蛎殻町・日々の概況と見解

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東京相場表   シカゴ相場

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2009.7.6

とうもろこし
週末の米国市場は独立記念日の為休場。本セッションより一足先に再開した夜間セッションは、トウモロコシ・大豆共に軟調な動きで、やはり時間外で安い原油相場や、産地天気予報がすこぶる順調なことが背景。

東京は週末の地合いや、夜間セッションが軟調なこと、ドル円が95円台と円高推移していることで続落。だが、今日は下げ幅とすれば順当な線で収まった。今日は先週までとは手口もやや異なり、売り方とすれば利喰いしたくなるタイミングではあった。だが、利喰いし易い相場は転換しないケースも多いが・・・?

何時戻りを入れても不思議はないが、あくまでもそれは戻りの域を出ないように思う。作柄や天候を見ていると、今年は「青田誉め」の相場になりそうで、本当の意味での上昇相場は秋口の収穫頃からなんてシナリオがありがちか?天候に問題が浮上するまでは、戻り売り有利な展開が続くと睨んでいる。目先で言えば、現地6日引け後の作柄もまた良化している可能性がある。

15:41現在


2009.7.3

とうもろこし
2日のシカゴ相場は、雇用統計から株安・原油安になったことや、産地好天候予報から反落。この日発表された週間輸出成約高は127万トンと事前予想55〜85万トンを大きく上回ったが、大きな作付面積に加えて単収向上が期待出来る天気予報などで売られた。

民間大手調査会社INFOMA社は、今シーズンのトウモロコシ生産高を125億2400万ブッシェル、単収を156.3ブッシェルとした。これが実現すれば、トウモロコシは3ドルが・・・?

東京も2日のシカゴ安に習って大幅安。今回の相場は30日の発表を切っ掛けに、ファンダメンタルズの見直し気運が高まったことで、レンジ内の相場ではなく、次の相場レンジを求めて大きく変動している最中ではないかと、個人的には考えている。最終的には東京先限で1万○000円台、シカゴ12限で○○○辺りを目標にしたい。今夏は天候異変に注意は払いつつも、天候に大きな変化がなければ、個人的には戻り売り有利な展開をイメージしている。


一昨日・昨日とご案内したレポートをお申し込みの方にはありがとうございました。弱気なレポートですが参考にして頂ければ幸いです。
さて、今晩はINDEPENDENCE DAY(米独立記念日)で米国市場休場。明日は「週刊版」の更新予定日ですがシカゴも休みでり、更新は休むつもりですのでよろしくお願いします。まあ、先週もサボって更新を休んでいるのですが・・・

15:30現在


2009.7.2

とうもろこし
1日のシカゴ相場は小反発。作付面積増加に対する評価は、取りあえず織り込んだと思われるが、今週の天候はCOOL&DRYで、来週はHOT&WETとなっていることで、作柄にはプラスと思われていることで、ファンダメンタルズは引き続き弱材料が目に付く。しかし、この日は原油相場が堅調なことや、大豆相場の急伸から、引けにかけては持ち直した。

作付面積がここまで大きいと、単収が向上した場合は供給圧力が高まる。個人的な試算では、高単収になった場合は・・・

大豆相場は引き続き強いが、小麦相場は完全に値崩れを起こしている。穀物相場全体では先行指標になり易いのは小麦だが?

東京は寄り付きは大商いも、前日比変わらずと静かなスタートを切ったが、夜間がやや下落に転じると、それを切っ掛けに値を沈める展開。地合いが悪化しており、下げると売り物を呼び易いような感触だ。

今週は4日のINDEPENDENCE DAY(米独立記念日)が土曜日に当たるため、前倒しで米国市場は3日金曜日が休場となり、3連休となりますのでご注意ください。


【ご案内】
昨日告知した09年作付面積とファンダメンタルズをレポートにまとめました。個人的にはかなり力作だと評価してますが、お申し込みが予想以上に少なく残念に思ってます。市場参加者がかなり減少している影響があるのでしょうか?まあ、それはそれとして、まだお申し込みがあればお受けいたしますので、お気軽にお申し込みしてください。kakigaramarket@mail.goo.ne.jp か電話03−3249−1422まで。メールの場合はワードファイルにて、電話の場合は郵送かFAX致します。

15:50現在


2009.7.1

【お知らせ】
今日のコメントにも作付面積などのことを中心に記載してますが、今回の発表からファンダメンタルズの変化と、相場レンジの推測などをしたレポートを作成しました。レポートを希望する方は、住所・氏名・年齢・職業・連絡先(携帯番号)などを明記の上、メールか電話でお申し込みください。
メールkakigaramarket@mail.goo.ne.jp か電話03−3249−1422まで。電話の場合は、私が在席してない場合もありますが、電話に出た者にお申し付けください。発送は明日からになりますが、お早めにお申し込みください。

とうもろこし
30日のシカゴ相場は、USDA(米農務省)が発表した作付面積発表が予想を超える大きさで暴落。

USDA作付面積発表。
トウモロコシ8703万エーカー(事前予想平均8416万、3月末USDA8499万)
大豆7748万エーカー(事前予想平均7830万、3月末USDA7572万)

USDA四半期在庫
トウモロコシ42億6555万ブッシェル(41億9000万)
大豆5億9704万ブッシェル(5億8600万)

大豆に関しては単独ではどちらかと言えば強材料となるが、トウモロコシは文句なしに弱材料となる。この影響が大きく穀物全体には弱材料と判定。

シカゴは大方の予想に反して前年の作付面積も上回ったが、これで単収も上方修正という見方も高まり、四半期在庫(年度末には新年度の繰越在庫になる)も予想よりも多く、供給面では弱材料ばかりが注目されている。また、需要面でも四半期在庫のレベルから、飼料需要減少を裏付けており、またEPA(米環境保護局)がカリフォルニア州の温室効果ガス削減案を承認したことで、同州のエタノール向け需要の減少懸念も浮上。このことも弱材料視される可能性があり、コーン単独では弱材料の目白押し。単独では急浮上の可能性は低いが、反発するとすれば、大豆の期近を中心とした強さに連れることか?

だが、いよいよ夏本番を迎えるわけだが、産地は7日辺りから高温の予報も出ており注意が必要。

東京は大引けの当限を除いてガチガチの制限安。昨日までの持ち合いを今日で下抜けとなったことで、常識的には昨日のレベルから2000円程度の下値は想定出来るか?内外共に各種罫線も売り転換を示唆しており、反発場面が訪れても、それは単なる戻りとなる可能性を、個人的には追求したい。先限で1万8000円台を目標に売り方針を採用したい。売り方から見て、現実的なリスクとすれば、先限で2万1000円辺りまでだろうが、直ぐにそこまで戻る力があるかは疑問。

ただし、目先の突っ込み場面は、売り方の買戻し圧力も掛かりそうで、急反発の余地はあり、新規売り仕掛けは相場水準も吟味したい。

17:07現在


2009.6.30

とうもろこし
29日のシカゴ相場は、好天や作柄良化観測で続落。この日発表された週間輸出検証高は、事前予想レンジを下回り弱材料視された。好天や引け後発表の作柄が良化見通しもあり、原油高の中で穀物全般は軟調な動きを強いられた。

引け後発表の週間作物進展度報告。
コーン作柄は優・良合計72%(前週70%、前年同期61%)
大豆作柄は優・良合計68%(前週67%、前年同期58%)

予想されたとは言え、作柄良化は弱材料視される内容。だが、近年は優・良合計70%台の中盤〜後半はあまりお目に掛かってはおらず、その意味では更なる良化余地は限定的とも言える。

今晩のUSDA(米農務省)作付面積発表のダウ・ジョーンズ社集計事前予想。

トウモロコシ 平均8415万8000エーカー、予想レンジ8247万4000〜8600万エーカー、3月末USDA8498万6000エーカー
大豆 平均7830万5000エーカー、予想レンジ7530万〜7963万1000エーカー、3月末USDA7571万8000エーカー

合わせて発表される6月1日現在の四半期在庫。

トウモロコシ 平均41億9000万ブッシェル、予想レンジ40億6400〜43億2100ブッシェル
大豆 平均5億8600ブッシェル、予想レンジ5億5900〜6億2000ブッシェル

減少幅が小幅に止まれば失望売りを誘う可能性もある。FUNDの買い越し幅が減少しており、再び買い始めるか途転売りに転じるのかで相場の方向感が決まりそうで、その手掛かりになるのが今晩の作付面積発表か?

