RP REPORT 行事報告
10月度行事報告 ─── 月例集会 pia NPO
「遺跡から考える大阪の歴史」
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日 時:10月7日(水)13時15分〜16時 |
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場 所: pia NPO 6階 603号室 参加者:39名
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講 師:森 毅氏(大阪市教育委員会事務局 生涯学習部 文化財保護担当 研究副主幹) |
大阪市は大阪の文化・芸術・歴史の伝承・啓蒙・発展のため、それらについて出前授業を行っている。今回はその一貫として大阪の歴史に関する講演をお願いした。
近くに住みながら知らないことが多く、目から鱗の感のある楽しい講演であった。
[A] 文化財保護担当の仕事
1.大阪の文化財保護と普及・啓発(市の文化財、大阪市文化財保護条例、国の指定文化財の保存処理の窓口でもある)
2.文化財の体系化と埋蔵文化財の保護・発掘(毎年10件程度を市の指定文化財に)
[B] 大阪市の発掘調査
1.文化財保護法の改定・・昭和54年から宅地や道路の開発時に届け出が必要に。
毎年100件ほどの届け出と50件程の本発掘調査
2.約170件、市域の約15%が遺跡(調査面積80万M2 遺物:約5万箱)
3.大阪市にはどのような遺跡があるのか(その多様な時代、種類に驚嘆)
旧石器時代、縄文時代、弥生時代、歴史時代、近世、近代に分けて説明。詳細割愛。
[C] 発掘調査で分かってきたこと
1.河内部屋の変遷と遺跡分布との関係
縄文式前期には上町台地(今の大阪城から南地区)の西は大阪湾、東は河内湾になっていた。その後弥生時代には河内湾は陸地かが進み縮小し河内湖になった。5−6世紀頃も河内湖は存在しており、その後堆積物により陸地化した。遺跡は上町台地周辺に集中。
2.難波宮の出現
最大の発掘。年表を下に丁寧に説明され非常に良く理解できた。詳細に面白く語られたが、紙面の関係で項目だけ列挙する。
*法円坂遺跡と難波堀江
*難波長柄豊崎宮(前期難波宮)
*奈良時代の難波(後期難波宮)
*上町台地の寺院
*細工谷遺跡と百済尼寺
3.秀吉の大阪城と城下町
*大阪本願寺と大阪城築城(場所的には重なる)
*秀吉の大阪と秀頼の大阪(城、焼き物の変化等)
*町割りの変化、舟場の開発など
4.江戸時代の大阪蔵屋敷に代表
多くの写真を下に、大阪の変遷を遺跡を辿りながら楽しく話をされた。特に難波宮・遺物
としての多くの焼き物も興味を注がれた。大変勉強になる楽しい講演であった。これを機
会に、より大阪の歴史を知りたいと思ったのは小生だけではないであろう。
―フルート演奏―
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演 奏 者:広垣 敦子氏 |
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プロフィール:関西フルートオーケストラで11年間活躍。その後フルートを生かして社会活動継続中。 |
小坂会員のお骨折りで実現した素適な月例会であった。素晴らしいフルートの音色に酔いしれた一時であった。独奏もさることながらフルートの伴奏で合唱した「故郷」「里の秋」「旅愁」など忘れられない思い出となった。
(恒川 保治記)