつか道が取り付いているが、右側にログハウスの休憩所を持った売店の先の左手分岐に
富山への標識がある。左へ曲がると更に左へ曲がり込みながら斜面の道路を進む。みかん畑
越しに左手に伊予ヶ岳が望める。注意して歩けば、電柱・電線の無い景色が見られる。右手に
標識があり、二又になっている。左手下にも道がありH型の交差点になっている。左側は五叉
路を左へ曲がって進んできた道で、ここでは右側へ分岐を登る。
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| 富山南峰観音堂=観音峰 |
南へ向いた道は高度を上げて右へ曲がって西へ進む。その後都合二回分岐を右へ曲がり、
植林の中のやや暗い細い道へ入る。左右にカーブして高度を上げて、富山の南峰と北峰をつ
なぐ径のベンチとトイレの並んでいるところに登りつく。end
D−1道の駅富楽里と伏姫籠穴尾根径
岩井駅→0.25←道の駅富楽里→0.05←県道右折東電柱二部245柱→0.05←
尾根径の登り口→0.40=0.35←尾根筋の分岐点→0.10=0.15←伏姫籠穴
→0.05←伏姫籠穴入口
尾根径の登り口→0.10←富山中学校正門前→0.10←伏姫籠穴入口
JR岩井駅から道の駅富楽里(ふらり)までは国道、県道を歩いて行けばいいのだが、狭い歩
道で排気ガスを吸うよりは、できるだけ早くこれを避けたい。駅西側の国道を北へ進み、JAの
建物を見て、その敷地の北側で右東へ曲がる。水田が広がり、富山が正面に見える。水田の
真中の交差点、東電柱二部286柱で、左折して北へ向かうのが一番いい。県道に突き当たる
頃には右手に道の駅富楽里の特徴的な建物が見える。県道に突き当たって右折する。
高速道路・富津館山道路が
2007年7月に富浦ICまで開通した。南房総市(旧富山町)には富山PAが設置され、これに先
立ってハイウェイオアシス富楽里、
道の駅富楽里が高架の南西側に開設された。鋸南富山ICから側道で、又国道から
県道に入ってここに来られる。広い駐車場と食堂、売店、トイレがある。売店は地元物産品
だけではないので、調達の追加も出来る。
県道を東へ進んで高速の高架を潜り、東電柱二部245柱のところで右折して狭い道路へ
入る。南へ向き直って、右手には高速道の高架越しに小さな観音山の台形が頂上にアンテナを
一本、建てているのが見える。小さな川を渡って道なりに進んで左側の尾根の先端部に着く。
富山の案内看板と伏姫籠穴への標識がある。富山北峰から繋がる尾根の最西端の北側で、
斜面に段径が設置されている。やや急な登り僅かで、尾根筋に変わる。整備前に付けられた
マーキングが周囲の樹木の幹に残っている。ごく小さなピークにはもう壊れた石の祠がある。
風化と破損で石屑に変わりかけている。その先には、紛らわしいところでもないが標識がある。
この径は急な登りと小ピーク、ゆるい下りと鞍部を繰り返して、高度を上げる。最初の鞍部だけ
は木立が無いために、草が覆っていて、刈払いとの兼ね合いではやや通りにくいかも知れな
い。測量の都合なのか、小ピークのいくつかはコンクリートで均されている。急登の後のピーク
では僅かな高度なのにもう三方に素晴らしい展望が得られる。枝先をかわして注意して見れば
鋸山(のこぎりやま)のロープウェイの山頂駅・無残に山肌を傷めた有料道路が見られる。
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| 南峰にある東屋 |
ステンレスの鎖がプラスチックの柱に張り渡されて、柵になっている。もう一度、急登の小ピー
