川 を越えて、森を抜けて
Over The River and Through The Woods


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加藤健一のフォト日記  メイキング&バックステージ


メイキング&バックステージ

キャストインタビューその8 加藤健一



Q.本多劇場での公演とカメリアホールでの公演を終えた今の心境は?
稽古中から高瀬さんの演出が非常にきめ細やかで、これはうまくいくだろうなと予想していました。お客さんも爆笑コメディじゃないのに爆笑してくれて、ずっと笑いで二時間繋がっていく・・・。また、後半は悲しいシーンで涙してくれて・・・。思い通りに出来上がって嬉しいですね。これからツアーに出るんですけど安心して各地の人に見てもらえると思いますよ。

Q.お客さんの反応は予想通りだったんですか?
大爆笑する所もあると思ってたんですけど、もうちょっと押さえた笑いが続くかな〜と思ってたんですよ。僕が思っていた笑いよりも派手で、これは演出の高瀬さんの力ですよね。

Q.地方公演での楽しみはなんでしょうか?
地方のお客さんがこのお芝居をどう受け止めてくれるかっていう反応が一番楽しみですね。大爆笑してくれて、その分涙してくれれば、嬉しいですね。それと美味しい物を食べる事!(笑)

Q.地方で待っている皆さんにメッセージをお願いします。
東京公演では、本当に大成功しておりますので、皆さん是非、楽しみにしていてください。早く皆さんのお顔と笑いが見たいです。
                                                   (取材日:3月31日)


3月28日(土)

「川を越えて、森を抜けて」をご覧になったお客様からいただいた感想文をご紹介させていただきます。

笑ったり 泣いたり と本当に楽しかったです。感動しました。
おじいちゃん
 おばあちゃん達とニックとの会話 とても楽しかったです。私もおじいちゃん おばあちゃんのことを思い出しました・・・もっとたくさん話をしたかったなぁとあらためて思います。家族っていいですね とても身近にいるから忘れかけていたことを思い出した気がします。
福岡県 Aさん(30才)





3月27日(金)

「川を越えて、森を抜けて」をご覧になったお客様からいただいた感想文をご紹介させていただきます。

今の日本の家族にいちばん欠けているテーマを笑いと涙ときびしい現実のことばで鋭くついている作品でした。高齢者と若者のギャップを埋めていく示唆に富んだ心洗われる芝居でした。ベテランの役者とすばらしい音楽、舞台や照明によって心温められたひとときでした。
秋田県 Iさん(69才)





3月24日(火)

「川を越えて、森を抜けて」をご覧になったお客様からいただいた感想文をご紹介させていただきます。

心があたたまりました。テーマがはっきりと伝わってきました。
老人側、孫側、どちらの気持ちも痛い程理解でき、それ故、すれ違うことの悲しさを想い、さらには人間というもの、世界というものに想いを馳せました。素晴らしい舞台を有難うございます。

東京都 Oさん(35才)





3月20日(金)

「川を越えて、森を抜けて」をご覧になったお客様からいただいた感想文をご紹介させていただきます。

とても素晴らしい舞台でした。感動して涙が止まりませんでした。
家族は時にわずらわしく感じたりもしますが、でも、今の自分があるのも家族のおかげ、いつか来るお別れの時に、ニックの様に家族から受けた財産をしっかりつなげていけるようにしたいと思います。

神奈川県 Kさん(29才)





3月18日(水)
「川を越えて、森を抜けて」の初日です。
開幕を待っていてくれた、たくさんのお客様で客席はとても賑やかです。本多劇場のロビーにはお花がいっぱい!一足早く、春まっ盛りです。

「川を越えて、森を抜けて」の舞台のセットをご紹介します。 フランク(加藤健一)とアイーダ(竹下景子)の家です。ステキでしょう!?
ぜひ、このお家に遊びに来て下さいね。



キャストインタビューその7  竹下景子

Q.竹下さんの役柄を教えてください。
加藤さん演じるフランクの奥さんのアイーダという役です。多分80歳にもう手が届くかな?お料理が得意で、家の中はほとんどアイーダさんのしきりで、もちろん孫のニックの世話もやいのやいのとやいている元気なおばあちゃんです。

Q.初めての、カトケンワールドはいかがでしょうか?
スタッフも出演者も、きちんと信頼関係が出来上がっているカトケンワールド。その中に私が飛び入り参加したような感じで、すごく新鮮です。演出の高瀬さんとは以前一緒にお仕事をしたことがありますけど、皆さん、初めて共演する方ばかりで、とても楽しいですね。

