蛎殻町・日々の概況と見解

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東京相場表   シカゴ相場

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2009.9.4

【お知らせ】
昨日更新が叶わず失礼しました。
実は昨日からPCが不安定で、長時間の作業に耐えられない状況です。
近日中に買い替えなどを含め対応を考えますが、当面の更新は厳しい状況ですのでご理解お願い致します。

尚、明日は「週刊版」の更新を自宅PCにて行いますので、よろしくお願い致します。

15:10現在


2009.9.2

とうもろこし
9月最初の取引となった1日のシカゴ相場は、豊作見通しや株価急落で反落。 前日引け後発表された作柄や、生育の遅れは材料視されていない。むしろ、低温予報の緩和など好天を手掛かりに売る動きだが、この日の市場はそれ以上に株安や原油安などが影響した。

民間のFCS社が生産高予想を示したが、単収162.7ブッシェル、生産高130億2000万ブッシェルとしたことはやや弱材料。ただし、ある程度は織り込んでいることと、この予想は早霜の恐れは低く、霜の被害は無いことが前提のようだ。

上記したことに付け加えれば09/10生産高130億ブッシェルは、昨年の121億ブッシェルを約9億上回る。だが、09/10の総需要見込みは、前年の120億2000万ブッシェルから、128億7500万ブッシェルと、約8億5000万ブッシェル増えており、生産高の増加とほぼ相殺となる。そう考えると、130億程度の生産高では、需要が減少でもしない限り3ドルを割り込むのは理屈には合い難いという見方も成り立つ。

東京は続落。9限は発会以来の安値を更新するなど、弱い展開を余儀なくされた。だが、今日は競りも売り先行で始まる場面が多く見受けられ、出来高も最近にしてはまずまずの商い。従い、投げもそれなりには出たと推測出来る。

上記したことを鑑みて、相場の味は悪いことは否めないため、「押し目買い」とは言い難いものの、「悪目買い」や「突っ込み買い」と見ている。

15:56現在


2009.9.1

昨日は所用により更新出来ずに失礼しました。

とうもろこし
31日のシカゴ相場は、期近は堅調も高安マチマチ。

引け後に発表された週間作物進展度報告。
トウモロコシ 作柄優・良合計69%(前週70%、前年61%)、劣以下10%(前週9%、前年13%)
デントステージ進捗率32%(前週18%、前年42%、平年60%)

大豆 作柄優・良合計69%(前週69%、前年57%)、劣以下8%(前週8%、前年14%)

トウモロコシのデント進捗率などが依然として大きく遅れている。作柄については、成熟期に入ったこの時期、作柄が後退するケースは多く、事前予想範囲内でもあるため、材料視はされていない。しかし、デントステージの進捗状況が遅れていることは、一部で重視する声もある。当面、降霜のリスクは低いが、現時点での大幅な生育遅れをどう評価するか・・・?

東京は安寄り後に水準を回復。当初92円台だったドル円の影響もあり軟調な出足も、93円台に回復したドル円や原油相場の反発などが手掛かりとなり戻した。だが、上値を追うような気配も薄い。引き続き持ち合いが続いている。今日の動きで強いてあげれば、昨日の安値を切らなかったというところだが・・・?


15:26現在


2009.8.28

とうもろこし
27日のシカゴ相場は、軟調な動きを経てショートカバーから切り返す。この日発表された週間輸出成約高は、事前予想レンジ内で材料視されてない。セッション開始から軟調な動きを余儀なくされ、下値を探る展開となっていたが、原油相場の反発や、大豆期近の急伸などから、ショートカバーから上昇に転じた。

東京は1月限を除き小幅上昇で、7月限以外は日足で陽線引けとなった。まあ、しかし、今週は動きが乏しい週であった。これも相場ではあるが・・・?
今日は書くこともあまりないのでこれにて。

15:16現在


2009.8.27

とうもろこし
26日のシカゴ相場は、好天や原油安・ドル高で小幅続落。

某所の米中西部(イリノイからアイオワ)の調査によれば、トウモロコシの作柄は概ね良好で、イヤー(トウモロコシの幅や長さなどの大きさ)も外周14〜18粒、縦32〜42粒と大きく、高単収の期待が高まっているようだ。
ただし、生育は例年より2週間ほど遅れており、低温による生育遅延が発生しているようだ。シカゴ近郊でもこの時期としては寒く、生育障害や早霜のリスクが高いという。

生育の遅れから自然乾燥(畑で放置しながら乾燥を促す)期間が十分に取れず、強制乾燥になる可能性が極めて高く、昨年同様低品質となる懸念がある。

早霜の影響がなければ、史上最高の単収になる可能性があるものの、ベルト北部では早い年で9月上旬に降霜がある。単収や品質は9月の天候によるが、今年は例年以上に気温への注意が必要のようだ。

個人的には単収160は既に織り込んでいると診ているが、もし、霜害などに見舞われたら、相場に与えるインパクトは大きいと見る。

東京は26日のシカゴ軟調に加え、93円台の円高の影響もあり、軟調な動きを余儀なくされた。だが、9限では昨日の寄り値(安値でもある)1万9200円は切ることなく、円高でもズルズルと値を消す展開には至らなかった。このことは買い方としても歓迎できると思う。相場は水準を切り上げているように映るが・・・?

15:41現在


2009.8.26

とうもろこし
25日のシカゴ相場は反落。作柄改善よりも原油の下落が大きく影響したと考える。作柄改善も生育遅れで相殺だろうが、原油下落が市場を弱気に導いた。

6〜10日の天気予報(通称シックステン)では、中西部東の一部などで、かなり低温の予報が出されている。華氏8度(摂氏マイナス13度)の可能性もあり、これが実現するようなら、そのエリアでは生育に大きな支障をきたすが・・・?

東京は安寄り後に水準を回復。夜間下落などもあり、当然の安寄りも下げ幅はやや控えめであった。その後、94円を試し始めたドル円や、夜間の戻りに刺激を受け、後場寄りは堅調な動きも、引けにかけてはやや値を削った。

24日の先限引け値1万9450円で、大引け三段足は買い転換しており、1万8810円を下回って引けなければ、上昇トレンドに変化したと解釈することは可能。買い方とすれば、今日は引け値で1万9460円以上で引けて、大引け足は二手目が欲しかったが・・・?「もうはまだなり、まだはもうなり」という格言があるが、個人的には「まだはもうなり」と考え、相場は買いと判断したい。大きな上値が期待出来るかどうかは兎も角も、目先は一利喰いするくらいの上値の感触が出てきたように思うが如何に?

15:41現在


2009.8.25

とうもろこし
24日のシカゴ相場は続伸。この日発表された週間輸出検証高は、事前予想レンジを若干下回ったが、これを弱材料視する動きは限られた。それ以上に原油高や生育遅れなどが強材料視された。

今年の供給がどうなるか?生育遅れは顕著であり、今後の冷害リスクは高い。個人的には生育状況と時期を考えると、被害を受ける畑が出る可能性は高いと思われる。だが、作柄そのものは良好であり、単収の更なる向上も否定は出来ない。その辺の見極めは今後の課題だろう。

引け後に発表された週間作物進展度報告。
トウモロコシ 作柄優・良合計70%(前週66%、前年61%)、劣以下9%(前週10%、昨年12%)
ドウ進捗率57%(前週40%、前年66%、平年79%)、デント進捗率18%(前週9%、前年25%、平年43%)

大豆 作柄優・良合計69%(前週68%、前年64%)、劣以下8%(前週9%、昨年12%)

トウモロコシは作柄は良化ながら、生育の遅れが顕著となっており、今後はこちらに注目。

注:ドウステージは、穀粒の乳液が徐々に柔らかい固まりになっていく状態。デントステージは乳液状の穀粒が歯のように硬くなっていく状態。

東京は本日の夜間セッションの反落や、94円前半の円高が響いて、24日シカゴ相場高を帳消しにしている。今日の東京は円高の割りに下げない印象は残り、相場は下値も固まりつつある印象は残った。

産地天候は29日辺りから気温がかなり低下する。まあ、降霜になるほどではないが、生育には支障をきたす可能性がある。

15:32現在


2009.8.24

とうもろこし
PRO FARMER社主催のクロップツアーの最終報告が出た。総じて、ベルト西部が東部よりも良い結果となったこと、大豆に比較してトウモロコシの方が良い結果となった。トウモロコシは単収160.1(USDA8月159.5)、大豆単収41.0(USDA8月41.7)となった。
トウモロコシは市場の見方はもう少し高い単収を予想する向きも多かったが、市場の予想よりもやや低い数字が示されという、強材料ではなく弱材料ながらも、その程度の単収なら現在の相場に織り込んだ可能性も否定は出来なくなった。

依然として農家売りが低調だが、その最大の理由は相場水準にありそう。やはり、農家としては3ドル前半のレベルは満足出来るレベルではないようだ。また、保管に関する問題として、農家は自宅敷地内に自前のサイロを建設したりしており、保管場所の問題から市場に売却する動きは限定的という見方も。

さて、東京は週末21日のシカゴ本セッション高に加え、本日の夜間セッションの続伸、ドル円が94円後半に迫る円安などで、堅調な動きとなり先2本以外は高値引けとなった。

先限は新甫発会以来の高値となったが、まだ逆張りと見るのが妥当ではある。しかし、相場は切っ掛け次第で上に振れ易くなってきた印象も与えた。

15:36現在


2009.8.21

とうもろこし
20日のシカゴ相場は、好天による豊作期待から反落。この日発表された週間輸出成約高は、事前予想レンジを大きく上回る143万トンとなったが、それ以上に好天による豊作見通しが相場には重しとなった。だが、今後の気温低下予報は生育にマイナスになると見られている。

PRO FARMER社クロップツアー4日目は、アイオワ州の一部で強風による倒伏があるようで、アラレによるダメージも確認された。

生育遅れは今後の降霜などのリスクは孕んでいるが、逆に農家売りが先送りとなっている点は、今後の弱材料に作用する。例年この時期、30%程度は新穀売りを済ませている農家だが、今年は生育遅れの影響で5%程度の売りに止まっているようだ。

東京前場は売り圧力が強く、計算以上の下落となった。これで19日の安値を更新した。下落の背景は夜間の上昇幅が削られたこと、ドル円が93円台に突入したことなどだが、東京株価の下落や、他商品の重い動きなども重なった。だが、引けはやや円安に振れたことで、先限を中心に大きく戻した。結局、東京はシカゴに比較して期先はやや割安であり、切っ掛け次第では買われ易いということ。ただし、この事をもって相場が強くなったかどうかは別。

15:25現在


2009.8.20

とうもろこし
19日のシカゴ相場は、ドル安や原油高で上昇。中国上海市場の株価急落で、世界的な株安懸念もドイツ景況感指数の上昇などで、ユーロが買われ世界的にも景気回復という見方が広がったことで杞憂に終わった。

CFTC(米先物委員会)が、トウモロコシ、大豆、小麦市場における投機ポジション限度の免除申請を拒絶したとの観測があり、大手FUNDの手仕舞い売り観測は相場の重しとなっている。

東京は反発も、逆張りの域を出ない。取組高がせめて4万枚は回復して欲しいものだが・・・?

15:54現在


2009.8.19

とうもろこし
18日のシカゴ相場は、ショートカバーから小反発。トウモロコシ独自の材料としては、PRO FARMER社クロップツアーにて、作柄は良好であり単収が期待出来る状況といが、多くのエリアで生育遅れであり、早霜の懸念は収穫が完了するまで付きまとい、やや弱材料ながらも決め手に欠ける。その中で、原油や米国株式相場の上昇もあり、前日比変わらず〜小幅高で引けた。

東京は前場こそ前日引け値から大きく外れなかったが、後場は夜間安や円高から値を沈めた。新甫発会値から売り買い双方、どちらにも有利に傾かなかったが、今日の後場で売り方有利な展開となった。夜間安などの背景は、中国上海市場の株価の下落と思われる。

株式市場やコモディティの多くが、心理的に弱気を誘い易い状況だ。だが、東京のトウモロコシはシカゴ市場との採算で言えばむしろ割安で、切っ掛け次第では大きく反発に転じる可能性はある。

さて、今晩の米国市場にて、各市場がどういう値動きをするか・・・?

15:35現在


2009.8.18

とうもろこし
17日のシカゴ相場は、豊作見通しで続落。この日発表された週間輸出検証高は、事前予想レンジを下回り弱材料視される内容。また、好天により豊作見通しが強まる中で、NY株の下落なども重なり相場の下落要因は揃っている。だが、そのような中で下げ幅は限定的という印象も。正直、17日の本セッションは10セント以上下げると見ていた。もっとも、安値からは10セント程度戻しており、一時は16セント安だったわけだが・・・

今週から始まったPRO FARMER社主催のクロップツアーでは、オハイオ州の単収は前年比25%増加見通しなど、豊作期待を裏付ける内容であった。このことをもって、シカゴ9限で3ドル割れを見込む向きも存在するが・・・?

豊作見通しが強まる中で、今後は農家が手持ち旧穀在庫を売るような動きも想定され、相場の頭を押さえる要因になるが、今月のUSDA需給発表を信じれば、需要の増加により豊作となっても需給は劇的な改善には至らない。在庫率にして12.6%はけして潤沢とは言えない。

引け後に発表された週間作物進展度報告では、トウモロコシ・大豆共に作柄は変わらず。

東京は小反発。昨日下げ過ぎた反動に、ドル円相場の落ち着きや、本日の夜間セッション高などから買われた。だが、前場にこの日の高値を付けて、後場に失速しているあたりは、まだ相場の地合いは固まったとも言い難い。辛うじて先限は新甫発会値を上回って引けたが・・・?