東京は作付面積発表を控え、日計り勢中心の商いで、その場の玉次第(注文状況)の動き。今日は競りも中身の薄い競りである。

さて、個人的には今回の発表前に、相場の匂いを感じることが出来ず中立とした。まあ、今日は気楽に相場を見ていたところだ。今晩の数字を吟味した上で、明日からの作戦を構築する予定。

尚、顧客で希望者の皆さんには、今晩、速報で作付面積や四半期在庫の数字とその評価をメール致します。

15:40現在


2009.6.29

とうもろこし
週末26日のシカゴ相場は堅調ながらも小動き。これで4営業日連続で380台を軸に持ち合いとなっており、下値も堅いが上値も重い展開を余儀なくされている。30日の作付面積発表を控え、面積減少観測から下値には警戒感が働き、さりとて好天に恵まれているので反発にも転じきれないというところ。

産地天候は引き続き好天。29日セッション終了後に発表される作柄だが、前週の70%を上回る可能性が取り沙汰され始めた。トウモロコシの単収が過去最高の160.4ブッシェルを記録した04年が同時期に70%前後で推移していたことから、今シーズンも高単収を予想する声が出てきている。まだ、受粉という最大の関門を残している現在、それを持ち出すのはナンセンスとは思うが、足元の好天が弱材料に注目し易くなっているのかもしれない。

東京は軟調。某商社機関店からの売りが出たことで当限が軟調なこと、サヤを買っている先限が売り方のロールオーバーなどで重いことなど、当限と先限を中心に重い値運びを余儀なくされた。

24日から買い参戦をしていたが、今日でそれは撤収とした。まだ上昇するシナリオも捨て難いが、どうもシカゴの足取りが気に入らないことと、東京も気配が今ひとつで、下値リスクがやや高まったように思える。まあ、30日の作付面積発表もあり、中立で迎えたい。

15:39現在


2009.6.26

とうもろこし
25日のシカゴ相場は、米国産地の好天を受け続落。セッションに先立ち発表された週間輸出成約高は、事前予想レンジ内でり材料視されていないが、原油相場の上昇などは好感され中盤にはやや強い場面もあった。しかし、発芽進捗も順調で、当面の天候に問題がないことなどからFUNDは手仕舞い売り先行で、値を削ってこの日のほぼ安値圏でセッションを終了した。

シカゴ市場はFUNDの手仕舞い売り傾向がまだ続いているが、買いポジションをスリムにしたことで、他商品などの堅調な動きから、再び買い攻勢に転じれば、上値を期待し易い状況に個人的には映る。

30日のUSDA(米農務省)作付面積発表の事前予想集計がダウ・ジョーンズ社より明らかになった。

トウモロコシ 平均8415万8000エーカー、予想レンジ8247万4000〜8600万エーカー、3月末USDA8498万6000エーカー
大豆 平均7830万5000エーカー、予想レンジ7530万〜7963万1000エーカー、3月末USDA7571万8000エーカー

合わせて発表される6月1日現在の四半期在庫。

トウモロコシ 平均41億9000万ブッシェル、予想レンジ40億6400〜43億2100ブッシェル
大豆 平均5億8600ブッシェル、予想レンジ5億5900〜6億2000ブッシェル

東京は反落を余儀なくされたが、各限、前場の水準を安値に水準を回復して引けた。先限は一応高値引けとなり、週間足は久し振りに陽線で引けた。前日比マイナスながらも印象は弱くない。昨日も記したが、今回の山は高いか低いかまだ計りかねているが、低くてもまだ上値残しの道中だと考える。引き続き強気方針を採用。

15:38現在


2009.6.25

とうもろこし
24日のシカゴ相場は、原油高を受け堅調な出足も、米上院調査委員会で小麦市場におけるINDEX FUNDの過剰投機が問題視され、市場全体も監視・規制強化の姿勢を示したことは嫌気され、セッション中盤には値を切り下げた。だが、安値圏では下値警戒も強く、月末発表の作付面積が減少するという見方もあり、堅調な大豆ミール相場にも支えられ水準をある程度回復し、小幅反落となった。

小麦市場における過当投機はかねてから問題視されており、目新しい問題ではない。また、規制強化には反対論も多く、この問題の決着は現時点でどうなるかは流動的。材料とすれば弱材料の部類に入るが、目先の相場に大きく響く可能性は低いか?

FOMCは声明文が発表されたが、特別新たな手掛かりになる内容には乏しく、各市場には概ね織り込まれたのではないだろうか。

米農業専門誌ファーム・フューチャーズは24日、09年の作付面積をトウモロコシで8247万エーカー、大豆はイリノイなどでまだ作付中のため推定はまだ出せないが、トウモロコシや小麦の作付面積消失分が回るとの見方を明らかにした。トウモロコシの8247万エーカーが実現すれば、相場にはかなり強材料になるだろう。19日に民間大手調査会社INFOMAが発表した数字は、トウモロコシで8310万エーカー(USDA3月は8498万6000エーカー)で、これも強材料ではあるが、それを更に下回っている。

米国南東部で今週後半から来週にかけて、気温が大幅に上昇する見通しが示された。これは、トウモロコシよりも南部に作付が拡がっている大豆にとって、強材料になるという意見もある。

東京は強い動きを演じた。先限は毎節値を切り上げる強さだが、そこまで強い理由は見出し難い。だが、4千丁下げた反動で、相場は切っ掛け次第で反発〜上昇し易い地合いだったのだ。

昨日は手口も罫線も買いに映り、再び買い方針としたが、今回の山は高いのか低いのか?

16:01現在


2009.6.24

とうもろこし
23日のシカゴ相場は、原油高や大豆反発に習って上昇。この日は目立った材料の出現はないが、最近の下げ過ぎ感からショートカバー先行の流れ。また、原油高などが取り沙汰され反発。しかし、目先の天候はWARM&WETで作柄には好ましいことは上値を抑えた。一方で、供給がタイトな大豆ミール期近が、第一回受け渡し通知にかけて再度上昇するという見方があり、南米産大豆の上昇などを背景に大豆期近が再び上昇という見方もあり、コーンもそれに影響を受け堅調に推移との見方もある。

東京は一時は先限で2万1040円までの下落場面もあったが、引けにかけて戻すなど、軟調な展開ながらも下値抵抗を見せた。22日のコメントに記したが、高値から4千丁(4000円幅)の下げを一つの目安にしていたが、今日で5限は高値2万4740円から2万0760円と3980円の下落。先限繋ぎ足では4千丁に300円ほど足りないが、2万4740円の高値を付けた当時の先限である5限はほぼ届いており、4千丁の下落はほぼ達成。

さて、昨日で売り方針は一旦終了としたが、今日からは再び買い参戦とする。買い参戦の理由は幾つかあるが、それはこの場では控えておく。ただし、周辺環境はまだ強いとも言えず、下値リスクは2万円そこそこまでは覚悟の上で。

15:42現在


2009.6.23

とうもろこし
22日のシカゴ相場は、原油安や作柄改善見通しで続落。この日発表された週間輸出検証高は、事前予想レンジをやや上回り強材料となったが、それ以上にドルが円以外の主要通貨に対してドル高だったこと、原油相場の下落、引け後発表の作柄が2%程度良化する見通しなど、売りを誘う要因が大きかった。だが、周辺環境は兎も角も、トウモロコシと小麦は下値に到達しつつある印象もあるが・・・?

引け後発表された作柄は、優・良合計70%と前週より変わらず(昨年59%)となったが、良化見通しがあっただけにやや強材料か?また、劣以下が7%とこちらは前週の5%(昨年11%)から増加。作柄発表は強材料と言えるかもしれない。夜間が堅調だったことの一因はこの事だろう。

さて、原油相場の動向などを見ても、まだ下値余地も感じるが、ここから下値は取りあえず限定的か?今シーズンの天井は先の2万4740円で打っている可能性が、6分4分であると見ているが、。穀物は天候面など最重要期に入りつつあり、やはり売りは一旦は手仕舞いして相場の感触を計る場面と考える。売りを手仕舞いはしても、新規に買うかどうかは別問題。

東京は続落ながらも、下値に対する抵抗も徐々に生まれてきた印象も残った。大引けはもう少し売られると思ったが、意外と値を維持した。これで、1限と7限以外は陽線引けで、全限安値引けには至ってない。ここから下抜けの可能性も否定は出来ないが、個人的には売りは一旦は手仕舞いとして、相場の感触を計る場面と考える。売りを手仕舞いはしても、新規に買うかどうかは別問題。

16:01現在


2009.6.22

とうもろこし
東京は週末のシカゴ安を嫌気して、一時制限安を含む大幅下落となった。週末のシカゴ安の背景は「週刊版」にしるしてあるが、今日はそれに夜間セッションの下落も重なった。そして、それ以上に大豆の当限以外の限月が制限安に張り付いたことも、トウモロコシに味は悪くした。まあ、寄り付きは流石に下げ過ぎで、手の良い売り方の買戻しなどから引けにかけて戻したが、これをもって底入れ〜反発という期待は抱き難い。しかし、何時の間にか先限繋ぎ足では、高値から約3千丁(3千円)の下げ幅、高値を付けた対象限月の5限では、3350円の下げ幅となった。個人的には高値から4千丁の下げを一つの目安にしているが・・・?

