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養老渓谷

全般 
 市原市と大多喜町の境界にまたがって渓谷と温泉街があります。養老渓谷駅に近い
市町村境、中瀬渓谷と、その南の老川周辺。高滝という粟又の滝・
養老の滝の前にも温泉があり、渓谷美を堪能するコースもあります。

@夕木台 奥養老キャンプ場 中瀬渓谷。養老温泉郷。  第15図
 養老渓谷駅→0.10←宝衛橋南詰め→0.10←白鳥橋への分岐→0.10←
出世観音裏参道入口→0.05←蔵玉林道Y字分岐→0.25←
バンガロー村西側道路駐車場→0.05←林道塚越線始点→0.10←共栄橋→0.20←
バス停観音橋入口→0.05←バス停吊橋入口→0.15←丁字路右折→0.10←
宝衛橋南詰め→0.10←養老渓谷駅
 温泉街観音橋→0.20←(出世観音経由)出世観音裏参道入口
(バス停吊橋入口から養老渓谷駅までは房総ふれあいの道 渓谷と滝のみちの一部です)
 共栄橋→0.05←バス停弘文洞入口→0.10←温泉街観音橋南

夕木台駐車場入口

 JR内房線五井(ごい)駅乗り換え、小湊(こみなと)鉄道養老渓谷駅下車。小湊鉄道で
往復を考えた場合、五井駅までの乗車券で小湊鉄道のホームへ移動し、階段下の事務所で
往復乗車券を求めると、かなり安くなる。又、五井駅から乗車の時、乗車券を求めないで、
駅員のいる改札からその旨を話して無札で入場してもいい。小湊鉄道車内では車掌が
マメに回って来るので車内で求める。運転本数が少ないので、往復とも充分気を
付ける。
 養老渓谷駅は失礼ながら駅舎より隣接している公衆トイレのほうが、格段に立派な
建物だ。駅構内及び外からも利用できるのは嬉しい。駅から線路沿いに細い径を南へ進み、
踏切を渡る。右折して線路に沿って北へ向き直ると、分岐がある。
 分岐を右の直進の道で進む道路は又左折して、渓谷橋へ行く道だ。
 分岐を左へ曲がると下りの道になり宝衛橋を渡る。右上にかなりの高度差をもって、
渓谷橋が見上げられる。すぐY字型分岐があって、左の道を選ぶ。ここには更に左手に
急傾斜のコンクリート舗装の細い径で白鳥橋への近道も取り付いている。その先には
白鳥橋への分岐がある。ここはそのまま左よりの道を直進する。
 緩い傾斜で登る道はカーブして左へ曲がる直前の左手に熊野神社がある。その参道
右手には地蔵菩薩の石像があり、神社境内を目指すと六地蔵像が右手にあって、階段を
登って社殿の前に至る。カーブの先、右手に市営無料駐車場夕木台(ゆうぎだい)駐車場が
ある。その奥に大木を切って、四角に仕上げたようなデザインの公衆トイレがある。
 その先、右カーブのところには、左手に出世観音への近道がある。裏手から観音堂へ出る
道だ。道路はY字分岐になる。右手の舗装道路は蔵玉(くらだま)林道に変わって黄和田畑
(きわだはた)、坂畑、途中分岐して大福山、石尊山などへ行く道路だ。左手にある下りの
道へ入る。バンガロー村の案内標識が随所にあって、水田の脇の道から大きな看板を
見て、一登りすると養老渓谷バンガロー村に入る。管理棟・炊事場・トイレ・バンガローが
並ぶ。川が大きく蛇行する半島状の平地の緩い斜面がよく整備されている。
 これを通り抜けて小さな川を渡ると道路に出る。共栄橋と筒森(つつもり)を結ぶ道路で、
ここにはバンガロー村の有料駐車場があり、道路を左折する。塚越(つかごし)隧道を潜ると
水田と民家が現われる。右手には林道塚越線が取り付いている。左にカーブすると共栄橋の
左岸の袂に出る。
 共栄橋を渡り、連続していて中間がどこかわかりにくい二つのトンネルを抜けると、
主要地方道81号線で、温泉街の南よりに出る。バス停弘文洞入口で、左折すると、
芸術的な公衆トイレがあり、温泉街を通って観音橋方面へ至る。
 共栄橋の左岸には下流へ向かう遊歩道がある。中瀬渓谷といい、途中飛び石で、右岸
左岸と渡り直す。右岸の径のとき、対岸に弘文洞「跡」を見る。嘉永年間(1848〜1854)に
水月寺の和尚と塚越の人たちが耕地拡大をめざし支流蕪来川を短絡させるために掘った川
トンネルがどんどん大きくなり、昭和54年5月集中豪雨の時に上部が崩落して、今日見る
ような、左右に高い断崖の河岸になったものだ。すぐ北側、左岸の崖の上に旧河道の合流
点があり、その付近を落合淵というそうだ。言い換えれば支流との合流点の淵というわけだ。
 再び右岸に上って河岸を離れると、温泉街の中央に出る。左折するとすぐ左手に赤い
観音橋の欄干が見える。この橋で左岸へ渡った後の観音堂までの径は付け替えられ、幅の
広い緩やかな径になった。道路の方は、日帰り入浴の営業もしている温泉旅館を左右に
見ながら北へ進む。
 バス停吊橋入口が売店食堂の並ぶ中にある。右手には公衆便所がある。このまま主要
地方道を養老渓谷駅まで進んでもいいが、左へ曲がる。白鳥橋で渓谷を眺めたのち、道路は
蛇行する。水田の脇を抜ける近道をしてもいいが、そのまま進んで丁字路の突き当たりを
右折する。宝衛橋を渡って駅へ戻る。このコースは房総ふれあいの道 渓谷と滝のみちの
一部である。end