15:35現在


2009.8.17

とうもろこし
週末14日のシカゴ相場は、好天や原油安・大豆安などから続落。 好天による豊作見通しが益々強まる中で、僚友大豆相場の大幅下落や、原油の下落など外部市場の支援も得られず続落。だが、他市場の下落幅の割りに下げ幅は限定的だった。だが、穀物相場の中で一番強かった大豆が、当限納会で暴落するなど下落が著しく、このことは穀物全体の相場にとって重しとなる。

シカゴ大豆8限が納会で急落したことが相場の味を悪くしているが、中国が引き続き米国産大豆の手当てをしているなど、納会後の続落を見込む実需関係者は少ないようだ。

今週から民間業者団体による作柄調査ツアーである、プロファーマークロップツアーが始まる。ここで示された作柄報告が、USDAの数字と整合性があるかどうか?今週は同ツアーが材料視されそうだ。

東京は週末のシカゴ安に加え、夜間安や円高も加わり軟調な動き。10年09限が今日から発会したが、同限も辛うじて1万9000円は維持したものの、買い気は今ひとつ盛り上がらない。手口などはむしろ買いたくなる手口だが、値運びなど味は悪く、今日の安値を上手に買っても明日には引かされるリスクも感じてしまう。極東市場の株価が冴えない動きをしていることが原因の一つである。

ここからの突っ込みは買い狙いが成り立つと見ているが、まだ下値リスクが高いように思え、今少し下値余地有りという見地で臨みたい。

15:38現在


2009.8.14

今日のコメントは休ませて頂きます。また、明日も「週刊版」の更新はお盆休みということで休みます。
では、皆さん良い休日を。また来週です。


2009.8.13

【お詫び】
昨日記した事前予想の数字ですが、期末在庫はまた旧穀の数字を書いていたり、大豆はトウモロコシの単収を書いており、大変失礼致しました。

正確な数字。
トウモロコシ 
生産高事前予想平均124億2700万、事前予想レンジ117億9200〜128
億1400万。(7月USDA122億9000万)
単収事前予想平均157.1、事前予想レンジ153.0〜160.3。(7月USDA
153.4)
期末在庫事前予想平均17億0100万、事前予想レンジ15億1700万〜18億
9200
万。(7月USDA15億5000万)

大豆
生産高事前予想平均32億1300万、事前予想レンジ30億〜32億7500万。
(7月USDA32億6000万)
単収事前予想平均42.1、事前予想レンジ40.9〜43.5。(7月USDA
42.6)
期末在庫事前予想平均2億2100万、事前予想レンジ1億4500万〜3億050

万。(7月USDA2億5000万) 

単位はいずれもブッシェルです。


8月度USDA需給発表結果。

トウモロコシ 
生産高事前予想127億6100万
単収159.5
期末在庫16億2100万

大豆
生産高予想31億9900万
単収41.7
期末在庫2億1000万


とうもろこし
12日のシカゴ相場は、需給発表はやや弱気に受け止められたがドル安などで堅調。需給発表は予想以上の高単収で、生産高の多さが弱材料視されたが、需要を各部門で上方修正したことで相殺気味。その中でドル安や原油高などに刺激を受け堅調。また、米国産トウモロコシの輸出が堅調なことで、現物価格が高いことや、ベルト北部では早霜の懸念も伝えられ、そのことも相場をやや押し上げた。

今回の発表では、供給圧力は強いものとなりそうで、その意味では弱材料となるが、需要の引き上げ幅も大きく、評価は微妙なところ。個人的には消去法で「買い」という判定。もっとも、需要の上方修正を疑問視する声は多いし、作付面積も結局は先月から据え置きとなるなど、ある意味物議を醸し出している。
今後は今回の予想単収が更に上方修正されるという見方が浮上したときに売られる可能性は残るが、下げ幅は限定的だろうし、今回で当面の弱材料は出尽くしか?

東京はシカゴ高を反映し堅調な動き。動向が注目される某商社筋と思われる買いが、多くの限月に見受けられたことも相場を強気に導いた。今日の引け値で限月間のサヤは通常の順ザヤに直った。

明日は東京9限納会だが、残玉だけ見れば買いハナ(渡し物が多い状態)だが、極端な暴落納会はないか?渡し方商社の動向次第だろう。

15:49現在


2009.8.12

とうもろこし
11日のシカゴ相場は、大豆高を好感も原油安が上値を抑え小幅高。今晩の需給発表を控え様子見気分の強い中で、大豆の強い動きに刺激を受け上値を試す場面も。ただし、株安や原油安などが上値を抑えた格好で、前日比では小幅高に止まる。

今晩のUSDA(米農務省)需給発表の事前予想は以下の通り。

トウモロコシ 
生産高事前予想平均124億2700万、事前予想レンジ117億9200〜128億1400万。(7月USDA122億9000万)
単収事前予想平均157.1、事前予想レンジ153.0〜160.3。(7月USDA153.4)
期末在庫事前予想平均17億4600万、事前予想レンジ16億〜18億2000万。(7月USDA17億7000万)

大豆
生産高事前予想平均32億1300万、事前予想レンジ30億〜32億7500万。(7月USDA32億6000万)
単収事前予想平均157.1、事前予想レンジ153.0〜160.3。(7月USDA153.4)
期末在庫事前予想平均1億0600万、事前予想レンジ9000万〜1億1500万。(7月USDA1億1000万) 

単位はいずれもブッシェルです。

東京は円高から売られた。海外市場で進行した円高に加え、東京でも95円40銭台の円高であり、安寄り後も値を沈めて全限が安値引けを余儀なくされた。だが、シカゴ相場も弱材料をある程度は織り込んでおり、サプライズな弱材料とならなければ、「知ったら終い」で買われる可能性もありそう。東京は先限で1万9000円前後からは買いに妙味もあると思うが、いずれにしても今晩の発表次第。果たして・・・?

15:28現在


2009.8.11

とうもろこし
10日のシカゴ相場は反発。大豆買い・トウモロコシ売りの解消で大豆安・トウモロコシ高となったが、トウモロコシの作付面積下方修正と、大豆の上方修正が取り沙汰された側面もある。

引け後発表の週間作物進展度報告。
トウモロコシ 作柄優・良合計68%(前週68%、前年67%)、劣以下10%(前週10%、前年10%)
シルキング進捗率 89%(前週76%、前年91%、平年96%)

大豆 作柄優・良合計66%(前週67%、前年63%)、劣以下9%(前週8%、前年11%)
開花率 86%(前週76%、前年87%、平年93%)

東京は意外な安寄り後(当限を除き)、夜間セッションが堅調に推移したことで、各限水準を回復して各限高安マチマチで引けた。もっとも、今日は商いも薄く、玉次第の動きという側面は強い。本邦は旧盆が近いことと、現地12日USDA需給発表も控えていることで、閑散になるのも仕方が無いか?

明日も今日と同様、閑散商いで持ち合いになるかもしれない。まあ、先限で1万9000円台の値固めと診る。

15:26現在


2009.8.10

とうもろこし
今日の東京は、夜間セッションの値動きに翻弄された。週末のシカゴ安は円安で相殺気味で、夜間次第では高いと睨んでいたが、その夜間が大豆を中心に大幅安のスタート。東京は先週末に下げ過ぎていたが、夜間続落から安寄りを余儀なくされた。しかし、その後の夜間が戻り出し、下げ幅を縮小するだけでなく、本セッションの水準を上回ったことで急反発となり、先限は一節たりとも下げることなく堅調に引けた。もっとも、玉次第の値付きという印象は否めないが・・・

他市場も週末のドル高からやや気配が変わったかと思われたが、東京の動きはドル高の影響も軽微な印象を残した。

今週の相場は12日のUSDA(米農務省)需給発表や、東京9限納会など流動的な要素が多い。だが、USDA発表は弱材料になったとしても、かなり織り込んだ可能性もありそう。個人的には先限で1万9000円台の前半を売るのは気乗りしない。

15:43現在


2009.8.7

今日は外出の為、コメントを休みます。明日、「週刊版」にて。

それから、今日はPC不調の為、メール配信が出来ませんでした。来週から配信いたします。

15:38現在


2009.8.6

とうもろこし
5日のシカゴ相場は、INFOMA社の生産高予想に株安や原油の上昇一服で続落。INFOMA社の予想は、単収157.1ブッシェル、生産高125億5400万とし、USDA7月単収153.4、生産高122億9000万を上回った。この程度の数字ならば、市場は既に相場に織り込んでいるのでは?今回の同社発表では、今月の予想とは別に、最終予想としてもう一本の数字を出しており、それは単収164.0、生産高129億9100万としており、これは市場の想定範囲からするとやや多く弱材料視される内容。

5日のコーン下落はこのINFOMA社予想と、株安や原油相場一服など、二つの理由が大きいか?だが、INFOMA社の予想の割りに、相場は下げなかった印象も。

東京は5日のシカゴ本セッションの下落に加え、夜間セッションの続落から大幅安を強いられた。前引け開始前から夜間セッションの下げ幅が拡大したことで、後場は一時大きく値を切り下げたが、夜間の戻りと共に引けにかけて戻した。夜間は一番下げた場面で5日の本セッションの下値を更新することなく、12限で350が堅い印象を残した。

買い方からすれば、シカゴ12限350、東京先限2万円の下値は堅いという見方。一方、売り方からすれば、東京は2万4740円から1万8000円の下げ幅の半値戻しをほぼ達成した2万1000円台は売り場という主張。目先の方向感は極めて微妙なところだ。

15:50現在


2009.8.5

とうもろこし
4日のシカゴ相場は、利喰い売りや生産高上方修正観測から反落。前日引け後にFCS社が発表した生産高予想が、先月のUSDA(米農務省)発表より大幅に増加しており、そのことが弱材料視されたという見方がある。だが、同社予想は作付面積を修正してなく、疑問も残る。民間最大手INFOMA社は5日のセッション前に予想を出す予定。

だが、生産高動向も重要だが、外部市場の動きに左右される展開が続いており、ドルは対ユーロで年初来安値に接近しており、株や金相場の堅調な動きが穀物の下値も拒んでしまうようだ。

東京は4日シカゴの下げ幅が、昨日の東京下げ幅に比較して小幅だったこと、95円台のドル円相場、今日の夜間セッションが出足のマイナスからプラスに転じたことなどを手掛かりに、一時は先限で2万1000円台に乗せた。だが、引けにかけて94円台の円高になったことや、夜間セッションの上昇幅が削れたことでやや値を消した。

昨日は他商品も安く、ムードの悪い引け方をしたが、東京は下げ過ぎ感が強く、手口もそれを肯定していた。今日は日足陽線で上髭となったが、天井という気配は個人的には薄いように思う。目先は下落してもそれは「押し目」と診るが・・・?

15:33現在


2009.8.4

とうもろこし
3日のシカゴ相場は、作柄後退観測や株高・原油高で続伸。農家売りは散見されたものの、FUNDの買いがそれを吸収した格好で、ドル安や株高・原油高などが続けばFUNDはポジションを積み上げる可能性も一部では指摘されている。

引け後に発表された週間作物進展度報告。
トウモロコシ 作柄優・良合計68%(前週70%、前年66%)、劣以下10%(前週8%、前年10%)
シルキング進捗率76%(前週55%、前年79%、平年89%)

大豆 作柄優・良合計67%(前週67%、前年63%)劣以下(前週8%、前年10%)
開花率76%(前週63%、前年76%、平年86%)

トウモロコシ作柄は事前予想通りに後退したが、これはほぼ織り込み済みかもしれない。だが、シルキングは進捗が今ひとつスローであり、この辺に低温で生育遅れの影響が窺える。

民間のFCS社の生産高予想が示された。単収は160ブッシェルで生産高128億1000万ブッシェルとなった。単収160は現時点では弱材料と言えるが、同社は収穫面積を7月のUSDA(米農務省)と同様の8008万エーカーを採用。収穫面積を7月の数字をそのまま採用したということは、イコール作付面積もそのまま採用したということで、8月は作付面積の下方修正が取り沙汰されているだけに、その辺の修正がない同社の予想は果たして・・・?

さて、東京は高寄り後に反落。寄り付きは買い方の利喰い先行で上昇幅も控えめだった印象も、その後、夜間の下落や小幅ながら円高、他商品の下落などが重なり、前日引け値を当限以外の各限が割り込む展開となった。後場は抵抗力が意外と無かった印象は残ったが、手口はそれほど弱く映らなかった。個人的には今日の反落は、上昇相場の道中の陰線という具合に映るが・・・?

15:35現在


2009.8.3

とうもろこし
週末のシカゴ高に続いて、夜間セッションが続伸したことで、東京は大幅高で8月相場のスタートを切った。夜間高の背景は産地天気予報の高温?と某筋の見方だが、週末は低温で買った側面もあり、高温で買われているのであれば、弱材料に反応は示さず、強材料にはキチンと反応するということか?まあ、夜間高は大豆主導の上昇であり、やはり高温で買ったのであろう。ならば、材料云々は別に、相場は上値を欲していると素直に受け止めるべきか?

個人的には先だっての先限1万8000円は、大底ではないと睨んでいたが、その可能性が高まったと言わざるを得ない。今月は12日にUSDA需給発表があり大注目だが、今週は材料云々をあまり意識せずに、相場の流れに素直に付いていくべきかもしれない。

31日の当欄や、1日に更新した「週刊版」には記さなかったが、東京トウモロコシの月間足が個人的には非常に底入れしているように映る。月間足はあまりチェックされない方もいると思うが、皆さんの目にはどう映るだろうか?

15:43現在


2009.7.31

とうもろこし
30日のシカゴ相場は、一転してドル安で原油大幅高や大豆高に連れ大幅高。この日発表された週間輸出成約高は、125万トンと事前予想上限を超え、強材料と受け止められた。だが、受粉期真っ只中の産地天候は、良好な天候となっており高単収が見込まれている。この辺の事情は強弱イーブンとなるが、一転してドル安になったことで、市場はリスク志向を取り戻しており、株式や各コモディティは買われる展開となり、トウモロコシも買われる結果となった。

また、僚友大豆相場が、29日に記したような情勢でもあり、中国の大量な買い付けがあり、再び急騰したことはトウモロコシにも影響を及ぼした。

今晩は米国では市場が注目する第2四半期の米GDP速報値の発表がある。この数字の内容と市場の受け止め方次第では、一転して再度ドル反発という可能性も無くはない。このところ日替わりの相場という印象がある。
また、シカゴは月末に当たり、最近売り込んだFUNDなどのショートカバーを見込む向きも存在するが、トウモロコシ独自に買い材料がない中で、急伸に対する修正安を見込む声も。

さて、東京は昨日から一転して強い動き。大引けでは28日の高値を上抜き強い動きを演じた。日替わりで上下忙しく、個人的には相場に付いて行くのに骨が折れる相場になっている。この相場の正体は一体上に向いているのか、下に向いているのか?その辺を良く考えて週末を過ごし、来月の相場に臨みたいと思う。

16:00現在


2009.7.30

とうもろこし
29日のシカゴ相場は、原油安や好天で下落も引け間際に戻す。ドル高により各コモディティは軟調。リスク回避の動きもあり、株価も含め市場は弱気ムードが浮上している。この中で穀物は下げ幅が甘いように見えるが、これを底堅いと解釈するか、まだ売れると見るか。個人的にはまだ下値に到達した印象は薄い。

CFTC(米先物委員会)による投機規制強化の問題は、原油を始とした各コモディティに重しとなっている。だが、CFTCは例の金融大手の影響力が強く、掛け声だけで終わるという見方も。

東京は95円台の円安や、昨日先行して下げていた影響もあり、堅調な寄り付きを迎えた。だがドル円が94円台に突入したことや、他商品の下落に影響も受け、先2本は安値引けとなった。そもそも、昨日の高値(寄り値)に届かない高寄り後、昨日の引け値を下抜いて引けた陰線は印象が悪い。

シカゴ相場以上に、東京は上値が重く映る。

15:25現在


2009.7.29

とうもろこし
28日のシカゴ相場は、ドル高や原油安から反落。天候は引き続き問題がないが、改めて売る理由にはなり難い。売られた理由はドル高から来た、原油を始とした各コモディティの下落である。その中でNY金の罫線が悪化したことが目を引く。原油やトウモロコシは押し目の範疇で、NY株価の下げ幅も限定的。各市場の相場は押し目なのか、下降局面に移行したか微妙なところ?