さて、明日は作柄発表も気になるところ。良化しているようなら売り気を誘うのだが・・・?そうそう、明日は新月になります。

15:22現在


2009.6.19

とうもろこし
18日のシカゴ相場は、ドル高や好天予報に反落。シカゴは100日移動平均(402)をギリギリ保っているが、これを抜けるかどうかがポイント。下抜ければ380台は出る可能性が高いように思うが・・・?

某米国民間業者幹部が今夏のコーンについての見通しを述べた。

月末の作付面積発表までは、期近で4ドル前後の水準を維持するだろう。その後は作付面積にもよるが、今シーズンの高値450まで値を戻す場面も想定出来るが、天候に問題がなければ、350まで下落する可能性もある。深刻な天候となれば、525が目標になるが450〜500が今夏のトップレンジで、下値は300と予想。大豆と異なり需給状況にやや余裕があるコーンは、史上最高値を更新する可能性は極めて低いとしている。

上記したこの見方は常識的な見方だが、個人的には違和感はない。現時点の見方とすれば妥当な感じである。しかし、個人的にはやや弱気スタンスに感じてしまうのは、私自身が現在売り方にいるからだろうか?

東京は今日の条件では、小幅上昇することは仕方がないが、個人的なイメージよりは上昇幅は少し大きかった。東京一般大豆の期近が制限高に張り付くなど、強い動きをしたことに刺激を受けた格好だ。まあ、今日のところは小戻し場面と個人的には診る。

明日は「週刊版」の更新を予定しておりますので、よろしくお願いします。

15:45現在


2009.6.18

とうもろこし
17日のシカゴ相場は、一時は4ドル割れも大豆高に支えられ反発。セッション序盤は70ドルを割れた原油相場や、小麦の下落に追随し5月5日以来の安値となる398まで売られたが、ドル相場が再び弱含みに推移したことで、原油をはじめコモディティ全般が反発したことや、大豆の作付遅れ懸念が材料視され、相場水準を回復して引けた。

現在も産地は降雨がちの天候だが、作付は完了しているトウモロコシにとっては生育にはプラスで、弱材料と受け止められるが、作付がまだ完了していない地域が残る大豆には強材料と判定される。だが、大豆は7月初旬までは作付可能とされることや、作付遅れによる単収減少はトウモロコシよりスピードが遅い為、影響は限定的という見方もある。もう一つ加えれば、トウモロコシは土壌水分過多の地域では、降雨は根の張りを妨げる為、生育にはマイナスという指摘もある。

東京は円高や夜間安から、投げ強要場面に突入してきた印象。意外に確りだった寄り付きも、前引けで昨日の安値を下回ったことは上値の重さを露呈。今日の安値引けは意味があるように思うが・・・?買いを粘っていた買い方にとって、今日の後場からの動きは辛いのではないだろうか?

シカゴは4ドルで抵抗を見せたが、米国の利上げ観測の後退と共にドル安に転じたことも背景の一つだ。しかし、今回のドル安は円高を伴う動きになりそうで、ドル建ての米国市場では強材料になるが、円建ての東京においては円高は弱材料になる。95円を切るような動きをすれば、円高加速の可能性もある。引き続き下値期待してみたい。個人的には来週前半が一つの目安に・・・

15:43現在


2009.6.17

とうもろこし
16日のシカゴ相場は、良好な作柄などから小幅続落。先週末からの下落で、流石に反発警戒が浮上しているが、買う手掛かりが乏しく、この日のセッションは下値を探るような動き。目先は100日移動平均で7限402.50が支持ラインとなるが、先行指標になる小麦は100日移動平均を切っている。コーンはそのレベルを維持するかどうかに注目だが、個人的には割る可能性が勝っていると考える。

天気予報は6〜10日後予報も、30日予報も、90日予報も問題がない。このまま天候に問題が起きなければ、今年の天候相場は低い山で終わってしまうが・・・?

東京は引き続き上値の重い動き。9限(当限)が比較的大きく水準を切り下げたことも相場を重くしている。だが、期先は最近の下落で買い戻しも入り易くやや下げ渋ったが、これをもって反転するという感触ではない。

天候相場本番が接近しているわけだが、市場にはまだ「買い」の亡霊が多そうだ。勿論、再び上昇に転じる可能性はあるし、個人的にも現在は弱気スタンスながら、そうなった方が面白いし期待もしたいが、現在は上記したような天気予報でもあり、作柄なども昨年よりもかなり良く、現時点では買うシナリオを立て難いと思うのだが・・・?勿論、天気予報に変化が出てくればその限りではないし、受粉期直前となれば天気予報は問題なくとも、上値リスクも浮上はするが、まだ6月の第三週。来週発表される作柄は更に良化する可能性もあり、目先は上値リスクよりも下値リスクが高く見える。

引き続きシカゴ期近で370辺り、12限で4ドル割れ辺りの可能性を考え、弱気スタンスが望ましいと思う。シカゴ相場の読みや、東京の内部要因が本線ではあるが、ドル円も円高リスクはないだろうか?どうも近いうちに円高局面がありそうな気もするのだが・・・?

15:55現在


2009.6.16

とうもろこし
15日のシカゴ相場は、ドル高や好天予報から続落。当面の天候に問題がないことや、ドル高基調が続いていることで、シカゴ期近では4月20日の安値360を目指すという意見も浮上。だが、作付面積発表まではそのレベルは維持されるという見通し。もっとも、360ならばまだ40セント以上の下げ余地となるわけだが・・・

シカゴ引け後に発表された作柄だが、優・良合計は70%と前週から1%の良化で、昨年同期の57%を大きく上回っている。また、発芽率は95%で例年の98%から大きく見劣りはせず、昨年の94%よりも若干良い。こうなると、USDA(米農務省)の予想単収153.4は実態に合っているのか?という疑問の余地は浮上する可能性もある。個人的には一番の権威はUSDAだと思っているが、そこに思惑の入る余地があるかどうかは相場には重要だと思う。従い、当面は「青田誉め」の相場になる可能性を念頭に。

「青田誉め」とは、昔の米相場で使われた言葉だが、まだ実も付いてないにも拘らず青々とよく育った稲を見て、秋の豊作を期待して売り人気が強まることを指す。

シカゴ市場関係者の間では、期近4ドル割れを見込む向きも増えてきており、個人的にも360〜370辺りの可能性を考えている。

東京は大幅続落。また、各限が安値引けとなり、先限繋ぎでは2日連続の安値引け。今日も上値は非常に重く感じた。

昨日から売り方に所在地を変えたわけだが、一応それが報われた格好にはなった。下値をどこまで期待するかは現時点ではまだ計りかねているが、昨日記したようにドル高と産地の好天予報が解消されないと、上値を目指す展開にはなり難いと思う。また、FUNDに対する規制云々も気になるところ。一方で現状の買う手掛かりは、値頃感くらいしか見出し難い。この値頃感という奴はなかなか曲者で、これで痛い目にあった経験をした方も多いと思う。

一旦は「青田誉め」になるというシナリオを持って、目先は弱気スタンスで臨みたいと思う。

15:38現在


2009.6.15

とうもろこし
週明けの東京市場は、納会日を迎えた7限(当限)以外は大幅安を強いられた。

まずは納会に関しては、受け方商社の受け腰が強かったことで、暴騰納会に至ったわけだが、受け渡しプレイヤーの動向だけは事前の情報と異なることが多い。暴騰納会に刺激され、二番限の9限はやや買われたが、他限に影響は限定的で、これをもって相場全体が強いとは言い難い。

さて、他の限月全般に関しては、週末のシカゴ安に加えて夜間の下落などあり、大幅安を余儀なくされた。先限はこれで先々週末から形成していた三角持合を下放れとなり、このことを忠実に受け入れれば今日で売り転換。また、大引け値2万3000円は新値三段引けでも売り転換。罫線の幾つかは今日で売り志向に転じていることも、売り方を勇気付け相場の気配を重くした。この局面は天候期待などは一旦リセットして、罫線などに忠実になるべきか?