クを登るとその先に標識がある。今までの尾根筋の径は、まだ東へ急な下りで続いているが、
ここで右へ折れて下る。急な下りだが段径が設置されている。シイの木の付近からはやや傾斜
を緩める。コンクリートで均された平地に出る。左手は伏姫籠穴の谷で、その延長には三本の
アンテナを持った南峰・観音峰の頂上が見える。
これまでの尾根筋の急な下り径は終わり、左手に下って斜面を縫うジグザグ径になる。古い
鉄柱とチェーンが張られている。左手に小ぶりの五輪塔の置かれた小さな洞窟を見て、更に下
ると、伏姫籠穴の前に出る。八角形をした広いテラスがあり、休憩にはちょうどいい。
尾根の先端部の登り口から、そのまま道路を南へ進むと、尾根の先端が平地に変わる
ところを進む。右手の高速道が、更に西側の山の東斜面を削り、市部堰の溜め池の外れを
橋で渡るのを見て、左に曲がる。富山中学のグランドに出て南へ右折する。
学校正門前で左折すれば、伏姫籠穴前を経由して富山へ。右折すれば駐車場と公衆
トイレの並ぶ県道バス停富山中前に至る。end
D−2伏姫籠穴上部から北峰(金毘羅峰)へ
岩井駅→0.25←バス停富山中前→0.05←富山中学校正門前→0.10←伏姫籠穴入口
→0.05←伏姫籠穴→0.15=0.10←尾根筋の分岐点
岩井駅→0.25←道の駅富楽里→0.05←県道右折東電柱二部245柱→0.05←
尾根径の登り口→0.40=0.35←尾根筋の分岐点
尾根径の登り口→0.10←富山中学校正門前→0.10←伏姫籠穴入口
尾根筋の分岐点→0.25←265ピーク→0.40=0.35←北峰
伏姫籠穴の北側に連なる尾根の分岐点までは前項参照のこと。この尾根径は「難路」
なので、山慣れしていない人は足を運ばないこと。
尾根筋の分岐点に立つ立派な標識は道の駅富楽里と伏姫籠穴を案内している。ここから
東へ一歩進んだところには地籍調査の杭が並んでいる。この先、この杭と図根点、筆界基準
杭を辿りながら、尾根筋に出来るだけ忠実に進むことになる。下りからはじめ、狭い痩せ
尾根を進む。早速、岩のピークを南側に巻く。右下にはもっと楽な巻き径が有るように
見えるが、それらには進まず、尾根とは背丈ほど以上は下がらない位置の踏み跡を辿る。
落ち着いた幅の広い鞍部に出ると、正面の尾根筋に対して北側にも南側にも水平な巻き径が
ある。しかし、正面の下草の少ない急斜面を辿ると、白いロープが垂らされ、更に急傾斜の径を
登って小ピークに登り着く。踏み跡を外れた左手の草の中には図根三角点の白い標柱が
立っている。次のピークに差し掛かると周囲には竹が増える。竹のピークの後の緩い鞍部では
左側に薄い分岐があるが右側の濃い踏み後のほうへ進む。
黄色とアルミの白い杭の日本が小幅に離れて並んだピークでは、必ず休憩したい。杭の一つ
筆界基準からは9005の数字が読める●265ピークだ。正面の緩い下りの径がルートのように
思われるが、右側に赤青黄色いくつものマーキングが取り付けられている。左側の踏み跡より
急な斜面で踏み固めの甘い踏み跡が下っている。マーキングの中には「富山」の文字も
読める。このピークでは右側へ下る。このコースでは唯一、道を間違えやすいところだ。下り
着いた岩の左側を抜けるところでは、左後から別径が下ってきて合流する。ここは逆コースの
ときは、尾根筋を外した緩い上りのこの踏み跡に誘われやすい。左側の尾根筋直登は
踏み跡が薄いので進みにくいので注意が必要だ。その径で進んだときも、別の尾根筋に
達したところで左へ向き直り頂部を目指せばいい。