穀物の材料で言えば、トウモロコシは輸出需要が好調で、GULFベーシスがまだ堅調なことがシカゴ期近を支える可能性が指摘されている。
また、大豆は欧州向け米国産大豆から、欧州で認可されてないGMO大豆が検出され、米国産大豆の輸入停止措置が取られたことで、ブラジル産大豆の値上がりから、中国が再び米国産大豆の買い付けを増やすという皮肉な現象が起きており、大豆期近も堅調な動きを予想する向きも存在する。

さて、東京市場だが大幅反落を余儀なくされた。今日は寄り付きから商社勢と思しき売りが目に付き、今回は手口を重視することとして、個人的には目先狙いの買い玉は撤収とした。先限は一節たりとも戻せず安値引けとなったことで印象は悪い。

上記したようにシカゴ相場の情勢はまだ流動的と診ているが、東京の要因がどうも・・・?東京の相場に影響を及ぼす部分で変化の兆しも感じており(この辺の事情は当欄では書きません)、シカゴが再度上値志向を鮮明にしないと、目先は先限で1万9000円割れ程度の下値リスクは強まったと判断したい。

昨日は引けてからも、各商品高そうな印象があったが、一晩経つと大きく変化する、ありがちのパターンである。しかし、今日は寄り付きからあまり大きく下げなかったので、買い方は逃げ道も用意されてましたね。さて、今日からは○○○です。


15:49現在


2009.7.28

とうもろこし
27日のシカゴ相場は反発。この日発表された週間輸出検証高は、5223万ブッシェルとなり事前予想3100〜3400万を大きく上回った。また、トウモロコシは作付面積減少観測が強く、ショートカバーが先行すること、大豆売り・トウモロコシ買いの動きもあるなど、足元の良好な天候が上値はやや抑えたものの堅調な動きとなった。

現在は世界最大の輸出国である、米国の供給動向に関心が高まっている。南半球を除けば今秋が年に一度の供給シーズンだからだ。今年は気温が低く、過去気温の低い年は総じて高単収だったことが指摘されている。逆に気温の低さから、生育遅れが目立つ地域もあり、イリノイのある農家では、例年7月4日の独立記念日に腰までの背丈が目安も、今年は現時点で腰丈で、受粉もまだだという。

作付面積減少観測に生育遅れと、良好な作柄と高単収見込み。相反する材料だが、今後どちらの影響が効いてくるか?高単収が実現した場合、いずれは効いてくるだろうが、来月の需給発表で作付面積減少が確認されるか、相場水準が一段高するなどないと、大きく崩れ難いと診ているが・・・?

相場に直接関係はないが、我が国でもその辺で良く見かけるトウモロコシ畑だが、家庭菜園なども含めてそれらの多くは食用のスイートコーン。だが、相場で取引されているトウモロコシは、デントコーンやフリントコーンなどの飼料向けである。我が国でも牧場に隣接する場所などで栽培しているケースを見掛けるが、デントコーンなどは背丈が2メートルを超える。

引け後に発表された週間作物進展度報告。
コーン作柄は優・良合計70%(前週71%、前年66%)、劣以下8%(前週7%、前年10%)でやや後退した。シルキング進捗率は55%(前週33%、前年55%、平年76%)となった。
大豆作柄は優・良合計67%(前週67%、前年62%)m劣以下8%(前週8%、前年11%)と先週から変わらず。開花率は63%(前週44%、前年60%、平年76%)となった。


東京は先限で2万円を回復場面を迎えた。寄り付きなどは買い方の利喰い先行という気配で、今日は陽線の可能性を匂わせていたが、2万乗せ〜維持しての引けは強い。これで大引け三段は陽転して二手目。

売り方からすれば、6月末の作付面積発表で、今月1日に付けた2万0580円より上は理屈に合わないという意見もあろうが、シカゴ12限でそのタイミングの370辺りを指摘するなら分かるが、為替やフレートなどが影響する東京にそれを当て嵌める事は、個人的には賛成出来る部分と同時に違和感もある。今日の気配だけでは、その辺よりも上値余地を感じたがどうだろう?6月2日の先限高値2万4740円を上抜くような相場とはとても思えないが、油断していると意外とうるさい戻りに入っている相場かもしれない。売るにしても買うにしても、現状では上値リスクが高い相場と映り、直ぐの押し目は個人的には○○たい相場だ。

15:51現在


2009.7.27

とうもろこし
今日の東京は意外と良い押し目?そんな感触も残ったがどうだろう?手口はけして強くはなくむしろ売りに映り、手口を気にする向きは買いよりも売りに傾いた日。しかし、相場はそれに反して寄り付きを安値に水準を回復している。東京にしてもシカゴにしても、安値をドンドン更新するような感触も低い。もう少し相場水準を切り上げないと、大きく下げ難いようにも思うが・・・?

そうそう、今晩の本セッション引け後には週間作物進展度報告があるが、作柄はベルト東部の州などで低下観測もある。

15:33現在


2009.7.24

とうもろこし
23日のシカゴ相場は、作付面積の下方修正予想や好調な輸出で大幅反発。作付面積は下方修正の可能性が取り沙汰されている中で、この日発表された週間輸出成約高も133万トンと事前予想レンジ80〜120万トンを上回り、FUNDの買いを誘った。依然として天候は良好も、売りポジションを形成していたFUNDの買戻しがまだ続く可能性があり、12限で350辺りを目指す展開か?

シカゴ市場関係者は、トウモロコシの作付面積の修正幅が、100万エーカー以内ならば、好天による高単収期待から、相場への影響は限定的と見ている。本邦商社では50万エーカーの下方修正に止まるという見方だが、その程度の修正で済むならば、この時期にあえて再調査を実施しないのでは?という懐疑的な見方がやや多い。

来月のUSDA需給発表(8/12)までは、どの程度の作付面積となるか、不安が付きまとう為、余程の高単収見込みでも立たない限り、3ドルを割る展開になる可能性はほぼ消えた。ただし、作付面積の下方修正幅が100万エーカー以内で、単収も160という予想でもUSDAが出せば、3ドル割れ期待は再び高まる。いずれにしても、発表までまだ間があるので、思惑をいろいろ生み易い。

また、天候は受粉に大敵であるHOT&DRYの懸念は低いが、ベルト東部のインディアナ州では最高気温は摂氏20度と、記録的な低さとなっており、逆に生育遅れが懸念されている。作付面積が注目される中で、隠れた強材料かもしれない。今春の降雨過多による作付遅れの影響や、今夏も気温上昇のペースは緩く、生育遅れが徐々に注目され始めた。今週発表されたシルキング進捗率を見ても、イリノイが平年の80%に対して26%、インディアナが平年64%に対して28%である。
上記したように最高気温は低く、これまでの積算成長度(GDD)が前年を大きく下回っている。作付面積よりも、むしろ、こちらの影響が今後注目を集めるかもしれない。

東京は強い週末となった。直近の先限戻り高値1万9230円をアッサリと上抜き、久し振りに週間足は陽線引けとなったが、大引け新値三段抜きも13手の陰線を経て陽転となった。まだ上値余地を感じる動きであり、反発局面に入った可能性は高いか?大勢は戻り売りに見えるものの、相場の流れに変化を感じ、素直に買い有利の相場に転換していると判断を下した方が無難か?

15:56現在


2009.7.23

とうもろこし
22日のシカゴ相場は、好天による単収増加期待などから続落。単収の増加期待は強く、160ブッシェルはもとより、一部では170などというスコアすら言われ始めた。だが、今シーズンは良好な作柄ながらも、作付遅れから生育は東部を中心に遅れており、早くも秋の早霜リスクも指摘されており、売りポジションのFUNDがカバー(買戻し)をするリスクもあり、安値からはやや反発して引けた。

この日はセッション終了後に、USDA(米農務省)からこの時期としては異例の、作付面積の再調査を実施しており、8月の需給発表で修正した作付面積を発表するとアナウンスがあった。作付面積は3月末の作付意向面積発表から、6月末の確定作付面積発表で修正という流れだが、更に多くの年で収穫後に確定作付面積の修正はしている。概ねそれは1月の需給発表時であり、この時期に作付面積の修正をすることは異例中の異例である。
修正は大方の予想では、トウモロコシの作付面積減少、大豆は増加という可能性が高いか?


あえてこの時期に作付面積の修正が実施されることで、修正幅が大きなものとなるという思惑が台頭しており、本セッション終了後の夜間セッションで早くも大きく反応した。

東京は夜間セッションの上昇や、ドル円の94円台という円安などに反応し、堅調な地合いの一日となった。久し振りの強材料ということでもあり、市場はやや活気が戻った。先限は先週16日以来の1万9000円台回復となり、15日に付けた戻り高値1万9230円を上抜くようなら、2万円程度まで上昇する可能性は浮上した。

このまま大きく上昇するかどうかは疑問も、目先の相場はやや上値を欲しているような気配も。単収は向上しそうだが、作付面積の修正という不確定要素が出てきた。先限で1万8000〜2万円の逆張り・・・?

16:06現在


2009.7.22

とうもろこし
21日のシカゴ相場は、良好な天候から収穫増加期待で下落。昨日も記したが、イリノイ州立大学のエコノミストによる予想で、トウモロコシの単収161.9ブッシェルと示されたことが弱材料になったようだ。まだ受粉期間中でもあり、単収を決め付けるのは時期尚早ではあるものの、現在の産地天候を考慮すれば、そういう可能性が取り沙汰されるのも当然。

この日の下落で先週後半に付けた安値を早くも更新し、チャートの形は崩れているように見受けられる。今シーズンの単収がどこまで向上するか、相場はそれを織り込んでどの程度が適正価格なのか、まだそれを探る段階であると見る。いずれにしろ、相場はまだ下値に到達した可能性は低いと診たい。

さて、東京はシカゴ安を反映して反落。ただし、今日は最近強かった9限(当限)が大きく売られた。受け方商社らしき防戦買い?も散見されたが、渡し方商社の売りが効いたか?9限は来月14日が納会となり、納会まで一月切ったことで納会事情が反映され易い。今日の気配を見ていると、強かった同限の気配に変化も感じるが・・・?

期近がそのような気配の中で、各限も軟調な動きを強いられた。今日は競りも上値が重かったように感じた。ただし、先限では高値と安値上下100円幅に届かず、一日のレンジとしては小さなものとなった。個人的には引き続き下値期待を抱いている。

15:37現在


2009.7.21

とうもろこし
本邦3連休中のシカゴ相場は小確り。その背景は株高や原油高など外部環境の好転。天候は依然として問題がなく、単収は上昇するなどの意見が増えてきているが、相場は皮肉にも逆に堅調。

20日引け後に発表された週間作物進展度報告は次の通り。
トウモロコシ 作柄 優・良合計71%(前週71%、前年65%)
大豆 作柄 優・良合計67%(前週66%、前週前年61%)

トウモロコシ シルキング進捗率31%(前週16%、平年54%)
大豆 開花率44%(前週24%、平年62%)

トウモロコシ作柄は優・良合計は前週から変わらずも、現在のレベルを維持していることはやや弱材料。また、劣などは1%上昇。

さて、東京は2日間のシカゴ高などを受け、堅調な足取り。だが、商いは閑散であった。現在の相場は、シカゴとの採算ベースで考えると、東京期先は割安感もあり、今日の安値圏では海外勢と思しき裁定買いが見受けられた。だが、トレンドは上昇よりも下降を見込む向きが多く、売るにも買うにも決め手に欠ける感じか?

だが、産地天候は当面問題がなく、当欄9日にコメントしたように、受粉のピークはメジャーエリアではこの20〜30日である。このまま予報通りの天候なら、受粉は滞りなく終わる。民間では単収の予想も非公式にいろいろ出ているが、150台後半から161.9ブッシェルなどという高単収の予想もある。ちなみに過去最高の単収は、04年の160.4ブッシェルで、それを超える予想もある。そうなれば、需要も当時より拡大しているとは言え、シカゴ3ドル台は高く映る。USDA(米農務省)による単収を含めた生産高予想は、来月12日の月例需給発表まで待たねばならない。そして、8月の生産高予想からは生産地で実地調査を行った上で弾き出す予想で、7月までの数字と重みが異なる。まずはINFOMA社など民間大手の公式な予想が待たれるが・・・

15:42現在


2009.7.17

とうもろこし
16日のシカゴ相場は、好天や中国政府在庫放出の噂で続落。この日発表された週間輸出成約高は、116万トンと事前予想レンジ上限を上回る強材料も、産地好天が続いており、単収が過去最高の水準に達するのでは?という思惑も台頭。それに加え、中国が来週、政府在庫200万トンの放出を大豆同様にするという観測から売られた。9限でも12限でも、およそ7ヶ月ぶりの安値水準となったが、直近の安値は全て下回っており、罫線は弱い。

東京は前場は軟調な動きも、後場は夜間セッションの上昇や、暴落していた大豆期近の反発などあり、期先を中心にやや水準を回復して引けた。また、昨日も述べたように、東京期先はシカゴ相場との比較で割安感があり、売り方商社の買戻しも多く、その辺の事情も後場の反発に繋がった。

さて、今日は週末でもあり、手短ですがこれにて。尚、明日は「週刊版」の更新を予定しております。更新時間はまた流動的で夜になるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

15:48現在


2009.7.16

とうもろこし
15日のシカゴ相場は、好天や米食肉大手のリストラ策で反落。この日のシカゴ穀物は小麦のみ堅調な足取りも、トウモロコシや大豆は個別材料や産地好天から反落。原油や金は確りで、NY株も急伸の中、セッション序盤は堅調な動きも、米食肉大手のTYSON FOOD(タイソンフーズ)が同社保有 の養豚場5ヶ所を売却、肉豚飼養頭数28%の削減を発表したことを、トウモロコシ・大豆共に嫌気した。トウモロコシはこの日の高値圏で農家売りも散見されたとの情報も。また、大豆は中国政府が備蓄在庫50〜150万トンの放出との観測も広がり、このことも嫌気された。
トウモロコシ12限は一時前日比4セント高も、高値から12セントの下落で前日比8セント安。今日の日足は前日の陽線を包んでおり、あまり良い足ではない。9限でも12限でも、もう一段上に窓が空いており、これを埋めると睨んでいたが、この日はその動きは失敗に終わった。

東京に話題を転じると、前場は予想以上に下げない展開。94円台のドル円相場や、期近が強いこと、他商品の堅調さが相場を支えた。だが、後場に入ると93円台に突入したドル円相場や、上昇幅が剥げてきた夜間セッションの動きに影響を受け、スルスルと値を消す展開。

前場の下げ渋りもやや意外な面持ちだったが、後場の下げ幅はそれ以上に意外。更に意外なことは、先限を除いて9限〜5限までが逆ザヤになるという事態に直面したこと。期近は昨日も記したように、GULFベーシスの上昇という要因があり、売り方商社が買い戻しを余儀なくされている側面はあるが、それが中限から期先まで影響する理由にはならない。これで東京先限は再び割安感が台頭。だが、人気が弱くて割安を素直に買うのも憚られる。「逆ザヤに売り無し」という格言があるがそれに素直に従うのも・・・

付いた値段が相場ではあるし、当サイトは常にそういうスタンスを目指しているが、どうにもやり難い相場つきになっている。個人的な思惑でも積極的なポジション取りには中途半端な水準であり、思いっきり勝負を賭けにくい気がする。

さて、愚痴はここまで。明日からまた、バシっと方針を決められるように、よく相場を吟味したい。

15:44現在


2009.7.15

とうもろこし
14日のシカゴ相場は、現物高やFUND買いで続伸。下げ過ぎ感の台頭していたコーンは、現物価格上昇やテクニカルな買いから上昇。期近9限は約一ヶ月ぶりに10日移動平均を上回って引けた。中西部の天候はこの時期としては気温も低めに推移しており、生育にとって良好な天候が続いている。だが、主要産地も受粉期を迎えており、天候の急変によるリスクがあって相場は堅調に推移した。

さて、東京は期近を中心に続伸。期近の上昇は東京の内部要因にプラスして、GULFベーシスの上昇という要因もある。これにより、9限〜3限と4本の限月が逆ザヤになるというやや異常な格好で、期近2本は先限よりも高い。限月間のサヤは中限が一番安い「岡目ザヤ」になるが、期近2本が先限を上回っており、岡目ザヤというよりも逆ザヤに近い印象。「逆ザヤに売り無し」という格言があるが、果たして・・・?