当面の相場だが、明日発会する先限(10年7限)は兎も角、5限は2万3000円割れは想定するべきだろう。直ぐの戻りは売られ易そうで、買いを狙う場面は今少し様子を見るべきで、むしろ目先の狙いは売りというのが本音。

今シーズンの天井は2万4740円で打っているかどうかは、これまでその可能性はあまり感じなかったものの、その可能性が浮上したのは認めざるを得ない。それにまた上昇に転じるとしても、現在のステージでは適度な降雨と、適度な気温上昇が望まれるが、概ねそれに合致した予報であり、天候面からの上昇する大義名分は低く、ドル高傾向になっていることもあり、少なくてもこのどちらか一つは解消しないと、上値を目指すのも骨が折れる。


明朝は作柄も明らかになるが、良化している可能性もありそうだ。

個人的な見通しは180度転換とは言わないまでも、90度転換であります。もっとも、力を入れて買っていたのも先週途中までであり、今回は新しいチャンス到来と受け止めている。お問い合わせなどあればお気軽に。

15:37現在


2009.6.12

とうもろこし
何ともメリハリに欠ける相場。昨日も記したが、レンジ内相場になっている。今日は週末でもあり、コメントはこれにて。詳しくは明日「週刊版」にて更新します。

15:31現在


2009.6.11

とうもろこし
セッションに先立ち、6月度のUSDA(米農務省)需給発表が行われた。

トウモロコシ 期末在庫10億9000万。 
(予想平均10億7100万、予想レンジ7億3100〜14億5800万、5月USDA11億4500万)
供給面では作付面積・収穫面積は共に据え置き。単収のみ153.4と先月から2.0ブッシェルの引き下げ。生産高は119億3500万となり、先月から1億5500万引き下げ。
需要面は飼料需要を先月から1億引き下げ、総需要を1億引き下げた。
 
 大豆 期末在庫2億1000万。
(予想平均2億1100万、予想レンジ1億4000〜3億7600万、5月USDA2億3000万)
大豆は需給各部門に変化はないが、旧穀の期末在庫(新穀の期初在庫)を1億1000万と2000万引き下げ、それがそのまま先月予想の09/10期末在庫2億3000万から2000万引き下げとなった。

需給発表はザックリと言えば中立。だが、供給面では今シーズンの単収を予想の範囲とはいえ、2ブッシェル引き下げたことは強材料で、作付面積の据え置きも今後に課題を残した格好で、今後の引き下げ見通しに変化はない。従い、供給面ではやや強材料となったが、需要面で飼料向け需要を1億ブッシェル引き下げたことは、相場水準に需要がやや付いて来れないくなった証でもあり弱材料と言えるだろう。
大豆についてはトウモロコシ以上に中立の評価。

今月の需給発表で相場の方向感があまり見えてこなかったように思う。そうなると、天候面ではまだ重要期に3週間程度間があり、株式や為替、原油など外部市場に委ねる部分が強くなりそうだ。

東京は円安や他商品が高いことなどを評価し、前場は意外と相場水準を保った。しかし、後場は軟調な動きを余儀なくされ、やや値を削って引けた。

今日の動きをもってして、相場の方向感はやや乏しい。先週(6月第一週)で上昇相場は一旦は落ち着いた格好で、目先はレンジ内相場に変化したのかもしれない。


15:24現在


2009.6.10

とうもろこし
9日のシカゴ相場は、ドル安に原油高から反発。

米大手金融ゴールドマンサックスは、ドルを売ってユーロを買うことを推奨。個人的にはポジショントークという印象が強いが、市場がそれに反応してしまう現在の地合いは素直に受け止める必要も感じている。ドル高傾向が一段落したのであれば、各コモディティには強材料となる。

今晩のUSDA(米農務省)需給発表に注目。09/10期末在庫の事前予想は以下の通り。

トウモロコシ 予想平均10億7100万、予想レンジ7億3100〜14億5800万、5月USDA11億4500万。
大豆 予想平均2億1100万、予想レンジ1億4000〜3億7600万、5月USDA2億3000万。
小麦 予想平均6億0600万、予想レンジ5億3200〜6億6200万、5月USDA6億3700万。

単位はいずれもブッシェル。

今晩のUSDA需給発表は強弱見方が割れており、その評価が難しいが、それ以上に難しいのは、需給発表の数字を市場がどう反応するかだ。

東京市場は当限高の影響も強く堅調な足取り。納会を来週15日(月)に控えた7限(当限)が、売り方の買戻しがあり急騰。それに刺激され期近を中心に各限堅調な動き。先週末は当限が震源地で急落したが、今日はその逆になった印象を与えた。

さて、いずれにしても今晩の発表を見極めて、明日からの作戦を構築したい。顧客の皆さんなどには、今晩の需給発表の数字と短評を、メール配信致しますのでお待ちください。

15:38現在


2009.6.9

とうもろこし
8日のシカゴ相場はドル高が重しとなり、原油などコモディティ全般の下落で続落。ドル高や天候回復などが弱材料視されたが、米国は景気回復観測から年末までに利上げという思惑が台頭してきたことや、アイルランド国債の格下げなどでユーロには弱材料となったこともドル高要因。また、この日発表された週間輸出検証高も、事前予想レンジを下回った。シカゴは罫線の形が悪化したが、トウモロコシ以上に小麦の下げ幅が急だ。

引け後発表の週間作物進展度報告は以下の通り。
トウモロコシ作柄は優・良合計69%(前週70%、前年同期60%)、作付進捗率97%(前週93%、平年99%)、発芽率87%(前週73%、平年94%)

作柄は1%の後退であるが、意外と悪くはなく強材料視するような内容ではない。

東京は重い値運びとなっている。先週末の急落の震源地である当限が引き続き弱いことや、シカゴ相場の上値がやや重いこと、作柄が意外?に悪化していなかったことなどが、買い方の手仕舞い売りを誘っている。

個人的には大勢買い方針はまだ崩すものではないが、先週末の先限2万3800円を下に抜ける可能性も感じ、買い玉は戦線の大幅縮小か、一旦はリセットとしたい。目先2万3800円を下抜けるかどうかに注目しているが、仮に下抜けに至らずとも、上値が重くなってきたのは事実で、先週までとは相場のリズムに変化を感じる。

15:32現在


2009.6.8

とうもろこし
先週末のシカゴ相場は小幅安。セッションに先立って発表された週間輸出成約高が伸び悩んだことや、最近の相場上昇で飼料需要減少懸念もやや浮上しており、需要面ではやや弱材料も浮上してきた。また、10日のUSDA(米農務省)需給発表にて、一部で噂されているよりも単収の下方修正幅は小さいのでは?という観測もある。しかし、投機資金流入が続く中で、原油の70ドル定着などあれば、もう一クラス上のレベルに駆け上がる可能性があり、仮に下値があっても限定的と診る。

10日のUSDA需給発表における09/10予想期末在庫事前予想は以下の通り。
トウモロコシ 予想平均10億7100万、予想レンジ7億3100〜14億5800万、5月USDA11億4500万。

さて、東京市場は予想以上の戻りを演じている。先週末の急反落の震源地である当限は、今日も不安定な動きを続けているが、他限はその影響が少なくなってきた印象もある。詳しいことは避けるが、期先を中心に手口は買い有利に映った。しかし、個人的には戻りが急であり、値幅もやや大きいことから、この上昇場面で追いかけて買うのは躊躇われる。だが、やはり相場は買いトレンドのままであるという認識は持って臨みたい。

今後は期近と期先のサヤが拡がるようなイメージを持っている。

15:46現在


2009.6.5

とうもろこし
シカゴ相場=東京相場では無い。今日はそれを見せ付けられた一日となった。

後場の急落劇は夜間も多少軟調も、ここまで下げるような動きでない。ドル円は96円70銭台で安定。貴金属や石油も高値安定で、下げた理由は外部要因からは見出し難い。下落の要因はこの場では詳しくは書かないが、東京期近の内部要因であると診ている。

買い方からすれば仕切り直しを余儀なくされたわけだが、今後の展開は引き続き押し目買い方針を採用したい。先限で2万3000円台前半は買いと診ている。シカゴは4ドルを当面は割る可能性は低いと思え、東京の売り方は2万3000円から下の因果玉が多いと診る。今回の調整幅がどの程度になるかだが、下げ幅の倍返しの上昇もシカゴ相場次第では有り!

