RPの文芸欄
──フォーラム、新刊図書館・映画評、日記・紀行、暮らしの情報以外の投稿欄です──
◇◇◇文芸欄―詩歌◇◇◇ 日頃の感想・意見・対話録を短い文章で、お寄せください。長い文章はフォーラムへ。

─── 「詩歌(俳句・川柳)」 ───


平成21年11月
───11月の俳句───
[俳句同好者有志]


 政権交代により日本も大きく変革します。今後の展開が期待されますね。早11月になり、晩秋の風情を味合う季節になりました。落葉樹の葉が凋落する前に赤や黄色に色付きはじめ、霜や時雨の降るたびに次第に濃くなり、美しく染まります。
 11月の季語には紅葉、野の錦、銀杏紅葉、櫨紅葉、竜田姫、落ち葉、返り花秋深し、冷まじ、小六月、冬茜、寄せ鍋、湯豆腐、大根引があります。
 晩秋の秀句にはたこと氏の秀句があります。生命の尽きる前の美しい黄金の輝きは、死をも誘ってきますね。また、高浜虚子の句があります。紅葉かつ散るの季語は色の盛りのまま散って行く晩秋の寂寥感がでていますね。
ここに来て死ねよと山河黄落す      はた こと
一枚の紅葉且つ散る静けさよ
     高浜 虚子

 今月の俳句も、有志が投句致しました。晩秋の11月独特の美しさや寂寥感をご鑑賞ください。(健児記)

小春日や鹿道連れに歩む奈良 芦原 昌子
落暉らっきビルの大玻璃おおるり真っ赤っか 芦原 昌子
神在月出雲のうみの風さわぐ 足立 良子
山晴れて紅葉見下ろす磨崖佛まがいぶつ 足立 良子
五十回忌再会約す秋の暮 宮田 健
曲がり角最後の別れ秋の暮 宮田 健
けてさぎ奥池に閑居かんきょせり 早川安夫
家々いえいえあかりゆらぎて空も冷ゆ 早川安夫
境内を黄金こがねに飾る大銀杏 野呂 健児
ヒラヒラと散り行く銀杏カメラ追う 野呂 健児
 
(H21.10.21)


平成21年11月
───川柳───
[土田 陽子(豊中市)]

@.(喜劇)自分史を 喜劇演出 してみたい
A.(味)少しでも 味のある人 なりたいが
B.(世話)幸せよ 自分育ての ボランティア
C.(世話)にこにこと お世話する子の 手がぬくい
D.(父)父の趣味 全部わたしが やってます
D.(音)蓄音機 座敷でタンゴ 踊る父
(H21.10.19)


会員のひろばへ戻る
最初の頁へ戻る