15:40現在


2009.7.14

とうもろこし
13日のシカゴ相場は、目新しい強材料は無いがショートカバーで反発。新穀12限の上昇幅は限られたものだが、期近7限は13.50高と大幅高。背景には現物高があり、各限の相場を支えている。また、ブラジルが米国産硬質赤色冬小麦を買い付けという噂から、小麦相場が急騰したことも相場を支えた。だが、当面の天候に問題はなく、まだ高値を維持している大豆相場の下落はコーンの上値も抑えた。

引け後に発表された作柄は、前週と同様71%で変わらず。シルキング進捗率は16%と前年の12%は上回っているが、平年の32%からは大きく遅れている。

イリノイ州のシルキング進捗率は平年より遅れているが、ハイブリットコーンの生育が順調と言われている。ハイブリット種の多くはシルクが表れており、急速に伸長しているようだ。花粉がシルクに付着してから、胚珠に到達し受精するまでの時間を短縮したハイブリット種は、多少の天候ストレスを受けても受粉する能力が強く、シルクが表れる時期も早いようだ。シルクの伸長が早いほど害虫被害も減少し、花粉が落下する時期に良好なシルクが増え、受粉が順調に進むようだ。ただし、イリノイ州では6〜7月に降雨がちな天候が続いた為、葉枯れ病が発生する可能性は排除できないようだ。

畑の状態=相場ではないし、これから来月初旬までは天候に左右される最重要期。相場は何が起きるか分からない。

東京は昨日の下落分を挽回する反発で、「往って来い」の相場となっている。まあ、昨日の後場は他市場などの影響もあり、ムードは極めて弱かったが、冷静に振り返れば下げ過ぎ?今日はその反省もあった上昇だ。

個人的には昨日の今日でなんだが、今日から軽く打診買いとしたい。シカゴが好天などの環境の中で、小幅ながら反発したことや、小麦の罫線の良化、東京は輸入採算を考えても、昨日はやはり下げ過ぎ、などを根拠にした。

今日は昨日の寄り値(高値)を上抜いて引けたことも好感出来る。まあ、大きな意味では「戻り売り」の相場だが、当面はレンジの大きい逆張りの相場に移行した可能性も感じ、現在は大きな戻りの渦中か、逆張りの上昇期という感触。上値期待は下値から○○○○円程度かもしれないが・・・

15:37現在


2009.7.13

とうもろこし
東京市場は上値の重い軟調な週始めとなった。寄り付きは意外なほど下げなかったが、引けて見ればそれがアダになった格好だ。後場の下落は他商品が安いこと、東京株価が軟調なこと、円高に振れたことなどが上げられる。

今日で大引け三段足は13手目となったが、先週あのまま突っ込んでくれれば目先の買いも有りかと思ったが、軽く一戻り入れてからの下落であり、先週とは条件もやや異なる。このレベルまで下げると売り難いが、それ以上に買い難い相場に映る。大引け三段は17手くらいあるのだろうか?

11日に更新した「週刊版」で記したが、USDA(米農務省)需給発表にて、作付面積に対して収穫面積を、これまでの91.5%ではなく、92.1%に上方修正して、8010万エーカーとしたことだが、6月発表までは作付面積に対する収穫面積を、収穫率91.5%で計算していたのだ。そうなると、6月末に発表した最新の作付面積を以って計算すると、8700万エーカー×91.5%で7960万エーカーの収穫面積で良いはずだが、今回採用した収穫率は92.1%であり、収穫面積は8700万×92.1%=8010万エーカーと、これまでの収穫率で計算するよりも約50万エーカー多い。50万エーカーの収穫面積増加は、単収153.4で計算すると、8000万ブッシェル程度増えるわけで、50万エーカーの違いが実は意外と大きく、単収換算にしたらおよそ1ブッシェルの違いになる。

今晩はセッション終了後に作柄発表があるが果たして・・・?


15:30現在


2009.7.10

とうもろこし
9日のシカゴ相場は、高水準な週間輸出成約高を好感し堅調。この日発表された週間輸出成約高は、116万トンと事前予想レンジ上限を超える高スコアであること、最近の下落で下値警戒感も強まる中で、今晩のUSDA(米農務省)需給発表を控えショートカバーも多く、堅調な足取りでセッションを終了した。

今晩のUSDA需給発表は弱材料となる公算は高いが、今回は極端な弱材料でなければ「知ったら終い」になる可能性も否定は出来ず、弱材料でも想定の範囲内ならば相場は上昇する可能性もある。ちなみに、予想単収は据え置きか小幅上方修正という見方が多く、2ブッシェルを超える上方修正がなければ、新たな弱材料にはならないという見方も。

USDA需給発表における09/10予想期末在庫の事前予想は以下の通り。
トウモロコシ 予想平均15億6700万ブッシェル、予想レンジ12億9000〜18億2800万ブッシェル、6月USDA10億9000万ブッシェル。
大豆 予想平均2億2900万ブッシェル、予想レンジ1億1500〜3億8400万ブッシェル、6月USDA2億1000万ブッシェル。

さて、東京は模様ながめ気分も強く、相場は高寄り後は一進一退。昨日同様に目先の仕掛けには中途半端な水準であり、今晩の需給発表を控えてジタバタしないで様子見とした。


明日は「週刊版」をサボらずに更新するつもりです。ただし、更新時間は早くて昼過ぎ、遅ければ深夜になるかもしれません。USDA需給発表などをコメントするつもりですので、よろしくお願い致します。

15:23現在


2009.7.9

とうもろこし
8日のシカゴ相場は、期近は確りも他の限月は小幅ながら軟化。シカゴ穀物全体を通じて見ると、下げが減速してきた印象もある。大豆の期近を別にすれば、一番最初に下げた小麦の反発、トウモロコシや大豆の新穀は下げ幅が限定的であった。トウモロコシは12限で3ドルという声が高まってきたようだが、個人的にもいずれはそうなる可能性を感じるものの、ここまで下げてきてようやくそういう声が高まるのは、意外とその手前で反発なんて気もする。

コーンベルトの受粉が50%に達する時期の、受粉前線が掲載されている地図を見ると、10日に50%に達するエリアも極僅かにあるが、20日でもまだメジャーエリアの手前辺りで、30日には概ねメジャーエリアをカバーする。そうすると、50%を超えてくるのは全エリアでは20〜30日ということとなり、この間の天候が極めて重要だ。

東京は予想以上に下げ渋る展開で、限月により高安マチマチで引けた。下げ渋っている背景は、夜間セッションが堅調だったこと、ドル円が朝方の92円台から93円台を回復する円安に振れたことなどだが、目先、投げに迫られた買い玉の整理が一巡している気配も感じる。

大きな意味で「戻り売り」という見方に変わりはないが、実は今日は安ければ再び目先狙いの買いも考えていた。しかし、先限は寄り付きから100円安程度では手を出し難く、その後の上昇で先限は前日比プラスになるなど見送りとした。今日、昨日の終値を下回って引ければ、大引け新値三段は13手目、RSIも水準低下となったのだが・・・?大引け三段の13手目に理論的な買い根拠はないが、過去、13手目で転換しているケースは意外と多く、こういうことは無視できないと考えている。

今日のように不自然に下げないと、一昨日の相場に似ているとも言える。先限は1万8680円で引けたが、昨日の寄り値1万8690円を超えられなかったことも微妙。今日は目先の仕掛けを考えた場合、売るにしても、買うにしても、極めて中途半端なところで引けたと思う。殆ど見送り気味の一日となった。

15:41現在


2009.7.8

とうもろこし
7日のシカゴ相場は、原油安や大豆暴落に影響を受け続落。一時は大豆売り・トウモロコシ買いなどの動きもあったが、大豆の下げ幅が大きいことで連れ安。CFTC(米商品先物委員会)が原油などの投機規制強化を検討しており、このことがコモディティ全体を弱くしているという見方もある。目先の相場はRSIなども売られ過ぎの領域に入っており、何時反発しても不思議はないが、それが何時になるのか?

さて、東京だが大幅安を強いられた。だが、目先は投げるべき玉の投げも一巡しているのか、後場は94円台前半に進んだ円高の割りに、売り方商社の買戻しなどが影響し、下げ幅は限定的であった。

昨日でスタンスをやや変えてみたものの、大豆を中心としたシカゴ安に、円高リスクの高まりから失敗のトレードとなってしまった。やはり、大きな意味で戻り売りという相場にたち返りたい。しかし、昨日はこの場では詳しくは書かないが、東京市場だけの内容では戻りそうな気配はあったのだが・・・

今日は多くを語らず。



【お知らせ】
弊社岡地では、来る8月1日(土)に相場セミナーを開催致します。今回は東京穀物商品取引所の協賛によるセミナーで、天候相場本番を迎えている穀物相場や、金相場などを著名な講師をお迎えして行います。詳しくはこちらを参照してください。

15:36現在


2009.7.7

とうもろこし
6日のシカゴ相場は、原油安や良好な天候から続落。

引け後に発表された作柄は、優・良合計71%と前週より1%後退。だが、依然として良好な作柄を維持しているという評価も出来る。また、シルキング進捗率は8%となったが、前年の5%よりは進捗しているものの、平年の16%からは遅れている。
注:シルキングとは種実部の先端から細く長い毛を出し受粉に準備をする段階。

大豆の作柄は、優・良合計66%で前週から2%後退。

間もなく受粉期を迎えるため、相場は天候に敏感に反応し易いが、一部気象モデルでは今週末からHOT&DRYになっており注意を要す。

さて、東京だが意外と?底堅い動きとなった。今日の値運びや商いの状況を見ると、相場が変化した可能性も感じる。

大きな意味では「戻り売り」の相場であるという考えに変わりはないが、実践的な見地から相場を見ると、「買い」に変化した可能性も感じる。山が低ければ先限で2万円回復チョイ程度だろうが、2万0500〜600円処を上抜くと、大きな戻りに発展する可能性も。個人的には今日から少し立ち位置を変えてみた。

16:06現在


2009.7.6

とうもろこし
週末の米国市場は独立記念日の為休場。本セッションより一足先に再開した夜間セッションは、トウモロコシ・大豆共に軟調な動きで、やはり時間外で安い原油相場や、産地天気予報がすこぶる順調なことが背景。

東京は週末の地合いや、夜間セッションが軟調なこと、ドル円が95円台と円高推移していることで続落。だが、今日は下げ幅とすれば順当な線で収まった。今日は先週までとは手口もやや異なり、売り方とすれば利喰いしたくなるタイミングではあった。だが、利喰いし易い相場は転換しないケースも多いが・・・?

何時戻りを入れても不思議はないが、あくまでもそれは戻りの域を出ないように思う。作柄や天候を見ていると、今年は「青田誉め」の相場になりそうで、本当の意味での上昇相場は秋口の収穫頃からなんてシナリオがありがちか?天候に問題が浮上するまでは、戻り売り有利な展開が続くと睨んでいる。目先で言えば、現地6日引け後の作柄もまた良化している可能性がある。

15:41現在


2009.7.3

とうもろこし
2日のシカゴ相場は、雇用統計から株安・原油安になったことや、産地好天候予報から反落。この日発表された週間輸出成約高は127万トンと事前予想55〜85万トンを大きく上回ったが、大きな作付面積に加えて単収向上が期待出来る天気予報などで売られた。

民間大手調査会社INFOMA社は、今シーズンのトウモロコシ生産高を125億2400万ブッシェル、単収を156.3ブッシェルとした。これが実現すれば、トウモロコシは3ドルが・・・?

東京も2日のシカゴ安に習って大幅安。今回の相場は30日の発表を切っ掛けに、ファンダメンタルズの見直し気運が高まったことで、レンジ内の相場ではなく、次の相場レンジを求めて大きく変動している最中ではないかと、個人的には考えている。最終的には東京先限で1万○000円台、シカゴ12限で○○○辺りを目標にしたい。今夏は天候異変に注意は払いつつも、天候に大きな変化がなければ、個人的には戻り売り有利な展開をイメージしている。


一昨日・昨日とご案内したレポートをお申し込みの方にはありがとうございました。弱気なレポートですが参考にして頂ければ幸いです。
さて、今晩はINDEPENDENCE DAY(米独立記念日)で米国市場休場。明日は「週刊版」の更新予定日ですがシカゴも休みでり、更新は休むつもりですのでよろしくお願いします。まあ、先週もサボって更新を休んでいるのですが・・・

15:30現在


2009.7.2

とうもろこし
1日のシカゴ相場は小反発。作付面積増加に対する評価は、取りあえず織り込んだと思われるが、今週の天候はCOOL&DRYで、来週はHOT&WETとなっていることで、作柄にはプラスと思われていることで、ファンダメンタルズは引き続き弱材料が目に付く。しかし、この日は原油相場が堅調なことや、大豆相場の急伸から、引けにかけては持ち直した。

作付面積がここまで大きいと、単収が向上した場合は供給圧力が高まる。個人的な試算では、高単収になった場合は・・・

大豆相場は引き続き強いが、小麦相場は完全に値崩れを起こしている。穀物相場全体では先行指標になり易いのは小麦だが?

東京は寄り付きは大商いも、前日比変わらずと静かなスタートを切ったが、夜間がやや下落に転じると、それを切っ掛けに値を沈める展開。地合いが悪化しており、下げると売り物を呼び易いような感触だ。

今週は4日のINDEPENDENCE DAY(米独立記念日)が土曜日に当たるため、前倒しで米国市場は3日金曜日が休場となり、3連休となりますのでご注意ください。


【ご案内】
昨日告知した09年作付面積とファンダメンタルズをレポートにまとめました。個人的にはかなり力作だと評価してますが、お申し込みが予想以上に少なく残念に思ってます。市場参加者がかなり減少している影響があるのでしょうか?まあ、それはそれとして、まだお申し込みがあればお受けいたしますので、お気軽にお申し込みしてください。kakigaramarket@mail.goo.ne.jp か電話03−3249−1422まで。メールの場合はワードファイルにて、電話の場合は郵送かFAX致します。

15:50現在


2009.7.1

【お知らせ】
今日のコメントにも作付面積などのことを中心に記載してますが、今回の発表からファンダメンタルズの変化と、相場レンジの推測などをしたレポートを作成しました。レポートを希望する方は、住所・氏名・年齢・職業・連絡先(携帯番号)などを明記の上、メールか電話でお申し込みください。
メールkakigaramarket@mail.goo.ne.jp か電話03−3249−1422まで。電話の場合は、私が在席してない場合もありますが、電話に出た者にお申し付けください。発送は明日からになりますが、お早めにお申し込みください。

とうもろこし
30日のシカゴ相場は、USDA(米農務省)が発表した作付面積発表が予想を超える大きさで暴落。

USDA作付面積発表。
トウモロコシ8703万エーカー(事前予想平均8416万、3月末USDA8499万)
大豆7748万エーカー(事前予想平均7830万、3月末USDA7572万)

USDA四半期在庫
トウモロコシ42億6555万ブッシェル(41億9000万)
大豆5億9704万ブッシェル(5億8600万)

大豆に関しては単独ではどちらかと言えば強材料となるが、トウモロコシは文句なしに弱材料となる。この影響が大きく穀物全体には弱材料と判定。

シカゴは大方の予想に反して前年の作付面積も上回ったが、これで単収も上方修正という見方も高まり、四半期在庫(年度末には新年度の繰越在庫になる)も予想よりも多く、供給面では弱材料ばかりが注目されている。また、需要面でも四半期在庫のレベルから、飼料需要減少を裏付けており、またEPA(米環境保護局)がカリフォルニア州の温室効果ガス削減案を承認したことで、同州のエタノール向け需要の減少懸念も浮上。このことも弱材料視される可能性があり、コーン単独では弱材料の目白押し。単独では急浮上の可能性は低いが、反発するとすれば、大豆の期近を中心とした強さに連れることか?

