07年10 月27日和歌山カレー事件現地ビラ撒き行動


1.07/10/27和歌山ビラ撒き報告

10月27日、和歌山でのびらまき3回目。
朝方、雨が降っていた。JR和歌山駅の撒き場所は、天井があるので濡れないかもしれないが、人通りが悪くなるだろうから心配していた。だが、曇り空ながら天気は持った。
この日の参加者は3人。8/11につくっていた横断幕も持っていった。2時から開始。この日は、「あしなが基金」の学生達が募金活動をしているのにぶつかった。彼らが元気よく呼びかけるのに、歩いている人たちはわりとこたえていた。その横で、僕たちはビラ配りを続けた。いつものように小山さんがマイクで呼びかける。ぼくもちょこっと。
マイクの声があった方が、何かをしていると分かるのでいい。通りすがりの人にはそうだけれど、そういう人たちはほとんどきいていないだろうなあ。でも、中には立ち止まって聞いている人たちもいる。
この日、話しこんでくる人がふたりいた。チラシの内容でもあるが、マイクで警察の取り調べのことを問題にして話したからなのか、警察の捜査のひどさ、人権、差別のことなどの話になった。一人の人はよほど話したかったのか、もう一度戻ってきて、又話した。その人は「空白の25分間」とか眞須美さんのカレー当番の時のことを週刊誌などで書かれていた見出しを言われた。事件のことについてはよく知っているようだ。それから僕たちは「眞須美さん」と呼ぶのが当たり前のようにしていっているが、ビラを受け取る人も「ああ〜、林眞須美さん」と「さん」付けで言う。それなら、僕たちの訴えをわかってくれたのかというと、そうではない。「やった」とこり固まっている言葉を発する。当たり前のように。
それが「世間」。そういう「世間」に対して、モノを言っていく事の大変さを感じる。でも中には、どこかでつながれる人たちもいる事も感じた。先のふたりのようにた。たった二人かもしれないし、そのふたりが問題にしていることは直接に眞須美さんのことではないのだけれど。でも、びらまきは、そういう人たちとの出会いの場であるかもしれない。あたりまえのようになっている「眞須美さん 犯人」の「常識」を揺り動かすこと、揺り動かそうとしているものがいることを示すことなんだとも。これからも続けていく。(坂口)

2、07/9/22ビラ撒き行動報告

昨日9/22JR和歌山駅前でのびらまきをやりました。
びらまきはぼくとで4人でした。
何をやっているかが分かるからやはりマイクあってよかったです。4人で2時間で400枚ぐらいまきました。100枚くらいかなとおもっていたのですが、それでも余分に持っていっててよかったです。
若い男の二人連れが立ち止まって小山さんがマイクで話すのを聞いていました。小山さんが、「事件のこと知ってるか」と尋ねたら「知ってる」と。「無実と思うか」と聞くと、「思う」と言ったと言って小山さん喜んでいました。

    

ビラー@

「和歌山カレー事件」への疑問
 
  九年前、1998年7月25日に起こった「和歌山カレー事件」のことを覚えてますか。
 犯人として、林眞須美さんが逮捕され、一審、二審の判決は死刑でした。
 今、裁判は最高裁。
 林眞須美さんが犯人だという直接の証拠は何一つない。動機もない。自供もしていない。
 「有罪」とした「証拠」には、疑問がある。

 ・台所から見つかったとされる「ヒ素」は、90人の捜査員が家宅捜索して4日目になって台所から、それが入った容器が見つかったというが、眞須美さんの家族の誰もその容器を見たことがないという。
なぜ4日目になって、突然に見つかったんでしょう。
 ・カレー鍋に「眞須美さんらしい」人間が、「ヒ素らしい」物を入れたのを見たという女子高生の証言があるが、その証言はコロコロと変わった。向かいの家の二階からカーテンと網戸ごしに見たというけれど、それでは人の特定、その動作までは判別できないことが弁護団の行った実験からわかっている。
 ・祭の当日、自治会でつくるカレーの当番に眞須美さんもついたが、ずっと一人ではいなかった。
二女が一緒にいた。そして「(母は)ヒ素を入れていない」と証言したが、認められなかった、などなど。

最近になって、富山県や鹿児島志布志で警察によるひどい取調べが問題となった。
ウソの「自白」をさせるために暴行したり、証拠がなければつくりだし、捜査方針に反する証拠や証言は潰してしまう。
そのようなことが警察署の中で普通に行われているとしたら、一度警察ににらまれたら誰だって「犯人」にされてしまうのではないでしょうか。

「和歌山カレー事件」のあと、繰り返されたテレビや新聞の報道を見て、何の確証もなく、林眞須美さんのことを「おそらくやったんやろう」と思ってきたのではないですか。
 しかし、その報道の中味は、警察の発表するものをそのまま伝えているだけ。
 和歌山カレー事件について、本当のことが話されていないと思います。
 裁判は真実を明らかにしていく場であるはずです。
 今ある疑問の一つ一つにこたえるべきだと思います。
 