A小田代浅間山 ●229    第15図 第16図
 バス停弘文洞入口→0.10←左折箇所(東電柱小田代柱150)及び(東電柱小田代柱148)
→0.10←痩せ尾根→0.10←小田代浅間山

 養老渓谷駅から県道に出て、これを南東に進むと市原市、大多喜町の境界付近から
温泉街になる。又、駅から宝衛橋、白鳥橋を経て県道に出ると、温泉街になる。
 出世観音の赤い橋と中瀬渓谷への入口が右側にある。洒落たデザインの公衆トイレ、
中瀬渓谷の南側の入口になるバス停弘文洞入口を通る。左手には東屋が有り、その奥に
この付近の案内看板がある。ここが旧道の入口で、これまでの道路より狭い道でカーブを
繰り返しながら坂を登る。
 小さな切通し状の地形の先、左手に水田が有り、左後に更に急な道がある。東電柱
小田代(こただい)150柱の付近だ。防火水槽の脇を右へカーブする。右南側は水田が
低い位置に見える。民家の脇を抜ける径は支線柱を見て畑の先、左へ分岐する。左へ
分岐する径の内、手前は墓地への径で、奥の一段高いところで左へ分岐する径に入る。
左に墓石を覗く位置で、右へ曲がる。林を抜け小さな畑の脇を通る。尾根径が下りの
溝径を過ぎると左側が幅広い沢になっている。径は痩せ尾根の径になる。
 東電柱小田代(こただい)150柱の先左手に水田があり、その先に未舗装道路があって、
新しいコンクリートの崖面が見える。東電柱小田代148柱の付近だ。ここの未舗装道路に
入ると、倉庫が一棟ある。右手のフェンスは溜池有馬池で、これがガードレールにかわる。
左手の山が切れて沢になっていて、これへ入る。左側の山肌には大小の崩落があって、
倒木もある。左側に枝沢の合流があり、この左岸の細い踏み跡へ入る。沢筋は拡がって踏み
跡は曖昧になるが斜面は緩くなる。尾根筋に出ると左右に明瞭な踏み跡があり、右へ曲がると
径は痩せ尾根になる。
 尾根筋には大多喜町の測量の杭が並んでいる。径はかなり右へそれる。尾根先で左へ
曲がって溝径になる。朽ちて貫のない白木の鳥居が尾根筋にある。尾根筋の反対側には
小ぶりの石祠もある。鳥居を潜ってかなり急な尾根径を登るとすぐ小ピークに出て右へ
折れる。小枝をかわして右側が展望できる。
 頂上には二柱の石祠がある。手前は山神宮、奥は浅間神社。いずれも明瞭な文字が
読める。尾根筋の北側は急斜面の下、ゴルフ場がある。北側へはもう少し先まで、緩い
下りの尾根径が続いている。end

B安場山 ○170 第15図
 バス停弘文洞入口→0.10←小田代登り口左折箇所→0.05←日枝神社分岐
→0.05←老川交差点→0.10←熊野神社→0.05←安場山

 養老渓谷駅から県道に出て、これを南東に進むと市原市、大多喜町の境界付近から
温泉街になる。又、駅から宝衛橋、白鳥橋を経て県道に出ると、温泉街になる。
 右側には出世観音の赤い橋、中瀬渓谷への入口、洒落たデザインの公衆トイレ、
中瀬渓谷の南側の入口になるバス停弘文洞入口がある。左手には東屋が有り、その奥に
この付近の案内看板がある。ここが旧道の入口で、これまでの道路より狭い道でカーブを
繰り返しながら坂を登る。小田代浅間山への登り口になる水田付近を過ぎると、バス停
葛藤坂、次に小田代がある。この付近、季節が合えば八重桜が目を奪う。その僅か先に
房総ふれあいの道の案内標識がある。左側の道0.2kmが日枝神社だ。そこにはシイの
大木が二本ある。
 日枝神社の表参道の石段の脇にシイの大木がある。高さは25メートル、樹齢はおよそ
千年だという。社殿の裏、右手に下る径があって、用水溝を左へ進む、すぐ左手の石段を
登って、庚申像の前に出る。この脇に二本目の木がある。
 老川(おいかわ)小学校の前からカーブして下ると、国道との交差点に出る。交差点の
正面は粟又の滝方面へ行く県道で、右折する。温泉旅館の看板に誘われるように左折し、
簡易郵便局の前から老川を渡る。右側の道路は公衆トイレの前を抜けて、国道とのK字路に
出る。左側の道路は左右に山の緑しかない道で、アスファルト面が若干、苔蒸している。この
道を進んでT字路には房総ふれあいの道の案内標識がある。右手は国道のK字路。左手へ
折れ、坂道を登る。
 坂道が水平になると右手に熊野神社がある。鳥居の額の文字が奇麗だ。クロガネモチの
木が教育委員会指定の天然記念物指定だという石柱もある。これは昭和14年県指定の
天然記念物をいうのだが、枯死のため41年に指定解除されたものだ。こざっぱりと手入れ
された境内だ。神社の社務所は大田代(おおただい)生活改善センターとの看板もある集会
場で、その広い庇は休憩にちょうどいい。
 社殿の裏側右手にシャガに覆われた径がある。倒木や竹などで歩きにくいが、これを
かわして緩い斜面を進む。急登の溝径になると、大き目の孟宗竹が径も周囲も覆う。安場
(あんば)山の頂上には大杉神社と彫られた石札が納められた祠がある。end

粟又の滝 滑滝状です

C粟又渓谷遊歩道から原の台   第16図
 バス停粟又橋→0.05←バス停粟又の滝(入口)→0.35(遊歩道経由)←小沢又の滝
→0.10←バス停原の台→0.15(県道経由)←バス停粟又の滝(入口)
 (吊り橋入口、老川から原の台を経由して県道を粟又の滝まで行く道は房総ふれあいの道
 渓谷と滝のみちの一部です)

