担ぎねぶた

-月刊-
6月号
(Web版)

発行:事務局広報部

   「なんかいつもと違う?今年の製作

5月に入り、新たな製作小屋への引っ越しなど、製作に入るまでにいろいろなことがあったが、5月14日頃から本格的に製作が開始となり1ヶ月が経過しました。例年であれば、まだ今頃は配線作業に入るか入らないかという所ですが、今年は製作ペースが速く、末日にはもう紙貼り作業に入ろうかという所まで進んだ。当初の製作スケジュールより2週間遅れていた訳だが、今年はその遅れた2週間を穴埋めできる位に快調に作業は進んでいる。しかも、今年は一人担ぎねぶたを泣く泣く一台に減らし、前倒しで製作していた面や手などの各パーツを小屋の間口の関係から本体自体を縮小化せざるをえなくなり、小屋に入ってから作り直したにも関わらず、この製作ペースなのだから自分たちでも驚きです。
 その他に、作業環境も関係しているかもしれない。やはり畳があるというのはいいかも知れない。まぁ、3畳程のスペースしか設けていないが、ゆっくりとくつろぎながら作業が出来る。水道、トイレなど水回りも今までになく充実しているし、また料理までは出来ないが、ガス台まで完備している。小屋自体は昨年よりかなり小さくなったが、それを補って尚おつりが来る位の作業環境で会員もゆとりを持って製作作業に打ち込めているのかなと思う。
 これから紙貼り作業、書割、色付けとまだまだやることがたくさんあるが、このペースを維持で出来ればと思いながら製作作業中盤戦に突入して行きたいと思う。
【記: 小笠原広昌】

『今年の担ぎねぶたの部品を作る』
 3月末日現在、2回の部品製作会を開催。今回の題材「め組の喧嘩」ではさほど製作部品の種類がないのだが、本体の面と両手、一人担ぎの面と両手がメインの製作部品だ。毎回のことなのだが、手に持たせる持物が少ない気がするのは私だけなのか?と、たまにふと思う。
この時期、やはり針金に触るのは久しぶりなので、みんなあーだ、こーだと、格闘しながら針金の感触を確かめながら部品を作っている。でも、1時間、2時間と経つうちに感覚や感触を思い出してきたのか、だんだんとペースが上がってゆき、手と口が達者になってゆく。時には口の方が動くほどだ。黙々と部品を作るよりも、楽しく製作したほうがペースはやや落ちるかもしれないが、そのほうが私は良いと思う。こんな感じで8月まで担ぎねぶた製作が続いて行けばいいなとつくづく思う。

 今現在、製作小屋がまだ決まっていないので部品を製作しても置く所がなく、荒川市民センターや各自で持ち帰っているが、ちょっとハラハラしながら今後部品製作を続けてゆくことになるが、今年もいろいろ苦労をしながら楽しく乗り切ることが出来ればと思います。後、何回か部品製作会が開催されるが、どの位まで完成させられるかな?
【記:小笠原広昌】
『囃子講習会に変化あり』
 もう各ねぶたの団体では囃子の練習が開催されていると思われるのだが、当会も囃子の練習をすでに開始している。今年から荒川市民センターの周辺近隣の人達への騒音対策として、開始15分、終了15分と合計30分の間しか太鼓練習が出来なくなり、なんとなく笛と手振り鉦がメインの練習会となっている感じです。それでも当会に来ている人たちは意外と太鼓叩きが少なく、笛や手振り鉦を練習している人達が割合を占めているので、なんとかそれでも持っているかな?といった感じです。それにしても、3つ一緒に音を奏でないとなんか雰囲気が出ないというか、リズムが取りづらく、物足りない感じです。そんな時は別に囃子連合会の囃子練習会に行けば共通囃子を練習するのでちょっと違うが、問題なく思う存分太鼓を叩けるし、3つ一緒に合わせることができることは出来るのですが…
 これから年末まで長く練習をして行くわけですので、いろいろあると思うけど練習会に来る人を増やしながら、技術上達を目指しながら頑張って行ければなと思います。
【記:小笠原広昌】
「骨組み作業」 「配線作業」

『青森ねぶた祭合同運行に向けて
                          〜囃子講習会参加者大募集!〜』

祭本番まで1ヶ月半になりました。当会では年明け早々から「ねぶた囃子講習会」を開催していますが、このところ参加者も固定化し、初心者参加も少なく、講習会というよりも会員の練習会のような雰囲気です。7月の「ねぶた囃子講習会」は、通常の荒川市民センターの2階調理実習室ではなく、同センターの1階多目的ホールでの開催となります。普段は付近の方々に迷惑を掛けないよう、太鼓の音を気にしながらの講習でしたが、7月の講習会だけは、思う存分太鼓を叩くことができます。
 1人でも多くの方の参加をお待ちしております!
記:高谷俊幸】
  ・6月21日(土)午後6時から午後7時30分まで 荒川市民センター(2階:調理実習室ほか)
  ・6月29日(日)午後6時から午後7時30分まで 荒川市民センター(2階:調理実習室ほか)

  ・7月 6日(日)午後6時から午後7時30分まで 荒川市民センター(1階:多目的ホール)
 
  ・7月19日(土)午後6時から午後7時30分まで 荒川市民センター(1階:多目的ホール)
 
  ・7月26日(土)午後6時から午後7時30分まで 荒川市民センター(1階:多目的ホール)

※太鼓のバチ・笛・手振り鉦は各自で用意して下さい。お貸しする事も出来ますが、数に限りがあります。
 また、購入を希望される方は講習会参加の際、担当者まで申し出て下さい。
※会場の都合(葬祭行事等)により、講習会が急に中止になる場合もありますので、ご了承下さい

『次代を担う五人の力作が勢揃い! 
                        〜2003ミニねぶた展が開催される〜』

6月6日から12日まで、青森市安方の県観光物産館アスパムの1階ホールにおいて「2003ミニねぶた展」が開催された。
 このミニねぶた展は、市民の財産である「青森ねぶた祭」を末永く正しい形で後世に保存・伝承するため、次代を担う後継者を育成することを目的に開催され、ねぶた師より推薦された5名が制作したミニねぶたが展示されていた。展示後は、ねぶた祭開催まで、県内外より訪れる方々を歓迎するため、青森駅や青森空港などに展示される他、県外において青森市の観光PR等にも活用それるそうです。
 展示されていたミニねぶたは、幅2m×奥行き1mほどで、当会が制作している1人担ぎねぶたを多少大きくした感じで、どのミニねぶたも小さいながらも迫力があり、各々の個性が溢れる作品でした。
 私たちもミニねぶたのような1人担ぎねぶたを制作していますが、構図や色遣いなど、プロとアマの違いを感じ、今後の1人担ぎねぶた制作に向けての勉強にもなる展示会でした。
 このミニねぶた、1人担ぎねぶたとして担げそうな気が…。
【記:高谷俊幸】

「 鍾 馗 」 「源頼光 酒呑童子を討つ」
「 茨 木 」 「桃太郎 鬼退治」

「 草 薙 剣 」