担ぎねぶた

-月刊-
7月号
(Web版)

発行:事務局広報部

   『ねぶた節でいこう!〜橋幸夫さんが紙貼りに挑戦!〜』

7月2日(水)、毎年恒例のようになったRAB青森放送の取材があり、この日は夕方4時50分から放送される「生テレビ」の生中継が当会の担ぎねぶた製作所から行われた。この日は、何と!『歌手の橋幸夫さん』が製作所に来て、10人担ぎねぶたの送り(行司軍配)の紙貼りに挑戦した。
 
平日取材という事で会員集めも一苦労。会社を休んでもらったりなど、会員にも苦労をさせました。普段、製作所周辺は、ひっそりとした住宅街のはずが、番組が始まるにつれ、徐々に人が集まり、担ぎねぶたが紹介される場面「橋幸夫のねぶた節でいこう」のコーナーが始まる頃には何人もの人が集まっていた。毎年の事だが、担ぎねぶたの説明はこの私。毎回の取材だし、リハーサルもやった事だし、慣れているはずの私だが…。コーナーが始まり、背後から橋さんに「この方は、ねぶたですか?」と肩を叩かれた瞬間、みんなは笑っていたが、私は一瞬にして緊張が最高潮。更に青山英次アナウンサーと橋さんに挟まれた私はもう大変、汗だくで様々な問いに答えました。
 いよいよ、橋さんが紙貼りに挑戦、指導は当会の初代代表の鶴谷君。10人担ぎの送りである行司軍配の持ち手部分3マス分の紙貼りに挑戦。事前に紙をマスのサイズに切ってあったものの、橋さんは手先が器用のようで難しいと言いながらも、3マス全てを短時間のうちに貼り終えた。放送されたのはトータルで10分程度ではあったが、紙貼りなどを通じ、橋さんに担ぎねぶたの魅力を感じて頂けたものと思います。また、この中継により、多くの方に担ぎねぶたについても知って頂けたと思います。中継が終了し、橋さんも帰られると、あれだけ大勢いた観客は、あっという間に姿を消し、いつも通りひっそりとした住宅街に戻った。
 コーナーの最後に橋さんからサイン入りの『ねぶた節』のCDを頂きました。今では『ねぶた節』のCDを流しながら作業する事もある。さぁ、私のカラオケ十八番に『ねぶた節』もそろそろランクイン!
 
〔記:高谷俊幸〕

※肖像権の関係で、橋幸夫さんが紙貼りをしている写真は掲載できません。ご了承下さい。
「本番に向けて、最後の仕上げです」
 いよいよ、あと残すところ囃子講習会も2回となりました。6月の講習会から新たに2名の参加者が増え、幾分参加してくれる人数も増えた感があります。1人は中学3年生で太鼓を習い始めたばかりですが、さすがに若いため飲み込みも早いようです。もう1人は大学生で昨年、他の団体で太鼓と手振り鉦を習得し、当会の即戦力として期待が持てそうです。私個人の意見としては「このまま講習会に参加し続けてくれると嬉しいな。」と、思うのはわがままでしょうか?
 7月に入り、荒川市民センターの多目的ホールで太鼓2台を並べて本番さながらに、ほとんど休憩をせずに太鼓・笛・手振り鉦合同で練習を兼ねた講習会を行っています。今までの講習会は、開始15分、終了前15分とあまり長い時間、太鼓を叩けなかったのですが、市民センター周辺の方々からの苦情も覚悟で思いっきり囃子を行っています。繰り返すようですが、あと2回の講習会。1人でも多くの方が参加してくれる事を祈りつつ、本番に向けての練習に励みたいと思います。と、同時に本番の参加者も募集しております。詳しくは、事務局まで。

【本番前の講習会】    ・7月19日(土) 午後6時から午後7時30分まで  荒川市民センター(1階:多目的ホールほか)
                ・7月26日(土) 午後6時から午後7時30分まで  荒川市民センター(1階:多目的ホールほか)
『求む!担ぎねぶた協賛者  〜今年は更に厳しい!〜』
 今年は製作場所の移転などがあり、引っ越しのためのトラックレンタルや製作所の電気工事等々により予想以上の出費。会員の年会費も年間1万円から年間1口2千円に変更し、収入も減。更には、企業や個人からの協賛金も激減。会発足以来、積み立てしてきた積立金にも手を付ける始末。当会の財布は火の車です。担ぎねぶたの製作や囃子講習会に日々追われる我々は、協賛金集めも一苦労。担ぎねぶたの製作は今まで以上に順調に進み、どうにか本番には出られそう…。だが、小屋掛けの資材購入と参加者への食事提供が出来ないかも…。それでも伝統の担ぎねぶたを後世に伝え残すべく、我々は頑張ります。本番まで半月あまり、更なる協賛者を募っています。協賛して頂ける方は、当会事務局までご連絡下さい。
〔記:高谷俊幸〕
「製作は、今月も快調に進んでいます」

 もう夏という時期の入口に立っているというのに、最近はなんか天気がすっきりとしないですね。せっかくの土日は雨だったり、やませの影響なのか比較的涼しくて逆に日中は過ごしやすいような気がしている今日この頃です。
 さて、現在の製作の進捗状況ですが、すでに大型担ぎ・一人担ぎとも、書割り・ロウ書きを並行しながら作業しています。しかし、着物や刺青の模様を書くのに意外と時間がかかりそうで、この会報が発行される頃には、色付けに入ってるかな?入ってないだろうなぁ…。今回、特に一人担ぎは手間がかかりそうです。着物の模様はなんかよくわからない格子模様。刺青にいたっては雲の中に稲妻が走っているというものです。格子模様は何とかなるとして、刺青は果たして誰が書くのだろう?と、思いつつも楽しく作業しています。
 ところで、この時期になると製作作業以外にすることが徐々に増えてきます。製作とは別のところで運行に関する物事を並行して進めていかなければなりません。運行に関する各種書類の提出、食料補給に関する見積り・手配、人員の配置・配分、運行小屋の設置などなど、頭の痛い問題が山積みです。後、一ヶ月もないのですべて急ピッチで進めていかなければなりません。毎年のことながら骨が折れます…。でも、これを乗り越えてこそ、運行終了の時のあのなんとも言えない満足感と爽快感が味わえるのだから…やめられませんね。本番までもう少し。がんばるぞ!
〔記:小笠原広昌

「金魚ねぶたを作りましょう。〜荒川チャレンジクラブ編〜」

 6月29日、荒川市民センターにおいて、金魚ねぶた製作講習会が行なわれました。毎年時間があれば必ずお手伝いしていた講習会なのですが、今回はいつもと雰囲気が違いました。なんと言っても人数。この前は10人以上の元気でわんぱくな遊び盛りの小学生がたくさん来て、走り回るわ、いたずらするわ…。今回はおしとやかな小学生5人。講師の高谷さんの話をちゃんと聞いて、騒ぐことなく真剣に紙貼り作業。スムーズに行くのはいいのですが、あまりのおしとやかさに会員はたじたじでした。
 でも、それだけ集中して取り組んでくれた姿は、今まで以上のものでした。なので、終了時間5分前にみんな紙を貼り終えることが出来ました。また、掃除も手伝ってくれてとても助かりました。7月の色塗りでは、いろいろな色を塗らせるとのことなので、どんな金魚ねぶたが出来るのかとても楽しみです。
〔記:渡邊典子〕

(金魚ねぶたの製作風景)