蛎殻町・日々の概況と見解

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東京相場表   シカゴ相場

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2008.5.13

とうもろこし
12日シカゴ相場は天気予報改善観測や原油安から下落。セッション序盤は作付遅れ観測もあり堅調も、この日発表された週間輸出検証高が事前予想レンジ下限を若干下回ったこと、原油相場が急落したこと、天気予報の一部がDRYな天候を予想したことで、作付が進むという思惑も台頭し大きく下落し、この日の安値圏で引けた。

産地天気予報は降雨予報が全体的に後退してきているが、降雨の見方は割れているのが実情。だが、先週もあの天気でもそこそこ作付進捗が見られ、今週は先週よりも条件はマシであることから、作付はかなり進展する可能性は高いか?だが、5月第3週の進捗率は昨年92%平年86%であり、今週進捗が大きく進展してもこれらを下回るのは確実視されている。問題は「時すでに遅し」の可能性があることと、各予報の気温はベルト広範囲で低めであり、これは発芽に影響する可能性があり、今後強材料視される可能性がある。

引け後に発表された週間作物進展度報告は、トウモロコシ作付進捗率51%(先週27%・昨年71%・平年77%)となり、事前予想範囲40〜60%の中間に収まった。このスコアなら目先の相場には中立〜やや弱材料となりそうだが、発芽率は11%(先週4%・昨年32%・平年33%)と芳しくなく、これを評価すれば中立という解釈も無謀ではないか?ちなみに、大豆の作付進捗率は11%(先週5%・昨年26%・平年29%)となっている。

さて、東京は制限安に見舞われた。先限である5限のみは一文手前、11限は全て約定の出来ストップ安で、全限ガチガチではないものの、これで明日は再び拡大の1200円が値幅制限幅となる。前場は先限に一部商社売りと思しき手が見受けられたが、後場は某外商などが期近から期先に売り玉の乗り換えなどを活発化させた。先限はこれで高値から千丁(1000円幅)近い下落となった。

個人的には待望?の「押し目」と映り、ボチボチ買い意欲を再開させたいところ。作付は帳尻は合わす事は可能も、理想的な時期の作付は今年は失敗したと言っても過言ではなく、シカゴ相場の下値は限定的だと考え、精々、シカゴ7限で6ドル割れか?問題は、東京の内部要因とフレートの動向だが、何をおいても今後益々天候相場に突入していくわけで、ここまでの作付状況などを鑑みれば、買い手不在に陥るリスクは限られそう。従い、「押し目買い」というよりも、ここからは買い下がりながらポジションを構築していきたい。東京先限は4万トビ台はヤレヤレの買戻しも多そうで、アッサリと4万円割れのリスクも低いように思うが如何に・・・?

15:54現在


2008.5.12

とうもろこし
シカゴ12日本セッション終了後に発表される作付進捗率は、一部では先週イリノイ・インディアナ・オハイオなどの州で大幅な進捗が見られたという噂もあり、大きな進捗を予想する向きも。だが見方は大きく割れており、事前予想レンジ40〜60%で平年の78%は大きく下回ることに変わりはない。ただ、40%と60%ではかなり市場の受け止め方も異なりそうで、しかも、望ましい作付時期とされるタイムリミット(一般的には15日)が接近しているわけで、40%程度に止まるようだと、半分程度はタイムリミットを過ぎた作付になってしまう。逆に相場水準が高いため、60%の進捗となれば、目先の相場には失望も与える可能性がある。

週末の需給発表における新穀08/09の需要は過小評価との見方もあり、作付遅れによる単収低下が伴えば、期末在庫は5億ブッシェル(9日米農務省は7億6300万)を下回るとの見方も。5億ブッシェルをもし切るようなら、在庫率に換算すると3%台となるが・・・

尚、9日の米農務省発表については、「週刊版」にて記してありますのでご参考に。

さて、東京は期近はまだしも期先は寄り付きから予想以上に下げ渋る。その後は期先に連れる格好で期近も値を戻す展開で、先限は節を追うごとに買われて、限月ごとに高安マチマチで前場を終えた。後場に入ると流石に買われ過ぎという見方から、各限売り先行で値を削る。

今日は上値は重い印象も、下げ渋る商状となっている。個人的には今日は大きく売るようなら新規買いを検討も、この動きでは正直手が出ない。まあ、買えない相場は高いとも言い、案外とその通りの相場展開になるかもしれない。ただし、先限は安寄り後に高値を出しての陰線引け。しかも高値は4万2000円と、10円だけ高値更新となり、「鬼より怖い一文新値」である。個人的にはやはり「買いたい弱気」だ。

15:45現在


2008.5.9

とうもろこし
8日のシカゴ相場は急騰。 この日発表された週間輸出成約高は40万トンに止まり、事前予想レンジ45〜75万トンを下回ったことはネガティブに作用するが、足元の天候が降雨に見舞われており、遅れている作付けのペース回復が厳しいとの見方や、今晩9日のセッション前に発表される月例の米農務省需給発表で、07/08の予想期末在庫は増加観測も、08/09の予想期末在庫が現在作付遅れが顕著な新穀の生産高を大きく下方修正するとの見方から、供給減に伴う08/09予想期末在庫減少を囃して大きく買われた。(注)穀物年度は9月末が年度末であり、07/08は今年の9月末が年度末で、08/09は09年9月末が年度末。現在作付中の新穀は来年9月末の在庫に影響する。

作付遅れは深刻な状況であり今後も注意を要すが、8日のシカゴ需給発表の数字を先取りして買い過ぎたきらいはある。今晩の発表は予想通り強気の内容でも、「知ったら終い」の可能性は否定出来ない。だが、足元の天候を鑑みれば、深刻な作付遅れから供給不安に繋がり、そちらを優先して買う可能性も有り得る。上昇の主要因は需給発表に先取りか、本格的な作付遅れを買ったのかは微妙?いずれにしても今晩の需給発表と、それを受けたシカゴ相場は重要だ。

産地天候は本日もベルト西部と東部で降雨が見られる。天気予報によれば、月曜日までの予想降水範囲はベルトの90%、今週末〜来週にかけて晴れ間が期待出来るのは3日間程度という。

個人的な印象では作付は平年よりも2〜3週遅れていると思う。そうなると受粉期も例年より当然2〜3週遅れるわけで、例年7月中旬が最盛期の受粉は8月上旬という盛夏に迎える可能性があり、受粉に大敵のHOT&DRY(高温・乾燥)リスクは高い。また、それを無事に乗り越えても、収穫も2〜3週は遅れるわけで、秋の訪れの早いコーンベルトでは早霜のリスクも出てくる。例年、受粉期を無事に乗り越えると、天候プレミアムが外れる動きになるのだが、今年の場合は収穫に目処が立つまでは天候プレミアムを外せないかもしれない。今年のトウモロコシは全てのタイムスケジュールが狂っており、買う口実は立ち易い。従い、目先の狙いは兎も角も、大勢は買い相場というのは常に念頭に置きたい。

さて、東京は引けで3本の限月が制限高に達した。まあ、抽選商いではなく全て約定の制限高ではあるが、今晩の需給前に制限高3本とは、週明けの制限幅は拡大幅の1200円で何やら恐ろしい?だが、今日は期近に買いポジションを維持していた某商社らしき手は手仕舞い売りの様子で、先限を中心に期先は商社勢と思しき売りがかなり見受けられた。手口を診断すれば今日は「売り」という結論になるが、最近の相場は商社売りが活発になってからの上値も大きく、安易に提灯売りも同意しかねる。

手口は兎も角も、素直に相場を見れば現時点でも買いなのかもしれない。だが、需給発表前日で週末の今日、無理にあがかないで様子見に徹するのも手と考え、今日はつまらなかったがほぼ達磨に徹した。。発表内容や今後の天候を見て、やはり「買い」という結論に達すればそこからでも遅くない。天候相場はまだまだ続くのだから。ちなみに、昨日記した日柄だが、来週も高ければ、それに当てはまらなく白紙としたい。まあ、今晩の発表とシカゴ相場に注目。


さて、今晩は上記したように米農務省発表です。当サイトでは明日更新予定の「週刊版」にて、その内容などをコメントするつもりですのでよろしくお願いします。尚、お問い合わせなどあればkakigaramarket@mail.goo.ne.jpまでお気軽に!

16:00現在


2008.5.8

とうもろこし
7日シカゴ相場は降雨がちの天候や原油高から続伸。今週末の米農務省需給発表を控え、売り躊躇いもあるようだ。引き続き産地は降雨に見舞われており、来週の作付進捗率も伸び悩むか?昨日のアイオワの降雨に続いて現在はミズーリとイリノイ南部が降雨に見舞われている。だが、米国エタノール政策の転換が噂されるなどは、上値を抑制している。供給面だけで相場を見れば、買わざるを得ないような環境も、相場水準が高いだけに需要がどこまで追いついてくれるかが鍵。

9日の米農務省需給発表では07/08の旧穀在庫は、需要減少を反映してやや増加しそうな見通しは昨日も記したが、08/09の生産高予想が米農務省の2月のアウトルックフォーラム(農業展望会議)で示した154.9ブッシェルから、引き下げを余儀なくされるという見方がある。これは作付遅れを反映してのことだが、これで新穀の需給がよりタイトになるという見方がある。

さて、東京は予想以上に強い動き。一時、ドル円相場が円高に振れて多少値を削る場面もあったが、大引けにかけて再び買い直される展開だ。昨日から繋ぎ足では新高値更新の相場だが、その割りに活気が今ひとつの昨日ではあったが、今日はそれにほぼ相応しい内容だったように思う。手口も先限を中心に、今日は面白い顔触れで、明日以降の波乱の予感も?波乱とは上下どちらにもだ。

個人的には、昨日で買いポジションをかなり縮小しており、今日は外野席から観戦モードであったが、素直に言えば相場は強く、上値期待の方が下値リスクよりは勝っていたように思う。とは言え、最近ははしゃぎ過ぎるとろくなことがなく、今日は強くとも明日は明日の風が吹く可能性も。
方針は昨日同様に「買いたい弱気」スタンスを継続。このまま高く押し目場面がなければ、また高い場面でも買い直しもすれば良いのだし。ただ、東京は日柄が気になって仕方ないのだが・・・?

15:53現在


2008.5.7

【お知らせ】
「週刊版」を3日と6日に更新してます。6日分は作付進捗率などについて記載してあります。御覧になってない方はどうぞ。

とうもろこし
6日シカゴ相場は堅調。前日引け後に発表された作付進捗率が27%に止まったこと、コーンベルトの天気予報が引き続き作付に適していないこと、原油相場の120ドルを超える大幅高などが手掛かりとなっている。

今週末9日(現地)には、月例の米農務省需給発表が行われる。このところの輸出需要減少などを受け、07/08予想期末在庫は4月発表よりも増加が見込まれており、4月の12億8300万ブッシェルに対して、予想レンジは12億4000万〜14億3400万ブッシェル、予想平均は13億2000万ブッシェルとなっている。だが、確か今回の発表から08/09の需給予想が発表になるはずで、果たして・・・?