だが、いよいよ夏本番を迎えるわけだが、産地は7日辺りから高温の予報も出ており注意が必要。

東京は大引けの当限を除いてガチガチの制限安。昨日までの持ち合いを今日で下抜けとなったことで、常識的には昨日のレベルから2000円程度の下値は想定出来るか?内外共に各種罫線も売り転換を示唆しており、反発場面が訪れても、それは単なる戻りとなる可能性を、個人的には追求したい。先限で1万8000円台を目標に売り方針を採用したい。売り方から見て、現実的なリスクとすれば、先限で2万1000円辺りまでだろうが、直ぐにそこまで戻る力があるかは疑問。

ただし、目先の突っ込み場面は、売り方の買戻し圧力も掛かりそうで、急反発の余地はあり、新規売り仕掛けは相場水準も吟味したい。

17:07現在


2009.6.30

とうもろこし
29日のシカゴ相場は、好天や作柄良化観測で続落。この日発表された週間輸出検証高は、事前予想レンジを下回り弱材料視された。好天や引け後発表の作柄が良化見通しもあり、原油高の中で穀物全般は軟調な動きを強いられた。

引け後発表の週間作物進展度報告。
コーン作柄は優・良合計72%(前週70%、前年同期61%)
大豆作柄は優・良合計68%(前週67%、前年同期58%)

予想されたとは言え、作柄良化は弱材料視される内容。だが、近年は優・良合計70%台の中盤〜後半はあまりお目に掛かってはおらず、その意味では更なる良化余地は限定的とも言える。

今晩のUSDA(米農務省)作付面積発表のダウ・ジョーンズ社集計事前予想。

トウモロコシ 平均8415万8000エーカー、予想レンジ8247万4000〜8600万エーカー、3月末USDA8498万6000エーカー
大豆 平均7830万5000エーカー、予想レンジ7530万〜7963万1000エーカー、3月末USDA7571万8000エーカー

合わせて発表される6月1日現在の四半期在庫。

トウモロコシ 平均41億9000万ブッシェル、予想レンジ40億6400〜43億2100ブッシェル
大豆 平均5億8600ブッシェル、予想レンジ5億5900〜6億2000ブッシェル

減少幅が小幅に止まれば失望売りを誘う可能性もある。FUNDの買い越し幅が減少しており、再び買い始めるか途転売りに転じるのかで相場の方向感が決まりそうで、その手掛かりになるのが今晩の作付面積発表か?

東京は作付面積発表を控え、日計り勢中心の商いで、その場の玉次第(注文状況)の動き。今日は競りも中身の薄い競りである。

さて、個人的には今回の発表前に、相場の匂いを感じることが出来ず中立とした。まあ、今日は気楽に相場を見ていたところだ。今晩の数字を吟味した上で、明日からの作戦を構築する予定。

尚、顧客で希望者の皆さんには、今晩、速報で作付面積や四半期在庫の数字とその評価をメール致します。

15:40現在


2009.6.29

とうもろこし
週末26日のシカゴ相場は堅調ながらも小動き。これで4営業日連続で380台を軸に持ち合いとなっており、下値も堅いが上値も重い展開を余儀なくされている。30日の作付面積発表を控え、面積減少観測から下値には警戒感が働き、さりとて好天に恵まれているので反発にも転じきれないというところ。

産地天候は引き続き好天。29日セッション終了後に発表される作柄だが、前週の70%を上回る可能性が取り沙汰され始めた。トウモロコシの単収が過去最高の160.4ブッシェルを記録した04年が同時期に70%前後で推移していたことから、今シーズンも高単収を予想する声が出てきている。まだ、受粉という最大の関門を残している現在、それを持ち出すのはナンセンスとは思うが、足元の好天が弱材料に注目し易くなっているのかもしれない。

東京は軟調。某商社機関店からの売りが出たことで当限が軟調なこと、サヤを買っている先限が売り方のロールオーバーなどで重いことなど、当限と先限を中心に重い値運びを余儀なくされた。

24日から買い参戦をしていたが、今日でそれは撤収とした。まだ上昇するシナリオも捨て難いが、どうもシカゴの足取りが気に入らないことと、東京も気配が今ひとつで、下値リスクがやや高まったように思える。まあ、30日の作付面積発表もあり、中立で迎えたい。

15:39現在


2009.6.26

とうもろこし
25日のシカゴ相場は、米国産地の好天を受け続落。セッションに先立ち発表された週間輸出成約高は、事前予想レンジ内でり材料視されていないが、原油相場の上昇などは好感され中盤にはやや強い場面もあった。しかし、発芽進捗も順調で、当面の天候に問題がないことなどからFUNDは手仕舞い売り先行で、値を削ってこの日のほぼ安値圏でセッションを終了した。

シカゴ市場はFUNDの手仕舞い売り傾向がまだ続いているが、買いポジションをスリムにしたことで、他商品などの堅調な動きから、再び買い攻勢に転じれば、上値を期待し易い状況に個人的には映る。

30日のUSDA(米農務省)作付面積発表の事前予想集計がダウ・ジョーンズ社より明らかになった。

トウモロコシ 平均8415万8000エーカー、予想レンジ8247万4000〜8600万エーカー、3月末USDA8498万6000エーカー
大豆 平均7830万5000エーカー、予想レンジ7530万〜7963万1000エーカー、3月末USDA7571万8000エーカー

合わせて発表される6月1日現在の四半期在庫。

トウモロコシ 平均41億9000万ブッシェル、予想レンジ40億6400〜43億2100ブッシェル
大豆 平均5億8600ブッシェル、予想レンジ5億5900〜6億2000ブッシェル

東京は反落を余儀なくされたが、各限、前場の水準を安値に水準を回復して引けた。先限は一応高値引けとなり、週間足は久し振りに陽線で引けた。前日比マイナスながらも印象は弱くない。昨日も記したが、今回の山は高いか低いかまだ計りかねているが、低くてもまだ上値残しの道中だと考える。引き続き強気方針を採用。

15:38現在


2009.6.25

とうもろこし
24日のシカゴ相場は、原油高を受け堅調な出足も、米上院調査委員会で小麦市場におけるINDEX FUNDの過剰投機が問題視され、市場全体も監視・規制強化の姿勢を示したことは嫌気され、セッション中盤には値を切り下げた。だが、安値圏では下値警戒も強く、月末発表の作付面積が減少するという見方もあり、堅調な大豆ミール相場にも支えられ水準をある程度回復し、小幅反落となった。

小麦市場における過当投機はかねてから問題視されており、目新しい問題ではない。また、規制強化には反対論も多く、この問題の決着は現時点でどうなるかは流動的。材料とすれば弱材料の部類に入るが、目先の相場に大きく響く可能性は低いか?

FOMCは声明文が発表されたが、特別新たな手掛かりになる内容には乏しく、各市場には概ね織り込まれたのではないだろうか。

米農業専門誌ファーム・フューチャーズは24日、09年の作付面積をトウモロコシで8247万エーカー、大豆はイリノイなどでまだ作付中のため推定はまだ出せないが、トウモロコシや小麦の作付面積消失分が回るとの見方を明らかにした。トウモロコシの8247万エーカーが実現すれば、相場にはかなり強材料になるだろう。19日に民間大手調査会社INFOMAが発表した数字は、トウモロコシで8310万エーカー(USDA3月は8498万6000エーカー)で、これも強材料ではあるが、それを更に下回っている。

米国南東部で今週後半から来週にかけて、気温が大幅に上昇する見通しが示された。これは、トウモロコシよりも南部に作付が拡がっている大豆にとって、強材料になるという意見もある。

東京は強い動きを演じた。先限は毎節値を切り上げる強さだが、そこまで強い理由は見出し難い。だが、4千丁下げた反動で、相場は切っ掛け次第で反発〜上昇し易い地合いだったのだ。

昨日は手口も罫線も買いに映り、再び買い方針としたが、今回の山は高いのか低いのか?

16:01現在


2009.6.24

とうもろこし
23日のシカゴ相場は、原油高や大豆反発に習って上昇。この日は目立った材料の出現はないが、最近の下げ過ぎ感からショートカバー先行の流れ。また、原油高などが取り沙汰され反発。しかし、目先の天候はWARM&WETで作柄には好ましいことは上値を抑えた。一方で、供給がタイトな大豆ミール期近が、第一回受け渡し通知にかけて再度上昇するという見方があり、南米産大豆の上昇などを背景に大豆期近が再び上昇という見方もあり、コーンもそれに影響を受け堅調に推移との見方もある。

東京は一時は先限で2万1040円までの下落場面もあったが、引けにかけて戻すなど、軟調な展開ながらも下値抵抗を見せた。22日のコメントに記したが、高値から4千丁(4000円幅)の下げを一つの目安にしていたが、今日で5限は高値2万4740円から2万0760円と3980円の下落。先限繋ぎ足では4千丁に300円ほど足りないが、2万4740円の高値を付けた当時の先限である5限はほぼ届いており、4千丁の下落はほぼ達成。

さて、昨日で売り方針は一旦終了としたが、今日からは再び買い参戦とする。買い参戦の理由は幾つかあるが、それはこの場では控えておく。ただし、周辺環境はまだ強いとも言えず、下値リスクは2万円そこそこまでは覚悟の上で。

15:42現在


2009.6.23

とうもろこし
22日のシカゴ相場は、原油安や作柄改善見通しで続落。この日発表された週間輸出検証高は、事前予想レンジをやや上回り強材料となったが、それ以上にドルが円以外の主要通貨に対してドル高だったこと、原油相場の下落、引け後発表の作柄が2%程度良化する見通しなど、売りを誘う要因が大きかった。だが、周辺環境は兎も角も、トウモロコシと小麦は下値に到達しつつある印象もあるが・・・?

引け後発表された作柄は、優・良合計70%と前週より変わらず(昨年59%)となったが、良化見通しがあっただけにやや強材料か?また、劣以下が7%とこちらは前週の5%(昨年11%)から増加。作柄発表は強材料と言えるかもしれない。夜間が堅調だったことの一因はこの事だろう。

さて、原油相場の動向などを見ても、まだ下値余地も感じるが、ここから下値は取りあえず限定的か?今シーズンの天井は先の2万4740円で打っている可能性が、6分4分であると見ているが、。穀物は天候面など最重要期に入りつつあり、やはり売りは一旦は手仕舞いして相場の感触を計る場面と考える。売りを手仕舞いはしても、新規に買うかどうかは別問題。

東京は続落ながらも、下値に対する抵抗も徐々に生まれてきた印象も残った。大引けはもう少し売られると思ったが、意外と値を維持した。これで、1限と7限以外は陽線引けで、全限安値引けには至ってない。ここから下抜けの可能性も否定は出来ないが、個人的には売りは一旦は手仕舞いとして、相場の感触を計る場面と考える。売りを手仕舞いはしても、新規に買うかどうかは別問題。

16:01現在


2009.6.22

とうもろこし
東京は週末のシカゴ安を嫌気して、一時制限安を含む大幅下落となった。週末のシカゴ安の背景は「週刊版」にしるしてあるが、今日はそれに夜間セッションの下落も重なった。そして、それ以上に大豆の当限以外の限月が制限安に張り付いたことも、トウモロコシに味は悪くした。まあ、寄り付きは流石に下げ過ぎで、手の良い売り方の買戻しなどから引けにかけて戻したが、これをもって底入れ〜反発という期待は抱き難い。しかし、何時の間にか先限繋ぎ足では、高値から約3千丁(3千円)の下げ幅、高値を付けた対象限月の5限では、3350円の下げ幅となった。個人的には高値から4千丁の下げを一つの目安にしているが・・・?

さて、明日は作柄発表も気になるところ。良化しているようなら売り気を誘うのだが・・・?そうそう、明日は新月になります。

15:22現在


2009.6.19

とうもろこし
18日のシカゴ相場は、ドル高や好天予報に反落。シカゴは100日移動平均(402)をギリギリ保っているが、これを抜けるかどうかがポイント。下抜ければ380台は出る可能性が高いように思うが・・・?

某米国民間業者幹部が今夏のコーンについての見通しを述べた。

月末の作付面積発表までは、期近で4ドル前後の水準を維持するだろう。その後は作付面積にもよるが、今シーズンの高値450まで値を戻す場面も想定出来るが、天候に問題がなければ、350まで下落する可能性もある。深刻な天候となれば、525が目標になるが450〜500が今夏のトップレンジで、下値は300と予想。大豆と異なり需給状況にやや余裕があるコーンは、史上最高値を更新する可能性は極めて低いとしている。

上記したこの見方は常識的な見方だが、個人的には違和感はない。現時点の見方とすれば妥当な感じである。しかし、個人的にはやや弱気スタンスに感じてしまうのは、私自身が現在売り方にいるからだろうか?

東京は今日の条件では、小幅上昇することは仕方がないが、個人的なイメージよりは上昇幅は少し大きかった。東京一般大豆の期近が制限高に張り付くなど、強い動きをしたことに刺激を受けた格好だ。まあ、今日のところは小戻し場面と個人的には診る。

明日は「週刊版」の更新を予定しておりますので、よろしくお願いします。

15:45現在


2009.6.18

とうもろこし
17日のシカゴ相場は、一時は4ドル割れも大豆高に支えられ反発。セッション序盤は70ドルを割れた原油相場や、小麦の下落に追随し5月5日以来の安値となる398まで売られたが、ドル相場が再び弱含みに推移したことで、原油をはじめコモディティ全般が反発したことや、大豆の作付遅れ懸念が材料視され、相場水準を回復して引けた。

現在も産地は降雨がちの天候だが、作付は完了しているトウモロコシにとっては生育にはプラスで、弱材料と受け止められるが、作付がまだ完了していない地域が残る大豆には強材料と判定される。だが、大豆は7月初旬までは作付可能とされることや、作付遅れによる単収減少はトウモロコシよりスピードが遅い為、影響は限定的という見方もある。もう一つ加えれば、トウモロコシは土壌水分過多の地域では、降雨は根の張りを妨げる為、生育にはマイナスという指摘もある。

東京は円高や夜間安から、投げ強要場面に突入してきた印象。意外に確りだった寄り付きも、前引けで昨日の安値を下回ったことは上値の重さを露呈。今日の安値引けは意味があるように思うが・・・?買いを粘っていた買い方にとって、今日の後場からの動きは辛いのではないだろうか?

シカゴは4ドルで抵抗を見せたが、米国の利上げ観測の後退と共にドル安に転じたことも背景の一つだ。しかし、今回のドル安は円高を伴う動きになりそうで、ドル建ての米国市場では強材料になるが、円建ての東京においては円高は弱材料になる。95円を切るような動きをすれば、円高加速の可能性もある。引き続き下値期待してみたい。個人的には来週前半が一つの目安に・・・

15:43現在


2009.6.17

とうもろこし
16日のシカゴ相場は、良好な作柄などから小幅続落。先週末からの下落で、流石に反発警戒が浮上しているが、買う手掛かりが乏しく、この日のセッションは下値を探るような動き。目先は100日移動平均で7限402.50が支持ラインとなるが、先行指標になる小麦は100日移動平均を切っている。コーンはそのレベルを維持するかどうかに注目だが、個人的には割る可能性が勝っていると考える。

天気予報は6〜10日後予報も、30日予報も、90日予報も問題がない。このまま天候に問題が起きなければ、今年の天候相場は低い山で終わってしまうが・・・?

