2006/1/20

3.虫歯や歯周病は全身の健康に影響する
最近の研究で、虫歯菌、歯周病細菌が血液の中に入って体の中に運ばれ、心臓病や肺炎などの病気を引き起こすリスクファクターになっていることがわかってきました。虫歯、歯周病予防や早期の治療は全身の健康のためにも大切です。
【早産や低体重児出産】
歯周病にかかっている人では「早産」や「低体重児出産」の危険性が高いことがわかってきています。 |
【心循環器疾患】
歯周病にかかっている人では「冠動脈疾患」などの心循環器疾患になる危険性が高いことがわかってきています。 |
【脳血管疾患】
歯周病にかかっている人では「脳卒中(脳梗塞や脳出血)」などの脳血管疾患になる危険性が高いことがわかってきています。 |
【呼吸器疾患】
嚥下障害(ものを飲み込む時の障害)があると、口の中の細菌が誤って気管に入り、肺炎が引き起こされることがあります。このようにして起きる肺炎を誤嚥性肺炎(嚥下性肺炎)と呼びます。特に、高齢者では物を飲み込む際の反射(嚥下反射)が鈍くなっているため、誤嚥性肺炎の危険性が高いことがわかっています。
|
|
2005/12/7

|
2.生活習慣(全身的リスクファクター)
近年、生活習慣が歯周病を引き起こしたり、悪化させたりするリスクファクターになっていることがわかってきました。歯周病を予防・改善していくためには、口腔内環境はもちろん、生活習慣を見直してリスクファクターを減らし、全身の健康状態をととのえていくことが大切です。
【喫煙】
喫煙は歯周病を悪化させる大きなリスクファクターです。喫煙は血管を収縮させて歯肉の血行不良をひきおこします。そのため、見かけの歯肉の炎症は少ないのですが、歯周病細菌に対する抵抗力が低下し歯周病を重症化させます。 |
 |
【糖尿病】
糖尿病になると細菌感染に対する抵抗力が低下し、歯周病が悪化しやすい状態になります。また、最近の研究では、徹底した歯周病治療で血糖値が改善されることがわかってきました。 |
【ストレス】
精神的ストレスによって体の抵抗力が弱くなったり、生活習慣(ブラッシング、喫煙、食生活など)が変化したりすることで歯周病が悪化しやすい状態になります。 |
 |
【食習慣】
甘いもの、やわらかいものを多く食べる習慣は、歯周病の原因であるプラークを増殖させ、つきやすくします。また、不規則な食事、栄養の偏りは全身の健康に悪影響を与えます。
|
|
|
|
005/11/9

1.口腔内の環境(局所的リスクファクター)
プラークを増殖させたり、歯肉の炎症を悪化させたりする要因がリスクファクターとして考えられます。
【歯石】
プラーク(歯垢)に唾液中のカルシウムやリン酸などが沈着すると歯石になります。また、歯石にはプラークが付着しやすいため炎症を悪化させます。
|
 |
【歯並び】
歯並びが悪いところはブラッシングが不十分になりやすく、そのためプラークがたまり炎症が起こりやすくなります。
|
 |
【不適合な冠など】
歯に合わない冠(クラウン)などの周りにはプラークがたまりやすくなります。
|
 |
【不良習癖】
「口呼吸」や「歯ぎしり」など、日常的にクセになっている悪い習慣のことで、歯周病を悪化させたりします。
| ・ |
口呼吸: 口で呼吸する癖がある場合、口の中が乾燥しプラークがつきやすくなります。また、歯肉の抵抗力が弱まり炎症もおきやすくなります。 |
| ・ |
歯ぎしり: 歯ぎしりのような強い力は、歯周組織に負担がかかり炎症がおきやすくなります。 |
|
 |
|
2005/10/12
|
 |