Q.大分稽古も進んできましたが、加藤さんの印象というのは?
加藤さんは物静かですよね。でも決して、じっとはしていない(笑)おしゃべりはしないけど、手元はいつも動いてる感じ。まず、ギターケースを開けてギターの調弦をする事から始まり、そのギターを持って、しばしブレイクして、通し稽古が始まったら出番のない時は舞台袖で筋トレ(笑)すべてトータルで動きがインプットされてるんでしょうね。素晴らしいです。私なんてとてもそんな余裕ありませんからね。きっかけも気になるし、セリフも心配な所もあるし、その横で加藤さんは筋トレですからね。頭の中はいつもフル回転してるんじゃないかなって感じです。でも、佇まいは物静か(笑)

Q.高瀬さんの演出の魅力はなんでしょうか?
一言で言うと、ゴールが見えない。いつも芝居が生きているんです。今回の芝居は凄くテンポよく会話が進んでいくので、そうすると自然に動きが変わってくる所もあって、相手の芝居が変われば、当然自分の芝居も変わる。ほとんど、生きているっていうか、動いている感じですね。毎日、発見があります。面白く書かれているセリフをもっと生かすっていうんですかね、ただのタイミングとか段取りでやってしまうと、きっと楽しくないんでしょうし、より生き物にするための演出がいっぱいあって、やっててすごく楽しいです。緊張もしますけどね。

Q.『川を越えて、森を抜けて』の初日を前に意気込みをお願いします。
下北沢は私の地元で、故郷のような場所なんです。その中で本多劇場は凄く好きな劇場の一つですし、実際によく足を運んでもいたので、逆に緊張しているんですよ(笑)家族に見られてる感じがして照れくさいような、緊張するような。そういう意味での他の劇場にはない緊張感がありますね。この素敵な作品で初めてカトケンワールドに出演出来る事をとても感謝しています。心洗われるし、元気になるし、舞台の力ってこういうものなんだよってこの作品をご覧になった方々に感じてほしいなと思っています。
                                                 (取材日:3月13日)



キャストインタビューその6  小山萌子

Q.小山さんの役柄を教えてください。
エンマのポーカー仲間の姪っ子で、独身のケイトリンという女性です。フランクの家にお食事に呼ばれてやってきます。年齢は自分の中では28歳ぐらいに設定しています。

Q.「コミック・ポテンシャル」に出演された時は加藤さんの演出でしたが、今回は高瀬さんの演出という事で、違いはありますか?
高瀬さんは戯曲にもよるかもしれませんが、この舞台装置の中でどこにいたら一番いいのかとかアイディアを提示してくださるし、ちょっと、やりづらい場合でもやりやすい方でやりましょうって言ってくださいますね。加藤さんは「コミック・ポテンシャル」の時は、役者と演出の両方を兼ねてらしたので役者に委ねてくれる部分が多かったですね。お二人とも役者が一番やりやすい事を尊重してくださるので大きな違いはないです。


Q.小山さんは出演者の中で一番最年少ですが、年上の人達との共演はいかがですか?

そう!最年少なんですよね。同年代の人がいっぱいいるよりも、自分より年上の方がいる現場の方がすごく嬉しいんですよ。同年代の人が多い現場だと疲れちゃうんですよ(笑)やっぱり、大人の人達が沢山いらっしゃるほうが、落ち着くっていうか、居心地がいいんです。皆さん大人ですから空気の作り方が上手ですよね。

Q.小山さんのおじいさん、おばあさんの思い出を教えてください。
母方のおじいちゃんが中国人で、おばあちゃんは日本人なんです。父方の祖父母は台湾系なんですが、どっちのおじいちゃんもおばあちゃんも日本語が出来るんです。でも、父方のおじいちゃん、おばあちゃんとは小さい頃に一回か二回しか会った事がないので、私の中でおじいちゃん、おばあちゃんっていうと、母方のおじいちゃん、おばあちゃんですね。二人とも日本に住んでいて、食べる事にすごく興味があって、外食も大好きです。小さい頃はおばあちゃんと二人でアニメを見たり、おじいちゃんとはおじいちゃんのモノマネを私がして笑わせたり(笑)そういう関係。おじいちゃんもおばあちゃんも、今でも私の出ている芝居を見にきてくれて、若い俳優を見てあの人が上手いとか、演技の感想を言ったりだとか。私の演技に関しては孫だから、「ええわ〜、よかったわ〜」って何をやっても褒めてくれるんですよ(笑)けど、おじいちゃん、おばあちゃんってそういうものですよね。