シカゴ6日の相場で主要限月の多くが新高値を更新出来なかったことは(夜間セッションでは更新も)やや気掛かり。このとことのエタノールバッシングが影響しているのだろうか?世界的に食糧価格高騰を受け、米国の再生可能燃料基準の見直し気運が日増しに強まっている。需要面ではネガティブな話題も多く、その辺から一旦売られるというシナリオはあり得るか?
だが、供給面ではやはり作付状況を見ると安易には売れない。27%の進捗率に止まったが、仮に今週20%進捗しても50%には届かない。5月2週時点で平年の78%を大幅に下回り、これは95年以来の進捗ペースとなる。ちなみに、同年は傾向単収(トレンドイールド)を8%下回った。今年も傾向単収を下回る条件は整いつつあり、昨年の151.1ブッシェル、今年のアウトルックフォーラム(農業展望会議)で米農務省が示した154.9ブッシェルなどの達成は、作付状況からすると厳しい状況で、150ブッシェルの達成すら難しいかもしれない。


GOLDMAN SACHS社は6日、今後2年以内に原油価格が200ドルに達する可能性があることを、同社レポートで明らかにした。原油価格は今後6〜24ヶ月以内に150〜200ドルに達する可能性が高いという。

さて、東京だが本日のシカゴ夜間高と、東京の貴金属・石油関連の大幅高に支援され、先週末2日の下落分を補い制限高を含む急騰劇を演じて引けた。ちなみに、先限は繋ぎ足で寄り付きから新高値更新場面である。夜間高の背景は、天気予報通りではあるものの降雨が背景か?現地は現在6日夜半〜7日未明と夜間ではあるが、アイオワはほぼ全域が降雨に見舞われており、1インチ(2.54センチ)から地域によっては2インチを超える雨量もあり、同州を中心に広範囲の降雨となっていることが夜間高を演出。

産地の作付状況や、東京市場の売り人気(個人的にはそう感じるが、売り人気というよりも買い控え?)、商品全体が高いなど、所詮は買い相場との見方は崩さないが、目先は何やら怪しい気配も・・・?今日の手口などは下値不安は小さそうだが・・・今日で買いポジションの多くを利喰い売りとした。詳しい理由は顧客向けメールでは明らかにしたが、まあ、簡単に言えば感(勘)である。自信はそれほど無いが、利喰いして破産した相場師は昔からいないの格言もある。
とは言え、新規に売るとか、売りポジションに回るつもりはないし、急落場面(東京で千円以上)はやはり買い場と考えている。目先、需要面のネガティブな部分を織り込んで急落があると面白いが・・・?買い方から撤収はしないが、目先は「買いたい弱気」スタンス。


16:04現在


2008.5.2

とうもろこし
1日のシカゴ相場は堅調。1日遅くから2日の降雨予報や、その後も今ひとつの天気予報を手掛かりに、作付遅れは挽回出来ないとの思惑が、ドル高や大豆・小麦安を跳ね返している。ただし、コモディティ全体が軟調な動きを強いられており、その中で気を吐いて強い動きをしていることは、「トウモロコシ」の強さの表れであるが、他商品安が続くようなら影響も懸念されるとことである。

東京は少し訳の分からない動き。寄り付きから前場引けにかけての動きは、不当な安寄りをした修正高と解釈している。だが、先限以外は大引けにかけてズルズルと売られる展開を余儀なくされた。これは大豆相場の制限安張り付きの影響があったとは思うが・・・?そして、引けの先限だけは別物で、あそこまで買われたことも摩訶不思議。まあ、付いた値段が相場である。まあ、今日の相場は大型連休前という事情と、他商品が安いという事がキーワードだったようだ。

しかし、今日も某商社機関店は期近〜期中をよく買っていた。個人的には今日は連休前でもあり、あまり思惑を持たないように心掛けたが、感情的には○○したかった。


明日から国内は4連休となります。今日の後場は社内も何やら連休モードを感じたが・・・?さて、明日は予定通り「週刊版」の更新を心掛けます。「週刊版」を読んだ人は、休み中でも更新したえらい私に、激励のメールを頂けたら嬉しいですね。では!

15:33現在


2008.5.1

とうもろこし
30日のシカゴ相場は堅調。WET&COLDという作付に適していない天候見通しから堅調なセッション開始となるが、NY原油相場の急落や「米」相場の暴落などに影響され値を削る場面もあった。しかし、大豆相場がアルゼンチン閣僚辞任観測から買われ、これに影響を受けてつれ高。他商品の動向にも左右されながら、作付遅れを反映した値動きで引けた。

作付進捗率に関しては、既にご存知の通りだが、傾向単収(トレンドイールド)を下回る可能性の目安は進捗率50%到達が5月中旬までに達するかどうかがポイント。50%到達が5月下旬にずれ込んだ年は近年では5期あり、そのうち3期が傾向単収を下回っている。単収の鍵を握る最大の要因は受粉期の天候だが、現時点で作付の遅れは単収低下の可能性が高まっているとは言える。今年の場合は再来週12日の発表が鍵を握るか?ちなみに、本邦連休中の5日セッション引け後に発表される作付進捗率の事前予想は20〜25%と、前年53%、平年の63%を大きく下回る見通し。

食糧価格高騰などが、途上国を中心に批判が出てきており、米国内でも食肉業者などからエタノール政策に対する批判などが高まっている。このことは今後、トウモロコシ相場に水を差す可能性はあるのだが、デフレ時代の商品価格下落時には、生産者(生産国)から価格下落に対する懸念や批判も多かった。だが、そういう時代は早期収拾せずに、比較的長期間価格低迷が続いており、今回の相場高騰に対する批判が、必ずしも相場にネガティブに反応するとは言い難いのは歴史は語っている。ゴムやコーヒーなどはかなり相場水準の低さが問題になって期間があり、トウモロコシや大豆にしても米国農家苦渋の時代は存在したのだ。

また、FUNDの動向やエタノールなどが悪者となっているが、そういう側面は間違いなくあるものの、それが全てかどうかも議論の分かれるところ。食糧価格高騰は途上国などの需要拡大という側面も高いという意見もある。また、NYタイムズ紙は30日の紙面で、「化学肥料の世界的な値上がりと不足」に関する記事を掲載した。耕地不足や水不足の問題もあり、食糧価格高騰の要因は一概には決め付けられず、複合的な要因に基づいたことのように個人的には思うのだが・・・?

さて、東京だが、前場〜後場寄りにかけては期先中心に強い動きを演じたが、引けにかけては各限やや値を削り、期先限月は前場でややハシャギ過ぎたか、急速に値を削る展開だ。買い方針は堅持も、期先の買い玉に関しては、利喰い売りを朝のメールでは推奨した。

先限は4万円台から割り込む下落に見舞われ、寄り付きから430円という大きな下落幅となっており、値運びは非常に悪い。だが、手口診断すれば、下値不安は強くもなく、むしろ・・・???それに、この水準まで相場が回復してくると、3月の急落前の買い玉の一部は息を吹き返しており、内部要因はやや買い方有利に変化してきている。ここからの高値は利喰い売り敢行も、相場は未だ「押し目買い」と診る。ただし、限月はよく選定したい。

15:52現在


2008.4.30

とうもろこし
買い方からすれば昨日の休みが恨めしい今日の相場であった。昨日場が立ってれば、ひと利喰いして今日買い直すなど、買い方の流れに出来たかもしれないが、「レバ・タラ」はご法度か・・・

シカゴ29日の相場は、前日引け後に発表された作付進捗率が、僅か10%に止まり平年の35%、前年同期20%、事前予想15〜19%を下回ったことを手掛かりに、先行する夜間セッション同様に大きく上値を試す場面(5限高値610)もあったが、原油暴落(前日比3ドル強)の影響から、この日の商品市況全面安に見舞われたことから値を消した。

どうもコーンの作付進捗率の評価が低いと個人的には感じる。まあ5月中旬までに済めば深刻な問題はないのだが、その可能性が浮上してきていることや、当初予想された大豆からトウモロコシへの作付シフトという可能性は、トウモロコシの作付を間に合わすのが精々でかなり低くなったと思う。それに受粉期のピークは例年よりも1〜3週遅れる可能性は高くなったわけで、よりリスクの高い盛夏に受粉期を迎える可能性が出てきたわけだ。

トウモロコシ対大豆はシカゴ29日の相場水準で、新穀限月は比価が1.93まで縮小。大豆は価格の有利性はほぼなくなっており、価格優先の作付けはどちらとも言い難いか?

さて、東京だが、個人的には納得の引けだ。買い方とすればこの2日間のシカゴ相場を見せられては、売り手仕舞いをしたくなる動きで、寄り付きは予想以上に売られた(期近を中心に)ことは、その影響と個人的には解釈している。期近2本は薄商いで、玉の出具合で値が付いていた印象だが、11限以降はそれなりの動き。引けにかけての期先限月はやや買い過ぎのような気もするが、手口は兎も角も味は悪くなかった。先限は何だかんだで、4万円回復にリーチである。

17:10現在


2008.4.28

とうもろこし
週明けの相場は、シカゴ夜間セッションの上昇も味方に付け、東京は全限が制限高に達して引けた。夜間セッション上昇の背景は、原油相場の上昇や作付遅れが顕著になってきたこと。25日のセッション終了後の天候も思わしくなく、作付進展が期待し難い天候だったこと、28日セッション終了後に発表される作付進捗率が低調な数字になりそうなことが改めて材料視されている模様。その作付進捗率は15〜20%と、前年23%、平年42%を大きく下回りそう。

東京に話を戻すが、期近は兎も角も期先限月に対する商社売りが活発でないことから、シカゴ相場次第では東京は上値期待も。今後の作付進捗状況次第では、先限4万円が地相場なんて可能性も浮上はしている。ただし、最近の夜間は当てにし難く、東京は29日が休日に当たり、30日はシカゴ2日分の入電リスクがあることは念頭に。

GW第一ラウンドは買い方に凱歌が上がったが、東京休場中のシカゴ相場は売り買い双方気になるところ。相場に携わっていると、米国と日本の休日が同じなら良いのにと思うが・・・?

15:22現在


2008.4.25

今日はコメントを休みます。明日は「週刊版」の後進を予定してます。

15:27現在


2008.4.24

とうもろこし
23日シカゴ相場は、前日の上昇に対する行き過ぎ感や、一部天気予報が今週末から来週始めにかけてベルトの天候が回復する見通しを示したこと、小麦相場が中国の豊作見通しなどから急落していることなどを手掛かりに、軟調な動きを強いられた。

作付に関する見通しは、土壌水分過多の地域の存在などあり、序盤の遅れを完全には取り戻すことは厳しくなったと一部で指摘され始めた。今後の天候は予報モデルみよって多少異なるが、CROPCAST社の予報では、木曜日に西部、金曜日には中央部、土曜日早朝に東部で降雨が予想され、予想降雨範囲はベルトの90%、予想降水量は0.25〜3.00インチ。来週始めには晴れ間も期待出来るものの、週後半は南部で降雨が見込まれているとしており、この予報通りならば、トウモロコシ作付は劇的な回復は望みが低下するが・・・?

米国商品先物取引委員会は22日、投機資金の増大に伴う農産物価格変動の実態とその影響を把握する為、農家、農産物輸出業者、市場関係者などを招き、米国商品先物取引委員会(CFTC)主催で農業フォーラムを開催した。結論は具体策などはなく、先送りされた格好であり、市場の一部で懸念されたFUNDの規制などは無く、大方の予想通りの結果ではあった。
だが、農産物価格は昨年一年間で、米118%、小麦95%、大豆88%、トウモロコシ66%の上昇となり、最終小売価格にも反映されており、南米やアフリカ・アジアなどの一部では、食糧価格高騰や不足に対して暴動が発生するなど、今後も農産物価格を巡る政治的な動向には注意が必要だ。


さて、東京だが、やはり昨日採用した方針が正解だったようだ。寄り付きから期近限月は商社機関店の買いが入り、このことが好感されたと同時に、期先限月を売る商社が限られたことも買い方を元気づけた。また、フレート(海上運賃)が連日高いことも、期近を中心に好感された模様。もっとも、フレートに関しては、個人的にはそれほど強くも見ていないが・・・?