まあ、今日の値動きに納得がいかない向きも居るでしょうが、付いた値段が相場です。今回の下落が次の上昇の肥やしになるかもしれません。大切なことは次の一手。それを知るには、口座開設して頂いて、私の顧客になること、なんて言い過ぎでしょうか?

週末ですが、お問い合わせなどは歓迎しますので、是非メールなりで。

16:04現在


2009.6.4

とうもろこし
3日のシカゴ相場は、原油安やドル高から利喰い売りで反落。シカゴ相場は弱材料が出現したわけではないが、CFTC(米先物商品委員会)が市場の規制・監視を強化する方針を示したことが、コモディティ全体の下落圧力になったとの見方がある。米議会の一部では、最近の原油高が景気回復を遅らせるという見方もあり、規制強化となると商品全体には弱材料になる可能性は否定出来ない。

だが、現状では規制強化も流動的でもあり、一時的な調整安という声も多いが果たして・・・?

そして、トウモロコシに関しては、新穀の単収低下や作付面積減少懸念は高く、下値は限定的で当面の4ドル割れは考え難いと思われる。作付面積は100万エーカー減少という意見が多いが、一部では250万エーカー減少という意見もある。 250万エーカー減少ならば、今シーズンの供給不安は台頭し、相場には影響がありそうだ。

東京は大幅反落も、安値では支えられた。寄り付きは予想以上に売り物を集め、想定よりもやや大きく売られたが、その後は96円台を回復したドル円、確りとなった夜間セッションなどを好感し、前引けにかけて戻りを入れた。後場は円安が一服したことなどもあり、戻り幅を削ったが寄り付きの水準は維持して引けた。

今日は強弱感が割れるところだが、「絶好の押し目」と判断して買い建てた向きと、目先反落を見込んで売った向きとどちらが多いだろうか?

これで、今週初め1日〜2日の空けた窓を埋める動きになったが、窓埋め完了〜値固め〜反発というのが買い方の理想的なシナリオだ。個人的にはシカゴ相場の下値は限定的と思え、このシナリオを採用したい。

15:46現在


2009.6.3

とうもろこし
2日のシカゴ相場は、セッション終盤にFUND買いで続伸。今週後半から来週にかけて、作付遅れの著しい東部ベルトなどを中心に降雨見通しがあることが、作柄低下やイリノイ・インディアナ両州の作付面積減少という思惑も台頭。それらを背景にFUNDの買いが相場を押し上げた格好だ。

シカゴ相場は7ヶ月ぶりの高値となり、目先は反落警戒という声もある。だが、期近7限は440辺りが堅く、売る口実が乏しいのも事実。そんな中でドル安基調が続いていることや、株価が4営業日連続高していることで、投資環境の好転から下値は限定的という見方に支配されている。

東京は前場から後場にかけてボケっとした動きだったが、大引けで目覚めたような動きを演じた。切っ掛けは96円台となった円安や、エネルギーや貴金属の堅調な地合いなど。昨日の引け味もあり、今日の前場の動きなどでは、不安を覚えた買い方も多かったと思うが、この引け方ではまだ相場は上値余地有りという感触を残して引けた。引け値は昨日付けた高値2万4740円と面合わせ。ただし、引け値ベースでは新高値であり、新値三段抜きは4本目。今回の相場は4本で終わるような感じは持てず、やはりまだ上値残しと診るのが妥当だろう。

天候相場は8月上旬(作付遅れの今年は)までが重要だが、果たして天井は何時になるのか?まさしく天候次第であるが、現時点で幾らまで上昇するとは言い難い。しかし、現状ではまだ売れる環境には遠く、買い方有利な状況に変わりはない。もっとも、ここからの高値は急反落のリスクも伴ってくるだろう。
今日の動きを診ていると、10日のUSDA(米農務省)需給発表あたりまで上昇という気配もあるが、発表前に目先の高値出尽くしなんてシナリオもありがち。個人的には8日が満月であり、8〜10日の高値は利喰いを心掛けるつもりだが、月末の作付面積発表までは強い可能性も感じる。
いずれにしても、今後の相場は上手く立ち回れれば面白い相場になりそう。


15:47現在


2009.6.2

とうもろこし
1日のシカゴ相場は、ドル安や降雨予報などで続伸。今後14日間で東部ベルトがWETな予報で、作柄悪化が懸念されることや、ドル安や原油高などがあり、FUND買いで相場は続伸した。また、まだ作付が残ってはいるが、月末に発表される作付面積が100万エーカーほど減少するという見方も相場を強くした。

引け後に発表された週間作物進展度報告で、作付進捗率は93%と事前予想範囲となった。この日から発表された作柄は、全米で優・良合計70%となり、取り立てて良くはないが意外に悪い数字でもなく、相場にはやや弱材料か。

シカゴは相対力指数が高いこと、意外と悪くなかった作柄など、常識的には目先の上値を抑制する条件があり、2日の相場に調整安を見込む向きも存在する。だが、現在の相場は強材料を背景に付けており、FUNDの買い主導により作られている面も強く、投機筋は市場心理の逆を突くパターンも多く、続伸するという意見もある。

さて、東京は続伸場面も、引けにかけて値を削った。引けは期近の下げを切っ掛けに、各限が上昇幅を削ったが、然したる理由も感じられず、手口はむしろ買いに映ったが?当限と先限を除き、9〜3限の4本は2万4200円台に並び、中間の限月4本は同ザヤとなった。このサヤでは期先限月は大きな下落はし難いと思われる。

個人的には引けの下げは、気にならないと言ったらウソになるが、あまり下値リスクも感じない。こんな動きをしている間はまだ買いのように映るが・・・?引き続き先限で2万5000円を目論見たい。

15:42現在


2009.6.1

とうもろこし
週末のシカゴ市場は目新しい材料はないが、ドル安や原油高など外部市場の要因が影響している。だが、今晩はGM問題もあることで、その辺の状況は注意して見守りたい。もっとも、既に影響は軽微と思われるが・・・?

今週から作柄発表が始まることに注目。また、10日のUSDA(米農務省)需給発表で、単収の引き下げ観測もあり、買い方の思惑の入り易い状況で、下値リスクよりも上値リスクに敏感だろう。また、作付進捗率は90〜95%と予想されており、平年ベースに近づくという見通しがある。しかし、そうなっても東部ベルト各州の単収低下や作付面積減少は避けられないという見方が多く、弱材料視されない可能性も指摘されている。

産地では作付遅れから作付面積の下方修正、単収低下が早くも話題に上っており、09/10の予想期末在庫は最大で35%減少する可能性を指摘する声もある。現時点で全米の単収を予想することは難しいが、現在のUSDA単収見通しを下回る可能性を疑う声は低い。

コモディティ全体がやや強いムードに傾いており、個別にも作付遅れによる単収低下、作付面積減少懸念があるトウモロコシは、4ドル台の相場からなら大きくは下げ難いと考えたい。反落リスクが高まるのは12限で5ドル超えてからか?

東京は買い方待望の先限2万4000円乗せ場面を迎えた。一時は94円台の円高に連れ安する場面もあったが、後場は円高が一段落したことや、株高などもあり商品も全般的に買いムードがあったことも相場を後押しした。

これで週間足の窓を埋め出した可能性が訪れたが、先週一足先に窓埋めに成功している大豆に続くか。やはり先限で2万5000円程度までの高値は想定して戦いたい。

15:33現在


2009.5.29

とうもろこし
28日のシカゴ相場は、原油高や小麦高などから小幅高。セッション開始当初は上値を試す展開も、直近一週間の高値を抜けきれず、高値圏からは売られた。だが、作付遅れから作柄不安のあるなかで下値も堅く、小幅高で引けている。

作付遅れはほぼ織り込んだという意見はあるものの、個人的には作付遅れの影響は今後に残ると診ており、まだ消化したとは思わない。来週からは週間作物進展度報告において、作柄の発表が始まる。作付進捗率よりも作柄に注目だが、西部ベルトは良好も東部ベルトはかなり悪いという観測だ。そうなると、昨日のセッションでも取組高が1万枚以上増えたように、投機資金の流入中のシカゴ相場は、買い方の思惑が非常に入り易い地合いで、絶好の買う口実になる可能性がある。また、10日のUSDA(米農務省)需給発表にて、予想単収の引き下げ観測も強い。シカゴ12限(7限ではなく新穀の限月)で5ドルが視野に入っていると個人的には思う。