東京は引き続き上値の重い動き。9限(当限)が比較的大きく水準を切り下げたことも相場を重くしている。だが、期先は最近の下落で買い戻しも入り易くやや下げ渋ったが、これをもって反転するという感触ではない。

天候相場本番が接近しているわけだが、市場にはまだ「買い」の亡霊が多そうだ。勿論、再び上昇に転じる可能性はあるし、個人的にも現在は弱気スタンスながら、そうなった方が面白いし期待もしたいが、現在は上記したような天気予報でもあり、作柄なども昨年よりもかなり良く、現時点では買うシナリオを立て難いと思うのだが・・・?勿論、天気予報に変化が出てくればその限りではないし、受粉期直前となれば天気予報は問題なくとも、上値リスクも浮上はするが、まだ6月の第三週。来週発表される作柄は更に良化する可能性もあり、目先は上値リスクよりも下値リスクが高く見える。

引き続きシカゴ期近で370辺り、12限で4ドル割れ辺りの可能性を考え、弱気スタンスが望ましいと思う。シカゴ相場の読みや、東京の内部要因が本線ではあるが、ドル円も円高リスクはないだろうか?どうも近いうちに円高局面がありそうな気もするのだが・・・?

15:55現在


2009.6.16

とうもろこし
15日のシカゴ相場は、ドル高や好天予報から続落。当面の天候に問題がないことや、ドル高基調が続いていることで、シカゴ期近では4月20日の安値360を目指すという意見も浮上。だが、作付面積発表まではそのレベルは維持されるという見通し。もっとも、360ならばまだ40セント以上の下げ余地となるわけだが・・・

シカゴ引け後に発表された作柄だが、優・良合計は70%と前週から1%の良化で、昨年同期の57%を大きく上回っている。また、発芽率は95%で例年の98%から大きく見劣りはせず、昨年の94%よりも若干良い。こうなると、USDA(米農務省)の予想単収153.4は実態に合っているのか?という疑問の余地は浮上する可能性もある。個人的には一番の権威はUSDAだと思っているが、そこに思惑の入る余地があるかどうかは相場には重要だと思う。従い、当面は「青田誉め」の相場になる可能性を念頭に。

「青田誉め」とは、昔の米相場で使われた言葉だが、まだ実も付いてないにも拘らず青々とよく育った稲を見て、秋の豊作を期待して売り人気が強まることを指す。

シカゴ市場関係者の間では、期近4ドル割れを見込む向きも増えてきており、個人的にも360〜370辺りの可能性を考えている。

東京は大幅続落。また、各限が安値引けとなり、先限繋ぎでは2日連続の安値引け。今日も上値は非常に重く感じた。

昨日から売り方に所在地を変えたわけだが、一応それが報われた格好にはなった。下値をどこまで期待するかは現時点ではまだ計りかねているが、昨日記したようにドル高と産地の好天予報が解消されないと、上値を目指す展開にはなり難いと思う。また、FUNDに対する規制云々も気になるところ。一方で現状の買う手掛かりは、値頃感くらいしか見出し難い。この値頃感という奴はなかなか曲者で、これで痛い目にあった経験をした方も多いと思う。

一旦は「青田誉め」になるというシナリオを持って、目先は弱気スタンスで臨みたいと思う。

15:38現在


2009.6.15

とうもろこし
週明けの東京市場は、納会日を迎えた7限(当限)以外は大幅安を強いられた。

まずは納会に関しては、受け方商社の受け腰が強かったことで、暴騰納会に至ったわけだが、受け渡しプレイヤーの動向だけは事前の情報と異なることが多い。暴騰納会に刺激され、二番限の9限はやや買われたが、他限に影響は限定的で、これをもって相場全体が強いとは言い難い。

さて、他の限月全般に関しては、週末のシカゴ安に加えて夜間の下落などあり、大幅安を余儀なくされた。先限はこれで先々週末から形成していた三角持合を下放れとなり、このことを忠実に受け入れれば今日で売り転換。また、大引け値2万3000円は新値三段引けでも売り転換。罫線の幾つかは今日で売り志向に転じていることも、売り方を勇気付け相場の気配を重くした。この局面は天候期待などは一旦リセットして、罫線などに忠実になるべきか?

当面の相場だが、明日発会する先限(10年7限)は兎も角、5限は2万3000円割れは想定するべきだろう。直ぐの戻りは売られ易そうで、買いを狙う場面は今少し様子を見るべきで、むしろ目先の狙いは売りというのが本音。

今シーズンの天井は2万4740円で打っているかどうかは、これまでその可能性はあまり感じなかったものの、その可能性が浮上したのは認めざるを得ない。それにまた上昇に転じるとしても、現在のステージでは適度な降雨と、適度な気温上昇が望まれるが、概ねそれに合致した予報であり、天候面からの上昇する大義名分は低く、ドル高傾向になっていることもあり、少なくてもこのどちらか一つは解消しないと、上値を目指すのも骨が折れる。


明朝は作柄も明らかになるが、良化している可能性もありそうだ。

個人的な見通しは180度転換とは言わないまでも、90度転換であります。もっとも、力を入れて買っていたのも先週途中までであり、今回は新しいチャンス到来と受け止めている。お問い合わせなどあればお気軽に。

15:37現在


2009.6.12

とうもろこし
何ともメリハリに欠ける相場。昨日も記したが、レンジ内相場になっている。今日は週末でもあり、コメントはこれにて。詳しくは明日「週刊版」にて更新します。

15:31現在


2009.6.11

とうもろこし
セッションに先立ち、6月度のUSDA(米農務省)需給発表が行われた。

トウモロコシ 期末在庫10億9000万。 
(予想平均10億7100万、予想レンジ7億3100〜14億5800万、5月USDA11億4500万)
供給面では作付面積・収穫面積は共に据え置き。単収のみ153.4と先月から2.0ブッシェルの引き下げ。生産高は119億3500万となり、先月から1億5500万引き下げ。
需要面は飼料需要を先月から1億引き下げ、総需要を1億引き下げた。
 
 大豆 期末在庫2億1000万。
(予想平均2億1100万、予想レンジ1億4000〜3億7600万、5月USDA2億3000万)
大豆は需給各部門に変化はないが、旧穀の期末在庫(新穀の期初在庫)を1億1000万と2000万引き下げ、それがそのまま先月予想の09/10期末在庫2億3000万から2000万引き下げとなった。

需給発表はザックリと言えば中立。だが、供給面では今シーズンの単収を予想の範囲とはいえ、2ブッシェル引き下げたことは強材料で、作付面積の据え置きも今後に課題を残した格好で、今後の引き下げ見通しに変化はない。従い、供給面ではやや強材料となったが、需要面で飼料向け需要を1億ブッシェル引き下げたことは、相場水準に需要がやや付いて来れないくなった証でもあり弱材料と言えるだろう。
大豆についてはトウモロコシ以上に中立の評価。

今月の需給発表で相場の方向感があまり見えてこなかったように思う。そうなると、天候面ではまだ重要期に3週間程度間があり、株式や為替、原油など外部市場に委ねる部分が強くなりそうだ。

東京は円安や他商品が高いことなどを評価し、前場は意外と相場水準を保った。しかし、後場は軟調な動きを余儀なくされ、やや値を削って引けた。

今日の動きをもってして、相場の方向感はやや乏しい。先週(6月第一週)で上昇相場は一旦は落ち着いた格好で、目先はレンジ内相場に変化したのかもしれない。


15:24現在


2009.6.10

とうもろこし
9日のシカゴ相場は、ドル安に原油高から反発。

米大手金融ゴールドマンサックスは、ドルを売ってユーロを買うことを推奨。個人的にはポジショントークという印象が強いが、市場がそれに反応してしまう現在の地合いは素直に受け止める必要も感じている。ドル高傾向が一段落したのであれば、各コモディティには強材料となる。

今晩のUSDA(米農務省)需給発表に注目。09/10期末在庫の事前予想は以下の通り。

トウモロコシ 予想平均10億7100万、予想レンジ7億3100〜14億5800万、5月USDA11億4500万。
大豆 予想平均2億1100万、予想レンジ1億4000〜3億7600万、5月USDA2億3000万。
小麦 予想平均6億0600万、予想レンジ5億3200〜6億6200万、5月USDA6億3700万。

単位はいずれもブッシェル。

今晩のUSDA需給発表は強弱見方が割れており、その評価が難しいが、それ以上に難しいのは、需給発表の数字を市場がどう反応するかだ。

東京市場は当限高の影響も強く堅調な足取り。納会を来週15日(月)に控えた7限(当限)が、売り方の買戻しがあり急騰。それに刺激され期近を中心に各限堅調な動き。先週末は当限が震源地で急落したが、今日はその逆になった印象を与えた。

さて、いずれにしても今晩の発表を見極めて、明日からの作戦を構築したい。顧客の皆さんなどには、今晩の需給発表の数字と短評を、メール配信致しますのでお待ちください。

15:38現在


2009.6.9

とうもろこし
8日のシカゴ相場はドル高が重しとなり、原油などコモディティ全般の下落で続落。ドル高や天候回復などが弱材料視されたが、米国は景気回復観測から年末までに利上げという思惑が台頭してきたことや、アイルランド国債の格下げなどでユーロには弱材料となったこともドル高要因。また、この日発表された週間輸出検証高も、事前予想レンジを下回った。シカゴは罫線の形が悪化したが、トウモロコシ以上に小麦の下げ幅が急だ。

引け後発表の週間作物進展度報告は以下の通り。
トウモロコシ作柄は優・良合計69%(前週70%、前年同期60%)、作付進捗率97%(前週93%、平年99%)、発芽率87%(前週73%、平年94%)

作柄は1%の後退であるが、意外と悪くはなく強材料視するような内容ではない。

東京は重い値運びとなっている。先週末の急落の震源地である当限が引き続き弱いことや、シカゴ相場の上値がやや重いこと、作柄が意外?に悪化していなかったことなどが、買い方の手仕舞い売りを誘っている。

個人的には大勢買い方針はまだ崩すものではないが、先週末の先限2万3800円を下に抜ける可能性も感じ、買い玉は戦線の大幅縮小か、一旦はリセットとしたい。目先2万3800円を下抜けるかどうかに注目しているが、仮に下抜けに至らずとも、上値が重くなってきたのは事実で、先週までとは相場のリズムに変化を感じる。

15:32現在


2009.6.8

とうもろこし
先週末のシカゴ相場は小幅安。セッションに先立って発表された週間輸出成約高が伸び悩んだことや、最近の相場上昇で飼料需要減少懸念もやや浮上しており、需要面ではやや弱材料も浮上してきた。また、10日のUSDA(米農務省)需給発表にて、一部で噂されているよりも単収の下方修正幅は小さいのでは?という観測もある。しかし、投機資金流入が続く中で、原油の70ドル定着などあれば、もう一クラス上のレベルに駆け上がる可能性があり、仮に下値があっても限定的と診る。

10日のUSDA需給発表における09/10予想期末在庫事前予想は以下の通り。
トウモロコシ 予想平均10億7100万、予想レンジ7億3100〜14億5800万、5月USDA11億4500万。

さて、東京市場は予想以上の戻りを演じている。先週末の急反落の震源地である当限は、今日も不安定な動きを続けているが、他限はその影響が少なくなってきた印象もある。詳しいことは避けるが、期先を中心に手口は買い有利に映った。しかし、個人的には戻りが急であり、値幅もやや大きいことから、この上昇場面で追いかけて買うのは躊躇われる。だが、やはり相場は買いトレンドのままであるという認識は持って臨みたい。

今後は期近と期先のサヤが拡がるようなイメージを持っている。

15:46現在


2009.6.5

とうもろこし
シカゴ相場=東京相場では無い。今日はそれを見せ付けられた一日となった。

後場の急落劇は夜間も多少軟調も、ここまで下げるような動きでない。ドル円は96円70銭台で安定。貴金属や石油も高値安定で、下げた理由は外部要因からは見出し難い。下落の要因はこの場では詳しくは書かないが、東京期近の内部要因であると診ている。

買い方からすれば仕切り直しを余儀なくされたわけだが、今後の展開は引き続き押し目買い方針を採用したい。先限で2万3000円台前半は買いと診ている。シカゴは4ドルを当面は割る可能性は低いと思え、東京の売り方は2万3000円から下の因果玉が多いと診る。今回の調整幅がどの程度になるかだが、下げ幅の倍返しの上昇もシカゴ相場次第では有り!

まあ、今日の値動きに納得がいかない向きも居るでしょうが、付いた値段が相場です。今回の下落が次の上昇の肥やしになるかもしれません。大切なことは次の一手。それを知るには、口座開設して頂いて、私の顧客になること、なんて言い過ぎでしょうか?

週末ですが、お問い合わせなどは歓迎しますので、是非メールなりで。

16:04現在


2009.6.4

とうもろこし
3日のシカゴ相場は、原油安やドル高から利喰い売りで反落。シカゴ相場は弱材料が出現したわけではないが、CFTC(米先物商品委員会)が市場の規制・監視を強化する方針を示したことが、コモディティ全体の下落圧力になったとの見方がある。米議会の一部では、最近の原油高が景気回復を遅らせるという見方もあり、規制強化となると商品全体には弱材料になる可能性は否定出来ない。

だが、現状では規制強化も流動的でもあり、一時的な調整安という声も多いが果たして・・・?

そして、トウモロコシに関しては、新穀の単収低下や作付面積減少懸念は高く、下値は限定的で当面の4ドル割れは考え難いと思われる。作付面積は100万エーカー減少という意見が多いが、一部では250万エーカー減少という意見もある。 250万エーカー減少ならば、今シーズンの供給不安は台頭し、相場には影響がありそうだ。

東京は大幅反落も、安値では支えられた。寄り付きは予想以上に売り物を集め、想定よりもやや大きく売られたが、その後は96円台を回復したドル円、確りとなった夜間セッションなどを好感し、前引けにかけて戻りを入れた。後場は円安が一服したことなどもあり、戻り幅を削ったが寄り付きの水準は維持して引けた。

今日は強弱感が割れるところだが、「絶好の押し目」と判断して買い建てた向きと、目先反落を見込んで売った向きとどちらが多いだろうか?