 JR内房線五井駅乗り換え、小湊鉄道養老渓谷駅下車。バス粟又(あわまた)行き、
粟又の滝又は粟又橋下車。休日の午前中に接続のいい便が一本あるだけで、その他には
便はあっても利用は不能だ。上総中野下車。又はJR外房線大原駅乗り換え。いすみ鉄道
上総中野駅、下車。列車もバスも、便が少なく、利用には
充分な時間配分を計画すること。休日にはここから粟又を往復するバス便がありこれが
利用できる。
 バス停粟又の橋の南詰めには有料ながら町営駐車場が有り、牡蠣殻を使って汚水処理を
するという奇麗な公衆トイレもある。ここまで行くと滝の上流から水流が眺められる。水流の
中央に島になった「とんがり」が見える。バス停粟又の滝の前にある狭くて急な降り口で
下ってもいいが、温泉ホテルの向い、やや北寄りに、緩い斜路の幅の広い遊歩道が
つくられたので、遠回りでもこちらを利用したい。右岸に下りて、上流に向き直ると高滝=
粟又の滝が幅の広い滑滝(なめたき)を見せている。ここは飛び石で左岸に渡る。左岸からも
滝の下部に近づける。
 左岸に造られた遊歩道は深いU字型の谷底より高く、蛇行する川を北へ進む。
河床では地層の斜め断面が見られる。また河岸では今も激しい侵食に伴う崩壊が進んで
いる。途中に2箇所、避難口が設定されていて、急な増水による直線的な水位の上昇に
対して備えられている。避難口案内の標識が完備しているが、途中に取り付く小さな滝の
標識は少ない。千代の滝、万代の滝、昇龍の滝、深沢の滝。下流へ進むと右岸に渡る
ところが出てくる。左岸の道はその先で行き止まりになっているので、そこで右岸へ渡り、
斜路を登る。このコースは増水時の通行はさけたい。又、好天時でも遊歩道の路面が
濡れている箇所もある。
 小沢又(こざわまた・こざまた)の滝が私有地にあり、食堂売店の中を抜けて見学できる
よう遊歩道が整備され、回遊できる。予約すれば宿泊も露天風呂も利用できる。
 これを抜けると「つつじの花」の水月寺の裏手に出る。道の突き当りを左折すれば、寺の
表参道に出られる。表の県道に出て、僅か南へ進むと、バス停原の台=町営小沢又
駐車場に出る。駐車場は有料で、ここには公衆トイレもある。
 県道を南へ進むと粟又の滝の展望台があり、売店がある。道路のカーブ地点の先から、
左手南側遠方に滝の全景が眺められる。ここの売店の脇から川筋に下る踏み跡があり、
下ると第二避難口の向いの右岸に下りられる。このコースは房総ふれあいの道 
粟又の滝遊歩道である。
 小沢又に近い左岸の遊歩道の行き止まりは、更に北へ老川付近まで遊歩道の延長が
計画されている。面白(おもじろ)渓谷遊歩道という予定で、将来が楽しみなところだ。
 バス停粟又の滝の前にある降り口から滝へ下ると、滝見苑の
バーベキュー場の小屋の前を通る。ここには川の右岸を上流へ進む径が、左手に分岐して
いる。進めば滑滝の岩の上から島になった「とんがり」の根元や、上流の滑床へも歩けるが、
慣れない人には薦められない。又、バーベキュー場の下にある鉄骨階段が改修されたが、
その下の岩の階段は狭くて急で湿潤もしているので、注意したい。
 U字型の谷底より僅かに高く左岸に作られた遊歩道は、その後、渇水時の水流面より
小1メートル高い歩道へと整備が進んだので、足元の濡れなどの心配なく歩かれる。
 水月寺の表参道から、表の県道に出なくとも町営小沢又駐車場へ行かれるように、小道が
付けられたので、ここに駐車した場合、県道に出なくともよくなった。end

粟又の滝 落ち口にある川中島

D庚申山 ●294  第22図 
 山頂には庚申像があります。古いものですが、風化は進んでおらず、怖いような顔が
見られます。
 バス停粟又橋→0.05←バス停粟又→0.10←東電柱宇ノ部394柱左折
→0.25=0.20←庚申山→0.05←林道→0.15←舗装道
(小田代4.4/清澄寺バス停8.3)

 JR内房線五井駅乗り換え、小湊鉄道養老渓谷駅下車。バス粟又(あわまた)行き、粟又
下車。上総中野下車。又はJR外房線大原駅乗り換え。いすみ鉄道上総中野駅、下車。
休日にはここから粟又を往復するバス便がありこれが利用できる。
 バス停粟又の橋の南詰めには町営駐車場ときれいな公衆トイレがある。
更に県道を南へ進むとバスの終点粟又になる。行き止まりの表示のある右側へ曲がる。
かつて酒屋があったが、廃業した。道路は右手水田越しに壁龕と仏像を眺めながら右へ
緩くカーブする。賀茂神社と額に書かれた鳥居の加茂神社が右側にある。参道内は
青年館がなくなった以上に敷地にゆとりがあり、駐車は可能だ。
 左にカーブした道路は小さな十字路に出る。右角には不動尊のお堂があり、右折の径は
粟又の滝の遊歩道の第一避難口に通じている。この辻を直進すると、左手に二又が
分岐する。東電柱宇ノ部394柱のところだ。この二又のわずか手前、左手の山の崖の中に
登り口がある。
 やや急な溝径を登る。左右に分岐があるが左手の山を巻く径を選ぶ。テレビアンテナが
脇にあり、細い尾根筋の径になる。径が竹で覆われているのを抜けると、植林の中の径に
なる。左手に小ピークを置く巻き径は溝径で倒木があっても頭上になる。最初のピークを
直登で進むと、大日如来像が三体並んでいるピークを通る。径は南側の鞍部で合流する。
左に低い尾根筋を置く径が、尾根を踏みかえるところ、赤く塗られた杭がある。312の数字が
明瞭に読み取れる。
 十字路状に分岐がある。右側西へ尾根筋を登るとわずかで、庚申像の前に出る。三猿、
邪鬼、鶏、ユーモラスでもあり怖いようでもある顔は、口元がはっきりしている。頭上は蛇、
左右に日月もある。わずか先のほうがやや高い庚申山の頂上だ。展望はない。
 南へ植林の中、広い径を下ると、やはり狭い踏み跡になる。左手の尾根筋には岩の盛り
上がりが僅かにある。小さな分岐で左尾根筋を選んで進むと、草の茂みを突いて未舗装道に
出る。右に曲がると舗装道路に出る。老川と麻綿原を結ぶ道路の中ほどで、国有林の
看板が目立つ。房総ふれあいの道の標識があり、小田代4.4、清澄寺バス停8.3と
彫られている。御嶽山●341と●310の中間だ。