東京は期近を中心に堅調。先限はザラバでも引け値でも新高値を更新。出来高や手口を診ると、売り方が踏み出した形跡もあまりなく、まだ内部要因は高値余地あり。限月間のサヤも当先で千円なく、下値不安も小さい。今週初め25日に記した、「今週は強い場面がありそうな気がする」は、思ったよりも値幅は小さいが実現したこととなった。来週は更に期待してみたい。



メール配信している方にお知らせ。
本日PCの具合が悪くメール送信出来ませんでしたが、解消いたしましたので来週からは送信できます。ご迷惑かけました。

16:20現在


2009.5.28

とうもろこし
27日のシカゴ相場は、利喰い売りや作付進捗を好感して小幅安。

シカゴ相場は小麦が上昇している要因に、FUNDの買いが挙げられているが、コーンも昨日の総取組高が2万2000枚程度増えており、投機資金流入の可能性が高い。昨年ほどではないと思われるが、FUND買いが相場を押し上げる可能性は否定出来ない。また、今シーズンは昨年以上に作付遅れという大義名分があるからだ。

東京は今日も一時新高値更新の動き。ただし、引けにかけては上値を抑えられ、新値三段の転換はお預けとなった。

今日は少しバタバタしているので、コメントは短めでこれにて。方針は昨日書いた通り。

15:48現在


2009.5.27

とうもろこし

連休明け26日のシカゴ相場は、先週の作付進展と今週の悪天候で小動き。期近小幅安の期先は小幅高と、高安マチマチの展開ではある。引け後発表の作付進捗率は、トウモロコシ82%と事前予想よりもやや進捗していた。 だが、平年の93%からはまだ遅れており、遅いと言われる昨年の86%にも到達は出来なかった。今シーズンの作付遅れはこれで決定した。また、注目のイリノイ州は62%と、先週の20%から大きく進捗した。
大豆も48%と平年の65%、昨年の49%を下回る。

米国中長期予報では、今後15〜30日の予報で、中西部などは平年よりもやや低めの気温となる見通しで、トウモロコシの生育が遅れる要因となる。
今シーズンの作付遅れにより、生育に不安を残す中で、気温低下は作柄にはむしろマイナス要因になる。

記録的な作付遅れは単収低下も懸念されるが、民間調査会社INFOMA社はこれまでの同社予想から3ブッシェル単収を引き下げた。

毎週月曜日引け後に発表される、週間作物進展度報告だが、今後の焦点は作付進捗率から発芽率、そして作柄発表に移る。発芽率も52%と昨年の48%よりは良好も、平年の71%から遅れており、5月前半の作付進捗状況を診ると、今後は発芽率も低下する可能性がある。遅い発芽は作柄にも反映されそうで、作柄が悪い数字が示されれば、単収低下は現実味を帯びてくる。早くも来月10日の米農務省(USDA)需給発表で、予想単収は下方修正されるという噂がある。

やはり、今期は豊作の道筋が見えないと、容易には大きく下げ難いと思われる。相場水準を選ぶ必要はあるが、やはり買いに分があるように思う。新穀12限で5ドルを試すような場面があって不思議はない。

さて、東京市場だが、買い方には待望の新高値更新場面となった。しかし、大引け値としては先限高値2万3380円と面合わせ(同値)であり、完全離陸とは運ばなかった。今日は手口云々などは気にせず、「相場は相場に聞け」の格言通りに流れに付いて買いとしたい。

15:21現在


2009.5.26

とうもろこし
米国市場はMEMORIAL DAYのため休場であるが、再開した夜間セッションが今日の東京市場には曲者だった印象。夜間セッション開始当初は4セント安も、東京立会い開始直前からスルスルと値を切り上げ、プラスに転じるなど急反発。しかし、午前中にその動きは一段落し、東京引け時点では3セント程度安になるなど、夜間の上下に翻弄された格好。東京で裁定取引している某所の動きとの説もあるが果たして・・・?

上記したような夜間の動きや、ドル円が朝方よりやや円高に振れたこと、当限を買う動きを見せていた某商社と思しき買いが止んだことなどで、後場は軟調に推移し、各限日足ベースで陰線引けを余儀なくされた。一時は先限で高値2万3390円にあと一文(10円幅)と迫る上昇を演じていただけに、買い方とすれば肩透かしを喰った格好だ。もっとも、その前2の手口は今ひとつではあったが・・・?

今日は軟調な動きも、このところ下値も切り上げている印象である。そろそろ煮詰まってきているように思うが・・・?

東京立会い中に産地天候をみているが、今日はよく雨が降っていた。果たして今晩の本セッションはどう来るか?また、それ以上に注目は作付進捗率だ。全米ベースの作付進捗率は兎も角も、イリノイ州とインディアナ州の作付進捗率は低調では?という話もある。それが事実ならば相場には強材料となるが?

だが、目先の相場は兎も角も、今シーズンは作付が遅れたことはもう確定したわけで、単収に対する不安や作付面積減少懸念は簡単には払拭出来ないだろう。それに、大豆や小麦の相場水準を加味すれば、トウモロコシは期近で4ドル割れは需要面などで大きな弱材料でも出ないと考え難い。この相場は6月末発表の作付面積が予想以上に大きいとか、7月中旬の受粉期(今年は作付遅れから地域によっては8月)を無事に乗り切る目処が立つなど、豊作が見えてこないと大きな下落は考え難いと思う。まだ押し目買いに分があると診る。

15:48現在


2009.5.25

とうもろこし
米国市場休場中で夜間セッションもなく、週末のシカゴ相場とドル円が手掛かりとなったこの日の東京は、堅調な足取り。

今週の天候は再び降雨がちで、作付停滞になる可能性がある。26日に発表される24日現在の作付進捗率が注目されるが、順調だったとしても時期を逸した可能性がある。また、早くも来月の米農務省(USDA)需給発表で、09/10の予想単収(今シーズンの作物の1エーカー当たりの収量)を、今月予想した155.4ブッシェルから引き下げるという見方もある。そうなると、予想期末在庫も10億ブッシェルを割り込む可能性も。6月のUSDA需給発表は現地10日になる。

さて、東京に話を戻すが、今日はは競りを診ていても、上昇局面でブレーキをかける売り手が不在。また、ドル円が後場から円安に振れたこともあり、各限引けにかけて堅調な動き。先限は再び新高値更新が現実味を帯びてきた。今週は強い場面がありそうな気がするが果たして・・・?

15:33現在


2009.5.22

とうもろこし
21日のシカゴ相場は、原油安や株安から売り先行も安値は支えられた。この日発表された週間輸出成約高は82万トンと高水準ながら、事前予想85〜110万トンに達しなかったこと、原油安や株安など外部市場の影響などが重なり、セッション序盤は軟調な展開を余儀なくされた。しかし、安値圏で相場は支えられ、下げ幅を縮小して引けた。

来週初めに発表される作付進捗率(24日時点)は、17日時点の62%から大きく進捗した77〜80%との見方が強まっている(平年は95%)。だが、日曜日から再び降雨予報で、その後の進捗には懸念も残る。また、24日時点の進捗率では、理想的な時期を逸した耕地が大き過ぎるという見方も。
また、南米の不作や中国の旺盛な需要で、大豆の堅調な動きが継続する可能性があり、大豆対コーンの比価が更に拡大した場合、時期的なことも含めコーンから大豆に作付転換という見方も依然として残る。21日引けで大豆対コーンの比価は2.29対1で、大豆がやや割高感がある。

東京は93円台に突入したドル円を気にし、寄り付きは計算よりもやや大きく売った。しかし、円高が一服したことや、先限は昨日の寄り値(安値)を切らないことなどあり、その後は下げ幅を縮小し、前日比小幅安で引けた。

今週は出来高も低調で、相場もやや気が抜けたような動き。来週の相場に期待しましょう。

15:40現在


2009.5.21

とうもろこし
20日のシカゴ相場は小動き。来週以降の天気予報はWETTER(強材料)であるも、今週の天候は良好(弱材料)で作付進捗期待ができ、やや決め手に欠ける展開を余儀なくされた。しかし、原油相場などが堅調なことや、明日発表される週間輸出成約高が100万トンを超える見通しなどが相場を支えた。