                                                    (取材日:3月9日)



3月9日(月)
3月7日(土)から、いよいよ通し稽古が始まりました。本番と同じように休憩をはさんで、一幕・二幕と進んでいきます。

劇中には、ニック(山本芳樹)や父方・母方の祖父母(加藤健一、竹下景子、一柳みる、有福正志)の5人揃っての食事風景や、歌ったり踊ったりして過ごす賑やかな日常が多く描かれています。その中で、祖父母の4人はとにかく元気!その元気で明るい4人のやりとりや、孫のニックがおじいさんたちに振り回されている様子は、思わず笑いを誘います。ニックの急な転勤の話に大騒ぎし、何とか止めようとするおじいさん達。新風が吹き込むように家族の前に登場する客人、清楚で可愛らしいケイトリン(小山萌子)。そして物語は、思わず涙があふれ出るような感動のラストに向っていきます。家族の絆や思いやりの心が、気付かないうちに見る者の心に届いて、胸が熱くなりいっぱいになる思いです。

笑いあり、涙ありの素敵なハートウォーミング・コメディの仕上がりが見えてきました!とても素敵なアンサンブルで、最高の舞台になりそうです!!きっと皆さんにあたたかい最高のプレゼントを持って帰っていただけることでしょう。初日の幕があくまで、あと9日。期待に胸をふくらませてお待ちくださいね!

 
今日は、衣裳合わせも行われました。衣裳プランナーの竹原典子さんが、たくさんの衣裳を持って登場。服以外にも、ベルトや靴やアクセサリーなどもたくさん集められました。キャストと作品のイメージにぴったりの衣裳が決まっていきます。中には、よそ行き用の色鮮やかなドレスなどもあるようです。いったい誰が着るのでしょう??それは劇場でのお楽しみです。



キャストインタビューその5  山本芳樹

Q.山本さんの役柄を教えてください。
ニックという加藤さんや竹下さん達の孫の役です。おじいちゃん、おばあちゃん思いの優しい子です。

Q.今回、同年代の女優さんである小山萌子さんと恋人的な役で共演しますが、やりやすいですか?
Studio Lifeは男ばっかりだし、去年の『思い出のすきまに』も男だけでした。その前の『モスクワからの退却』は女優さんと一緒だったけどお母さんだったし・・・。最初は新鮮に思ったけど、これが普通の事なんですよね(笑)すごく、やりやすいですね。

Q.加藤健一事務所の公演に出る事をStudio Lifeの他のメンバーからはどのように言われていますか?
羨ましがられてます(笑)だから、また出れたのですごく嬉しいですよ。選ばれた時も「はいっ!やりたいですっ!」って感じでした。

Q.今は稽古の真っ最中ですが、ニックという役で大変な事はありますか?
台詞かな?(笑)ニックは結構喋るから。周りに二組のおじいちゃん、おばあちゃんがいて全員に同じように対処するとういか、フットワーク軽くバンバンいかないといけない。その中で翻弄されていくから、結構スピーディーに芝居が進んでいくので気が抜けないですね。まだこれからですけど、なんとなくスタートは切れた感じがしてます。

Q山本さん自身のおじいちゃん、おばあちゃんの思い出を聞かせてください。
僕は、関西出身なので、おじいちゃん、おばあちゃんのノリっていうのは『川を越えて、森を抜けて』のイタリア系のおじいちゃん、おばあちゃんと結構似てたりする部分がありますね。父方のおばあちゃんはアイーダさんのようにすごく料理が上手でした。母方のおばあちゃんとは、僕が生まれた時から一緒に住んでたので、ものすごくおばあちゃん子でしたね。おばあちゃんと買い物に行くと、お母さんには内緒で、駄菓子を買ってくれたり。また、父方のおじいちゃんはすごく手先が器用な人で、夏休みの自由研究は全部おじいちゃんに作って貰ってました。一番最初は、木の船を作ってもらって、ロウソクに火をつけるとポンポン船のように進むんですよ。次の年にはブリキの船を作ってくれて(笑)絶対僕が作ってないだろうっていうのが、ばれちゃうぐらいのすごい仕上がりでした。まあ、ばれてたと思うけど(笑)ニックみたいに父方と母方の二組のおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にいる事はなかなかないじゃないですか?だから、すごく貴重な体験を僕は今稽古でしてますね。