やはり値運びや手口を診ると、現状では相場は買い有利な状況に映る。期先限月を商社勢の売りが限られた中で、一部有力処も買い意欲を見せ始めた。最近の相場は総取組高も寂しくなったせいか、有力プレーヤーに提灯付くと相場が反応し易い側面もある。だが、個人的には5限のみはあまり買い意欲が湧かないが、○限辺りまでは買い姿勢で良いように思う。

16:02現在


2008.4.23

とうもろこし
22日シカゴ相場は、作付遅れや原油高から急反発。夜間セッションでは反応の鈍かった作付進捗率だが、一転して本セッションでは評価された。また、今週末の降雨予報もその事に拍車をかけたようだ。食糧価格上昇から米国エタノール政策に各国から批判が高まっているが、原油相場がバレル120ドルに迫る強基調の中で、バイオ燃料だけが悪者になるのかどうかも、買い見直しの一つになった。

産地天気予報は降雨がやや早まり、木曜日から土曜日にかけて降雨予報。降雨そのものは変わりなく、このままの予報通りとなれば、作付進捗は停滞するとみられる。

しかし、昨日は夜間セッションで何故、素直に反応しなかったのだろうか?特に東京市場参加者は、強材料の出現にも拘らず、軟調な夜間に疑心暗鬼になって当然だ。何やら東京の動きも、相場巧者や玄人勢も方針が定まらない様子も。

さてその東京だが、今日はキッチリと買った。手口も昨日までとはうって変わり、地場・玄人勢の買いも見受けられ、一部海外筋も買い姿勢を鮮明にしていた。相変わらず、期近の売りを手仕舞いして、期先に乗り換える動きのような某所らしき手はあったが、今日の値運びや手口などを総合評価すれば、今日は「買い」であったような・・・当限以外は全限日足陽線でもあった。個人的には今日の前場で期中限月を一部買い直し方針を採用した。(注)手口に関する記述はあくまでも個人的な推測の域をでません。

15:54現在


2008.4.22

とうもろこし
21日のシカゴ相場は一言で言えば、天候好転や輸出検証高の低調から続落となる。先週末の天候が予報よりも作付に適した天気だったことや、今後の予報も一時より改善していることから、作付進捗遅れを囃して買われた反動が一気に顕著となり、一時は30セントの制限安まで売られる。しかし、まだ作付遅れを完全に挽回は出来ていないことや、引け後に発表される進捗率が低調という見通しが強い中で、冷静な買い手の出現もあり、安値からは大きく(5限では10セント強)戻して引けた。

注目された引け後の作付進捗率は、僅か4%に止まり平年の17%はもとより、事前予想の5%〜9%も大きく下回った。これでは2週続けて2%しか進捗がなかったわけで、ここまでは完全に作付作業が出来てなく、93年の3%以来の低調な進捗だ。天気予報は一時より改善はしているが、水曜日夜半〜金曜日にかけてベルトの広範囲で降雨が予報されており、引き続き低調な作付作業となりそうだ。現在、唯でさえ土壌水分過多の地域や、土中温度も低いとされ、この作付進捗率と今週の天気を考慮すれば、今月中に50%の達成は絶望的だろう。まあ、5月上旬に作付が完了すれば大きな問題は無いのだが、大豆作付との兼ね合いもあり、やはり今後に影響を与えると考える。

ただし、今日の夜間セッションでも反応が今一つ。先週末辺りから感じていたのだが、シカゴ相場はどうも天気云々や作付云々よりも、食料価格高騰により米国の再生可能燃料政策に批判が各国から上がっているのが、現在の相場に影響しているのかもしれない?今日の夜間を診るとどうもそんな気がしてきた。
後進国の一部では食料不足から暴動なども発生している。米国エネルギー長官のSAMUEL BOBMANは、「米国はコーンなどの食糧を原料とするエタノールから段階を経て脱却する必要がある。エネルギーの多様化同様にバイオの多様化も追求する必要がある」と。また、アジア開発銀行のRAJAT NAG氏は「必需食料品の値上がりを抑制するために、先進国はバイオ燃料の生産を促進させる補助金を止めるべき」などとしている。


上記したことが相場の下げ要因としたら、まだ下値余地はあるのかもしれない。シカゴ7限で5ドル半ばまでの下値リスクは考慮したい。

東京は期待?の夜間セッションが、高寄りから小幅ながらマイナスに転じたこと、海外市場よりも円高がやや進んだことなどを嫌気し、全限が一時制限安に沈んだ。だが、期近は輸入採算価格などから下げ過ぎ感も台頭し、手口などもそれを肯定していることから、売り一巡後は反発商状を見せて引けた。期近2本は日足陽線となるなど、やはり・・・である。

だが、期先は柱になる買い手の存在は無く、特に先2本は輸入採算からも割高であり、現在のトウモロコシ相場にとってやや問題だ。この辺の限月はシカゴが下値を探るようなら、まだ下値余地はありそうだ。従い、18日のコメントに記した<ここは無理をしないで買い越しながらも期近〜期中(9〜1限)買いの先2本売りというようなスタンスが無難ではある。>がやはり正解だろうと思う。

結論として、個人的には今後の天候相場本格化を睨んで、本格的に売りを志向する考えはないが、素直に相場を診ると弱気有利な環境には見える。今は弱材料を優先して織り込む状況なのかもしれない。従い、売るにしろ買うにしろ、目先は下値余地があって然るべきと考えた対応がベター。

16:16現在


2008.4.21

とうもろこし
米国産地天気予報がやや緩和され、今後の作付進捗に光明を見出したことなどから、週明けシカゴの夜間セッションが下落して始まったことを受け、東京はそれなりに軟調な寄り付きとなった。その後は一旦戻す場面もあったが、戻り待ち売りも多くやや軟調な動きを強いられた。
だが、期近は輸入採算を考えても、手口を診ても下げ余地が乏しそうに思え、期近限月に関しては下値リスクは限定的に思える。もっとも、条件が揃っている割に重いという解釈も成り立つが・・・?

目先の相場は産地作付進捗状況が鍵を握る。天気予報はやや改善となったが、予報は今後も変わる可能性は高く、果たしてどちらに変わるか?また、今晩の本セッション終了後に米農務省より週間作物進展度報告にて、トウモロコシ作付進捗率が発表される。事前予想は19日に更新した「週刊版」にて記したが、今回は低調な数字が予想されている。

アイオワ州立大学の農業気象学者ELWYNN TAYLOR氏は今週、地方紙のインタビューで、「今夏、米中西部が大干ばつに見舞われる可能性は約33%と平年の2倍のリスクがある」と述べた。同氏は過去20年、毎年春に米国主要農産物栽培地域の中長期気象予報を発表している。今期のコーン単収が72.6%の確率でトレンド単収を下回るとも述べている。

15:21現在


2008.4.18

とうもろこし
17日シカゴ相場は降雨による作付遅れから新穀を中心に堅調も、高安マチマチの動き。今後の相場展開は作付進捗状況次第という側面は強い。予報では17〜19日にかけ降雨がコーンベルトを移動するが、現在(現地17日)はネブラスカからアイオワにかけて予報通り降雨に見舞われている。来週はより寒冷で降水量も多く見込まれている。

今後、数週間に渡り米農務省が月曜日引け後に発表する作付進捗率が注目だが、INFOMA社がトウモロコシ作付進捗予想を示した。4/20時点で主要18州の進捗率は7%(平年17%)、4/27時点では18%(平年35%)としている。主要18州のうち11州で4/1〜4/13までの降水量が平年を150〜300%上回り、99年や02年の状況に近い。ちなみに、両年の5月最初の進捗率は31%・40%となっている。また、20日時点で7%の進捗率は、98年の6%に次ぐ遅さである。この進捗率通りの数字が示されれば、相場にとって買い気を刺激せずにはいられないと個人的には解釈するが・・・?

さて、東京は期近が堅調な動きも、先2本は前日比マイナスで引けた。また、期近3本は日足陽線も先3本は陰線引けとなるなど、期近と期先で別物のような動き。もっとも、連日指摘しているように、輸入採算などを考慮すれば自然な姿に近づいたわけで、今日の手口も某商社が期近を中心に買い戻しを敢行しており、期先は売る商社の姿もチラホラ。また、引けで先2本は某老舗ブローカーから、大量の売りが出たことも市場の警戒を誘ったが・・・?注:手口はあくまでも推測の域を出ません。

個人的な相場観は根が強いだけに上値期待を抱いているが、何分、向こう数週間の天候次第という側面は強く、東京市場の有力プレイヤーの動向も鮮明ではない状況も加味すれば、ここは無理をしないで買い越しながらも期近〜期中(9〜1限)買いの先2本売りというようなスタンスが無難ではある。サヤ狙いするも良しであるし、買うなら中限、売るなら期先というイメージだ。


明日は「週刊版」の更新を予定しております。2週続けて休ませて頂きましたが、明日は更新を約束・・・?いや、出来るだけ心掛けます。

15:45現在


2008.4.17

とうもろこし
16日シカゴ相場は高安マチマチ。作付遅れを招く天候懸念による買いも一段落。このところの高値で需要低下観測も浮上し、旧穀中心に売られるが、新穀限月は小幅堅調。天気予報は今週後半と来週前半が降雨となっており、作付本格開始は先送りとなりそうで、新穀限月は天候プレミアムを外せないようだ。

さて、東京は堅調な動き。商社勢が期近を中心に買い戻しを敢行したことが相場を支えたが、当然、期先は裁定売りが多く見受けられた。現時点で輸入採算を考えれば、東京期近は○限までは既に売れるサヤではなく、買戻しは当然だろう。だが、期先は割高感は強く、特に先限は裁定では売るしかない。もっとも、輸入採算は相場のトレンドとは別で、相場がもし上向けば先限ほど買われるのが東京市場ではある。

市場の有力プレイヤーが現在は買い賛成に固まっておらず、シカゴ相場も万が一天候が急回復すれば下値リスクは大きい。だが、天候がこのまま回復しなければ、更に上値を追う可能性は高く、今後2〜3週間の産地天候次第という側面も感じる。

従い、昨日も述べたように、軽く買い越し(中限買い・期先売りなどで)で、強弱柔軟な対応を心掛けるのが無難と考える。

一般大豆は○限や○限に某商社の新規買い?まあ、相変わらず激しい動きをしている。

16:03現在


2008.4.16

とうもろこし
15日シカゴ相場は続伸。昨日引け後に発表された作付進捗率が芳しくないことに加え、今週の天気予報が17日まではDRYも、その後週末にかけて降雨が予報されていることから、来週発表の作付進捗率も低調な数字が予想され、思惑買いが先行する地合い。FUNDはこの日5000枚程度買い越し。また、NY原油が初の114ドルに乗せるなど強い動きをしていることは、エタノール採算コストを押し上げる効果もあり、そのことも好感されている。

米中西部の天気見通しだが、週末にかけて雨模様。10日間に一部地域では作付進捗が若干期待出来るものの、広範囲で断続的な降雨が予想される。また、オハイオ川流域やミシシッピー川流域では土壌が湿っており、作付ペースの大幅な改善は望み難い状況のようだ。今後の降水量は先週を下回ると見られるが、ベルト全域で本格的な作業再開は厳しいようだ。

さて、東京だが再び弱気ムードが広がる。寄り付きこそ「それなり」に買われたが、新甫5限を中心に国内大手商社や外商最大手と思われる手が売り意欲を強めたこと、1・3限辺りも商社勢の売りが入るなど、商社売りが相場の重しとなっている。現在は国内大手有力筋も買い意欲を強める筋は無く、逆に売り意欲を強める筋の存在などあり、商社売りに反応し易い地合いだ。2月〜3月上旬の商社が売っても売っても上昇した地合いとは隔世の感。