今週のコーンベルトは概ね好天に恵まれ、これまでの作付遅れを挽回するように作付作業を急ぐ農家は多そうで、来週発表される作付進捗率は昨年同期の88%(平年は95%)に迫るという見方がある。
焦点となっているイリノイ州では、現時点で過去50年で最も作付が遅れている。5月17日時点で20%の進捗率ということは、約75%が5月20日以降の作付になると予想され、この辺の事情を勘案すれば昨年よりも2.2ブッシェルの単収が低下する可能性が取り沙汰されている。
また、インディアナやオハイオも同様の単収低下は見込まれ、これら3州の作付面積は全米作付面積の25%に当たり、全米の収穫高に与える影響は大きなものとなる。

東京は94円台の円高が影響し、重い動きを余儀なくされた。また、このところ上昇していた当限が弱いことも各限の相場に影響した。だが、寄り付きは円高を過剰に意識し、やや売り過ぎたように見受けられ、その後は水準を切り上げて11限以降の4本の限月は日足陽線引け。

昨日・今日とやや仕掛け難い状況である。

15:27現在


2009.5.20

とうもろこし
19日のシカゴ相場はmFUND買いなどに続伸。作付進捗率の遅れなどを評価し堅調なセッション序盤。だが、今週の天候がDRYで作付に適していること、指数が高いことなどから買いも続かず、水準を削って引けた。
作付遅れの著しい全米第二位の生産高を誇るイリノイ州は、イリノイ大学の学外エコノミストによれば、トレンド単収から12%減少するというレポートを明らかにした。

民間大手調査会社INFOMAは、08/09の大豆期末在庫見通しを7700万ブッシェルとし、USDAが12日の需給発表で明らかにした1億3000万ブッシェルを大きく下回った。

産地はこのところ好天に恵まれており、今週は作付進捗もペースが上がりそうだが、来週は寒冷前線とメキシコ湾からの熱帯低気圧の影響で、ベルト南部を中心に降雨が予想され、再び作付が停滞する可能性がありそうだ。

東京は小休止。だが、95円半ばのドル円を考慮すれば、今日はこの辺で確りと踏み止まった印象。先限は前日比マイナスながらも、日足ベースでは陽線引けとなった。期近の○限や○限に、某商社と思しき買いが散見されたことも大きい。引き続き上昇を期待したい。

15:25現在


2009.5.19

昨日は所用により更新が叶わず失礼しました。

とうもろこし
18日のシカゴ相場は、大豆高や株高から反発。夜間セッション同様に、コーンベルトが作付に適した天候となる予報から、セッション序盤は軟調な動き。しかし、株価が確り推移していること、原油相場や大豆相場の上昇に支援されプラ転し堅調に引けた。

引け後に発表された作付進捗率は、事前予想65〜70%のところ62%に止まり、前年の70%、平年の85%を下回った。また、注目のイリノイ州とインディアナ州では、それぞれ20%、24%と、こちらも進捗状況はペースが上がらない。洪水騒ぎで作付が遅れた昨年よりも、今年の進捗は悪く、イリノイやインディアナでは作付面積や単収への影響は避けられない見通し。作付遅れを背景に一部では12限で470を目指す(18日442)という声も聞かれ始めた。また、イリノイ州では土壌水分過多の耕地が80%を超えているようで、このことも今後の作付進捗を阻害すると共に、単収にも影響を及ぼしそう。

土壌水分過多の場合、乾燥後の土壌は固まり易く、作物の根の発育を制限してしまうという。そうなると、根は土壌深くまで伸びず根の張りは弱く、表層土壌のみから水分吸収することとなり、夏場に干ばつの影響を受け易いという。作付タイムリミットも近く、土壌が湿った状態でも作付する農家が増加する見通しも、収穫時期もずれる為、夏場の受粉期のみならず、収穫時期もずれるため早霜の影響も懸念されるという。
また、イリノイなどの一部では畑が冠水しており、作付可能の状態になるには、乾燥した天候が一週間は続く必要があるようだ。過去の統計ではイリノイではこの時期から作付が一日遅れるごとに単収は低下し、一日遅れるごとに1.5ブッシェルの単収低下とも言われる。

理想的な作付期限の目安とされるMEMORIAL DAYは25日(従い、米国市場は休場)だが、イリノイとインディアナの両州に関しては、その時点でいいところ50%の進捗に止まるのではないだろうか?

フレート(海上運賃)が再びやや強含みとなっているが、シカゴ市場においては東京と事情が異なり、トウモロコシよりも大豆に影響がある。ブラジル産輸出の最盛期ではあるが、PNW(米国西海岸積み)大豆に競争力を生むこととなる。一応、この意味を解説すると、航路が短いPNWが有利ということ。

東京は昨日に下落した分、期近3本はそれ以上の反発、期先3本は下落分には満たないものの、それを補う反発劇を演じた。フレート(海上運賃)の上昇が期近に影響しており、限月間のサヤも当先で560円、2番限と先限でも760円となっていることで、期先も大きく下げ難い環境である。

これでシカゴ相場が一発上昇すれば、先限2万3380円の新高値更新の可能性もある。現状では買い有利の状況に変化は認め難いと個人的には判断している。

15:45現在


2009.5.15

とうもろこし
14日好調な輸出成約や今週末の降雨予報から堅調。昨日もベルト東部で1〜5インチの降雨があり、今週末も東部を中心に降雨が予想され、週明け18日引け後に発表される作付進捗率が引き続き平年を大きく下回る可能性が取り沙汰されていること、大豆相場の急伸などが強材料視された。
来週はDRYな予報となっているが、予報モデルによってはDRYとも言い切れず、来週天候に恵まれるかどうかはやや不透明という。

米国春小麦の最大産地であるノースダコタでは、今月末までに天候が回復しなければ、土壌の状態も水分過多であり、春小麦の作付を諦める農家が増えるという見方が浮上している。同州は春小麦産地は気温が平年を下回り、降雨がちな天候が続いて作付遅れを招いており、単収の低下も懸念されている。
USDAによれば全米で作付進捗率は35%で前年77%、平年78%を下回っているが、ノースダコタ州は13%の進捗に止まり、前年78%、平年74%を大きく下回っている。
この時期に13%は低過ぎ、今後天候が回復しても平年並みに回復は絶望的という意見がある。
春小麦の作付可能期間が終わる5月末は、作物保険を満額受け取るための申請最終日でもあり、その日を過ぎると作物保険を申請しても、農家の受け取り金額は少なくなる。

シカゴコーンは来週の天候回復が鍵を握るが、上記した春小麦の作付遅れが注目されており、ミネアポリス小麦の急騰など、コーンの下値を支える可能性がある。また、大豆も南米の減産が引き続き需給をタイトにしており、穀物全体で下げ難い状況になっている。

東京は先限で一昨日の高値2万3390円に迫る2万3380円で引けた。現時点では昨日の下落は「振るい落とし」という格好で、下値は堅く上値は軽いという感触だ。今日は新高値更新には失敗したが、上値警戒が強いという気配でもなかった。

東京引け後にやや円高に振れてはいるが、これも買い方にツキを感じるが・・・?

15:22現在


2009.5.14

とうもろこし
13日のシカゴ相場は、一通り強材料を織り込み、来週のDRYな予報で小幅安。セッション開始当初は夜間セッション同様に、コーンベルトの多くの地域で降雨があったこと、今週末の降雨見通し、作付遅れ、需給発表での在庫減少などが評価され堅調な出足。
だが、一連の強材料はほぼ織り込んだという評価に傾いたこと、来週の天候がDRYで作付に適していること、高値圏では農家売りが出たこと、NYダウや原油の下落などが影響し値を消した。

ここまでの作付状況は遅れている事実に変化はないが、やはりトウモロコシの作付面積は当初の見通しよりも小さいという見方がある。一部では200万エーカー程度大豆に変更するという観測があるが、200万エーカーの変更は相場に影響を与える規模だ。また、それを裏付けるように、トウモロコシの種子価格が著しく下落しており、今期の種子の売れ行きが悪かった=作付面積は予想よりも少ないという意見もある。

東京は今日の夜間安を考慮すれば、もう少し売られて不思議はないが、再び期近が堅調に推移し、期先の下げ幅を限定的にした。この相場水準の割りに手口も???で、今日の相場は難解。

まだ上値余地はあろうが、目先の相場はやや微妙。今日の手口はどう評価すべきか・・・?今シーズンの高値はまだ出していないという見方に変わりはない。

15:35現在


2009.5.13

昨日書いた事前予想の数字ですが、09/10の数字ではなく08/09の数字を書いてしまいました。数字に間違いはないのですが、意味あいがかなり変わるので失礼しました。