                                                 (取材日:2月26日)



キャストインタビューその4  一柳みる

Q.一柳さんの役柄を教えてください。
エンマは、ト書きに、賑やかな二人が(ヌンツィオとエンマ)やって来た―とあるぐらい、イタリア系の移民だから陽気で、非常に楽天的な所もあって、バイタリティー溢れる人ね。ニックの事で色んな事を仕組んでみたりとか、落ち込んだかなと思ったら、パッと次には「いいえ、私達がなんとかするわ!」っていう次の行動が思い浮かぶような、すごくアクティブな人。自分でも「私は行動派なの!」って言ってるんですけど、あっちこっち行くのが好きで、海外旅行に行ったりとか、本当にエネルギッシュな女性ですね。台本上、計算すると年は77歳。17歳で結婚して、60年間と言ってるので、エンマもヌンツィオも同い年で77歳という(笑)すごく元気で・・・大変(笑)。

Q.一柳さんは竹下景子さんと稽古場でも席が隣同士でよくお喋りしている姿を見るんですが・・・。
竹下さんとはお仕事するのは初めてですけど、年も多分かなり近いはずだし、お話していて楽しいし、初めてとは思えないくらいとても仲良くできてます。竹下さんは今回ほとんど知らない人ばかりでしょ、きっと。でも、稽古初日からみんなの中に普通にいらっしゃる。なんの問題もなくスッと溶け込んでいらっしゃいますね。子供さんが二人いらっしゃって、ちゃんと奥さんであり、お母さんでもありっていう事をやりながら、きちんといいお仕事をなさってる。すごいな〜と思いますよ。

Q.おばあさん役をやる上で気をつけていることはありますか?
狙いは可愛いおばあさんです。とか言って(笑)別に可愛くやろうと思ってるわけじゃないんだけど、登場するおじいさんもおばあさんもみんなニックが可愛くて、可愛くて、鬱陶しがられても、何かしないではいられない。時々ポコッと抜けてたりして。現実に年をとっていくと、ポッと抜けてしまうような所っていっぱい出てくるじゃないですか?それが、なんかお客さんに可愛いい事として写ってくれれば、本当にいいですよね。

Q.『川を越えて、森を抜けて』という作品はどういう方に見ていただきたいですか?
いろんな人に見ていただきたいと思うけど、長く連れ添ってるご夫婦に見てもらえたらいいな〜と思いますね。あとは、これから結婚する人、あと二十年、三十年連れ添うであろう人達にも見ていただきたい。ウンと若い人が見たって分かる所は沢山あると思います。アレ?つまり全部の世代ってことかしらね。

                                                   (取材日:2月24日)



2月24日(火)
今日は衣裳打合せ。衣裳プランナーの竹原典子さんが、カトケンワールド版“川を越えて、森を抜けて“のために、各登場人物のさまざまな衣裳をデザイン画にしてきて下さいました。

演出家の高瀬さんと共に、人物やシーンのイメージ、舞台セットのデザインなどと照らし合わせていきます。衣裳の色・形・布生地の模様がさらに方向づけられ、確認されました。

打合せを終えた竹原さん。次回打合わせでは、さらにデザインを練り上げて稽古場にいらっしゃることでしょう。どんな衣裳が出来あがるのか、次回の衣裳打合せが楽しみです。

 



キャストインタビューその3 有福正志

Q.有福さんの役柄を教えてください。
ヌンツィオは自動車工場で17歳ぐらいから27年間働いて、家族を養ってきたんです。自動車産業がこれからって時に働いてたからその当時は結構、稼げたんじゃないかな?フランクよりも金を持ってるかもしれないな。性格としては、イタリア系の人だから騒がしくって明るいね。

Q.劇中で「Yes, sir that‘s my baby 」という英語の歌を歌われますが、難しいですか?
嫌ですね(笑)俺、舞台とかで歌った事ってないから。・・・嫌です(笑)嫌っていうかどうやればいいのか分からない。キーがね、アカペラで歌ってりゃいいんだけど、その後に加藤さんがギターをね「ジャーン」(ギターを弾く真似)と弾くんだけど、「あれ?どの音だっけ?」って分からなくなっちゃうんだよ。昨日の稽古でも(明るく高音で歌って)「イエ〜サ〜♪」って出たいんだけど、コードがさ(低めに歌って)「イエーサー♪」って低い音なんだ。キーとるのが大変!これから、稽古でいろいろ試してみたいですね。

