私たちの大阪過労死問題連絡会が生まれたのは1981年ですから、もう20年近くも前のことになります。それ以来この会は、細々ながら今日まで、働く人たちと共に活動を続けて来ました。
しかしながら、いわゆる過労死問題が社会的に問題となり、国際的にも「KAROSHI」として注目されるようになったのは、1988年の私どもが開いた「過労死シンポジウム」以来のことです。その後、10年を超える年月がたちましたが、私たちの願いに反して、今もなお重要な問題であり続けています。それどころか、最近では「過労自殺」も注目を浴びるようになり、最高裁でもこれを認めるような事態にまでなっています。
働く人たちが幸せを求め、豊かさを求めて働き続け、それが原因で健康を損なったり、命を縮めたりしている現実は、かえってより厳しくなっているようにさえ見える昨今です。
絡会が設立当初より目指してきました、被災者の救済、過労死のない職場をの切実な願いが完全に実現するには、まだまだ時間が必要なように思われますが、私たちはこの目標に向かってあくことにない努力を続けたいと願っています。