痩せ尾根の径、岩の下で小さく巻く径、再び図根三角点の白い柱、意外と大きい倒木のため
尾根筋を巻く箇所、2回のロープ登りを経る。4回目のロープの箇所ではそのロープが何本も
連続して、尾根の肩に出る。幅広い尾根筋で梢の先にはもう展望台(塔)の上部が見える。
コンクリートブロックの擁壁は直登できないので、その下を右に廻り込んで進むと、シャガを
踏まざるを得ないが、北峰山頂広場の入口に出る。左側の先が広場で展望台(塔)が見える。
右側には十一州一覧台の石塔がある。径を挟んだ向い側には紀元二千六百年記念の碑が
あり、その脇の踏み跡を辿ると石碑が並び、その先に三角点もある。金毘羅神社の社の裏に
該当する位置だ。
E高崎公園 第72図
僅かな山登りで東京湾を挟んだ素晴らしい展望が得られます。
E−1 大橋から
岩井駅→0.10←大橋→0.10←ガード下→0.05←高崎公園駐車場→0.05←分岐点
→0.20=0.15←急段上のピーク
JR内房線岩井駅下車。西へ進んで国道を南へ進む。市部の交差点を更に直進する。意外と
大きな郊外型の店舗が左右にある。大橋で川を渡った先で左手に分岐する道へ入る。
大橋の南側で、そのまま国道を進むと僅か先で左手に高崎山を案内する標識がある。左折
するとすぐに民宿と公民館の並ぶ変則的な十字路に出る。ここで右折する。
民宿と公民館が並ぶところで道は左右に振れるが、左右の取り付きに惑わされず、道なりに
進むする。内房線のガードをくぐったところで右折する。ここには標識がある。
高崎公園駐車場と看板された無料駐車場から、道路はコンクリート舗装ながら狭いものに
なる。傾斜を強めると右上だった線路は右下に変わり、距離も置く。ビワの棚畑が現われる。
右下に現われた狭い段道は漁協付近から上がって来た径だ。左後ろに神社(浜下で奉賛して
いる天満社)への道が取り付く。道は直進しているが、左への段径があって、標識がある。
(これらの接続点は接近している)
![]() |
| 馬の背にあボタンスギの巨木 |
左へ向き直っての径を僅か登って、展望台に着く。ベンチが並び、東屋がある。海側の展望が
いい。展望の図もある。岩井海岸の浮島から東京湾対岸、久里浜、城ヶ島、伊豆半島、箱根、
富士、南アルプス。石の祠が三つ並び、説明看板がある。雨宮社といい、御祭神がかかれて
いた。高(雨+品+龍)神(かたおかみ)、天富命、闇(雨+品+龍)神(くらおかみ)の三柱だ。
傍らのシイの大木はご神木で、その裏手に段径が延びている。(相当する漢字が
このソフトでは出力されないので、ご容赦願いたい。三文字縦に並べて頂きたい)
段径でその上の段々の地形に導かれる。桜の苗木と水仙の棚だ。しかしこの径は草の
斜面を登るようになる。ご神木の裏手で、目の前の段径ではなく、更に右手の外れへ水平に
進むと、この棚の右手端を段径で上がる丸太が並ぶ。これはピークまで伸びている。ピークに
はベンチテーブルのセットが一台ある。僅かな高さの差で梢が高く、海側への展望はない。
径は尾根筋で緩く下り、緩く登って続いている。再びベンチのあったところには、展望が
ある。この尾根筋での一番高いところと思われるところには、それを示すようなものは無いが
120メートル強だ。緩く下った先で再び少し登ると、急な下りを目の前にした小ピークになる。end
E−2 北小浦から
岩井駅→0.10←大橋→0.15←岩井漁協前→0.05←北小浦→0.15=0.10←
急段上のピーク
JR内房線岩井駅下車。西へ進んで国道を南へ進む。市部の交差点、大型店舗の並ぶ大橋
付近。バス停岩井魚協前と進む。左手に標識があって二本の細い径が取り付いている。