E仁王山 △314.6 第16図 第17図 第23図 第24図
 E−1 宇野辺から
 バス停粟又橋→0.05←バス停粟又→0.20←(→0.10←西分岐丁字路→0.10←)
県道宇野辺分岐→0.10←分岐東電柱宇ノ部247柱右折→0.10←切り通し(庚申像の峠)
→0.10←仁王山

 JR内房線五井駅乗り換え、小湊鉄道養老渓谷駅下車。バス粟又(あわまた)行き、粟又
下車。上総中野下車。又はJR外房線大原駅乗り換え。いすみ鉄道上総中野駅、下車。
休日にはここから粟又を往復するバス便がありこれが利用できる。
 バス停粟又の橋の南詰めには町営駐車場ときれいな公衆トイレがある。
更に県道を南へ進むとバスの終点粟又になる。道路が左へカーブすると、以前はオート
キャンプ場、今は入浴施設ごりやくの湯がある。道路がSカーブするところ、左右に水田が
ある。県道から宇野辺集落へいく入口だが明確な標識はない。東電柱宇ノ部136柱がある。
 集落の道を進むと右への分岐(東電柱宇ノ部247柱)があり、ここで右折する。道なりに
直進した場合、赤い鳥居が左手にある。山神社で、宇野辺集会場が並んでいる。この周囲は
敷地にゆとりがあり、行事がなければ駐車は可能だ。
 右手に別荘が並ぶところで右手の未舗装道に入る。右へ曲がっていき、廃屋状態の民家の
前に出る。その左手、杉の林と広葉樹の生え分かれのところに踏み跡があり、これに入る。
径は谷の肩で左右に分岐しているので右へ入る。左側が緩い谷、右側が低い尾根で境界
見出標175号を見つける頃には踏み跡が明瞭になる。二又があり、右側へ進む。切り通し
状の峠に出る。二体の石像がある。風化の進行していない一体は青面金剛像(庚申像)だ。
ここから径は下りかける。
 緩く下った尾根径は狭い尾根筋の径でほとんど水平に進む。少し上りかけた左手の土手に
境界標三八六補一と境界見出標387−1の並ぶ分岐を右手へ進む。水平になった径は
左に水平な巻き径、正面に踏み跡の薄い直登路の分岐に出る。急な登りの正面、上部に
赤い境界見出標を確認して登ると384標のある肩のピークで、右手の先に仁王山の三等
三角点がある。尾根筋はそのまま延びてはいるが、すぐ下っている。周囲に展望はない。
 「正面に踏み跡の薄い直登路の分岐」では左の巻き径を進むと、383標識の広い鞍部に
出る。右手のピークへゆるい斜面を登ると三角点の脇に出る。又、正面のゆるい斜面を
登ると南側のピークに出る。いずれも展望はない。
 粟又橋から養老川右岸の道路が宇野辺まで繋がっている地形図の表現は誤りで、宇野辺
集落に近いところの枝沢で、道路は途切れている。
 宇野辺です。宇の部とか宇ノ部とか出てきますが、ここでは誤りや錯誤ではありません。
 ごりやくの湯の駐車場の奥には食堂があり、その庭に入る。養老川を仮橋で渡って、粟又橋
からの右岸の道路に出る。「川廻しの滝」といって、この付近に取り付く支流の水を用水路に導
いたトンネル部が一部顔を出して滝状に水を落としている。涸れていることもある。右岸の道路
は未舗装でグランドゴルフ場を右に見る。この咲きに最近再発見されて、遊歩道が整備された
金神(こんじん)の滝がある。支流の滝で高さは約35メートルもある。水量は少ないが立派な
滝だ。前述の枝沢がその滝の流れだ。この滝の落ち口の先で、シャガに埋もれた道路はガー
ドパイプで尽きている。ごりやくの湯から滝までは片道で10分以上見込みたい。途中の案内標
識や道の整備は不十分だ。

 E−2 バス停弓木神社前から
 上総中野駅→0.20←(三条入口南)万葉ロード入口→0.10←田代滝入口→0.10←
バス停弓木神社前→0.35=0.30←トンネル南分岐→0.15←仁王山

 上総中野駅から県道177号線を進んで、バス停弓木神社前を目指して南へ進む。県道の
西側に鳥居が目立つ。社殿の裏手の山道へ入る。溝径にかわり、左右から枯れた竹が径に
かぶり始める。左右の竹林からの「がぶり」が通行を妨げるようになった時は、溝径左右の
土手の上に登ってしまったほうが歩きやすい。尾根径になると●255ピークを東へ巻く。
尾根径は右後からの合流がある。低いピークを西へ巻く径が繰り返される。●262のピークの
西を下ると、左後からの合流がある。そのすぐあとの鞍部では東側尾根を踏み替える径、
右後ろからの径などが合流する「トンネルのピーク」の南側の分岐点に出る。
 南側の尾根筋に並行した径二本の内、ゆるく上る尾根筋に近い方の
径を進む。一箇所、径の決壊があるが、危険なことなく越えられる。左手の尾根を一旦
右側に替えるが、左手尾根のまま、境界標三八六補一が右手の土手状の尾根にある
分岐点で左折する。ここからは登りわずかで、仁王山の383標識のある広い鞍部に出る。
前後のピークが別名を二つ山というにふさわしい。