Q.有福さんはこれまでも「すべて世は事も無し」「木の皿」「エキスポ」などでおじいさん役をよくやられていますが、気をつけていることはありますか?
リアルな年齢の役だったらある程度規制があるじゃないですか?こういう仕事の人でこういう人だったら、これ以上崩しちゃいけないとか。でも、年取った役なら色んな制約がどんどん解けてきて、どんな感じでも良くなっていく。声の出し方にしても何にしても「ワー」(唐突に叫ぶ)とかって言っても、そういうじいさんも居るかも知れないって思うじゃないですか。その分、楽。年寄りっていうのはいろんなことがありって感じで面白いなって思いますね。

Q.一柳みるさんとは、以前にも夫婦役をやられていますが・・・。
みるさんとは、何回も一緒にやってるから、最初のスタートラインが他の人とは違って特に何も言わなくても、「あ、そうね」って分かり合える部分がありますよね。なぜか分からないけど、加藤さんの舞台で何度も一緒にやってるし、長い地方公演も回ってるし。同じ空気吸ってるっていうのも変だけど、余計な気を使ったり、そういうのはほとんどないですね。

Q.先日、お誕生日を迎えられましたが、どんなプレゼントを貰いましたか?
キャストの皆さんから猫の寝てる置き物を貰いました。俺が猫好きなのを知っていてくれて。後は、奥さんからまたパソコンを買ってもらいました。2000年に買ったパソコンが調子が悪くなってきてて、買い換えたっていうか、まだ、箱に入れたままなんだけどね。何かすごい簡単に使えるみたい。今年の誕生日は稽古中で、みんなに祝って貰えて嬉しかったですね。
                                                 (取材日:2月19日)



キャストインタビューその2 加藤健一

Q.『川を越えて、森を抜けて』は演出の高瀬さんの手が加わってどういう作品に仕上がっていくと思いますか?
台本を読んだ時は、みんな同じようなイメージ持ったと思うんですよ。でも、それを稽古場でやろうとするとなぜか違っちゃうんですよね。役者が演じると自分の台詞ばっかりがすごく大切になって、悲しい場面を演じる時にどうしてもウェットになりがちで・・・それを、読んだ時のイメージに戻してくれるのが演出家なんですよ。ドライに演じるのって役者にとっては、とても不安な事なんです。でも、ドライにやった方が観客からは悲しく見えますよ、とか修正してくださるのが演出家の役目。高瀬さんはそこを的確に言ってくださるのですごく信頼してやっています。

共演者の皆さんのチームワークは良いですか?
竹下さん以外の人達は何度かカトケンワールドに出ていただいているので、竹下さんが入ってきてどうなるか心配でしたけど(笑)全然そんな事もなく、竹下さんとも、もう何回も共演しているみたいに仲良くやっています。多分、竹下さんの高瀬さんに対する信頼がすごく大きいからじゃないかな。だから、初めての稽古場でも安心してやってくれているみたいで良かったです。

Q.加藤さん自身も演出をしながら役者をやる時もありますが、イメージが混乱する事はありますか?

はい、しますね。演出しながら役者として演技もするのは、やっぱりとても難しい作業です。たまたま、僕が演出をやってきたのはそんなに重いテーマを背負わなくてすむ役ばかりだったんですけど、重い役を演じながら演出をするのは出来ないかもしれませんね。『審判』なんかは自分で演出は出来ないでしょうね。演じると、ウェットになっちゃうんですよ、悲しいシーンがホントに悲しくなっちゃう。自分でやってると、どうしてもそうなるんですよね。コメディならまだそんなに深く人間を表現しなくても笑いの反応があるので、演出も出来るかな〜と思ってるんですけど。すごく深い気持ちを表現する作品で演出やりながら出るっていうのは、多分無理でしょうね。そういう作品は役者と演出家が力を合わせて信頼関係を持って作らないといい作品にならないですね。
                                                 (取材日:2月14日)