国道とほとんど並行している方の径を進み、民宿の先で左に曲がる。行きすぎると小浦漁港
入口の信号のところで国道に出てしまう。
小浦漁港入口の信号のところで左手の、民宿の看板の方が目立つ狭い道路に入る。僅か
進んで、その民宿まで進まない手前で、右へ曲がる。
コンクリート舗装の細い道には荷運び用のモノレールがある。すぐこれを右下に見送って
高度を上げ、径は左にそれる。水平な径もすぐに急な段径に取り付く。丸太の段の幅の
中央には頑丈な白いパイプの手摺がある。尾根筋を直登する急な径だ。
登りついたピークからはベンチテーブルのあるピークまでなだらかな尾根径だ。end
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| 富山北峰金比羅峰にある展望台(塔) |
E−3 岩井漁協前から
岩井駅→0.10←大橋→0.15←岩井漁協前→0.05←分岐点→0.20=0.15←
急段上のピーク
JR内房線岩井駅下車。西へ進んで国道を南へ進む。市部の交差点、大型店舗の並ぶ
大橋付近。バス停岩井魚協前。更に少し進んで、左手に細い道がある。東電柱高崎281柱の
ところだ。入ってすぐに狭い道を右へ曲がる。すぐに石段の径になって線路の前に出る。
板が転がっているだけの踏み切りだ。線路の向こう側には並行して左右に径があるが左へ
進む。線路からそれて高度を上げる。もう左側には岩井海岸と浮島などが見え始める。
狭いコンクリート舗装道に取り付く。右へ曲がると、すぐ左手に社への分岐がある。そのまま
直進して左手に丸太の段径が分岐していて、高崎公園の標識がある。三つの分岐点は
接近している。end
F原田山林道−原田山さわやか街道 第72図
岩井駅→0.25←バス停富山中前→0.15←岩婦湖→0.25←原田山隧道西側のT字路
→0.15←ガ−ド→0.10←大橋→0.10←岩井駅
JR内房線岩井駅下車。西へ進んで国道を南へ進む。二部の交差点で東へ進む。高速
道路をくぐった先に右側に岩婦温泉への案内標識がある。車を駐車させるにはここの僅か
先が駐車場で、バス停富山中前だ。
岩婦温泉=岩婦湖の方向へ進む。道路の左上に東屋がある。登ると堰の上になり、水面が
見える。道路は西へ曲がって行く。右下には駐車場とトイレが見える。岩婦湖の西の外れには
もう一軒の温泉旅館があり、原田山林道の標識がある。道路が鋭く左へカーブするところには
この道を原田山さわやか街道と表示する絵地図がある。この付近から原田山隧道西側の
T字路まで、沿線の全てが桜並木のように書かれている。実際は断続的だ。三ヶ所ある
トンネルには照明が無い。真中の原田山トンネルは全長が250メートル弱だが、車の通行に
備えて、安全確保のため懐中電灯の点灯が望ましい。
原田山隧道西側のT字路は右折する。ここからは下り道になる。左右にビワ畑が点在する。
ガードの手前の左手には高崎公園の案内標識がある。end
G木ノ根峠 ○156 ●171 第72図
岩井駅→0.10←大橋→0.10←ガード下→0.05←高崎公園駐車場
→0.20=0.15←木ノ根峠
JR内房線岩井駅下車。国道を南へ進む。大橋の南側、僅か先で左手に高崎公園を
案内する標識がある。左折するとすぐに民宿と公民館の並ぶ変則的な十字路に出、
右折する。内房線のガードをくぐったところで右折する。ここには標識がある。
高崎公園駐車場と看板された無料駐車場の手前を左折する。または、そのまま線路
沿いに進んで山裾で左へ曲がると右手に墓地とお堂がある。湯浴堂で小さいながら参詣者