だが、NY原油がここまで強い中で、トウモロコシは上記したような作付遅れは現実味を帯びており、シカゴ相場が更に上値を追った場合はどうなのだろうか?現状では先限で3万5000円を目指すなどのシナリオは採用し難く、天候が今月中に回復しないと勢い込んで売る相場でもない可能性も。とは言え、東京の地合いが今ひとつなのは事実であり、先限で3万7000〜4万円の逆張りというのが正解なのかもしれない。ただし、天候回復に手間取るようなら、4万円上抜け、早期天候回復なら3万6000円辺りを目指す可能性も排除しない。現状では相場の姿が今ひとつぼやけており、個人的にはチャンスが訪れるまでは軽く買い越し(中限買い・期先売りなどで)で、強弱柔軟な対応を心掛けるのが無難と考える。勝負の時はいずれ来る。それも早い機会に。それまでは体力温存も手だ。


最近、新規口座開設希望などのメールがめっきり少なくなりました。私の力が及ばないのかもしれませんが、市場参加者が減少した気配を強く感じております。個人的なことはもとより、市場全体のことも気掛かりである。まあ、それは兎も角も、簡単な質問や激励のメールでも構いません。勿論、新規口座開設希望なら尚結構。皆さんからのメールをお持ちしております。kakigaramarket@mail.goo.ne.jp

16:00現在


2008.4.15

【お詫び】
12日(土)と昨日14日の更新を休ませて頂きました。いろいろ事情があったのですが、言い訳になりますので。大変失礼致しました。

しかし、私が昨日休んだら、トウモロコシが安いから休んでいるとか、今度は40度の高熱が出たらしいとか、中には日曜日の桜花賞で3連単700万馬券を数百円分ゲットしてマンションを物色しに不動産屋回りをしているとか・・・どれも全く該当しませんので。皆、冗談で言っているのですが、根も葉もない噂ってこんな感じで広まるのでしょうね〜。まあ、最後のは本当にそうなら最高ですけどね。


14日シカゴ引け後には、トウモロコシの作付進捗率が発表になった。その作付進捗率は、2%と前年同期の4%、平年の7%を大きく下回っている。ある程度は相場に織り込んでいると思われるが、強材料に変わりはないだろう。夜間セッションの評価は兎も角も、今晩の本セッションでどう評価されるか?
だが、平年でもまだ7%というこの時期であり、まだ大騒ぎする段階ではない。作付最盛期には一週間で30%を超える進捗も珍しくなく、5月第一回目の発表で50%を維持すれば問題はない。従い、今後の天候次第のことである。だが、スタートが順調に切れなかったのは事実であり、今後の天候も今ひとつである。そして、米中西部の今年第一四半期の平均気温は96年以来最低であり、降水量は98年以来もっとも多い。今後も低温で雨勝ちな天候が続くようなら、深刻な作付遅れを招く可能性がある。


とうもろこし
昨日までの弱気が支配していたムードが一変している。背景は幾つか考えられるが、まずは上記した作付進捗率が極めて低調な滑り出しだったこと、次に5限納会が堅調だったことが挙げられる。直前の予想では一部で60枚程度の買いハナ(渡し物が多い状態)も噂されたが、受け方商社が前2で受け前提の買いを増やしたことから、少量ながら売りハナ(受け予定が多い状態)で納会を迎え、堅調に納会を終えたことは、期近から各限に買い安心感を与えた。
また、一般大豆の暴騰納会の影響も手伝い、後場も大きく値を削ることは無く、先2本は全て約定ながらも制限高で引けた。

週末11日から週明け14日にかけて悲観的なムードが漂った。そのような情勢を経て今日の動き。まだ手放しで積極的に買えるかどうかは兎も角も、昨日の制限安場面で売り方は結構売り乗せしているようでもあるし、何やら相場は上に行きたがっているようにも見えるが・・・?そう言えば、最近の相場は、「押し目」と思えば、押し目にあらず売り転換であったり、「戻り」と思えば戻りではなく、上昇局面に突入していたなどと、基調転換も早いが・・・?

個人的には今晩の本セッションは高いような感触を持っている。天気予報が再びWETTERに傾いており、来週の進捗率も低調な数字が続くようなら、FUNDなどの買う格好の口実となるが・・・?個人的には買い継続、乃至は先限で3万7000〜4万円の大逆張り、そんなイメージを持っている。だが、天気次第では・・・

15:42現在


2008.4.11

今日は手短に。
トウモロコシは某商社の売りが11限以降に見受けられたことで、この手が効いて引けにかけて大きく売られた。

詳しくは明日の「週刊版」にて!

15:30現在


2008.4.10

米農務省需給発表は焦点である07/08予想期末在庫が、トウモロコシで12億8300万ブッシェルとなり、事前予想平均13億0300万、3月米農務省14億3800万を下回り、織り込み済みという意見もあったが一応は強材料視される内容。
大豆は1億6000万ブッシェルとほぼ事前予想通りで、3月米農務省1億4000万から引き上げられた。こちらの評価は弱材料ながらも現時点の相場には中立と評価。


とうもろこし
シカゴ相場は9日のセッションで、コーンは素直に評価され買われ、NY原油大幅高や大豆高も支援し、FUNDも8000枚ほど買い越したことが相場を押し上げた。

月例の米農務省需給発表だが、来月からはいよいよ08/09年度の予想が発表される。そうなると、新穀の生産高予想も出るわけだが、あの作付面積(8601万エーカー)が基準になるわけで、今年はパーフェクトな天候が求められ高単収が実現しないと、08/09期末在庫は危機的な水準に陥る可能性がある。ましてや、今回の発表で07/08予想期末在庫が引き下げられたことは、新年度に繰り越す在庫も少ないわけで、予断を許さない状況だ。

順調な作付が確認されるまでは、下値不安は小さいと思え、差し当たり来週14日セッション終了後に発表される作付進捗率が大注目である。


そうそう、穀物に限った話ではないが、シティグループの見解では、08年第一四半期に商品市場に流入した投機資金は700億ドルに上るとされ、一日当たり10億ドルが流入している計算だ。

東京はやや冴えない動きで引けた。背景は当限の情勢と、寄り付きの手口、大豆の重い動きなどが原因だろう。まあ、その辺の事情は顧客などにはメールでお知らせした通りで、この場では差し控えます。ただし、個人的な方針は強気に変化無し。


15:50現在


2008.4.9

とうもろこし
米農務省需給発表を翌日に控えた8日シカゴ相場は、積極的な商いが見送られる中で小幅高。昨日引け後には作付進捗率の発表は見送られたが、州ごとの管轄データではイリノイ・ミズーリ・テネシー・オハイオなどでは1%程度の進捗とされ、例年に較べて大幅に遅れている。作付遅れは初期成育を阻害するだけでなく、大豆への作付シフトにも繋がり、今後の作付進捗状況は注目される。当面の天候は作付には適していないが、今月後半には好天との予報も。

上記したように今晩は本セッション開始前に米農務省より月例の需給発表がある。先月末に全米四半期在庫を2億ブッシェル強減らしたことで、需要面を上方修正しバランスを取るのが既定路線となっており、相場にはそれは織り込んでいるという見方が増えてきた。
ちなみに、今晩の事前予想だが予想期末在庫で、トウモロコシは予想平均13億0300万、レンジ11億3800〜14億2700万、3月米農務省14億3800万、大豆は予想平均1億5700万、レンジ1億2000〜1億8000万、3月米農務省1億4000万、となっている。

そう言えば、米農務省発表に関して面白い見方がある。昨年の生産高は1月発表の130億7400万ブッシェルで確定しているが、1エーカー当たりの単収で2ブッシェル程下がっている可能性があるという。これを収穫面積(8650万エーカー)で計算すると、1億7500万ブッシェルに相当し、本当の生産高は129億ブッシェル前後となる。四半期在庫が事前予想よりも2億ブッシェル程度少なかったことと符合が合うが果たして?

今晩の発表はトウモロコシに関しては弱材料になる可能性は極めて低いが、事前予想レンジ上限や予想平均程度の数字ならば、「知ったら終い」で売られる可能性はある。だが、そうなった場合でも、市場は今年の供給に目が向いており、作付進捗状況などを意識して下値不安は小さいと診る。ちなみに、日本時間で今日の日中は、イリノイ(全米第二位)やインディアナ(全米第五位)などはかなり降雨に祟られていた。来週初めの作付進捗率発表が済むまでは、下値不安は小さいと診るが・・・?

東京は夜間セッションの堅調さも手伝い、当限を除いて大幅高で引けた。来週15日に納会が迫ってきた5限(当限)だが、渡し方の某外商の出方が注目されるが、今日あたりの相場の重さは、それなりに渡し物の匂いも?だが、今日の動きで2番限である7限とようやく順ザヤとなり、これが本来の姿ではある。

期先は1限に対して3限が一時千丁(1000円)サヤを買うなど、相変わらず割高感がまとわり付く。このサヤならば商社勢は売りを敢行してくるが、それが一部商社に限られているのはやや不思議?新年度入りして多少スタンスが変わったのか?まあ、来週発会する新甫09年5限が売り本命なのかもしれないが、今の先限である3限も十分に高い。強気方針を採用していても、今すぐ3限を買うのは個人的には乗り難い。買うならやはり○限や○限か?


16:01現在


2008.4.8

とうもろこし
週明け7日シカゴ相場は軟調。この日発表された週間輸出検証高は事前予想を上回る強材料も、大連の引け値が軟調だったことや、大豆・小麦安が相場を軟調にさせた。また、INDEX FUNDが5限の買いポジションを期先限月に乗り換えたことも、期近限月には弱く作用した。期近に比較して期先の下げ幅が限定的だったことは、今年の作付面積など供給不安云々よりも、INDEX FUNDの乗り換えによるところが大きいか?

引け後には今年初めて週間作物進展度報告の発表が行われたが、小麦の作柄に止まりトウモロコシの作付進捗率は発表が無かった。例年でもまで進捗率の低いこの時期ではあるが、今年は南部の進捗状況が芳しくなく、数字にならないので見送ったといううやや穿った見方もあるが・・・?

7日に迫った米農務省需給発表で、需要面の上方修正や予想期末在庫の下方修正など、強材料視される内容が確実視されているが、それを相場が既に織り込んだかどうかは微妙。いずれにしろ、弱材料ではない可能性は高く、強材料ながらも織り込み済みと決め付けるのはリスクがあるが・・・?

東京は一時買われる場面もあったが、流石に今日はこんなものではないだろうか?だが、強気方針を採用していても、どうも先限の買いだけは同意することに抵抗がある。各限のサヤを見ると、期先に行くほど鋭角的に買われているのは何とかならないか?それが東京と言えばそれまでだが・・・?