 E−3 バス停弓木寺下から
 上総中野駅→0.20←(三条入口南)万葉ロード入口→0.10←田代滝入口→0.10←
バス停弓木神社前→0.20←バス停弓木寺下→0.25=0.20←トンネル南分岐
→0.15←仁王山

 上総中野駅から県道177号線を進んで、バス停弓木寺下を目指して南へ進む。バス停から
右折してゆるく下る。無名の橋を渡り、右手に天満宮を見る。直進して、東電柱弓木153柱
付近で道は民家の私道に変わりかける。左手の水田に挟まれた道へ進む。小川を板橋で
渡り、害獣避け金網の扉を抜ける。
 金網に沿って左右に道があるが左へ進む。有刺鉄線も混じっているので、滑りやすい足元と
覆い被さってくる枝蔓とに気をつけたい。金網の一番高いところ、竹林になるところで、
この金網と離れて右側の山径へ入る。左山、右谷の地形のままゆるく登っていく。●262
ピークのところで左尾根に穿たれたトンネルを潜る。
 トンネルの先では径が分岐しているが、右側の水平路を進む。右手の盛り上がりが●262
ピークで、その南へ延びた尾根の脇を水平に進み、切り通しで尾根の西側に出る。北側にも
径がある。南側の尾根筋に並行した径二本の内、ゆるく上る尾根筋に近いほうの
径を進む。境界標三八六補一が右手の土手状の尾根にある分岐点で左折する。登り
わずかで、仁王山に近い広い鞍部に出る。

F石尊代山 ○310 第23図
 バス停粟又橋→0.05←バス停粟又→0.20←(→0.10←西分岐丁字路→0.10←)
県道宇野辺分岐→0.10←分岐東電柱宇ノ部247柱右折→0.10←切り通し(庚申像の峠)
→0.10←石尊代山

 町営駐車場のあるバス停粟又の橋を更に県道を南へ進むとバスの終点粟又になる。
道路がSカーブするところ、左右に水田がある。県道から宇野辺集落へいく入口で、東電柱
宇ノ部136柱がある。右への分岐(東電柱宇ノ部247柱)があり、これに入る。右手に別荘の
並ぶところで右手の未舗装道に入る。右へ曲がっていき、廃屋
状態の民家の前に出る。その左手、杉の林と広葉樹の生え分かれのところに踏み跡があり、
これに入る。径は谷の肩で左右に分岐しているので右へ入る。左側が緩い谷、右側が低い
尾根で境界見出し標175号を見つける頃には踏み跡が明瞭になる。二又があり、右側へ
進む。切り通し状の峠に出る。二体の石像が手前にある。この石像が背負っている尾根の
手前を尾根に並行して右手西へ進む平地に入る。杉林、枯葉のなかに境界見出し標がある。
●312ピークを巻く為に右に曲がるが、右手が谷の始まりの地形の時、赤い塗装で境界
見出標182がある。更に直進して、境界見出標185の脇を抜けてゆるい傾斜の尾根筋を
進む。小塚の上に傾いた石祠がある。屋根の唐破風に食い込む形で菊型の丸い紋が
見える。
 南側、北側の尾根筋には踏み跡がありそうだが、入らない方がよさそうだ。
 境界見出標182の所にある東よりの小ピークは●312のピークだ。薄い踏み跡が
縦断している。仁王山への径の「切り通し」付近で合流しているが、紛らわしいので、
進まないほうがいい。end

G登樓塚山 ●250   第16図 第22図
 バス停原の台→0.20=0.15←富士山→0.15←登樓塚山

 バス停原の台から狭い舗装道路を東へ進むと、道は小さくクランク曲がりする。二軒の
農家の間から水田へ下るように未舗装道を下る。害獣避けの網戸を開閉すると川の左岸に
出る。左右ともに川のトンネルが見える。右手上流の川トンネルの脇にある分岐から、その
上へ登る。やや急な径だが、すぐ杉の林の平地に出る。右前から左へと幅の広い未舗装道が
あって、これを横断して尾根径を辿る。左や右に紛らわしい分岐があるが、尾根筋を忠実に
登ると祠の前の平地に出る。赤い屋根の棟木の大きな着色セメント製の祠だ。
 この富士山(ふじやま)の真北には尾根筋が緩くつながっている。境界杭と見出標が尾根
筋にあり、この尾根筋を辿る。幅広い尾根筋の時こそ踏み跡から大きく離れない
ように注意したい。
 大木の目立つ小ピークを経て、左に巻き径、正面は踏み跡の薄い尾根筋になった時、この
尾根筋を登る。355標のピークが●250で、北東方向と西に尾根筋がある。西の方向へ
進むと、わずかで狭い尾根筋にかわる。右手に一段登ると小さな祠が木の根元にある。
 登樓塚(とろうづか)山の北側は幅のある緩やかな傾斜が下っていて、「イ」の字型で別の
径に取り付く。取り付いた径は共に下っている。北へ下る幅広い径は植林の中で消える。
森林浴なら、二つ目の痩せ尾根付近までで戻ろう。左後の径は十字路に出る。この十字路を
左へ上れば頂上に戻るが、右折、直進とも西側の植林の中で紛らわしくなるので進まないこと。
 「左巻き、正面尾根筋」の分岐で左巻き径を進むと、踏み跡は幾本もあるようで曖昧だが
正しく進むと、右手に●250ピークの岩壁の
下を通り、別の径に合流する。右へ登って数歩で十字路に出る。右側は急な尾根筋登りで
祠の前に出る。直進は緩やかに登って北側の「イ」の字の分岐点に出で、右折すればわずか
登って祠の前だ。end