用の手洗いもある。硫黄混じりの水が出たところから、これを入浴に供したという場所だ。
道路は左へ曲がって駐車場手前から来た道路と合流して右折する。周囲は果樹園で狭い
コンクリート舗装の道路には左右に分岐があるが、道なりに進む。
谷の地形になって果樹園を横切る手前、左山沿いに未舗装道が分岐していて、これに入る。
幅が3メートルほどあるべき道だが、左側からの山崩れ、中央の水径の為にシダで覆われて、
狭い踏み跡になっている。径の傾斜がゆるくなると、意外と広い道幅がある。左側の木立が
薄れると展望がよくなり、峠に出る。
鋸山から岩井海岸など展望がいい。古い石仏が並んでいる。一本松跡という標識があり、
やや南寄りには丹生(にゅう)への案内標識もある。1段高いところには真言種子石塔もある。
茶屋跡という標識もある。
東へ進むと巻き道でピークをかわして小さな溜池に出る。鞍部に出ると
左側果樹園の斜面で素晴らしい展望があり、ベンチもある。尾根筋で急登すると、小
ピークでそこにもベンチがある。見飽きない展望が眼下に広がる。この付近の山はここの
農家のもののようで、尾根筋には踏み跡が造られベンチがあり、更に東に続いている。
二箇所目のベンチで展望を楽しんで戻るのが、いいようだ。溜池の付近では北側へ下る
径に誘われないようにしないと峠−一本松跡に戻れない。
一本松跡の東側、種子石塔の裏側の小ピークから、南へ下る尾根筋が続いている。
途中右手の街道と接近した後も更に尾根筋の径は続く。171ピークでは東西延びる薄い
踏み跡で西へ進むこと。幅広い尾根筋の西側に径がある。
一本松跡の南側、丹生への標識に従うと、尾根筋の西側をほとんど水平な道で南へ進む。
切り通しを越えた先も左手が山肌だ。幅広い尾根筋の広場の脇を通るとき、疎林の向うの
盛り上がりが171ピークだ。展望はない。
明治19年に木ノ根隧道が開通するまでは、冨山町岩井村と富浦町八束村を結ぶ重要な
街道だったという。end
H南無谷越え
(北側) 第72図
岩井駅→0.10←大橋→0.15←岩井漁港前→0.05←北小浦→0.05←
バス停小浦(小浦漁港)→0.10←国道横断(高崎隧道北側) →0.15=0.10←
南無谷(なむや)峠
南房総市旧富山町のバス停小浦は漁港の前で折り返す。僅か北側へ戻ったところ
で東側の一段高い道路を南へ進むのがわかりやすい。更に東側の崖の上には国道
が見える。小浦隧道の前で登りついた国道を横断する。狭い未舗装道路を
進むとT字路で右折する。この付近まで岩井方面から国道で来た場合は隧道の手前で
「右側T字路」の道路標識のところで左折する。
モノレールの始点があり、傾斜している未舗装道路はモノレールと共に左へ分岐して
いる。レールに沿って階段を登るとすぐにコンクリート道が左折していて、これへ入る。
この径もすぐ山径にかわるが、その取り付きが最近の崩壊で通りにくくなっている。マ
ーキングに従って乗り越す。右手に仏像の浮き彫りのある墓石の前を抜けると歩きやす
い落ち葉の径は尾根筋に出て左折する。草で覆われた細い径にかわり、マーキング
が取り付けられている。右手下からレールがあがってきていてこれを横断する。再び落
ち葉の溝径になるが、今度はレールが頭上を横断している。ここが南無谷峠で南側に
はソテツ畑が有り、足元はコンクリート舗装道になってゆるく下っている。end
★I要害山 第72図
道の駅富楽里=ハイウェイオアシス富楽里から南を見ると頂上にアンテナを置いた小さ
な山があります。東側は高速道路が抉っています。
I−1 南側から
岩井駅→0.10←福聚院角→0.10←十字路竹ノ内152柱直進