16:04現在


2008.4.7

【お詫び】
4日「日々の概況と見解」、5日更新予定の「週刊版」の更新を休ませて頂きました。実は3日(木)夜から風邪により発熱で、何と39.2度という子供並みの高熱を出し、臥せっておりました。症状がインフルエンザの疑いもあり検査しましたが、幸いにもただの風邪でした。現在は万全の体調とはいきませんが、何とか日常生活には支障の無い程度までは回復しました。休み中に何度もアクセス頂いた方には申し訳ございませんでした。今後もよろしくお願いします。


とうもろこし
週明け東京は非常に強い動きで引けた。期先は「糸の切れた凧」のようで、何やら2月〜3月始めの上昇相場を彷彿させる動き。やや趣が違うのは、商社勢が売り控えていることか?15日に納会を控える当限は、買い建てしているFUNDの全量手仕舞い売りもあり、唯一軟調に引けた。これで、同限と逆ザヤの限月は7限のみとなった。

今週は現地9日に米農務省より月例の需給発表が行われる。3月末に発表された四半期在庫で、2億ブッシェル以上減少させた分は、飼料向けを始とした需要面に置き換えることが想定され、予想期末在庫は下方修正される公算が大きい。また、来週より週間作物進展度報告で、作付進捗率の発表が開始される見通しだ。この時期の進捗率は平年で3〜4%だが、その数字を下回ることは確実視されているようだ。現在、6ドル前後で高持合となっているが、今後の予定は強材料視出来る内容の発表が多く、そういう意味では「押し目買い」という相場の地合いだ。

シカゴ=東京ではないし、強材料が保証されているわけでもないが、発表前(東京の9日終了まで)の安値場面は、買い仕込めれば実行しておきたいと考える。

15:22現在


2008.4.3

今日は後場外出のため更新は休みます。トウモロコシの買いスタンスは維持と考えてます。

11:38現在


2008.4.2

とうもろこし
1日シカゴ市場は前日の発表を受けローカルの買いなどから急伸。昨日は作付面積発表の評価が、当初はそれなりに評価を受けたものの、大豆急落に連れて正当な評価を受けていない?その削られた分を取り戻すなど、一日を経て再評価。また、作付序盤の天候が思わしくないことも買い気を誘う。安値圏ではローカル(地場筋)やコマーシャル(業者筋)の買いも見受けられるなど、買い手がFUNDに偏ってもなく、買い手の顔触れからファンダメンタルズに基づいた上昇に映る。

天気予報は引き続き降雨がちの天候で、現地水・木曜日はイリノイ・インディアナ・オハイオなどで雨脚が強まる見込みで、金・土曜日には北部を中心に雪がらみの降雨。今後10日間は激しい降雨も予想され、作付作業を阻害する可能性も高く、土壌水分過多や土中温度が上がらないという作付に適さない環境が続きそうだ。

東京は値幅制限の外れている当限を除き、全限が制限高張り付きとなる。当限も引け値では920円高と、他限の制限高分以上買われている。「タラ・レバ」になるが、今日の値幅制限が1200円であっても、制限高に達した可能性があったと思う。冷静に振り返ると、昨日は何故売られたのか?その反省を込めて、今日の制限高張り付きは800円幅ならば当然だろう。

当限に関しては票を読むと・・・そして、5限の相場水準に対して下ザヤに位置する7・9・11限は、断固買いスタンスで良いのではないだろうか?また、明日は1・3限に大量売りポジションを保有するFUNDがどう動いてくるか?買い方としては楽しみである。


大豆
1日シカゴ市場は下げ過ぎ感の台頭や、安値圏でローカルの買いも入り、安値から1ドル程度の大幅反発。また、トウモロコシとの比価も意識され、新穀限月は11限で50セントを超える上昇となった。新穀限月とトウモロコシとの比価は1.94倍とやや回復も、依然として2倍を下回る水準は、大豆に割安感を与えている。また、中国の買い付けも報告されており、シカゴ大豆は底入れ気配も。まあ、昨日は下落は仕方がないとしても下げ過ぎだろうと思うが・・・?

さて、東京もシカゴの劇的な切り返しを目の当たりに反発。前場はややふら付いていたが、後場に入ると堅調な動きを演じた。商社勢も買い先行となっており、手口は個人的には買い有利に映った。そして、面白い手口も一部であったが・・・まあ、個人的には制限安連発で売り手仕舞い約定が厳しかった記憶がまだ鮮明で、外野席から買い方びいきで観戦だ。

16:00現在


2008.4.1

この日はセッション開始前に、米農務省より注目の作付面積と四半期在庫の発表があった。トウモロコシは8601万エーカーと事前予想平均8738万を大きく下回る。一方で大豆は7479万エーカーと、事前予想平均7152万を大きく上回る弱材料となった。これらの数字を巡り今後は否定派や肯定派が出ると思われるが、次回、6月末に確定作付面積を米農務省が発表するまでは、この数字が元となり世論を形成していく。
一応、この作付面積の数字の背景は、トウモロコシの生産コスト上昇(窒素肥料価格の上昇など)や、連作障害を警戒した農家が作物ローテーションを意識した結果と思われる。

また、同時に3月1日現在の全米四半期在庫の発表もなされた。こちらもトウモロコシ強材料、大豆は弱材料という結果となった。トウモロコシは事前予想平均70億7600万のところ、68億5800万とややサプライズ。大豆は事前予想平均13億5200万が14億2800万と多く、作付面積以上に以外な結果となった。


とうもろこし
31日のシカゴ相場はセッション序盤は、米農務省発表を好感して大きく値を飛ばした。28日より適用されている新値幅制限30セントを試す義理堅い?動きも演じたが、大豆が予想通りに大きく売られたこと、NY金やNY原油の下落もあり、買い気は終盤には萎えてしまい小幅高で引けた。

農家が作付するのは当然新穀になるわけだが、対象限月はトウモロコシ12限と大豆11限になる。そして、この両限月のサヤは1.87倍(コーンに対する大豆の値位置)と、過去あまり記憶にないレベルまで詰まっている。このことはトウモロコシには弱材料となるわけだが、引き続き今後10日間は降雪を含む降雨予報がコーンベルトの多くでなされており、作付は例年よりもスロースタートとなりそうだ。テキサス南部などでは3月入りから開始されているトウモロコシの作付だが、主産地では4月10日辺りからが作付本番である。そうなると、大豆よりも先行して作付が始まるトウモロコシだが、こちらの作付が順調に進まないと、その後の生育などを考慮して大豆に作付を移すという動きもでそうだ。要するに、トウモロコシと大豆の価格の単純比較ではトウモロコシに作付が戻る可能性はあるが、天候面からは現時点でそういう発想を封じてしまっている。

だが、今回の発表で意外だったのは四半期在庫だ。事前予想平均よりも2億1800万ブッシェルも低い数字である。今回発表された作付意向面積は138万エーカー事前予想よりも低かったわけだが、単収を155ブッシェルで138万エーカーに相当する生産高を計算すると、1億9300万ブッシェルにしかならず、四半期在庫の水準は、トウモロコシ価格が高くても需要は付いて来ていたことの証になっている。

来週末に発表される月例の米農務省需給発表では、トウモロコシには非常に強い内容になることが想定される。大豆相場やメタルや原油、また株式相場や外国為替相場などの状況にも大きく左右はされるが、トウモロコシ単独でのファンダメンタルズを考えると、やはりこの相場は買いという答えに個人的にはなる。

東京は夜間堅調や円安気味のドル円相場などはあったが、大豆の制限安当然の状況を警戒して、寄り付きから大きく売られる展開を余儀なくされた。だが、流石に警戒し過ぎた反省から、後場にかけては値を戻す動き。前日比では各限それなりのマイナスも、各限日足では陽線引けである。また、期先を大きく売り建てしているFUNDらしき手の買戻しも間断なく入り、最近のFUND次第の相場とすれば、彼らが買い戻しを継続するようなら相場は堅調な動きをする可能性も。不確定要素は多いものの、天候相場入りしたトウモロコシは、やはりファンダメンタルズを重視して買いスタンスで臨みたい。

ちなみに、天候相場の定義は大きく分けて二通り。まずは作付〜収穫までの期間を指す場合と、夏場の受粉期のみを指す場合とある。だが、近年は夏場の受粉期の天候よりも、作付期の天候の方が重要という意見もあり、当サイトでは作付〜収穫までが天候相場と定義している。


大豆
この発表では売られるのは当然だが、下げ幅は大きくトウモロコシ相場の足を引っ張る動き。また、夜間セッションも下げること下げること・・・

まあ、詳しいことはボチボチ書いていきますが、今は世論が弱材料に敏感だ。だが、上記したトウモロコシとの比価は歴史的な水準であり、それを意識した動きになれば面白い。また、予想よりは緩かった需給ではあったが、タイトなことに変わりはなく、今後の天候相場入りを考えれば、10ドル割れは考え難く、11ドルを維持する可能性も僅かながら残っている。結論としては、シカゴ大豆なら買いたい。だが、東京の大豆は別物。


16:28現在


2008.3.31

今晩は今年の米国産穀物の供給量を計る基本である、作付意向面積の発表が米農務省より行われる。同時に3/1現在の全米四半期在庫発表も控えているが、最大の関心事はやはり作付面積だろう。発表はセッション開始前の行わる。
DOW JONES社がまとめたアナリスト事前予想は、トウモロコシではレンジ下限が8470万エーカー、上限は8975万、平均が8738万となっているが、その後にGOLDMAN SACHS社が8410万エーカーと発表したことは、かなり強い数字で市場に反響を呼んだ。ちなみに、昨年実績は9360万エーカーである。週末時点では8600万エーカーを下回れば強材料というスタンスの市場関係者は多い様子。

一方、大豆は事前予想7000万エーカー〜7423万となり、平均値は7152万エーカー。昨年は6363万エーカーとなっている。

果たしてどのような数字が示されるか?発表内容は今晩、顧客やメール会員にはメールする予定であります。


とうもろこし
東京前場は期近中心に買われるものの、期先中心にやや伸び悩み。本日の夜間セッション高や100円を何度か回復する円安も加味すれば、やや物足りない印象ではあった。ヤレヤレの売り物も多くそれを吸収するほどの買い気にも欠ける。だが、後場に入ると来月15日に納会が迫っている5限や、5限に対して大きく逆ザヤとなっている7限などが制限高に達する動きを演じ、他限も連れて買われる展開となった。先限はシカゴ相場から割高感もあり、手口も今日唯一、商社売りを浴びており、制限高まで届かなくても不思議はないのだが、東京市場の先限主義である構造や、一部売りポジションのFUNDが買い戻しに動いたことが影響だ。

今晩の作付面積発表で相場がひっくり返される可能性はあるものの、その要因を省けば内外共にトウモロコシの下値余地は低く感じる。先限は今晩、サプライズで弱材料が示された場合、その反動は懸念されるが、7〜11限の買いならばその影響も限定的になると見ている。今晩の発表はある意味、年間で最重要の発表であり、兎に角、発表次第で目先のプランが変わるが、個人的には強気方針維持のまま今晩を迎える。


大豆
やはり、期近は制限安に届かず、先3本は制限安というありがちな展開だ。後場、もしかしたらという期待もあったが、今晩の発表が大豆には弱材料視されるという見方が大勢の中で、先3本は売り方も手を緩めなかった。ただし、NON-GMO大豆は先限が制限高という、相変わらず理屈無視の展開。


15:54現在


2008.3.28

今日はコメントを休ませて頂きます。明日は「週刊版」の更新を予定しておりますので、それにてまた。

16:05現在


2008.3.27

とうもろこし
シカゴ続伸。夜間セッション同様に堅調な出足も、6〜10日後予報が降雨見通しをやや低下させたことや、小麦急落から値を削る。しかし、大豆が水準を維持していることや、作付意向面積発表を控えたショートカバーもあり、FUNDも5000枚程度買い越していることから続伸となった。

今月末の作付面積がどうくるか注目。現在の事前予想平均は8738万エーカーと、米農務省の9000万を大きく下回っている。また、南部は既に作付が開始されたが、ルイジアナ・ジョージアの作付進捗率は平年をやや上回っているが、アーカンソーなどは降雨に祟られ3〜4週間遅れているという。また、テネシー西部やミズーリ南部は来週の降雨により更に遅れるという見通しで、全体としては作付は今のところ順調とは言い難い。

東京は期先中心に軟調な動きも、一時のパニック的な売られかたは影を潜め、市場の秩序を取り戻している。だが、外資系某ブローカーから各限にまとまった手仕舞い売りが敢行されており、同ブローカーに委託している大口法人は河岸を変えるような素振り。大引けはその手に相場はやや翻弄されたが、それなりの相場水準で引けた。