H二十三夜山 第16図 第22図
 H−1 富士山を経由して
 バス停原の台→0.20=0.15←富士山→0.15←二十三夜山

 バス停原の台から舗装道路を東へ進む。広い未舗装道を横断して、富士山を目指す。赤い
屋根の祠の前に出る。この富士山に着くわずか手前で右手への巻き径を進む。境界
見出標が目立つ狭い尾根は正面のピークを直登する。211標のあるピークから、右寄りに
進んで、刈り込まれた草木の薄い尾根を南へ下る。今のピーク南側の鞍部に出る。そこには
213の標識と、西側へ下る溝径がある。更にもう一つピークを左よりから水平路で巻くと
今度は216の標識がある。
 ここにも西側へ下る溝径が分岐している。これに入って数歩のところで南側のごく緩い斜面を
覗くと、幅2メートルほどの参道が杉の林の中、一直線に延びている。これを辿って周囲が
広葉樹の大木にかわったところに大き目の石の祠がある。皿を伏せたように平らなピーク、
二十三夜山の頂上だ。

 H−2 南よりの径で
 バス停原の台→0.20=0.15←二十三夜山

 バス停原の台から舗装道路を東へ進む。右前から左へと広い未舗装道があって右前の
方向へ行く。右下に谷があってこの源頭部を廻り込むと右手下は平地になる。左へ曲がって、
分岐がある。左は213の標識のある尾根の鞍部に出る溝径で、ここでは右を選ぶ。溝径に
かわって216の標識がある尾根の鞍部に出る。わずか西側、一直線に南へ延びた参道が
取り付いている。

 216の標識のところ南東側にはこのピークを巻く径がある。218標で右折して斜面を
進んでもこの頂上へ往復できる。径は痩せ尾根幅広尾根Sカーブを経てピーク南側の
T字型の三分岐点に出る。この分岐点から待原台山、立会原山は近い。

I待原台山 立会原山 △288.9   第16図 第22図 第23図

 I−1宇野辺から 
 バス停粟又橋→0.05←バス停粟又→0.20←(→0.10←西分岐丁字路→0.10←)
県道宇野辺分岐→0.10←分岐東電柱宇ノ部247柱→0.10←切り通し(庚申像の峠)
→0.15←257標の分岐点
 県道宇野辺分岐→0.10←分岐東電柱宇ノ部247柱→0.10←山(宇野辺)神社
→0.05←金網扉の分岐→0.10←257標の分岐点
 257標の分岐点→0.10←十字路→0.10=0.15←T字型の三分岐点
 T字型の三分岐点→0.05←待原台山
 T字型の三分岐点→0.10←立会原山
 T字型の三分岐点→0.15=←0.20二十三夜山

 町営駐車場のあるバス停粟又の橋を更に県道を南へ進むと、バスの終点粟又になる。
県道から宇野辺集落へいく入口には、東電柱宇ノ部136柱がある。右への分岐(東電柱
宇ノ部247柱)がある。
 ここで右折する。右手に別荘の並ぶところで右手の未舗装道に入る。右へ曲がっていき、廃屋
状態の民家の前に出る。その左手、杉の林と広葉樹の生え分かれのところに踏み跡があり、
これに入る。径は谷の肩で左右に分岐しているので右へ入る。再び二又がある。これを左へ
進んでもいい。右側へ進んで切り通し状の峠に出る。二体の石像が手前にある。ここで
尾根筋の手前を左側の径へ入る。左側から薄い踏み跡が合流する。右手の尾根が低くなり
痩せ尾根になる。植林地の中で踏み跡が薄くなるが左よりに踏み跡を求めると再び痩せ
尾根になる。左後から別の径が合流する。257標のところだ。
 県道から宇野辺集落へいく入口には、東電柱宇ノ部136柱がある。右への分岐(東電柱
宇ノ部247柱)があり、道なりに左へ直進する。赤い鳥居が左手にある。これは山神社で、
宇野辺集会場が並んでいる。そのわずか先、東電柱「宇の部」193柱で左折する。道は
水田を回り込み、山裾を縫って進む。山崎を廻り込むところ、右側に分岐があり金網の扉が
ある。ここでこの扉を開閉して枯葉の厚い坂道を登る。257標のところで右上後から別の径を
合わせる。
 合流点から北へ進むと260標のある痩せ尾根になる。左手の林の谷は水田の突き当たり
から谷筋で登った時の薄い踏み跡がある。Sカーブして尾根を西側へ踏みかえると263標が
見える。
 ここから再び東側へ尾根を踏み換え、尾根の東側を進む。狭い斜面の径なので足元には
注意したい。左へ曲がり込んで登りつくと311標の十字路に出る。右折する。
 263標のあと右手の尾根筋へ登る。310標のピークを下るとすぐ北側が311標の十字路の
鞍部だ。直進する。
 263標の左手はそのまま溝径で左へ緩く登る。倒木や苗木で溝径は塞がれているので、
左右の土手を選んで進むと白いペンキの塗られた幹を見たのち、別径に合流する。右後の
径へ谷をわずか登ると十字路の鞍部に出る。左折する。
 十字路の鞍部から北へ登ると312標のピークでこの付近を最高部にして緩い下りが続く。
痩せ尾根を登るとT字路に突き当たる。左右とも奇麗な踏み跡が続いている。右手へ進むと
324標の尾根になる。
 右側一番南側は緩く下って328標のピークから北へ尾根筋が続いている。
 324標の尾根筋のすぐ東側一段高い、325標の待原台山だと思われる。
 324標の尾根筋のすぐ北側に炭焼窯を思わせる穴があり、その北側に踏み跡がある。
これを北側へ辿ると小さな鞍部ののち尾根筋を緩く登る。檜の林の中、立会原山の三角点を
見る。
 突き当たったT字路を左へ下ると二十三夜山へ続いている。
 311標十字路→0.10←急カーブ分岐→0.15←290標分岐→0.20←
馬頭文字塔経由バス停原の台
 311標の十字路を西へ下ると、これが滝の郷、幻の滝に繋がる川の源頭部で、その左岸側
に径を求めると左後ろに分岐がある。荒れているが345標への径に繋がるものだ。次の分岐
の左は直進ののち左の谷へ下り、廃田で消える。右へ進むと25標の脇を通って北へ進む。岩
の目立つ急カーブの分岐を右折する。ほとんど水平な広い径に左分岐がある。ほとんどを見送
る。290標のところでは左手、平らな疎林の先に看板が見える。鉄パイプで枠組みされた中谷
(なかたに、なかやつ不詳)国有林の看板で、南への踏み跡がある。294、295標で小尾根の
踏み跡は消えるが、獣径の斜面でシャガの原へ、再び獣径の斜面で夏草の平へ滑り下りると
廃小屋の前に立つ。コンクリート舗装の斜路を下ると、滝見茶屋の直ぐ北側のバス通り県道
178号線に出る。また、290標を更に北へ進めば、宝暦9年と読める大日如来石像の分岐に
出る。左折して溝径又は左側の尾根径を下るとSカーブして分岐に出る。右側の溝径を下れ
ばフェンスの扉を開閉する。苔生した馬頭観音石像を見ると前述の道路に出る。馬頭観音文
字塔の彫が深い。NTT69柱と70柱の中間だ。バス停原の台の直ぐ南側の切り通し部だ。大日
如来石像の分岐を更に北へ直進するのは大きな崩落があって危険な大高巻きを強いられる
のと原の台の民家の屋宅の裏手、敷地の庭先を抜ける。通行は遠慮したい。