歯周病の直接の原因はプラーク(歯垢)ですが、「口腔内の環境」や「生活習慣」の中には間接的に歯周病を引き起こしたり、悪化させたりするリスクファクター(危険因子)が潜んでいます。歯周病予防には、適切なブラッシングでプラークを取り除くことと歯周病のリスクファクターを少なくすることが大切です。

|
|
2005/9/2


Silent disease
(サイレント ディジーズ=沈黙の病気)
歯周病は、痛みもなく症状に気がついたときには
かなり進行した状態に陥っていることがあります。
Social disease
(ソーシャル ディジーズ=社会的な病気)
30歳以上の成人の8割以上が歯周病にかかっています。また、最近では小中学生など若年層にまで広がりを見せています。
Self controlable disease
(セルフコントローラブル ディジーズ=予防できる病気)
毎日のプラークコントロールに加えて、歯科医院で定期健診やプロフェショナルケアを受けることで、歯周病予防が可能になります。
|
|
2005/8/8
Professional Mechanical Tooth Cleaning <プロの手でお口の隅々まで機械的に清掃する>
|
天然歯を思う存分使うこと(食べる、飲む、話す、歌う、笑う、噛む、歩く、スポーツをする、etc)が患者さんの
仕事なら、その歯を守り、維持することが私たちデンタルスタッフの仕事です。
そこでPMTC。
なにやら難しそうな言葉ですが、簡単にいえば、
「歯の清掃・研磨を行うことで、虫歯・歯周病を予防すること」
です。 |
 |
| P.M.T.Cでしか清掃できない所。 |
毎日隅々まで磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所、汚れがたまりやすい所が
できてしまいます。
この部分のお掃除を徹底的に行うのがP.M.T.C.です。 |
 |
| *PMTCで得られる効果* |
1・健康な歯
長期に渡って歯の表面についた茶シブ、歯磨きでは取れない汚れを取り、歯を白くし、再石灰化を促進し、
プラーク(歯垢)の付着を防ぎます。 |
 |
|
2・歯周病予防
歯肉の溝の中の細菌を減少させ、歯肉を健康な状態に戻します。
|
 |
|
3・虫歯予防
4・磨きにくい部分の清掃
5・その他の効果
口臭予防・歯面をツルツルにします
|
個人差もありますが約2ヶ月に1回程度続けると、より効果的です。
健康のために続けることをオススメします! |
 |
|
お口の健康は、歯科医院でのクリーニングと自宅での毎日の歯磨きがバランスよく出来た時に
守られるものです。
是非PMTCをお受けください!
|
|
2005/8/1

●フッ素の働き
歯とフッ素はどのような関わりがあるのでしょうか。人の歯の表面は、エナメル質でおおわれています。
エナメル質は人体の中でもっともかたいところですが、むし歯になると溶けてしまいます。
フッ素はこのエナメル質(ハイドロキシアパ タイト)に取り込まれるとフルオロアパタイトというむし歯に強い(溶けにくい)物質に変えることができます。
また成熟していない形成期の歯に対しては、より結晶性の高いハイドロキシアパタイトを生成して強い歯を
つくります。ほかにも自然治癒が可能な初期のむし歯の場合、フッ素を塗 ることで治癒を助けることが出来ます。
●フッ素の安全性
私たちはフッ素を食べ物や飲物などから自然に少しずつ体内に取り込んでいます。
フッ素は特別な薬品では ありませんので、大量に使用しなければ体に悪影響を及ぼしません。
フッ素はむし歯に強い歯をつくる性質を持っています。このフッ素を定期的に歯に塗ることで歯質を強化します。歯に直接フッ素を塗るので、市販の歯磨剤よりも効率的に取り込むことが出来ます。
@歯をきれいに磨いた後、エアーを吹き付けて歯の表面を乾燥させます。
A脱脂綿などにフッ素入りの薬剤をしみこませ、歯に塗ります。
Bフッ素を歯に塗った後は30分ほどうがいや飲食をさけます。(たまったつばは吐き出してください。)
上の@〜Bを2週間の内に3〜4回行います。これを年に2〜3回実施します。このほかにもフッ素の洗口法(うがい)やイオン導入法などがあります。
|