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大演習林・柚ノ木歩道

全般 
 東京大学千葉演習林は君津市と天津小湊町(2005年2月、合併して鴨川市になりました)に
またがる2,170ヘクタールの演習林です。森林、林業に関しての教育、研究が行われていま
す。関東ふれあいの道以外の演習林内の立ち入りは許可制になっています。一般公開が、4
月の半ばの土日二日間、11月の末と12月の初頭に4、5日間、新緑と紅葉の時期を選んで
実施されています。折木沢(おりきさわ)、黒滝から猪ノ川林道へ、地蔵峠から柚ノ木歩道へ入
林できます。前者は一般向けコースとしての往復コースです。両者を通して健脚向けコースとし
て、地蔵峠から更に三石山(みついしやま)または元清澄山(もときよすみやま)へも抜けられ
ます。
 一般公開に合わせて入林する時でも、各種の制約がつきますので十分注意したい。前もって
公開日を問い合わせる。平日の9時から5時までの間に電話するか、ホームぺージにアクセス
すること。当日の入林は午前9時から午後4時までで、柚の木歩道については更に早い時間
に締め切られます。悪天時には公開が見合わせられることもあります。
 @入林に際して記帳をすること。
 Aインストラクターの注意指示事項に従うこと。
 B駐車場は全然無い。
 C自転車-オートバイも乗り入れ禁止である。
 D公開にあわせて各所にトイレが仮設される。
 E林内は禁煙である。
 Fお弁当広場として、休憩箇所が指定されている。当然、ゴミは持ち帰りだ。
 G林道、歩道以外のところに立ち入らないこと。
 H動植物を取らないこと。
林内の各所にパネルが掲げられ、動植物の生態についての解説などがなされています。イン
ストラクターから研究成果や演習林のことなどが説明してもらえます。激しく侵食された沢筋の
奇観と林相(新緑-紅葉)とが楽しめます。
 東大演習林の周囲の尾根筋はハイキングコースになっています。これらには、アルファ
ベットに数字を加えた境界石が50メートルまたは100メートルおきに埋設されていますの
で、よい目印になります。但し、径は細かいピークを左右に巻きますが、標識は尾根筋に忠実
に埋設されていますので、その違いだけは承知しておきたいものです。

東京大学千葉演習林 黒滝ゲート 秋の一般公開

@猪ノ川、黒滝ゲートから地蔵峠へ    第20図  第27図
  上総亀山駅上総亀山駅→0.10←坂畑公民館十字路→0.05←坂下橋→0.10←
長崎十字路→0.20←猪峯橋→0.05←オートキャンプ場分岐→0.05←林道加勢線分岐
→0.15←黒滝の先のゲート←0.30→柚ノ木歩道入口←0.25=0.20→地蔵峠ゲート

 JR内房線木更津駅乗り換え、久留里(くるり)線終点、上総亀山駅下車。駅から線路に並行
している一本向こう側の国道465号線に出て右折する。藤林(ふじばやし)トンネルをくぐって
直進する。坂下橋を渡ると道路は南へ向き直る。長崎十字路を直進する。ここにはバス停が
あるが、便数は少ないので全コース徒歩で計画したい。亀山湖南岸のこの付近までにある、
よその公園の駐車場を利用して、駅から歩くのとと同じくらい歩くことで計画すれば、車輌の駐
車場に不自由は無い。亀山湖畔には各所に公園があり、駐車場と公衆トイレが設置されてい
る。この先には、わずかな駐車場しかない。車輌による接近は遠慮したい。
 キャンプ場への分岐や貸しボート店の脇を抜ける。このボート店の駐車場にはトイレがあ
る。すぐ先が折木沢橋だ。亀山湖に流れ込む小櫃川の曲部に掛けられた割りと長い橋で、湖
岸とも河岸とも言いがたい成層の岩肌が見られる。猪峯(いのみね)橋の先にはオートキャン
プ場への分岐が左側にある。また更にもう一つ先にも林道の分岐がやはり左側にある。車が
これ以上先で、転回できるところは無い。公開時はこの付近に東大で用意した車で、あえて車
輌通行止めの標示ををしている。その先にゲートがある。職員及びボランティアが、折木沢方
面からの見学者の記帳を受け付けている。素掘りのトンネルを潜り抜けると、右手の川に滝
が見える。黒滝だ。川幅一杯、黒い岩肌に水流が広がっている。角度がいま少しよくないの
と、けっこう木々が多いので、そんなによくは見えない。この先に再び東大のゲートがある。普
段は関係者しか入らないだけあって、こざっぱりとしたきれいなコースになっている。右岸の道が
川回しやトンネルで左岸に変わる。左岸の時、右側の山の裾に用水路が見られる。かなり上
流で川の水を引き、小さなトンネルやU字溝を思わせる形に砂岩を穿ったものだ。他の地方で
はそう見られないものだが、房総では各所で見られる。

東大演習林 川のトンネルと「道路の」トンネル 

 径にも川にもトンネルがあって、これが並ぶ。他所ではなかなか見られない奇妙な景色が見
られる。河床の下刻の様子も奇麗な水を通してよく見られる。お弁当広場に指定されているの
は河岸への段差が斜面になっているところで、その河原に下りたところだ。
 左岸の径の途中に記帳所が設けられ、地蔵峠方面からの入林者が記帳する。猪ノ川林道
はまだまだ続いているが、一般公開ではここまでで、往復して帰るか、柚ノ木歩道へ入ること
になる。
 柚ノ木歩道は登りの山道で、「二段試験林」があり林内の小分岐が所々にあるが、濃い踏み
跡から分かれて、右に分岐すべきところには標識がある。これを登る。径は痩せ尾根をまじえ
た尾根筋の径になる。小ピークには巻き道があって、右手の谷越しの尾根筋には逆方向に進
む人影が見えるかもしれない。深い侵食の谷を挟んで尾根筋が曲がりくねっているので、部分
的には逆方向になってしまうからだ。地蔵峠には職員がいて、ここからの入場者に挨拶をして
いる。時間外、公開日以外のゲートは閉ざされている。
 地蔵峠から左南側は元清澄山へ。右北側は三石山へ。三石山から元清澄山のコース案内
は(元清澄山A三石山から地蔵峠を経て)へ。end

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 道路のトンネルが隧道なら,川のトンネルは隧川、隧河、隧水。こんな言葉はない。川洞も
ない。川のトンネルは房総丘陵では珍しくない。