東京は輸入採算から見て、既に期近は割高感はないものの、期先限月に関してはまだ多少割高感も。最近の相場は理屈が通用しない動きが多いが、理屈を言えば7・9限買いの3限売りという状況ではある。だが、シカゴ相場がもし作付面積や作付状況などを囃して大きく買われるようなら、先限が買いを集めるのが東京市場の構造でもあり・・・?買い方は体力回復に努めながら攻めるタイミングを計りたい。


大豆
シカゴ続伸。アジア植物油相場が堅調だったこと、NY原油相場の鮮やかな上昇、アルゼンチン農家のストライキ長期化見通しなどが手掛かりとなっている。

さて、東京は久し振りに制限幅一杯の動きをする限月が無かった。また、来月より委託証拠金が12万円と1.5万円の引き上げ、値幅制限は通常で1400円から1600円となる。

期近高の期先安で引けたわけだが、個人的には歓迎する。シカゴ相場から弾けばこの動きは納得ではある。


16:00現在


2008.3.26

とうもろこし
25日シカゴ相場は続伸。作付遅れ懸念や大豆・小麦高にも刺激され制限高に達したが、コーンベルトでは27〜31日にかけまとまった降雨が予想され、南部や東部ベルトでの土壌水分過多が作付遅れを懸念させ、南部では洪水の懸念もある。また気温も平年より低めであり、作付初期は天候に祟られそうだ。だが、これ以上にコモディティ全体が反発色を強めていることが買いを誘い、この日もFUNDは5000枚の買い越し。最近の相場は世論が極端に傾き、その方向に振れ易い。また米大手金融機関が穀物の相場見通しを引き上げて、先月のコーン5ドルから6ドル、大豆15セントから18セントとしたことも相場に寄与した。

作付は主産地ではまだ準備段階も、南部の生産州では天候に祟られ作付は遅れている。また、降雨がちの天候によりリバーは増水しており、バージ(穀物を運搬する艀)運行に支障をきたしているようで、FOBプレミアムは上昇傾向にある。

東京は全限が制限高で引けた。寄り付きから当限は制限高に達していたが、来月15日に納会を迎える同限が現状○○ハナであることから、同限の強さや大豆の買い約定が厳しい制限高を見せ付けられ、それに習った制限高であろう。

手口面では売り方商社の一部は買い戻し先行姿勢も、世界最大の穀物商社や国内の名門大手商社らしき売りが、11限から先の3限月には見受けられた。また、欧州の大手金融系FUNDと思しき売りも先限中心に大量に敢行されていた。だが、国内玄人や地場系はその売りに向かって買い姿勢?手口からは強弱判定は微妙である。

手口面は兎も角も、確かにここから直ぐの上値は、ヤレヤレの売りも出易い水域ではあり、買い方としては勝負をかけて買うも良しだが、個人的には買い玉維持に努めて新規買い増しはリスクも考えて控えた方が無難に映る。でも、どうなのだろうか?まだ暴落の余韻が冷めない今が、買い場なのかもしれないが?



大豆
こちらは主要輸出国であるアルゼンチンで、農家のストライキが長期化する見通しとなり、米国産輸出需要が増加するという思惑の台頭や、大連市場で大豆関連やパーム油の上昇が好感され制限高に達した。また、大豆よりも数週間先行して作付が始まるトウモロコシとの比価が新穀限月で2.2倍(昨年8月以来)まで縮小してきたことで、今春の大豆作付面積は伸び悩むという思惑も一部では台頭だ。意味は分かりますよね?要するにトウモロコシを作付したほうが農家には有利になる価格帯になっているということ。ただし、今年はどちらも高値圏におり、農家は生育障害の懸念がある連作を避けるため、あえて連作となるトウモロコシを避けるのではとの見方もあり流動的だ。

東京に関しては、終日で全限が制限高であり、「空いた口が塞がらない」状況である。こんな相場じゃー上手く泳げというのが酷な話。まあ、買いたい気持ちはヤマヤマも、売り買い共に約定が叶うようになったら考えたい。

16:04現在


2008.3.25

NEWS
米商品先物取引委員会がCBOTトウモロコシ・大豆・大豆油などの値幅制限拡大案を正式に承認。新値幅制限は今月28日より適用される。
コーン:現行20セントから30セント、大豆現行50セントから70セントとなる。

そして、当限から8番限までの2限月以上、乃至は穀物年度最終限月が値幅制限一杯で終了した場合、デイも夜間も問わず次のセッション(デイで条件を満たした場合夜間セッションから適用)から制限幅が50%拡大となる。値幅制限は2回連続で拡大が可能で、拡大後どの限月も制限幅に達しない場合、前回適用の値幅制限に縮小。当限の値幅制限が無い点は従来通り。

上記した内容で拡大が2回連続で可能という部分の解釈が今ひとつ釈然としないが、トウモロコシなら30+15+15=60セント?それとも30+15=45に対して更に50%アップで67.5セント?まあ、この辺は分かり次第記しますが、少なくても45セントの制限幅になる可能性はあるということ。

トウモロコシで通常の30セントの制限幅ならば、ドル円100円で計算して約1200円、大豆に至っては70セントの値幅制限なら約2500円幅となり、非常に大きな値動きである。相場だから動くのはある意味歓迎ではあるが、東京の値幅制限や証拠金ではシカゴ相場に付いて行くのが可能か?
1月下旬〜2月上旬のNON-GMO大豆の制限安連発、今回の一般大豆の制限安連発など、退場出来ない市場は勘弁して欲しいものだ。

いずれにしろ、益々ハイリスク・ハイリターンの市場になりそうで、資金管理を含めたリスク管理には十分に留意して、心して相場に取り掛かりたいものだ。


とうもろこし
連休明けシカゴ相場は急反発を演じた。この日発表された週間輸出検証高が好調な数字を示したこと、作付初期の天候が思わしくないことなどが手掛かりとなったが、住宅市場の回復傾向などから金融市場が落ち着きを取り戻したことがFUNDの買いを誘った。この日FUNDは5000枚程度買い越した模様で、良くも悪くもFUND次第の相場という色彩は強い。

また、アルゼンチン農家のストライキの影響から米国産が再び注目を集めており、コーンベルトの土壌水分過多や洪水懸念を手掛かりに買われる可能性を重視する向きも。6〜10日後天気予報では、ベルト南部に再びまとまった降雨が予報され、オハイオ南部などトウモロコシ作付地域で洪水の懸念があるという。

金融不安は解消したわけではなく、今後も不安の高まりを迎える場面はあるだろう。穀物相場全体に言えることだが、これから天候相場を迎えるに当たり、ファンダメンタルズと金融不安などの外部要因のにらめっこになるかもしれない。

さて、東京は制限高を含む急騰だ。制限高に達したのは当限と期先2限月だが、それ以外の限月も1000円以上の上昇。背景はシカゴ本セッション高に夜間セッション高、それに加え100円台のドル円相場である。期先限月はまだ輸入採算から割高感もあるが、一時よりはそれも解消していることも、大きく買われた要因である。手口面では商社勢と思しき買戻しも多く散見され、手に余裕がある向きには買いを推奨したいような手口ではあった。
内外共に底入れした可能性を感じつつ、天候相場へむけて体制を整えたい。


大豆
昨日、買い玉を手仕舞い売りした向きには失礼だが、相場には「投げたら終い」という格言があり、今朝、携帯でシカゴ相場を見て、その言葉が頭を過ぎった。まあ、個人的には「夏草や兵どもの夢のあと」という心境ではあったが・・・

さて、相場の方だが、真空切り返しとなっている。そして、後1の先限の急反落場面は、大義名分としては夜間セッションで新穀限月の下落が挙げられるが、大手筋の手振りが原因かもしれない?現在の市場は何か事が起きると、一斉に反応してしまう状況で、過剰反応の傾向は見て取れる。その証拠に引けでは制限高に戻しており、ナンノコッチャっていう動き。

話が前後したが、シカゴ急騰の背景は、アルゼンチン農家のストライキが長期化し、アルゼンチン産から米国産に需要シフトが取り沙汰されたことだ。また、最近の急落により、大豆の作付よりもトウモロコシの作付の方が農家の手取りが有利となり、大豆の作付面積が市場予想よりも伸び悩むという思惑もある。だが、米農務省が31日に発表する作付意向面積は、農家に聞き取り調査を実施したタイミングに急落が間に合っているのかどうか?個人的には3月上旬の相場が基準になるように思うがどうだろうか?

いずれにしろ、大豆も昨日に「投げ」もそれなりに入り、出直っても不思議のない環境になったのかもしれない。相変わらず制限幅が連発しており、退場し難い恐ろしい市場ではあるが、トウモロコシに対して1〜2割くらいの建て玉で参戦を目論んでみたい。今晩はMLB日本開幕戦でボストンの松坂投手が先発予定だが、私も個人的に大豆にはリベンジしなければ気が済まない。


16:30現在


2008.3.24

とうもろこし
連休明けシカゴは夜間セッションで反発。しかしながら東京は制限安明けで、当然のごとく手仕舞い売り先行の流れとなり、寄り付きから大幅安を強いられた。だが、期近〜期中はシカゴ採算から商社勢の裁定解消の買戻しも多く見受けられる。だが、先限のみはまだ売り継続の流れ。

21日に記した先限3万3000円は、残念ながら達成してしまったが、まだ目先の感触は今ひとつ。後2の競りなどは非常に重さを醸し出していた。従い、目先はまだ下値を探る展開が続く可能性はあるが、今日はかなり「投げ」も入り、下落の峠も越した可能性も。ここから3千丁(3000円)買い下がる懐と気力があれば、「買い」を模索する段階だと思うが、なかなかどうして・・・

現状では、11限よりも手前の限月の買いなら温存したがら、先限を売り建てなんて作戦がベターかもしれない。



大豆
個人的には今日で白旗です。前場でなんとか手仕舞いが・・・


16:10現在


2008.3.21

とうもろこし
19・20日のシカゴ相場は、個別材料ではなく、引き続き米国の信用収縮による投機資金の撤収が相場を弱気にしている。そして、穀物のみならず、メタルや原油の暴落も売りに拍車をかけている。投機資金がコモディティから撤収というシナリオが採用され始めたことが、各市場を直撃したことは買い方には打撃だ。

買い方には気休めかもしれないが、米コーンベルトの春先の天候は降雨も多く低温で、作付が1〜3週遅れる地域がある。また、NOAA(米海洋大気局)がラニーニャの影響で、今夏に西部ベルトを中心に干ばつになる可能性を指摘している。この辺の話題は平常時なら買い気を刺激するわけだが・・・?

シカゴ期近で5ドル前後というのは、現在のファンダメンタルズでは個人的には良い所だと思うが、上昇するときも下落するときも行き過ぎることは相場には往々にしてあり、5ドル割れがギリギリのレベルは止まっても不思議はないが、止まらない可能性も十分にある。だが、いずれは見直し買いが入ると思うが、それまで下値リスクがどの程度となるかは微妙。

全限が制限安に沈んだ。今日は夜間セッションが無いことも、かえって買い方には恐怖感を増幅したかもしれない。今日の出来高などを見ると、まだ下値に届いたとは言い難く、19日に書いた先限3万3000円が週明けにでもアッサリと達成してしまう可能性は高いか?