09/10の事前予想。
トウモロコシ 予想平均12億8300万、予想レンジ9億4600万〜15億0300万。
大豆 予想平均2億2800万、予想レンジ1億4800万〜3億4700万。

発表 トウモロコシ11億4500万、大豆2億3000万。


とうもろこし
セッションに先立ち5月度の米農務省(USDA)需給発表が行われた。発表内容は予想以上に減少した期末在庫を好感し、この事は強材料視された。また、今週末の天候が降雨がちなことも相場を強く導いた。だが、セッション中盤には来週初めからDRYな天気が期待出来るとした予報が上値をやや圧迫した。

期末在庫は10億の大台を割り込んだが、在庫率に換算すると9.18%となり、やや不安の残る在庫水準となった。そうなると、現在の作付遅れが今シーズンの作柄に不安を強め、相場の上値リスクを高める作用がある。

東京は一時95円台に突入したドル円を警戒しつつ、夜間セッションの続伸などを好感し堅調に推移した。買い方からすれば、東京立会い中に米国産地の降雨が、アイオワ州からイリノイ州を横断したことも効果的だったかもしれない。

先限で2万1000円台や2万2000円台が長かったが、2万3000円台に突入した相場。こういう時は2万3000円台は通過点で、あっと言う間に2万4000円台に突入するなんて可能性もあるかもしれない。まあ、この辺は願望を込めてです。

15:40現在


2009.5.12

とうもろこし
米農務省(USDA)需給を翌日控えて小幅な動きに止まる。中国で初めて新型インフルエンザが確認されたことで、同国大連市場の大豆粕などが急落した影響や、原油や株価の下落も圧迫要因となりセッション中盤にかけては重い値動きも、引け後に発表される作付進捗率が低い観測であること、大豆粕の反発などから水準を回復して引けた。

引け後に発表された収穫進捗率は48%と、事前予想レンジ内であるものの、平年の71%を大きく下回っていることは、下値を支える効果は大きい。
また、主要産地のイリノイ州は僅か10%、インディアナ州も11%に止まり、例年はそれぞれ84%、70%であることを考慮すると、この両州では作付面積ロスや大豆への転換という可能性が高まっている。今月はあと二回(18日と25日)作付進捗率が発表されるが、一週間で30%進捗しても、二週間で70%程度に止まり、当初の予定通りに進まない公算は高いか?

今晩のUSDA需給発表での、期末在庫の事前予想を記しておく。
トウモロコシ 予想平均16億8700万、予想レンジ16億0500万〜17億9000万。
大豆 予想平均1億2600万、予想レンジ8600万〜1億4500万。

東京は期近安の期先高で引けた。先限は昨日の高値(寄り値)と同値で寄り付いた後、ドル円が円高に振れた前引けにかけて大きく値を削るものの、昨日と同様に後場の相場は持ち直して引けた。値運びのタイミングは昨日に似ていたが・・・?

目先はまだ上値を残している印象があるが、今晩の発表でサプライズがあるかどうか?また、作付遅れがどう収拾するかが今後の相場のポイントだろう。

15:32現在
 


2009.5.11

とうもろこし
週明け東京は、意外に上値の重い動き。寄り付きはこのところ強い動きを演じていた当限(7限)に、商社と思しき売りが出て重たかったことで、各限も先週後半の勢いを持続出来ずにマイナスでスタート。その後は、週明けシカゴ市場が夜間セッションで下げ幅を拡大させ、買い方の警戒を誘い大きく値を崩した。夜間安の背景は天気予報がやや好転したことだが、一時7セントを超す下げ幅の夜間に違和感は覚えた。
後場は夜間が下げ止まり〜戻したことで、市場は冷静さを取り戻し先限中心に値を戻し、引けにかけても水準を回復させた。

今日は振るい落としのような下げを演じたが、引けてみれば大した下落でもなく、下値の堅さを感じさせる動きではあった。


米国産地農家は、トウモロコシや大豆の価格上昇が当面続くという見方のようで、農家からの現物売りが控えられている模様。作付に必要なコスト分を、現物売却で手当てする動き以外に、積極的な売り手は少ないようだ。東部ベルトでは先週も降雨に祟られ、フィールドに入れたのも1〜2日しかなかった農家もあるようで、作付け準備すら整っていない農家もいるようだ。
今後、天候が回復すれば作付進捗は一気に進むという見方はあるし、それは否定は出来ないものの、11日セッション終了後に発表される作付進捗率は、低調なことに変わりはないだろう。
作付遅れは作付面積に影響を及ぼすが、作付のタイミングによっては単収に影響が出てきてしまう。今後は作付が出来ても、時間との戦いになる。

15:53現在


2009.5.8

とうもろこし
7日のシカゴ相場は、FUND買いなどで続伸。この日発表された週間輸出成約高は61万トンと、事前予想下限を下回ったが、作付遅れなどを好感し続伸。FUNDはこの日1万1000枚を買い越し、相場上昇の原動力となった。

シカゴ相場は今晩、民間大手調査会社インフォーマ社の作付面積予想が出るが、ベルトの天候に不安が残り東部の作付が大きく進まないと下げ難い状況という見方もある。また、トウモロコシから大豆に作付を転換するという思惑も台頭しており、大豆売りトウモロコシ買いという動きも。

東京は引き続き新高値更新場面となった。今日は特に期近の上昇が効いて、各限の相場を引き締めた。期近の強さは手口から十分に見て取れたが、この場ではその辺の事情は・・・

この相場、買うにしろ売るにしろ、まだ上値余地有りという見地で考えている。

16:10現在


2009.5.7

とうもろこし
4日引け後に発表された作付進捗率は33%と、平年の50%から大きな遅れが確認されたことは週前半の上昇要因となったが、その後は天気予報がやや回復して伸び悩む。だが、僚友大豆相場が南米主産地の一つアルゼンチンの収穫減少予想があり、需給タイト感から強基調を維持しており、大豆対トウモロコシの比価は2.29対1と依然として大豆の高さが目立つ。

トウモロコシ作付進捗が平年の50%対して33%と非常に遅れているが、全米のトウモロコシ・大豆の1/3を生産しているアイオワ州(全米第一位)とイリノイ州(全米第二位)で明暗が分かれている。アイオワは60%と平年の53%を上回っており順調な進捗状況だが、イリノイは平年の43%に対して5%と大きく遅れている。

一般的にアイオワはコーンベルト西部、イリノイはコーンベルト東部に分類されるが、東部の代表的な州であるイリノイとインディアナ州(全米第五位)では、4月の降水量が平年の150〜200%に達した。今後も散発的な降雨となる見通しで、劇的な天候パターンの変化は期待し難い状況のようだ。

しかしながら、天候が回復すれば、近年の作付技術の発達などから、一週間で30〜40%の作付進捗は可能である。

教科書通りなら、5月15日までにトウモロコシ作付が出来なければ、生育期が短くなる為に単収に影響が出ることなどから、生育期間の短い大豆を選択する農家が増えるとされるが、近年の農家は5月3〜4週まではトウモロコシ作付を諦めないという傾向もある。

従い、一部ではトウモロコシの作付面積減少、大豆作付面積増加という観測も浮上しているが、まだ流動的な側面も強く、今週〜来週の天候が重要である。余談だが、BSのMLB中継を見ていて、降雨中止やら試合開始時間の遅れなどが例年以上に目に付くが・・・?

関心の高い作付面積だが、週末8日にはインフォーマ社の予想が明らかになる。

東京は計算以上に大きく買ったが、他商品の上昇なども相場を高く導いた。5限は一時発会直後に付けた新高値更新場面もあったが、まだ過熱感は乏しい。
また、5限以外は各限日足陽線の高値引け。5限はFUNDの売り買いが交錯したり、商社勢の売りも散見されたが、まだ上値を残している感触。

18:37現在


2009.5.1

とうもろこし
30日のシカゴ相場は、コーンベルト東部の降雨による作付遅れ懸念から続伸。この日発表された週間輸出成約高は122万トンと予想上限に近い高水準であった。また、今週の天候や週末の予報などから、来週4日引け後に発表される作付進捗率が、30%に届かず平年の58%から大きく見劣りする観測があること、大豆が南米の減産を受け需給タイトに拍車が掛かっていることなど買い材料が揃った。

東京は概ね制限高で引けた。シカゴ相場に上値余地が高まったことで、新型インフルエンザによる安値を売り込んだ向きなどの買戻し圧力も強く、内部要因による上昇の側面も。また、期近を商社と思しき買いが間断なく出ていることも相場を引き締めた。



続きは明日の「週刊版」にて更新します。

15:36現在