 I−2 中野駅、伊保田神社から 
 上総中野駅→0.05←バス停中野神社→0.05←庚申堂→0.20=0.15←
バス停伊保田→0.15←分岐NTT23柱→0.10←伊保田(熊野)神社→0.15←X字路
→0.10←345標の分岐点→0.10←怒田の原の鞍部→0.10←328標のピーク
→0.05←待原台山→0.05←T字型の三分岐点

 JR内房線五井(ごい)駅乗り換え、小湊(こみなと)鉄道上総中野駅下車。
 JR外房線大原駅乗り換え、いすみ鉄道上総中野駅下車。
 駅前を北に進んで出た国道465号線を左へ折れる。光善寺、中野七面山への参道の
分岐を右側に見送って更に進むと、右手には中野神社がある。鳥居の神額には山神水神と
小さく二行で書かれ、その下に神社と大きく書かれている。ここで国道と共に左折する。緩く
登る道路は広く、歩道もある。左手の崖には庚申堂がある。ここでは耳の神様として
信仰され、馬頭観音と並んで祀られて、短い参道には鳥居がある。
 国道はカーブを繰り返して傾斜を強める。一番の高所を下り始めるとバス停伊保田(いほた)
の待合所がある。反対側左手の傾斜のきつい上り坂の道路へ進む。カーブを繰り返す道路
ながら、その幅は広い。左右は山林だが目の前が広がると、左直進の道がやや狭く、右
カーブの広い道路との分岐に出る。(NTT23柱)緩い傾斜の道路の周囲は「山上の平野」で
民家が並ぶ。直進の道路の先に神社の杜が遠望され、その左手にはよく刈り込まれて「裸」の
ように見える尾根が繋がっている。防火水槽の前は十字路で狭い道路に変わる。
 十字路左の斜路は「照明会館」と額の掛かる集会所で、その前の広場の周囲には石仏が
並ぶ。右手は私道で、水槽の脇から直進する。モルタル塗りの階段の左手にはコンクリートの
狭い斜路が登っている。その階段を登った最初の踊り場には平成年代の新しい石鳥居が
建っている。神額は熊野神社だ。ここからやや風化した石段に変わる。次の踊り場には道祖
神の石塔がある。その後、二箇所の踊り場を経て、広場に出る。丸太のスツールもある。
ここで左へ折れてもう一群の石段を登ると社殿の前に出る。かなり立派な造りだが、左へ少し
傾いているのは残念だ。周囲は大木と若干の小木を残して、きれいに刈り込まれているので、
明るく展望もいい。
 社殿の右手から裏へ廻るとクスノキの脇が一番高い。幾本かの大木に阻まれるが、ほぼ
360度の大展望が広がる。尾根筋は東へ緩く下る。刈り込まれた尾根筋には数台の丸太の
ベンチが点在する。その尾根筋が尽きたところ、塚に石祠がある。この石祠の裏手にジグ
ザグする下りと、石祠の正面側に石段がある。この石段を下ると別径にT字型に取り付く。
ここでは右に折れる。
 十字路から水槽の脇を進んだときモルタル塗りの階段の左手に有ったコンクリートの
斜路は、岩の斜面になり、この石段の下に出る。又、照明会館前の広場の奥もこの道に通じ、
左折して同じく石段の下に出る。
 右折したあと、右後から下ってきた径は石祠の裏側にあった径だ。幅広い尾根径にかわり、
孟宗竹の林を囲む金網の脇を進む。左やや登りの径と、右更に緩い登り径の分岐に出る。
左は竹林の脇を倒竹をかわして浅い溝径で登る。右側へ進むとすぐ又二つに分岐する。
その右側の分岐のほうがきれいな径だが境界見出し標66の先で下って境界見出し標74の
ピーク等に繋がる奇麗な踏み跡に変わる。二度目の分岐は左へ進むと最初の分岐点から眺
めたように竹のゴミの多い溝径になる。都合、三分の分岐だ。右側の土手を進むと65から順
に数字を減ずる境界標の続く径になって、先ほどの右側の径と合流する。この合流点の先は
二つの径が分岐していて、左が下り、右が緩い登りだ。中央の盛り上がりには「入山者心得と
書かれた赤い看板が転がり、57標がある十字路ないしはX字路だ。
 このX字路は伊保田のバス停に近いNTT23柱の分岐を左へ進んだものだ。集落を右手に
置いた十字路を直進し、右手のフェンスに沿って右側の竹林と左手の谷の斜面の肩を進み、
痩せ尾根の径、次に分岐を右にとって来た径だ。
 小さく下ると棕櫚の木が一本立つ痩せ尾根になるが、左後からは別の径が合流している。
痩せ尾根の先に、右側の山肌に岩が見える。唯一岩璧を見るところだ。切り通し状の径を
上下すると痩せ尾根になり、又左後からの別径の合流がある。345の境界標がある。
 桜の大木のピークから下ると幅広い谷に出る。左手が怒田場の原になっている鞍部に下る。
低い畦道状の径で横断すると左よりは低い丸山になっていて、その右端にはトラバース径が
明瞭な踏み跡で延びている。靴の足跡はなくひずめの足跡ばかりが勝る。ここでは左手の
緩い斜面を見せる丸山の尾根筋を目指す。怒田の原を横断したらすぐ、踏み跡こそないが
緩い斜面を登って尾根筋に出手右に進めば330番代の境界見出し標ノ番号を見る。トラ
バース径の途中で左への曖昧な踏み後を見つけたらこれに入り左手の尾根筋へ徐々に
向かうと、332,331標付近で尾根筋に出る。尾根筋を辿りながら境界標の数字を下げる。
右端のトラバース径はこの尾根筋を右へ避け右手の谷の右岸に境界標1番を見せたのち、
この谷を横する。しかし、径が曖昧になることなど進めない。
 境界見出し標328のピークにはそのまま南へ尾根筋が続いているが、ここで右に折れ西へ
進む。ホの符合の見える補助標がある。やや、径に枝木が多い。小ピークの度に境界標の
数字を下げる。ピークでないところの境界標は「ホ」の符号がついている。
 325ホー1の標識は北側に分岐のあるT字路で北西側の尾根筋に踏み後はないが、これを
登れば待合原台山だ。そのまま更に西へ進めば二十三夜山と宇野辺を結ぶ径とのT字型の
三分岐点に出る。北側の小ピークは322標のピークだ。end