→0.15=0.10←東峰頂上→0.05←西峰頂上
岩井駅→0.10←福聚院角→0.15←松尾神社
岩井駅から南へ進み踏み切りを渡り福聚院の手前の角を左折する。そのまま直進すれ
ば天満神社の脇から裏側を進んで松尾神社に至る。福聚院の北側から右に分岐すると、
水田越しに観音山の南斜面が見える。その右よりの中腹に白地と赤い帯の物が見える。
これを目指して進む。富楽里から直進してくる道路が工事中だ。畑と住宅地の中を抜ける
斜路は左へ曲がって、白地と赤い帯の水道施設の所に出る。未舗装道が北へ登っている。
右左に細い分岐があるが直進し、右へカーブしたのち再び左へ急登すると一級基準点と鉄
塔の建つ東峰に至る。藪を西へ進めば疎林に径を覆われた尾根筋で西峰に至る。
I−2 北側から
富楽里→0.05←県道右折東電柱二部245柱→0.05←尾根径の登り口の十字路
→0.05←松尾神社→0.15=0.10←西峰頂上→0.05←東峰頂上
富楽里から北側の県道を右折し、再び右折すると富山北峰につながる西尾根の先端部の
十字路に出る。ここは右折して高速道路を潜ると松尾神社に出る。神社参道より僅か西側
に切開きがある。かなり急なもので測量のために人が入った程度のものだ。測量のピンク
のテープを見ながら急登すると下生えの少ない尾根筋になる。急なのには変わりない。西峰
にも地籍の杭がある。左東へ尾根筋を辿れば鉄塔のたつ東尾根に至る。
この径は西峰までの径が急なので利用しないほうがいい。End
J天満山 第72図 第64図
岩井駅→0.10←蓮台寺→0.15←自然の家入口→0.05←同事務所→0.10←
尾根筋→0.35=0.30←東峰 →0.05←三角点
入山にあたっては必ず事務所に立ち寄って入山届をして、入山の許可を受けてください。
岩井駅から国道を北に進んでバス停久枝(くし)海岸入口で左折する。河沢橋(かわざわ)
橋を渡ると、蓮台寺に突き当たる。ここにはイチョウの大木がある。参道の奥、本堂の手前
に鳥居の柱の如く立っている。右折して北へ進む。広い観光駐車場が複数箇所あり、広い
道路に出て西へ進む。「少年の家」海水浴用通用口の更に西側に門がある。練馬区立岩井
少年自然の家だ。広い構内道路を東へ進んだところに事務所がある。必ず立ち寄って入山
届をし、許可を得る。当然、下山の挨拶も欠かせない。
事務所の北側に未舗装道路遊歩道の入口があって、緩い斜面が西へ向かっている。東へ
折り返して天満神社奥宮記念碑と石祠がある。遊歩道はまだ続く。内田氏の著書によれば、
この付近に登山口があるというが下生えに隠されて見えない。
東側の山とを結ぶ尾根の直ぐ下を進む遊歩道が大きく下る所、左手に細い踏み跡が複数
尾根筋に向かっている。「いのししに注意」の看板と鳴子をぶら下げた綱が張られている。こ
れに入ると直ぐ尾根筋に達する。尾根筋には踏み跡が東西に続いていて、これを西へ辿る。
細い竹が密生し、南側から枯れた竹が倒れて径を塞いでいてとても通行できない。北側の斜
面を西側への谷へ向かう踏み跡で下る。幅広く降水を集める谷の底部の水平な部分でこれを
渡り、対岸からは溝径で再び尾根筋に接近する。
頂上の尾根筋は東端で北へ延びていて、これに取り付き南への急登をする。右へ折れて
西へ緩やかな尾根を進む。その端部には岩が散らかっていて、ここに石祠があったのではと
思わせる。北向きにやや高くなる尾根筋があってそちらへ進むと、琴平神社と読める文字が
台輪に刻まれた石祠がある。その先に壊れかけた石祠があり、その先には竹の切開きがあ
って三角点の標石がある。End