今思えば、先週末14日の動きが余計だった。あの「戻り」で慎重派の買い方も強気にさせられアダになってしまっている。ホワイトデーだったあの日、買い方にはブラックデーになったようだ。

ここまで急激な下落に見舞われると、大勢買い方針を掲げていても、腹をくくってポジション維持するも手だが、断腸の思いで玉を切るのも挽回の機会が訪れるまでの手としてはありで、いずれも英断だと思う。



大豆
19・20日のシカゴ相場は既にご存知の通りだが、東京の下げは酷い状態に陥っている。出来高も各節三桁と玉整理の進展がないが、手口を見ても各社殆どバイカイであり、如何に場で約定していないか明白。退場が叶わない市場って・・・?まあ、それを今更言っても仕方無い。だが、トウモロコシもそうだが、売り越し店は極めて少なく、多くが一般委託の買い越し店が多く、その状態で上昇していた相場であるが、流れが変わればこうなる可能性はあったわけで、そのシグナルを感じ取りリスク回避をするべきであった。相場だから何時下げ止まって反発しても不思議はないが、トウモロコシよりも大豆の方が状況はまだ厳しいか?


【お知らせ】
今晩は米国市場休場の為、毎土曜日に更新している「週刊版」は休ませて頂こうかと思います。更新する可能性も無いではないですが、その方向ですのでよろしくお願いします。

16:16現在


2008.3.19

とうもろこし
18日のシカゴ本セッションの上昇を好感して買われた寄り付きも、夜間反落や100円を維持出来なかったドル円相場を嫌気し、後場にかけて当限以外は急落する展開を余儀なくされた。今日は売られ過ぎとは思うが、これも内部要因が悪化していたため、切っ掛け次第でこのような展開に陥り易い状況だったから、買い方としては仕方がないところ。後2で某社から大量バイカイがでたため、出来高は急増している。

個人的には楽観的な見方では下げ止まって不思議の無い水準に突入したと思うが、悲観的な見方では先限で3万3000円程度の可能性も視野に入れなくてはいけないか?だが、3万円を割れる相場ではないと思え、買い方は悲観的な見方を採用して耐えられるなら頑張って買い玉維持。


今日はまもなく外出の為、コメントはこれにて。大豆に関しては昨日と意見変わらずも、引けは結構出来ている。

15:57現在


2008.3.18

とうもろこし
シカゴ相場は反騰場面も近い?この日発表された週間輸出検証高は、事前予想を上回り相変わらず好調を維持しており、折からのドル安も更なる輸出需要を後押しするか?また、来月中旬から作付作業が本格化するコーンベルトでは、来月初旬にかけ降雨予報が出ており、作付遅れ懸念が台頭する可能性がある。。。とっ、ここまでは空元気。ファンダメンタルズはけして弱くはないものの、現在は米国発の金融危機を迎えており、信用収縮ということが市場の最大の関心事であり、大きなうねりの中で穀物のファンダメンタルズは無視されている。そして、このうねりはいつ頃どういう形で決着を見るかは不透明であり、市場はリターンを狙う行為よりも、リスクを避けるので手一杯という環境。要は市場心理が萎縮してしまっているということ。従い、まだ下値を出し切ったとは言い難い。だが、いずれはトウモロコシのファンダメンタルズは見直されるはずで、このまま5ドルを割り込むような相場とも思えない。個人的にはこの下げが続くのは時間的にはそれほど長くないと思う。問題は値幅だろう。

さて、東京はそれに輪をかけ、円高と内部要因の悪化だ。制限安連発の下落は買い玉の整理が進展せずに、手仕舞い売りの必要に駆られている委託玉も連日増えており、制限幅を外れた大商い場面は必要だろう。まだ下値を見届けたとは言い難く、買い方はまだ辛抱を続ければならない可能性は高い。せめて、シカゴ相場でも急反発してくれればと願うばかりだ。


大豆
こちらはトウモロコシ以上に環境が悪い。また、東京の内部要因も、売り約定が厳しい状況で、各節の出来高が三桁前半では・・・


15:40現在


2008.3.17

とうもろこし・大豆
今日は開店休業です。強気の私としては、達磨さん状態でありました。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今日から彼岸入りであり、中日は20日であり、今週末辺りの彼岸底を期待しつつ、足取り重く、今日は早めに家路につくか・・・

15:13現在


2008.3.14

とうもろこし
個人的には今日からまた買い意欲を出してみたい。昨日は悲観的になったが軌道修正とする。理由は詳しくは避けるが、場に買い意欲が戻ったことである。ただし、円高やフレート(海上運賃)がこの2日ほど軟調なことは、輸入採算を押し下げてしまい、東京期先の割高感は一時よりは大幅に低下しているものの、割高が完全に解消したわけでないため、その辺の動向には注意は払いたい。

今週は非常に疲れる相場でした。今日は簡単なコメントでご勘弁を!ただし、明日は「週刊版」の更新を予定しております。


大豆
NON-GMOはこのところ上昇しそうな気配は出ていたが、今日は一般大豆も堅調に引けた。こちらも、今日より少しづつ買い戦線に復帰しようかと・・・?

15:27現在


2008.3.13

とうもろこし
東京トウモロコシは制限安を含む大幅続落。引けの戻り方は目先の投げ一巡という期待も抱けるが、個人的には「底入れ宣言」はまだ打ち出せない。昨日記した安値目標に、今日でほぼ到達してはいるが、直ぐの戻りは売りを浴びる可能性も。勿論、買い方であることに変わりはなく、気分が悪いのも事実。個人的には浅くても先限3万5000円台、深ければ3万○○○○台も視野に入れて臨みたい。

比較的な見方では、ドル円が100円という大きな節目が、何時割れても不思議のない氷のようであることと、何だかんだで堅調なシカゴ相場が、もしも崩れた場合、東京は弱り目に祟り目になってしまう。まあ、そこまで最悪の事態にはならないとは思うが・・・?

今回の反省は、大豆(一般)をほぼ高値で逃げていたことに満足してしまったこと。大豆からトウモロコシに主役が映ると安易に考えてしまった。今振り返れば、大豆がこんな状況に陥るならば、トウモロコシも無傷では済まない可能性を見過ごしてしまったこと。もう一つは、6日の制限高(11限や3限の一代高値の日)に達した限月の多かったあの日、先限(3限)のみ制限高に到達出来なかったのは、今思えば天井の気配を相場は語っていたのかもしれない。この二点をもう少し真摯に受け止めて行動すべきだったと・・・


ただし、値幅は兎も角も、時間的には春は近いと考える。玉を絞りながら頑張りたい。


大豆
個人的にはほぼ良いところで手仕舞い売りしてほぼ逃げていたので難を逃れているが、逆にもし売っていたとしても、今日辺りで買戻しして利確はしたい。だが、それと新規買いは別で、大豆(一般)はまだ買う勇気はない。買い場探しというよりも、買い場待ちという状況だ。


16:12現在


2008.3.12

とうもろこし
月例の米農務省需給発表は、トウモロコシに関しては供給・需要全て据え置きとなり、予想期末在庫も先月から修正は無い。大豆は先月の1億6000万から1億4000万に引き下げとなった。小麦は需要面を修正し、国内需要・輸出需要を引き上げ、予想期末在庫は2億4200万と先月から大きく引き下げられた。

この発表を受けトウモロコシは中立のイメージながら、大豆・小麦が強材料となっており、これを好感して堅調な動きを演じた。また、アルゼンチンがトウモロコシ・大豆の輸出登録を延期したことも買いを誘った。

さて、東京だが、103円台の円安やシカゴ高の条件下、寄り付きから意外に上昇幅は小さく、上値の重さを感じさせた。先週半ばまでなら、今日の条件なら諸手を挙げて買われたと思うが、そうは事が運ばないのは、一部貴金属や大豆相場などまっ逆さまに急落した銘柄を始め、商品全体が重い値動きを余儀なくされているため、買い気が萎えているのが原因か?寄り付きの競りも、どこぞの有力処が売ったとかではなく、買い枚数(売りハナの状態)が揃わないうちに、パラパラ売りを浴び、上値が重い商状であった。一言で言えば「買い手不在」という印象だ。

そして、前引けに当限には某外商らしき売り物が入り、スルスルと値を沈めた。だが、3万6000円割れで受け方常連商社らしき買いが入り、下値は支えられたが相場の味を悪くさせた。更に、昼休みにまたもやという印象だが、夜間セッションが急速に値を沈めた為、後場は急落商状となった。輸入採算を考慮すれば、期近よりも期先限月が下げて良いのだが、期近は商いも薄く買い手がやや不足しているなかでは売り物の吸収も手間取り、期先よりも大きく売られる皮肉な現象。

これで、先限は昨日指摘した3万7500円の窓埋めを達成したが、そういう意見も結構多く果たして・・・?ファンダメンタルズに変化はなく、大勢は買い方針で変更はないものの、買い手がやや・・・有名ところでは唯一気を吐く某筋は健在も、一時のそうそうたる顔触れでないのは、まだ下値を残している不安も感じてしまう。ただ、売りポジションの外商や商社勢は、買戻しが断続的に続いており、下値を支えている側面はある。手口に関する記述はあくまでも、噂や個人的な想像です。

今日で調整完了となるかどうか?その可能性は排除しないが、4万円まで上昇した相場であり、一割に相当する4000円くらい下げても不思議も無い。そうなると、あと千丁(1000円幅)の下落幅が残るが・・・?

まあ、相場はまだ続くわけで、今、買い方は無理せず売り方に譲りながら、次のチャンスを待ちましょう。そうそう、今月末のは作付意向面積の発表があるが、その前に下旬にでもなれば、4月上旬〜中旬の作付初期の天気予報なども注目され始めてくる。その辺で買える環境が整うかどうか?

16:11現在


2008.3.11

とうもろこし
週明け10日シカゴ相場は、この日発表された週間輸出検証高は事前予想レンジ内で材料視されず、セッション序盤は夜間セッションの流れを引き継ぎ軟調な動きで下値を試すものの、原油相場の急騰や小麦相場の上昇を好感し大幅に反発に転じた。原油高によりエタノールのマージンは黒字を維持出来ること、ドル安が輸入国には魅力的に映り、需要面での好材料が評価されたようだ。だが、個人的には先週末から然したる材料の無い中で、大豆に連れて下落し過ぎた反動で、ある意味当然とは思う。

今晩は月例の米農務省需給発表が行われる。今月は月末に全米四半期在庫と共に、農家から聞き取り調査を実施した上で集計された、作付意向面積という大きな発表があり、通常月よりも関心は低い。一応、焦点は予想期末在庫であり、事前予想平均は14億3500万ブッシェル、予想レンジは13億8800〜14億8800万ブッシェル、2月米農務省14億3800万ブッシェルであり、若干の下方修正予想である。この程度の修正ならば、大豆や原油の値動きに翻弄されそうな今の相場だが果たして・・・?だが、シカゴ相場に関して言えば、調整の峠は越したような気が個人的にはしている。

さて、東京だが、相場に詳しい方ほど、昨日よりも今日の動きに失望を感じたり、ストレスを溜めた方が多かったのでは?少なくても私はそうである。まあ、手口などの論評は避けるが、相場を支えていた当限が、状況に変化が見られ引けにかけて値を消したことで、割高感のある期先限月は売る大義名分が立っている。引けの動きはまさにそれ。

だが、シカゴはここから大きな下値は見込めるのだろうか?上記したように、個人的にはそうは思わない。従い、11限辺りまではサヤもかなりまともなサヤになってきており、買い玉の維持を心掛けたい。そして、それを実行しながら、期先売りという常套手段があるが、最近の相場はその作戦を採用すると逆に進むことも多く、今回はそれは不採用としたい。先限で3万7500円の窓埋めを覚悟し、玉を絞りながら買いポジ維持とする。しかし、明日安くて窓埋めになれば・・・明治大学ラグビー部作戦だ〜!!!(引けは少し頭に血が上りテンション高いです。)


大豆
シカゴ相場は小麦やトウモロコシが反発商状を強める中で、大豆相場は蚊帳の外という風情だ。引き続き中国の政府在庫放出が相場を重くしている。大きく買われていただけに、調整も大きくなるのは仕方の無いところで、一時の小麦の大きな調整を思い出させる。5限で14ドル台で値固め出来るかどうかが鍵。

