最新情報(2006年8月)
060830 <左遷労災>うつ病になった化粧品メーカー勤務男性を認定
(毎日新聞)
「左遷でうつ病になった」として化粧品製造会社に勤める東京都の男性会社員(38)が申請したうつ病による労災が認められていたことが分かった。うつ病の労災申請は年々増え続けているが、過労を理由とするものが多く、左遷が理由で認められたのは極めて珍しい。厚生労働省は「過労以外のさまざまな要因が重なり合うケースがある」と話しており、ストレスが複雑化する職場の状況が浮かび上がった。
男性によると、男性は96年に東京都渋谷区の化粧品製造会社に就職、経理部の係長などを務めた。04年7月ごろ、突然、群馬県の工場への配置転換を命じられ、同月中旬には工場の総務課に異動になった。同課では、男性の机だけが窓際に離れて置かれ、給与は約11万円減額された、という。
同年9月に入ると、吐き気、頭痛、けん怠感などを感じ始め、うつ病の診断を受け入院。退院した翌月、体調不良を理由に本社への転勤を求めたところ解雇されたという。
男性は太田労働基準監督署(群馬県)に労災申請し、今月15日に認定を受けた。左遷にかかわる部分が業務上と認定されたとみられる。
神原元弁護士は「これまで左遷が原因でうつ病を発症しても、申請をためらうケースが多かった。そうした悩みを持つ人たちを勇気づける」と話した。【東海林智】
化粧品製造会社の話 転勤は業務上の必要があってのことと理解している。係争中なのでこれ以上のコメントはできない。
(毎日新聞) - 8月30日19時55分更新
2006/8/23 <過労死訴訟>7500万円で和解 三井生命と遺族
(毎日新聞)
三井生命保険の営業所長だった夫(当時32歳)が長時間労働で過労死したとして、妻ら遺族が同社に約1億4370万円の損害賠償を求めた訴訟は22日、同社が和解金など計7500万円を支払うことで大阪地裁で和解が成立した。和解条項で同社は、労働時間・健康管理の充実のために必要な措置を講じることも約束した。
(毎日新聞) - 8月23日10時56分更新
2006/8/17 <公務災害>日の丸掲揚めぐり自殺の校長を認定 広島
(毎日新聞)
卒業式の「日の丸」掲揚と「君が代」斉唱を巡り、99年2月に広島県立世羅高の当時の校長、石川敏浩さん(当時58歳)が自殺した問題で、地方公務員災害補償基金同県支部は17日、石川さんの死を公務災害と認定した。
県教委の内田健二・法務室長などによると、石川さんは卒業式での日の丸・君が代の対応に悩んだとみられ、卒業式前日の99年2月28日に自宅物置で自殺。04年2月に遺族が「自殺は公務災害にあたる」として同支部に認定を請求していた。県教委も請求直後に「認定が妥当」とする意見書を同支部に提出したという。
遺族は「これでやっと一区切りつき、安心した」との談話を県教委を通じて発表した。【吉川雄策】
(毎日新聞) - 8月17日19時24分更新