2月18日(水)
今日も時間どおりに全員揃い、「川を越えて、森を抜けて」の稽古が開始!・・・のはずだったのですが、稽古がスタートするやいなや、セリフをしゃべるはずのカトケンが、突然ハッピーバースディを歌い始めました。でも、演出の高瀬さんやCAST、STAFFは、驚くどころかニヤリとひと笑み。一緒になって歌い出しました!!・・・しかし、その中に約1名、不測の事態とばかりに目を丸くし、固まっている人がいます。CASTでヌンツィオ役を演じる有福正志さんです。実は、今日は有福さんのお誕生日!サプライズでお祝いしようと、皆でこっそり準備をしてあったのです。

「ハ〜ッピバ〜スディ、ディア、あ〜りちゃ〜ん」というカトケンの歌声のあと、バースディ・ケーキが登場!ケーキには”ヌンツィオへ 77−20=57 おめでとうございます”と書いてあります。照れながらケーキに歩み寄る有福さん。ケーキの他に、大の猫好きな有福さんへと、可愛い猫の置物もプレゼントされました。皆に祝福され、「ありがとう」と言った有福さんの顔は、ニッコニコ!今日で57歳になるのだそうです。有福さん、おめでとうございます!

こうして、今日の稽古はとっても賑やかにスタートしたのでした。本当に明るく元気な「川を越えて〜」カンパニー!またさらに、心ひとつになったようです。

  

 



キャストインタビューその1 加藤健一


Q.『川を越えて、森を抜けて』での加藤さんの役柄を教えてください。

フランク・ジアネッリという役で、ニックという孫がいまして、ニックにとって僕は母方のおじいさんという役です。仕事は、かつて大工さんだったんですが、今はもう引退して悠々自適な生活をしています。性格は頑固で(少し考えて)優しい(笑)です。

Q.今回初めての高瀬さんの演出ですが、受けてみていかがですか?
本当にいいと思いますね。まだ稽古が始まって一週間なので、毎日台本を1時から6時まで5時間、ほぼぶっ通しで毎日読んでるんですが、細かくて繊細で、本番が楽しみです。演出家としての本の読み方も素敵ですし。役者がこういう風にやりたいっていう思いと演出家がこういう風にやりたいっていうのはちょっと違うと思いますので、そこを調整してくれています。こういう気持ちで読んでくださいって、とても分かりやすく、本当に一言、一言丁寧にチェックして進めていくかんじですね。

Q.今回初めて共演する竹下景子さんは、会う前の印象と会ってからの印象は違いはありましたか?

竹下さんに会う前の印象は、「いい人」っていう(笑)だから、実際にお会いして一緒に稽古をしてからも印象に違いはありませんでした。共演していてたいへんやりやすい方です。舞台のセリフっていうのは、テレビとは違った喋り方をするんですが、竹下さんは本当に自然に舞台の喋り方が出来るんですよ。演出家のダメ出しも的確に判断してすぐに対応できる力があるので本当に素晴らしい女優さんだと思います。
                                                   (取材日:2月14日)



2月17日(火)
1週間の読み合せを終え、16日(月)から立ち稽古が始まりました!

稽古場には大まかな大道具が組まれ、さまざまな小道具が到着。ゆったり座れそうなソファのあるリビングや、いかにも美味しい食事が楽しめそうなダイニングなど、セットだけでもあたたかい雰囲気に包まれます。

演出家の高瀬さんは、とってもバイタリティに溢れていて、丁寧かつ熱のこもった演出がどんどん出されていきます。CASTたちもとっても楽しそう!高瀬さんを中心に元気あふれる稽古場ができあがりました!

素敵な作品に仕上がる予感いっぱいです。

 

 



2月9日(月)
「川を越えて、森を抜けて」の稽古がスタートしました。カトケン江古田スタジオの2階稽古場にキャスト・スタッフが勢揃い!いよいよ、このチームで船出です。

顔合わせのこの日には、翻訳者のお二人(小田島恒志さんと平川大作さん)もご出席くださり、演出家の高瀬さんの力強いお話のあと、初めての読み合せが行われました。

「川を越えて、森を抜けて」は家族の物語です。稽古初日ながら、6名のキャストの声はまるでファミリーのよう!!カトケンワールド初登場の竹下景子さん演じるアイーダおばあちゃんとカトケン演じるフランクおじいちゃんは、とてもいいバランスで相性もぴったり!!
これから毎日稽古を重ねて、もっともっとあたたかい家族になることでしょう。

初日を楽しみにしていてくださいね。