今晩の米農務省需給発表の事前予想。予想期末在庫の事前予想平均1億5300万ブッシェル、事前予想レンジ1億3000〜1億6000万ブッシェル、2月米農務省1億6000万ブッシェル。

東京はまだ玉整理の必要はあるし、人気回復に繋がるカンフル剤が必要か?まだ買えない。

16:02現在


2008.3.10

とうもろこし
週明け東京市場は全限が制限安に見舞われた。週末のシカゴ暴落に加え102円も覚束ない円高、それに追い討ちをかける夜間大幅続落から、全限が制限安を余儀なくされた。果たして、夜間安がなければ、東京期近は制限安に達しただろうか?まあ、それを言っても仕方は無いし、意味も無いから止めておく。
夜間大幅続落の背景は、やはり大豆安に負うところが殆どだろう。今の東京トウモロコシには、円高とCBOT大豆の下落が痛い。

CBOTトウモロコシは、個人的には下値はここから大きくはないと睨んでいる。だが、大豆相場の立ち直りがないと、本格的に反転上昇という軌道も描き難いか?当面は下値を探り、上値は戻り待ちの売りに抑えられる可能性を考えるのは常識的な予想だ。

今回の反落は大豆に端を発した感触が強いが、トウモロコシの相場水準を嫌気され目立って需要が減少したわけではなく、半期決算のFUND売りが重なるなどの複合要因だ。そして、東京は上記したように円高も加わるが、CBOTに比較して割高感の強かった期先は、やや辛い流れの変化を迎えたものの、やはり相場の根本は買いという見方に変化は無い。

今日のような日があるのも相場。買い方としては手仕舞い売りの約定も叶い難く、ならば必要以上にストレスを溜めることなく、開き直るしかない一日だったか?さて、明日は突っ込めば、○限や○限は買い狙いを考えているが・・・?



大豆
週明けの夜間セッションの暴落が追い討ちをかけた。拡大幅とは言え、先週末に下げきれていない東京は、当然の制限安に見舞われた。今日は各節の出来高が3桁台では、直ぐの出直りは余程のことが無いと厳しいか?当面は下値を見届けないと迂闊なことも出来ないか?

15:34現在


2008.3.7

とうもろこし
6日シカゴ相場はメタルなど他市場の暴落を受け、利喰い売りに押される場面もあったが、FUNDの買い意欲に変化がないことや、今春の作付面積伸び悩み懸念から新穀限月が買われるなど、暴落している大豆相場を尻目に相場水準を保った。この日発表された週間輸出成約高は事前予想下限に近い71万トンとなったことはやや弱気に受け止められたが、個別案件では韓国向け38万トンの売却などは好感された。単純に値運びや大豆などから比較して、6日の動きはけして弱いものではない。

東京は期先の下げ幅が予想よりも大きかった寄り付きだが、今日は制限幅が拡大の1200円に設定されていたことで、買い方の一部にそれに対する恐怖があったことも影響か?その後は下げ幅が限定的な期近や、期先も下げ過ぎ感が生まれ、ドル円相場に一応は円高に歯止めが掛かったことも影響し、全体的にはやや戻して前場を終えた。

問題は後場である。このところ強い動きを演じている当限が、急速に値を飛ばし始めると、各限にその動きが波及して反発商状を強めた。期近3本は前日比プラスに転じ、異常なサヤを構成していた当先サヤは、今日の引け値で2250円と、一時の半分以下に縮小している。他商品などが安いことや、やや買い疲れも見えていたため、シカゴ比較して異常に割高な水準だった期先限月の下落はある意味自然であるが、期近は某商社の買いを切っ掛けに騰勢を強めていたところに、フレート(海上運賃)の上昇も支援し堅調な動きに転じた。

春の相場は確か当先逆ザヤになる時も記憶にあり、今回はどうなるかは現状では決めかねるが、当先のサヤはまだ縮小しそうな気配だ。まあ、当先というよりも期先2本のサヤが是正に向かう?今すぐに出直る相場であれば、やはり期先買いに妙味があるが、時間を若干要すとすれば、11限から手前の限月の方が買い玉を維持し易いか?


大豆
制限安張り付きである。1400円幅の通常の制限幅なら、どう贔屓目に見ても下げ足りない。大豆相場の目先は内外共に、買い方に分が悪そうだ。当面は着陸地点を探す相場と睨む。個人的には今週に入り、買いポジションはほぼ整理というスタンスで、今回の急落は難を逃れた。そう遠くない将来、再び買い戦線に復帰を目論むが、それは相場次第のこと。果たしてどうなるか?


【お知らせ】
昨日は更新を休ませて頂きまして、ご迷惑をお掛けしました。明日は「週刊版」の更新を予定しております。よろしくお願い致します。

今年は来週から米国は夏時間に移行となるようです。今年は例年よりも早い移行です。そうなるとシカゴ市場も1時間繰り上がりますのでご注意ください。

16:02現在


2008.3.5

とうもろこし
4日のシカゴ穀物全体としては、大豆が中国大豆油在庫放出の噂が弱材料視され、小麦も今年度の生産高回復予測などがあるものの、弱材料を手掛かりに売られたというよりも、原油・金などコモディティが軒並み売られた影響が大きい。
そのような中でトウモロコシは、別段弱材料の出現は無いが、FUNDの買いポジションが大き過ぎるとの思惑も浮上し、軟調な動きを余儀なくされた。

だが、この3月という時期は作付面積を決定付ける月であり、大豆相場の水準を考えるとトウモロコシは割安感があり、現時点で相場が緩むと作付面積が伸び悩む可能性も。大豆と異なりトウモロコシは輸出市場の約70%を米国が占めており(生産は約40%)、今春の米国の作付面積は供給には非常に重要だ。従い、現時点ではトウモロコシの下値は限定的と考えたい。

さて、東京だが、シカゴ安から期先中心に途中までは軟調な動きを強いられた。もっとも、前場の下げ幅は個人的に懸念したほどの下げ幅はなく、おや?という気はしていたが、その答えは引けにかけての期近中心の急反発である。

期近急騰の背景は、昨日もチラっと書いたが、週初めの3日に某商社と思われる買いが入ったことが大きく、今日も・・・そして、今週に入りフレート(海上運賃)も上昇していたことで、期近に関しては買われる条件はあったのだ。

期近中心に買われたことで、当先の異常なサヤは若干ながら修正されたことは、買い方には朗報だろう。相場方針は引き続き強気堅持で。



大豆
上記したように中国が政府備蓄在庫を、国内インフレ対策で放出という噂が駆け巡り、大連大豆油やマレーシアのパーム油が暴落した影響も手伝い、シカゴ定期は急落した。勿論、それだけではなく、コモディティ全面安の影響も大きい。

大豆相場は堅調な需要でここまで支えられてきたが、供給に目を向けると現在の相場水準ではトウモロコシに対して分が悪い。大豆の作付面積は米農務省予想よりも大きくなるかもしれない。そうなると、小麦と共にトウモロコシ相場をリードしてきた大豆相場だが、弱気に転じないまでも役割が入れ替わる可能性は浮上する。とは言え、大勢強気方針に変化はなく、中国の大豆油は政府在庫放出も、そこまで逼迫した事情の裏返しでもあり、相場はまた息を吹き返す可能性は強いと考える。

東京は大連市場の急落もあり、期先中心に一時は制限安に沈んだ。だが、下げ渋るトウモロコシの影響もあり、大引けでは制限安は免れている。大豆に関しても大勢強気方針に変更はないが、目先はトウモロコシに主役を譲ったような感触も。


【お知らせ】
明日は所用により更新を休ませて頂きます。週末7日は普段通り更新しますのでよろしくお願いします。

16:30現在


2008.3.4

とうもろこし
現地3日シカゴ相場は、好調な輸出とコモディティ全面高から急反発し、史上最高値を更新した。この日発表された週間輸出検証高は119万6000トンと事前予想レンジ上限110万トンを上回り、輸出に衰えは無いことが好感され、大豆や小麦などの穀物高のみではなく、NY原油や金相場の上昇も大きく貢献している。月替わりという事情もあってか、FUNDの買いは旺盛であった。

アレンデール社は大豆・コーンの作付面積予想を発表。大豆は7423万9000エーカーと米農務省7100万エーカーを上回るが、トウモロコシは8643万8000エーカーと米農務省9000万エーカーを下回る。素直に受け止めれば、大豆には弱材料になるが、コーンには強材料となる。

さて、問題は東京市場だ。高寄り後更に水準を切り上げて前場を終えたが、昼に夜間セッションの急落から、後場寄りで大きく反落を余儀なくされた。だが、夜間の落ち着きと共に相場は回復し、特に期近3限月は寄り付きの水準を回復して引けた。まあ当限は昨日から・・・アレだから、買われ易い地合いではあったが。

最近の夜間は昼の時間帯で怪しい動きをする。一応、大連のトウモロコシや大豆相場が軟調になったことが背景のようだが・・・?結果的に東京にとっては「振るい落とし」という感じであり、相場方針は引き続き買いである。

相場が買い易い「押し目」を作らないから、やや買い難い相場となっているが、だからこその買いのような気もする。もしかしたら、この相場は高所恐怖症を克服した者が勝者になれる相場かもしれない。


大豆
現地3日のシカゴ相場は、植物油相場の堅調さや好調な輸出から急騰。中国の菜種減産は大きく報じられているが、インドの菜種生産高も天候不良により、昨年比15%減産が伝えられ、アジア植物油相場の急伸。また、NY原油相場上昇もそれに拍車を掛けており、この日発表された週間輸出検証高も、事前予想を上回り、FUNDの買いを刺激した。だが、高値圏では利喰い売り圧力も強く、高値からは値を削って引けた。

FUNDなどの投機資金による上昇という側面はあるが、このレベルの相場でも現時点では需要が付いてきていることで、相場水準の大義名分は立ってしまう。だが、上記した作付面積予想にあるように、大豆は相場水準が供給(作付面積)を呼ぶ可能性はあり、その辺の状況には注意を要す。

東京はトウモロコシ同様に夜間の下落から一旦は値を崩すが、引けにかけてはやや持ち直した。やはり買い難い状況が続いているが、こちらも引き続き買い方針である。相場が幾ら高くても、需要が付いてきている間は、相場は買いで良いのではないか。だが、作付面積など供給面の弱材料には注意が必要。


16:15現在


2008.3.3

とうもろこし
週末のシカゴ相場水準から円高が直撃した為、寄り付きから大きく売られたものの、夜間セッションが大豆を中心に大幅高していることから急反発。後場に入ると更に水準を切り上げたが、貴金属などが水準を回復させたことも、円高を跳ね返す強さだ。商社勢と思しき売りは先限こそ見られたが、積極的な売り姿勢は感じられず、このことも上値を軽くしていた。

しかし、夜間セッションではあるが、シカゴ大豆の強さが穀物相場の水準を押し上げている。今晩の本セッションで、果たして大豆がどう来るか?

円高で売られた場面は買いと診ていたが、今日は手が出し難く積極策は採用出来なかった。今晩の米国の各市場の動きを見てみたいが、やはり相場の根は強いということだろう。


大豆
夜間セッションの大幅高を見て急騰!当限と先限を除き前引けは制限高。シカゴ大豆は強いとは予想していたが、今日の夜間でここまで買われるとは・・・
だが、1日に更新した「週刊版」にも記したが、アジア植物油市場が大きく上昇しており、大豆も大きく下落し難い情勢が続いている。

大豆相場は真空状態で上昇しており、買いたくても買い難い状況が続いている。「買えない相場は強い」の典型である。


15:37現在