RPの声 RPフォーラム
(自由投稿欄) No.381
時間と加齢
----- 岡尾 秀治(枚方市)
最近 月日が早く過ぎると感じることが多い、やはり加齢によるものか、こんなことが書かれていた。
一般的に年を取ると一日が早くなるとよく云われるが、同じ一年間でも10歳と60歳とでは生きた年数の10分の1と60分の1と違うので年寄りはその分同じ時間でも短く感じるという説明、いわゆる「ジャネーの法則」と呼ばれているものだ。
しかし、実際には個人差もあるし子供と年寄りとで60倍も差はでない。ものの本によると時間認識の違いは「時間評価」の問題と云われる、人には「心的時計」というものがあり、これが物理的時計より早く進めば実際の時間の経過を見て「まだ1時間しかたっていない」と感じるし、逆に心的時計が早く進めば「もう1時間過ぎた」と感じる。
高齢になると代謝は低下し心的時計の進み方が鈍り時間の経過を早く感じる。また、時間を気にする回数が多いほど、経過時間が多くの部分に区切られ、時間帯の数が多いほど時間を長く感じるということもいわれている。子供は待ち遠しい行事が多いのに、年を取ると慣れ親しんだ刺激の少ない出来事ばかりのため、時間経過に注意を向ける回数が減り、その分時間の経過が速く感じる。
さらに、広い場所にいる方が狭い場所よりも時間が長く感じられるとの実験結果もあるという。子供は同じ空間でも広く認識する、それは小さいとき大きく感じた川が後日訪れると小さな小川だったということからも実感させられる。
これらいくつかが複合的に関係して、年を取ると時間の経過が速く感じる。そこで結論だが、同じ年を取って時間の経過を速く感じるのなら、RPに出席し、楽しいことに集中して時のたつのを忘れたい。そして待ち遠しく楽しいことをたくさん作り、心的時計を物理的時計より速く進めて「まだ1時間しかたっつていない」と感じてゆっくり生きたいものだ。
平成21年10月20日