これで、今週初め1日〜2日の空けた窓を埋める動きになったが、窓埋め完了〜値固め〜反発というのが買い方の理想的なシナリオだ。個人的にはシカゴ相場の下値は限定的と思え、このシナリオを採用したい。

15:46現在


2009.6.3

とうもろこし
2日のシカゴ相場は、セッション終盤にFUND買いで続伸。今週後半から来週にかけて、作付遅れの著しい東部ベルトなどを中心に降雨見通しがあることが、作柄低下やイリノイ・インディアナ両州の作付面積減少という思惑も台頭。それらを背景にFUNDの買いが相場を押し上げた格好だ。

シカゴ相場は7ヶ月ぶりの高値となり、目先は反落警戒という声もある。だが、期近7限は440辺りが堅く、売る口実が乏しいのも事実。そんな中でドル安基調が続いていることや、株価が4営業日連続高していることで、投資環境の好転から下値は限定的という見方に支配されている。

東京は前場から後場にかけてボケっとした動きだったが、大引けで目覚めたような動きを演じた。切っ掛けは96円台となった円安や、エネルギーや貴金属の堅調な地合いなど。昨日の引け味もあり、今日の前場の動きなどでは、不安を覚えた買い方も多かったと思うが、この引け方ではまだ相場は上値余地有りという感触を残して引けた。引け値は昨日付けた高値2万4740円と面合わせ。ただし、引け値ベースでは新高値であり、新値三段抜きは4本目。今回の相場は4本で終わるような感じは持てず、やはりまだ上値残しと診るのが妥当だろう。

天候相場は8月上旬(作付遅れの今年は)までが重要だが、果たして天井は何時になるのか?まさしく天候次第であるが、現時点で幾らまで上昇するとは言い難い。しかし、現状ではまだ売れる環境には遠く、買い方有利な状況に変わりはない。もっとも、ここからの高値は急反落のリスクも伴ってくるだろう。
今日の動きを診ていると、10日のUSDA(米農務省)需給発表あたりまで上昇という気配もあるが、発表前に目先の高値出尽くしなんてシナリオもありがち。個人的には8日が満月であり、8〜10日の高値は利喰いを心掛けるつもりだが、月末の作付面積発表までは強い可能性も感じる。
いずれにしても、今後の相場は上手く立ち回れれば面白い相場になりそう。


15:47現在


2009.6.2

とうもろこし
1日のシカゴ相場は、ドル安や降雨予報などで続伸。今後14日間で東部ベルトがWETな予報で、作柄悪化が懸念されることや、ドル安や原油高などがあり、FUND買いで相場は続伸した。また、まだ作付が残ってはいるが、月末に発表される作付面積が100万エーカーほど減少するという見方も相場を強くした。

引け後に発表された週間作物進展度報告で、作付進捗率は93%と事前予想範囲となった。この日から発表された作柄は、全米で優・良合計70%となり、取り立てて良くはないが意外に悪い数字でもなく、相場にはやや弱材料か。

シカゴは相対力指数が高いこと、意外と悪くなかった作柄など、常識的には目先の上値を抑制する条件があり、2日の相場に調整安を見込む向きも存在する。だが、現在の相場は強材料を背景に付けており、FUNDの買い主導により作られている面も強く、投機筋は市場心理の逆を突くパターンも多く、続伸するという意見もある。

さて、東京は続伸場面も、引けにかけて値を削った。引けは期近の下げを切っ掛けに、各限が上昇幅を削ったが、然したる理由も感じられず、手口はむしろ買いに映ったが?当限と先限を除き、9〜3限の4本は2万4200円台に並び、中間の限月4本は同ザヤとなった。このサヤでは期先限月は大きな下落はし難いと思われる。

個人的には引けの下げは、気にならないと言ったらウソになるが、あまり下値リスクも感じない。こんな動きをしている間はまだ買いのように映るが・・・?引き続き先限で2万5000円を目論見たい。

15:42現在


2009.6.1

とうもろこし
週末のシカゴ市場は目新しい材料はないが、ドル安や原油高など外部市場の要因が影響している。だが、今晩はGM問題もあることで、その辺の状況は注意して見守りたい。もっとも、既に影響は軽微と思われるが・・・?

今週から作柄発表が始まることに注目。また、10日のUSDA(米農務省)需給発表で、単収の引き下げ観測もあり、買い方の思惑の入り易い状況で、下値リスクよりも上値リスクに敏感だろう。また、作付進捗率は90〜95%と予想されており、平年ベースに近づくという見通しがある。しかし、そうなっても東部ベルト各州の単収低下や作付面積減少は避けられないという見方が多く、弱材料視されない可能性も指摘されている。

産地では作付遅れから作付面積の下方修正、単収低下が早くも話題に上っており、09/10の予想期末在庫は最大で35%減少する可能性を指摘する声もある。現時点で全米の単収を予想することは難しいが、現在のUSDA単収見通しを下回る可能性を疑う声は低い。

コモディティ全体がやや強いムードに傾いており、個別にも作付遅れによる単収低下、作付面積減少懸念があるトウモロコシは、4ドル台の相場からなら大きくは下げ難いと考えたい。反落リスクが高まるのは12限で5ドル超えてからか?

東京は買い方待望の先限2万4000円乗せ場面を迎えた。一時は94円台の円高に連れ安する場面もあったが、後場は円高が一段落したことや、株高などもあり商品も全般的に買いムードがあったことも相場を後押しした。

これで週間足の窓を埋め出した可能性が訪れたが、先週一足先に窓埋めに成功している大豆に続くか。やはり先限で2万5000円程度までの高値は想定して戦いたい。

15:33現在


2009.5.29

とうもろこし
28日のシカゴ相場は、原油高や小麦高などから小幅高。セッション開始当初は上値を試す展開も、直近一週間の高値を抜けきれず、高値圏からは売られた。だが、作付遅れから作柄不安のあるなかで下値も堅く、小幅高で引けている。

作付遅れはほぼ織り込んだという意見はあるものの、個人的には作付遅れの影響は今後に残ると診ており、まだ消化したとは思わない。来週からは週間作物進展度報告において、作柄の発表が始まる。作付進捗率よりも作柄に注目だが、西部ベルトは良好も東部ベルトはかなり悪いという観測だ。そうなると、昨日のセッションでも取組高が1万枚以上増えたように、投機資金の流入中のシカゴ相場は、買い方の思惑が非常に入り易い地合いで、絶好の買う口実になる可能性がある。また、10日のUSDA(米農務省)需給発表にて、予想単収の引き下げ観測も強い。シカゴ12限(7限ではなく新穀の限月)で5ドルが視野に入っていると個人的には思う。

東京は期近を中心に堅調。先限はザラバでも引け値でも新高値を更新。出来高や手口を診ると、売り方が踏み出した形跡もあまりなく、まだ内部要因は高値余地あり。限月間のサヤも当先で千円なく、下値不安も小さい。今週初め25日に記した、「今週は強い場面がありそうな気がする」は、思ったよりも値幅は小さいが実現したこととなった。来週は更に期待してみたい。



メール配信している方にお知らせ。
本日PCの具合が悪くメール送信出来ませんでしたが、解消いたしましたので来週からは送信できます。ご迷惑かけました。

16:20現在


2009.5.28

とうもろこし
27日のシカゴ相場は、利喰い売りや作付進捗を好感して小幅安。

シカゴ相場は小麦が上昇している要因に、FUNDの買いが挙げられているが、コーンも昨日の総取組高が2万2000枚程度増えており、投機資金流入の可能性が高い。昨年ほどではないと思われるが、FUND買いが相場を押し上げる可能性は否定出来ない。また、今シーズンは昨年以上に作付遅れという大義名分があるからだ。

東京は今日も一時新高値更新の動き。ただし、引けにかけては上値を抑えられ、新値三段の転換はお預けとなった。

今日は少しバタバタしているので、コメントは短めでこれにて。方針は昨日書いた通り。

15:48現在


2009.5.27

とうもろこし

連休明け26日のシカゴ相場は、先週の作付進展と今週の悪天候で小動き。期近小幅安の期先は小幅高と、高安マチマチの展開ではある。引け後発表の作付進捗率は、トウモロコシ82%と事前予想よりもやや進捗していた。 だが、平年の93%からはまだ遅れており、遅いと言われる昨年の86%にも到達は出来なかった。今シーズンの作付遅れはこれで決定した。また、注目のイリノイ州は62%と、先週の20%から大きく進捗した。
大豆も48%と平年の65%、昨年の49%を下回る。

米国中長期予報では、今後15〜30日の予報で、中西部などは平年よりもやや低めの気温となる見通しで、トウモロコシの生育が遅れる要因となる。
今シーズンの作付遅れにより、生育に不安を残す中で、気温低下は作柄にはむしろマイナス要因になる。

記録的な作付遅れは単収低下も懸念されるが、民間調査会社INFOMA社はこれまでの同社予想から3ブッシェル単収を引き下げた。

毎週月曜日引け後に発表される、週間作物進展度報告だが、今後の焦点は作付進捗率から発芽率、そして作柄発表に移る。発芽率も52%と昨年の48%よりは良好も、平年の71%から遅れており、5月前半の作付進捗状況を診ると、今後は発芽率も低下する可能性がある。遅い発芽は作柄にも反映されそうで、作柄が悪い数字が示されれば、単収低下は現実味を帯びてくる。早くも来月10日の米農務省(USDA)需給発表で、予想単収は下方修正されるという噂がある。

やはり、今期は豊作の道筋が見えないと、容易には大きく下げ難いと思われる。相場水準を選ぶ必要はあるが、やはり買いに分があるように思う。新穀12限で5ドルを試すような場面があって不思議はない。

さて、東京市場だが、買い方には待望の新高値更新場面となった。しかし、大引け値としては先限高値2万3380円と面合わせ(同値)であり、完全離陸とは運ばなかった。今日は手口云々などは気にせず、「相場は相場に聞け」の格言通りに流れに付いて買いとしたい。

15:21現在


2009.5.26

とうもろこし
米国市場はMEMORIAL DAYのため休場であるが、再開した夜間セッションが今日の東京市場には曲者だった印象。夜間セッション開始当初は4セント安も、東京立会い開始直前からスルスルと値を切り上げ、プラスに転じるなど急反発。しかし、午前中にその動きは一段落し、東京引け時点では3セント程度安になるなど、夜間の上下に翻弄された格好。東京で裁定取引している某所の動きとの説もあるが果たして・・・?

上記したような夜間の動きや、ドル円が朝方よりやや円高に振れたこと、当限を買う動きを見せていた某商社と思しき買いが止んだことなどで、後場は軟調に推移し、各限日足ベースで陰線引けを余儀なくされた。一時は先限で高値2万3390円にあと一文(10円幅)と迫る上昇を演じていただけに、買い方とすれば肩透かしを喰った格好だ。もっとも、その前2の手口は今ひとつではあったが・・・?

今日は軟調な動きも、このところ下値も切り上げている印象である。そろそろ煮詰まってきているように思うが・・・?

東京立会い中に産地天候をみているが、今日はよく雨が降っていた。果たして今晩の本セッションはどう来るか?また、それ以上に注目は作付進捗率だ。全米ベースの作付進捗率は兎も角も、イリノイ州とインディアナ州の作付進捗率は低調では?という話もある。それが事実ならば相場には強材料となるが?

だが、目先の相場は兎も角も、今シーズンは作付が遅れたことはもう確定したわけで、単収に対する不安や作付面積減少懸念は簡単には払拭出来ないだろう。それに、大豆や小麦の相場水準を加味すれば、トウモロコシは期近で4ドル割れは需要面などで大きな弱材料でも出ないと考え難い。この相場は6月末発表の作付面積が予想以上に大きいとか、7月中旬の受粉期(今年は作付遅れから地域によっては8月)を無事に乗り切る目処が立つなど、豊作が見えてこないと大きな下落は考え難いと思う。まだ押し目買いに分があると診る。

15:48現在


2009.5.25

とうもろこし
米国市場休場中で夜間セッションもなく、週末のシカゴ相場とドル円が手掛かりとなったこの日の東京は、堅調な足取り。

今週の天候は再び降雨がちで、作付停滞になる可能性がある。26日に発表される24日現在の作付進捗率が注目されるが、順調だったとしても時期を逸した可能性がある。また、早くも来月の米農務省(USDA)需給発表で、09/10の予想単収(今シーズンの作物の1エーカー当たりの収量)を、今月予想した155.4ブッシェルから引き下げるという見方もある。そうなると、予想期末在庫も10億ブッシェルを割り込む可能性も。6月のUSDA需給発表は現地10日になる。

さて、東京に話を戻すが、今日はは競りを診ていても、上昇局面でブレーキをかける売り手が不在。また、ドル円が後場から円安に振れたこともあり、各限引けにかけて堅調な動き。先限は再び新高値更新が現実味を帯びてきた。今週は強い場面がありそうな気がするが果たして・・・?

15:33現在


2009.5.22

とうもろこし
21日のシカゴ相場は、原油安や株安から売り先行も安値は支えられた。この日発表された週間輸出成約高は82万トンと高水準ながら、事前予想85〜110万トンに達しなかったこと、原油安や株安など外部市場の影響などが重なり、セッション序盤は軟調な展開を余儀なくされた。しかし、安値圏で相場は支えられ、下げ幅を縮小して引けた。

来週初めに発表される作付進捗率(24日時点)は、17日時点の62%から大きく進捗した77〜80%との見方が強まっている(平年は95%)。だが、日曜日から再び降雨予報で、その後の進捗には懸念も残る。また、24日時点の進捗率では、理想的な時期を逸した耕地が大き過ぎるという見方も。
また、南米の不作や中国の旺盛な需要で、大豆の堅調な動きが継続する可能性があり、大豆対コーンの比価が更に拡大した場合、時期的なことも含めコーンから大豆に作付転換という見方も依然として残る。21日引けで大豆対コーンの比価は2.29対1で、大豆がやや割高感がある。

東京は93円台に突入したドル円を気にし、寄り付きは計算よりもやや大きく売った。しかし、円高が一服したことや、先限は昨日の寄り値(安値)を切らないことなどあり、その後は下げ幅を縮小し、前日比小幅安で引けた。

今週は出来高も低調で、相場もやや気が抜けたような動き。来週の相場に期待しましょう。

15:40現在


2009.5.21

とうもろこし
20日のシカゴ相場は小動き。来週以降の天気予報はWETTER(強材料)であるも、今週の天候は良好(弱材料)で作付進捗期待ができ、やや決め手に欠ける展開を余儀なくされた。しかし、原油相場などが堅調なことや、明日発表される週間輸出成約高が100万トンを超える見通しなどが相場を支えた。

今週のコーンベルトは概ね好天に恵まれ、これまでの作付遅れを挽回するように作付作業を急ぐ農家は多そうで、来週発表される作付進捗率は昨年同期の88%(平年は95%)に迫るという見方がある。
焦点となっているイリノイ州では、現時点で過去50年で最も作付が遅れている。5月17日時点で20%の進捗率ということは、約75%が5月20日以降の作付になると予想され、この辺の事情を勘案すれば昨年よりも2.2ブッシェルの単収が低下する可能性が取り沙汰されている。
また、インディアナやオハイオも同様の単収低下は見込まれ、これら3州の作付面積は全米作付面積の25%に当たり、全米の収穫高に与える影響は大きなものとなる。

東京は94円台の円高が影響し、重い動きを余儀なくされた。また、このところ上昇していた当限が弱いことも各限の相場に影響した。だが、寄り付きは円高を過剰に意識し、やや売り過ぎたように見受けられ、その後は水準を切り上げて11限以降の4本の限月は日足陽線引け。

昨日・今日とやや仕掛け難い状況である。

15:27現在


2009.5.20

とうもろこし
19日のシカゴ相場はmFUND買いなどに続伸。作付進捗率の遅れなどを評価し堅調なセッション序盤。だが、今週の天候がDRYで作付に適していること、指数が高いことなどから買いも続かず、水準を削って引けた。
作付遅れの著しい全米第二位の生産高を誇るイリノイ州は、イリノイ大学の学外エコノミストによれば、トレンド単収から12%減少するというレポートを明らかにした。

民間大手調査会社INFOMAは、08/09の大豆期末在庫見通しを7700万ブッシェルとし、USDAが12日の需給発表で明らかにした1億3000万ブッシェルを大きく下回った。

