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10月27日、和歌山でのびらまき3回目。 朝方、雨が降っていた。JR和歌山駅の撒き場所は、天井があるので濡れないかもしれないが、人通りが悪くなるだろうから心配していた。だが、曇り空ながら天気は持った。 この日の参加者は3人。8/11につくっていた横断幕も持っていった。2時から開始。この日は、「あしなが基金」の学生達が募金活動をしているのにぶつかった。彼らが元気よく呼びかけるのに、歩いている人たちはわりとこたえていた。その横で、僕たちはビラ配りを続けた。いつものように小山さんがマイクで呼びかける。ぼくもちょこっと。 マイクの声があった方が、何かをしていると分かるのでいい。通りすがりの人にはそうだけれど、そういう人たちはほとんどきいていないだろうなあ。でも、中には立ち止まって聞いている人たちもいる。 この日、話しこんでくる人がふたりいた。チラシの内容でもあるが、マイクで警察の取り調べのことを問題にして話したからなのか、警察の捜査のひどさ、人権、差別のことなどの話になった。一人の人はよほど話したかったのか、もう一度戻ってきて、又話した。その人は「空白の25分間」とか眞須美さんのカレー当番の時のことを週刊誌などで書かれていた見出しを言われた。事件のことについてはよく知っているようだ。それから僕たちは「眞須美さん」と呼ぶのが当たり前のようにしていっているが、ビラを受け取る人も「ああ〜、林眞須美さん」と「さん」付けで言う。それなら、僕たちの訴えをわかってくれたのかというと、そうではない。「やった」とこり固まっている言葉を発する。当たり前のように。 それが「世間」。そういう「世間」に対して、モノを言っていく事の大変さを感じる。でも中には、どこかでつながれる人たちもいる事も感じた。先のふたりのようにた。たった二人かもしれないし、そのふたりが問題にしていることは直接に眞須美さんのことではないのだけれど。でも、びらまきは、そういう人たちとの出会いの場であるかもしれない。あたりまえのようになっている「眞須美さん 犯人」の「常識」を揺り動かすこと、揺り動かそうとしているものがいることを示すことなんだとも。これからも続けていく。(坂口)
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