この角度が大竜らしい感じです

★J大竜・小竜    第23図
 バス停弘文洞入口から小田代浅間山を目指して進んだとき、左側には東屋が有り、その奥に
この付近の案内看板があります。左側には大竜(おおたつ)小竜(こたつ)の文字が見えます。
大竜では天に昇りかける龍を下から眺めるがごとき奇岩があります。

 バス停粟又橋→0.05←バス停粟又→0.10←西分岐丁字路東電柱宇ノ部168柱
→0.30←分岐のピーク→0.10←山神宮→0.35=0.30←大竜→0.20←鉄塔のピーク

 バス停粟又橋には町営駐車場がある。バス停粟又の先から県道を南へ進む。桧川橋には
ワンマンバスの折り返しスペースがあり、更に進むと右手に丁字路がある。東電柱168柱。
これに入るとすぐ防火水槽に突き当たり左折する。ここのビニルハウスと屋宅の間を抜けて
ビニルハウスの西端へ向かう。うまく家人に会えたときは挨拶・お断りを入れたい。ネット、
網戸を開閉して先へ進むと右谷の斜路で、切り株の平地に出る。ここからは植林の中の
曖昧な踏み跡を辿る。自然林に変わり左に山の斜面を置いて右へ巻きながら高度を上げる。
踏み跡が甘いので気を付けたい。左手の盛り上がりの右側を巻く径から尾根筋の径、幅広い
明瞭な踏み固めの径が続く。痩せ尾根の踏み跡から正面の盛り上がりをやや左よりから
登るとピークの頂上に近い鞍部で右後から明瞭な踏み跡が合流している。岩の全然無い
コースなのだが、小さな岩が2、3あるのが特徴だ。復路では気を付けたい。この付近を
ピークにしてコースは下り中心の径に変わる。
 小さな塚状のピークを右に巻くとき、その頂に気を付けたい。山神宮の石祠が西を向いて
いる。ここからは上り下りを繰り返す。幅の広い鞍部のときは踏み跡が曖昧になることが
あるのでマーキング、32番の杭など注意する。小ピークに差し掛かると岩が目立ち、垂壁を
見せる脇を抜ける。小さな庇を持つ岩が小竜だが、岩の感じからは、無理がある。だが、
何らかのネーミングのほしい岩でもある。下った幅の広い径が安堵感を誘う開放的な林の
平地のところ、樹木にマーキングがある。左よりに尾根筋を直進せず、右下へ岩の隙間を
下るように矢印されている。急な下りの一段下で鞍部に出ると、岩が正面に突き出ている。
コブのついた太い棒状で、やや左よりから見上げる位置を選ぶと、上空を睨む龍を下から
見上げる感じになる。大竜だ。しかし名札等の標識はない。そのすぐ下にも顔を思わせる
奇怪な岩がある。まだ南への径が続いている。
 鞍部からの登りは小木が裾をこする径だが踏み跡は硬い。これを辿ると松の苗が大きくなり
かけた頂上に出る。西側の眺めがいい。下った鞍部からは尾根筋直登を繰り返して鉄骨
トラスの塔の下に出る。まだ東へ径は続いている。end

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