産地はこのところ好天に恵まれており、今週は作付進捗もペースが上がりそうだが、来週は寒冷前線とメキシコ湾からの熱帯低気圧の影響で、ベルト南部を中心に降雨が予想され、再び作付が停滞する可能性がありそうだ。

東京は小休止。だが、95円半ばのドル円を考慮すれば、今日はこの辺で確りと踏み止まった印象。先限は前日比マイナスながらも、日足ベースでは陽線引けとなった。期近の○限や○限に、某商社と思しき買いが散見されたことも大きい。引き続き上昇を期待したい。

15:25現在


2009.5.19

昨日は所用により更新が叶わず失礼しました。

とうもろこし
18日のシカゴ相場は、大豆高や株高から反発。夜間セッション同様に、コーンベルトが作付に適した天候となる予報から、セッション序盤は軟調な動き。しかし、株価が確り推移していること、原油相場や大豆相場の上昇に支援されプラ転し堅調に引けた。

引け後に発表された作付進捗率は、事前予想65〜70%のところ62%に止まり、前年の70%、平年の85%を下回った。また、注目のイリノイ州とインディアナ州では、それぞれ20%、24%と、こちらも進捗状況はペースが上がらない。洪水騒ぎで作付が遅れた昨年よりも、今年の進捗は悪く、イリノイやインディアナでは作付面積や単収への影響は避けられない見通し。作付遅れを背景に一部では12限で470を目指す(18日442)という声も聞かれ始めた。また、イリノイ州では土壌水分過多の耕地が80%を超えているようで、このことも今後の作付進捗を阻害すると共に、単収にも影響を及ぼしそう。

土壌水分過多の場合、乾燥後の土壌は固まり易く、作物の根の発育を制限してしまうという。そうなると、根は土壌深くまで伸びず根の張りは弱く、表層土壌のみから水分吸収することとなり、夏場に干ばつの影響を受け易いという。作付タイムリミットも近く、土壌が湿った状態でも作付する農家が増加する見通しも、収穫時期もずれる為、夏場の受粉期のみならず、収穫時期もずれるため早霜の影響も懸念されるという。
また、イリノイなどの一部では畑が冠水しており、作付可能の状態になるには、乾燥した天候が一週間は続く必要があるようだ。過去の統計ではイリノイではこの時期から作付が一日遅れるごとに単収は低下し、一日遅れるごとに1.5ブッシェルの単収低下とも言われる。

理想的な作付期限の目安とされるMEMORIAL DAYは25日(従い、米国市場は休場)だが、イリノイとインディアナの両州に関しては、その時点でいいところ50%の進捗に止まるのではないだろうか?

フレート(海上運賃)が再びやや強含みとなっているが、シカゴ市場においては東京と事情が異なり、トウモロコシよりも大豆に影響がある。ブラジル産輸出の最盛期ではあるが、PNW(米国西海岸積み)大豆に競争力を生むこととなる。一応、この意味を解説すると、航路が短いPNWが有利ということ。

東京は昨日に下落した分、期近3本はそれ以上の反発、期先3本は下落分には満たないものの、それを補う反発劇を演じた。フレート(海上運賃)の上昇が期近に影響しており、限月間のサヤも当先で560円、2番限と先限でも760円となっていることで、期先も大きく下げ難い環境である。

これでシカゴ相場が一発上昇すれば、先限2万3380円の新高値更新の可能性もある。現状では買い有利の状況に変化は認め難いと個人的には判断している。

15:45現在


2009.5.15

とうもろこし
14日好調な輸出成約や今週末の降雨予報から堅調。昨日もベルト東部で1〜5インチの降雨があり、今週末も東部を中心に降雨が予想され、週明け18日引け後に発表される作付進捗率が引き続き平年を大きく下回る可能性が取り沙汰されていること、大豆相場の急伸などが強材料視された。
来週はDRYな予報となっているが、予報モデルによってはDRYとも言い切れず、来週天候に恵まれるかどうかはやや不透明という。

米国春小麦の最大産地であるノースダコタでは、今月末までに天候が回復しなければ、土壌の状態も水分過多であり、春小麦の作付を諦める農家が増えるという見方が浮上している。同州は春小麦産地は気温が平年を下回り、降雨がちな天候が続いて作付遅れを招いており、単収の低下も懸念されている。
USDAによれば全米で作付進捗率は35%で前年77%、平年78%を下回っているが、ノースダコタ州は13%の進捗に止まり、前年78%、平年74%を大きく下回っている。
この時期に13%は低過ぎ、今後天候が回復しても平年並みに回復は絶望的という意見がある。
春小麦の作付可能期間が終わる5月末は、作物保険を満額受け取るための申請最終日でもあり、その日を過ぎると作物保険を申請しても、農家の受け取り金額は少なくなる。

シカゴコーンは来週の天候回復が鍵を握るが、上記した春小麦の作付遅れが注目されており、ミネアポリス小麦の急騰など、コーンの下値を支える可能性がある。また、大豆も南米の減産が引き続き需給をタイトにしており、穀物全体で下げ難い状況になっている。

東京は先限で一昨日の高値2万3390円に迫る2万3380円で引けた。現時点では昨日の下落は「振るい落とし」という格好で、下値は堅く上値は軽いという感触だ。今日は新高値更新には失敗したが、上値警戒が強いという気配でもなかった。

東京引け後にやや円高に振れてはいるが、これも買い方にツキを感じるが・・・?

15:22現在


2009.5.14

とうもろこし
13日のシカゴ相場は、一通り強材料を織り込み、来週のDRYな予報で小幅安。セッション開始当初は夜間セッション同様に、コーンベルトの多くの地域で降雨があったこと、今週末の降雨見通し、作付遅れ、需給発表での在庫減少などが評価され堅調な出足。
だが、一連の強材料はほぼ織り込んだという評価に傾いたこと、来週の天候がDRYで作付に適していること、高値圏では農家売りが出たこと、NYダウや原油の下落などが影響し値を消した。

ここまでの作付状況は遅れている事実に変化はないが、やはりトウモロコシの作付面積は当初の見通しよりも小さいという見方がある。一部では200万エーカー程度大豆に変更するという観測があるが、200万エーカーの変更は相場に影響を与える規模だ。また、それを裏付けるように、トウモロコシの種子価格が著しく下落しており、今期の種子の売れ行きが悪かった=作付面積は予想よりも少ないという意見もある。

東京は今日の夜間安を考慮すれば、もう少し売られて不思議はないが、再び期近が堅調に推移し、期先の下げ幅を限定的にした。この相場水準の割りに手口も???で、今日の相場は難解。

まだ上値余地はあろうが、目先の相場はやや微妙。今日の手口はどう評価すべきか・・・?今シーズンの高値はまだ出していないという見方に変わりはない。

15:35現在


2009.5.13

昨日書いた事前予想の数字ですが、09/10の数字ではなく08/09の数字を書いてしまいました。数字に間違いはないのですが、意味あいがかなり変わるので失礼しました。

09/10の事前予想。
トウモロコシ 予想平均12億8300万、予想レンジ9億4600万〜15億0300万。
大豆 予想平均2億2800万、予想レンジ1億4800万〜3億4700万。

発表 トウモロコシ11億4500万、大豆2億3000万。


とうもろこし
セッションに先立ち5月度の米農務省(USDA)需給発表が行われた。発表内容は予想以上に減少した期末在庫を好感し、この事は強材料視された。また、今週末の天候が降雨がちなことも相場を強く導いた。だが、セッション中盤には来週初めからDRYな天気が期待出来るとした予報が上値をやや圧迫した。

期末在庫は10億の大台を割り込んだが、在庫率に換算すると9.18%となり、やや不安の残る在庫水準となった。そうなると、現在の作付遅れが今シーズンの作柄に不安を強め、相場の上値リスクを高める作用がある。

東京は一時95円台に突入したドル円を警戒しつつ、夜間セッションの続伸などを好感し堅調に推移した。買い方からすれば、東京立会い中に米国産地の降雨が、アイオワ州からイリノイ州を横断したことも効果的だったかもしれない。

先限で2万1000円台や2万2000円台が長かったが、2万3000円台に突入した相場。こういう時は2万3000円台は通過点で、あっと言う間に2万4000円台に突入するなんて可能性もあるかもしれない。まあ、この辺は願望を込めてです。

15:40現在


2009.5.12

とうもろこし
米農務省(USDA)需給を翌日控えて小幅な動きに止まる。中国で初めて新型インフルエンザが確認されたことで、同国大連市場の大豆粕などが急落した影響や、原油や株価の下落も圧迫要因となりセッション中盤にかけては重い値動きも、引け後に発表される作付進捗率が低い観測であること、大豆粕の反発などから水準を回復して引けた。

引け後に発表された収穫進捗率は48%と、事前予想レンジ内であるものの、平年の71%を大きく下回っていることは、下値を支える効果は大きい。
また、主要産地のイリノイ州は僅か10%、インディアナ州も11%に止まり、例年はそれぞれ84%、70%であることを考慮すると、この両州では作付面積ロスや大豆への転換という可能性が高まっている。今月はあと二回(18日と25日)作付進捗率が発表されるが、一週間で30%進捗しても、二週間で70%程度に止まり、当初の予定通りに進まない公算は高いか?

今晩のUSDA需給発表での、期末在庫の事前予想を記しておく。
トウモロコシ 予想平均16億8700万、予想レンジ16億0500万〜17億9000万。
大豆 予想平均1億2600万、予想レンジ8600万〜1億4500万。

東京は期近安の期先高で引けた。先限は昨日の高値(寄り値)と同値で寄り付いた後、ドル円が円高に振れた前引けにかけて大きく値を削るものの、昨日と同様に後場の相場は持ち直して引けた。値運びのタイミングは昨日に似ていたが・・・?

目先はまだ上値を残している印象があるが、今晩の発表でサプライズがあるかどうか?また、作付遅れがどう収拾するかが今後の相場のポイントだろう。

15:32現在
 


2009.5.11

とうもろこし
週明け東京は、意外に上値の重い動き。寄り付きはこのところ強い動きを演じていた当限(7限)に、商社と思しき売りが出て重たかったことで、各限も先週後半の勢いを持続出来ずにマイナスでスタート。その後は、週明けシカゴ市場が夜間セッションで下げ幅を拡大させ、買い方の警戒を誘い大きく値を崩した。夜間安の背景は天気予報がやや好転したことだが、一時7セントを超す下げ幅の夜間に違和感は覚えた。
後場は夜間が下げ止まり〜戻したことで、市場は冷静さを取り戻し先限中心に値を戻し、引けにかけても水準を回復させた。

今日は振るい落としのような下げを演じたが、引けてみれば大した下落でもなく、下値の堅さを感じさせる動きではあった。


米国産地農家は、トウモロコシや大豆の価格上昇が当面続くという見方のようで、農家からの現物売りが控えられている模様。作付に必要なコスト分を、現物売却で手当てする動き以外に、積極的な売り手は少ないようだ。東部ベルトでは先週も降雨に祟られ、フィールドに入れたのも1〜2日しかなかった農家もあるようで、作付け準備すら整っていない農家もいるようだ。
今後、天候が回復すれば作付進捗は一気に進むという見方はあるし、それは否定は出来ないものの、11日セッション終了後に発表される作付進捗率は、低調なことに変わりはないだろう。
作付遅れは作付面積に影響を及ぼすが、作付のタイミングによっては単収に影響が出てきてしまう。今後は作付が出来ても、時間との戦いになる。

15:53現在


2009.5.8

とうもろこし
7日のシカゴ相場は、FUND買いなどで続伸。この日発表された週間輸出成約高は61万トンと、事前予想下限を下回ったが、作付遅れなどを好感し続伸。FUNDはこの日1万1000枚を買い越し、相場上昇の原動力となった。

シカゴ相場は今晩、民間大手調査会社インフォーマ社の作付面積予想が出るが、ベルトの天候に不安が残り東部の作付が大きく進まないと下げ難い状況という見方もある。また、トウモロコシから大豆に作付を転換するという思惑も台頭しており、大豆売りトウモロコシ買いという動きも。

東京は引き続き新高値更新場面となった。今日は特に期近の上昇が効いて、各限の相場を引き締めた。期近の強さは手口から十分に見て取れたが、この場ではその辺の事情は・・・

この相場、買うにしろ売るにしろ、まだ上値余地有りという見地で考えている。

16:10現在


2009.5.7

とうもろこし
4日引け後に発表された作付進捗率は33%と、平年の50%から大きな遅れが確認されたことは週前半の上昇要因となったが、その後は天気予報がやや回復して伸び悩む。だが、僚友大豆相場が南米主産地の一つアルゼンチンの収穫減少予想があり、需給タイト感から強基調を維持しており、大豆対トウモロコシの比価は2.29対1と依然として大豆の高さが目立つ。

トウモロコシ作付進捗が平年の50%対して33%と非常に遅れているが、全米のトウモロコシ・大豆の1/3を生産しているアイオワ州(全米第一位)とイリノイ州(全米第二位)で明暗が分かれている。アイオワは60%と平年の53%を上回っており順調な進捗状況だが、イリノイは平年の43%に対して5%と大きく遅れている。

一般的にアイオワはコーンベルト西部、イリノイはコーンベルト東部に分類されるが、東部の代表的な州であるイリノイとインディアナ州(全米第五位)では、4月の降水量が平年の150〜200%に達した。今後も散発的な降雨となる見通しで、劇的な天候パターンの変化は期待し難い状況のようだ。

しかしながら、天候が回復すれば、近年の作付技術の発達などから、一週間で30〜40%の作付進捗は可能である。

教科書通りなら、5月15日までにトウモロコシ作付が出来なければ、生育期が短くなる為に単収に影響が出ることなどから、生育期間の短い大豆を選択する農家が増えるとされるが、近年の農家は5月3〜4週まではトウモロコシ作付を諦めないという傾向もある。

従い、一部ではトウモロコシの作付面積減少、大豆作付面積増加という観測も浮上しているが、まだ流動的な側面も強く、今週〜来週の天候が重要である。余談だが、BSのMLB中継を見ていて、降雨中止やら試合開始時間の遅れなどが例年以上に目に付くが・・・?

関心の高い作付面積だが、週末8日にはインフォーマ社の予想が明らかになる。

東京は計算以上に大きく買ったが、他商品の上昇なども相場を高く導いた。5限は一時発会直後に付けた新高値更新場面もあったが、まだ過熱感は乏しい。
また、5限以外は各限日足陽線の高値引け。5限はFUNDの売り買いが交錯したり、商社勢の売りも散見されたが、まだ上値を残している感触。

18:37現在


2009.5.1

とうもろこし
30日のシカゴ相場は、コーンベルト東部の降雨による作付遅れ懸念から続伸。この日発表された週間輸出成約高は122万トンと予想上限に近い高水準であった。また、今週の天候や週末の予報などから、来週4日引け後に発表される作付進捗率が、30%に届かず平年の58%から大きく見劣りする観測があること、大豆が南米の減産を受け需給タイトに拍車が掛かっていることなど買い材料が揃った。

東京は概ね制限高で引けた。シカゴ相場に上値余地が高まったことで、新型インフルエンザによる安値を売り込んだ向きなどの買戻し圧力も強く、内部要因による上昇の側面も。また、期近を商社と思しき買いが間断なく出ていることも相場を引き締めた。



続きは明日の「週刊版」にて更新します。

15:36現在