「おそらくやったんやろう」という「思い」だけで、有罪としてしまっていいんでしょうか。
                                              ( 07/8/11)
                    和歌山カレー事件を考える人びとの会                              
                       (枚方市杉山手2丁目16ー10)

                 

ピラーA

「おそらくやったんやろう」

今年8月11日、南海・和歌山市駅前で、「和歌山カレー事件」のことで、裏面にあるようなチラシをまいた。
そのビラをたまたま受け取った、事件のあった園部地区に住む人から、こんなことを言われました。
「(林眞須美、健治夫妻は)仕事もしてない様子なのに外車を乗り回し、通れる道なのに『通れない』とクラクションをガンガン鳴らすしマージャンしに来た人は平気で、よそんちの玄関に駐車するし、そこらへんで立ちションする」「普通に考えて、常識知らず。疑われるのも無理ない」と。「容疑は一番濃くても仕方がない」と。

でも、そういうことでいいのかなと思った。
仕事をしないで外車を乗り回したり、クラクションを鳴らしたり、
来た客が立ちションしたりする「非常識」であることと、
「和歌山カレー事件」の犯人であるということと、
一体、どういう関係があるというのでしょうか。
なぜ「和歌山カレー事件」の犯人と「疑われても無理はない」と言えるのでしょうか。

例えば、林眞須美さんは、夫・健治さんを保険金目的で
「ヒ素」を飲まし殺そうとしたなどと言われたりしましたが、
健治さんは、保険金を詐取するために自分から「ヒ素」を飲んだのであり、
眞須美さんが健治さんを殺そうとしたというのは違います。
 事実ではないことを並べ立てたり、
あるいは、眞須美さんが「非常識な人間」であることを
いくつもいくつも積み重ねることで、
「疑われるのも無理はない」「おそらくやったんやろう」と
してきたのではないでしょうか。

しかし「おそらくやったんやろう」ということで
有罪としてしまって本当にいいんでしょうか。
「和歌山カレー事件」にはたくさんの「疑問」があります。
そのひとつひとつを問い直し、
本当のことは何なのかをもう一度考えることが、今、必要なことだと思います。

12月に「和歌山カレー事件を考える」集いを行おうとしています。
ぜひ、ご参加ください。                  (07.9.22)

※和歌山近辺にお住まいの方、ぜひ、ご参加ください!
 
☆「和歌山カレー事件を考える人びとのつどい」
とき 12月9日(日)pm1時15分開場 1時30分開演
場所 和歌山市民会館
(南海・和歌山市駅より徒歩5分)
           主催・ 和歌山カレー事件を考える人びとの会
(連絡先 松本慶恒 枚方市杉山手2―16―10)
(電話 072―858―6808)



3、07/8/11和歌山ビラ撒き行動報告

8月11日、「和歌山カレー事件」のことで、林眞須美さんの無実を訴えて、はじめて、和歌山でのビラ配りを行いました。
大阪から和歌山への交通の足としてふたつある。JRと南海本線。それぞれ駅が違う。大阪と同じような感覚でどちらも繁華街であると考えていた。南海の「和歌山市駅」は、和歌山での集会を行うとしたらと考えている「和歌山市民会館」に近いということがあってこちらでのびらまきをすることにした。本当は、JR駅のほうが人通りが多いことが事前に分かっていた。と言っても、そんなには違わないらしい。人通りは少ないかもしれないがとにかくやると決め動き出した。少ない人数でゲリラ的にやろうとしていたが、東京の「林眞須美さんを支援する会」の山際さん、三浦さんも来られるという事で、大阪でも、周りの人に助っ人を呼びかけ、ビラ配りというよりも、横断幕をつくりマイクで訴えるような形にしようということになる。
そのため、警察への「許可申請」をするために松本さんと和歌山に出向いた。「公安委員会」への申請などで松本さんは何度も出向いてくれた。和歌山まで遠い。大阪から特急で一時間。

前日から三浦さんと松本さんは和歌山にいてマスコミ周りをして取材依頼をしてくれた。お陰で、当日は数社の新聞社が取材に来ていた。列車で一緒になったタマゴちゃんと駅に着いたらLさんやTさん、小山さんがもう来ていた。駅の階段を降りたらみんなもうそろっていた。PM2から開始。この日、用意したビラは千枚。以前にきたときの閑散とした駅前を思うと多すぎるかなと思っていたが、帰省している人たちや旅人たちがけっこう通る。

この日は暑かった。用意したマイクで2時間、三浦さん、小山さん、山際さんが交代して訴えてくれた。Lさんに横断幕を付くってもらうことを頼んでいた。黄色時にピンクの文字で「林眞須美さんは無実」が浮きだって見えてとてもよく出来ていた。何のビラ配りなのかもそのおかげでよく分かったと思う。駅のある建物の2階からこちらを見つづける三人の男達がいた。もう一人、女性でこちらをしきりに携帯で写真をとっているそぶりをしていた。何か興味があってというよりももっとしつこい感じがした。おかしな行動だと感じた。びらまきはPM4まで続けた。ほとんど千枚のビラを配り終えていた。
 

 



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