プロローグ
水晶発振子または水晶振動子は、昔は、放送機や無線通信機に限定されて使用されていました。現在は、無線機だけでなくて全ての電機製品に使用されていると言っても過言ではありません。身近な携帯電話、パソコン、テレビ、洗濯機、掃除機などなど身の回りの全ての電気製品の制御や表示用に使用されて居るマイコンのクロック周波数の発生に水晶発振器子は使用されています。従って、自動車(普通乗用車)にもこの水晶発振子は使用されていますが、一体何個の水晶発振子が使用されているかご存知でしょうか?一説には、数十個と言われていますが、何方か正解をお教え下さい。
水晶発振子てなに?
水晶発振子は、水晶(石英)の圧電効果を用いています。水晶発振子が含まれた発振回路により精度の高い周波数を発振指せることができます。水晶発振子は、通常は電気特性は、コンデンサとして機能しますが、或る特定な周波数でのみでコイルとしての機能します。一般的な水晶発振子は、”ATカット”された水晶の小片を2枚の板または2本の線で挟んで収容容器に収容されています。 収容容器は、ベークライト、金属枠、金属箱、MT型真空ガラス管、GT真空ガラス管などなど様々な形式がありますが、最近では、モールドや超小型金属ケースに収容されている水晶発振子が多い。
(右の写真は、甲府市で購入した天然水晶、石英です。)
発振回路には、ハートレー発振回路やコルピッツ発振回路のように、トランジスタ(または真空管)、コイルとコンデンサの組合せにより発振条件が決まります。これらの回路のうち、コイルが発振の条件として必要な部分に水晶発振子を接続すると、その固有振動数の発振出力が得られる。その周波数は10-6オーダーの精度が容易に得られ、他に類を見ないものであることから、高周波における電気信号の基準として広く用いられています。
1..水晶発振子



1.2 E−3およびK−2型水晶発振子

左に示す写真は、E−2およびK−2型水晶発振子です。
左の水晶発振子は、摘み付き茶色ベークの”E-3型水晶発振子”です。周波数、製造番号共に不明です。135.21Ω、90℃に表示がある。製造会社はTEWです。
外形寸法は、縦;75mmx横;38mmx高さ;15mmです。
中央の水晶発振子は、摘み付き茶色ベークの”K-2型水晶発振子”で、周波数は100KC、NO.26415、製造年月日は、27−10です。製造会社はTEWです
外形寸法は、縦;70mmx横;36mmx高さ;18mmです。
右の水晶発振子は、摘み付き茶色ベークの”K-2型水晶発振子”で周波数は80KC、NO.E6490、製造年月日は、43−6です。製造会社はKSHです。
外形寸法は、縦;70mmx横;36mmx高さ;18mmです。
1.3 海軍型水晶発振子
左に示す写真は、”海軍型水晶発振子”です。
黒ベークの枠に、上下にアルミ板または、下部にベーク板で箱形を形成しており、上部のアルミ板には接触端子が2本付けてある。摘みのは、周波数表示がしてあります。
因みに、
左の水晶発振子の周波数;464KC
中央の水晶発振子の周波数;464KC
右の水晶発振子の周波数;500KC
です。
外形寸法は、縦;60mmx横;33mmx高さ;22mmです。
中央の水晶発振子には、第60838號、丸に”明”、昭和13年9月の銘板が貼ってある。
1.4 三號型水晶発振子


左に示す写真は、”三號型水晶発振子”です。
”三号型水晶片”の名称があります。黒ベークのほぼ四角なケースにモールドされています。両サイドにクローム・メッキの凹型の端子が埋め込まれています。周波数は、5000Kc、製造番号が424092、製造年月日は、昭和20年6月です。
緑色の紙ケースには、三号型水晶片、菱形の中にMEW、古賀Rカット式水晶振動子、株式会社 明電舎の印刷があります。
本体の表面には、下記の鋳型文字があり、手書き文字の記入がある。
三號型水晶片
KC;5000
NO;424094
DAT;20,6
公稱温度係数
±2/1,000,000以内
上記右の写真に示すように、”三號型水晶片”本体の裏面には、下記の鋳型文字がある。
取 扱 注 意
1.匣ヲ濫リニ
開カヌコト
2.發振不良ノ
時ハ机上ニ
軽打スルコト
MEW
外形寸法は、縦;33mmx横;37mmx高さ;15mmです。
病院で医師が患者の胸部や背中を手の掌と指で軽く叩く、所謂打診法(正式な名前かどうかは門外漢で分からない)、真空管時代のラジオがピーピー、ガーガー変梃な音を出すときに、ラジオの箱をを両手でパーン、パーンと叩いたことはありませんか? これが又不思議で時には、雑音が消えるときがありました。精密であるべき水晶発振子にも”机上ヘノ軽叩法”が有効であるとは識りませんでした。


左右の写真は、NEC(日本電気株式会社)の
”三號型素水晶片”です。上述のMEW(株式会社 明電社)と同じ”三號型水晶片”ですが、、背面の”取扱注意の机上での軽打法”の鋳型文字はなく、その代わりに◇の中のNECロゴと漢字で日本電気株式会社の文字が鋳込まれています。
発振周波数は1300Kcsで、昭和16年5月製造です。 元箱は付属していませんでした。
外形寸法は、MEW(株式会社明電舎”と同じく縦;33mmx横;37mmx高さ;15mmです。
註;古賀Rカット式水晶振動子に関しては、http://www.civic.ninohe.iwate.jp/100W/09/088/index.htmを参照してください。
古賀逸策(こが いっさく)、1899-1982、佐賀県田代村(現在の鳥栖市)に生まれ、電気通信分野で活躍。古賀カットと呼ばれる水晶による振動子を発明し、これを利用した無線送信装置や水晶時計の発明で有名。
経歴と業績
1899年;佐賀県田代村(現在の鳥栖市)に生まれる。
1920年7月:第五高等学校大学予科を経て、東京帝国大学工学部電気工学科に入学。鯨井恒太郎の指導のもと、水晶振動子の研究に従事。
1925年8月;東京市電気研究所(1925年設立、所長鯨井恒太郎)に技師として就職。
1926年;「分周器」という周波数を整数倍に変換する装置を発明。
1929年4月;東京工業大学(1929年に東京高等工業学校から改組)に助教授として移籍。
1930年4月30日;「水晶発振器の特性」論文により博士号を取得(東京帝国大学)。
1932年;水晶をある角度で切断することにより、温度変動が小さい水晶振動子を発明。切断法からR1カット(ATカット)板、R2板あるいは「古賀カット」 と呼ばれた。
1.5 CR型水晶発振子

左に示す写真は、”CR型水晶発振子”です。
上段の左の2つが、”CR-6/U型水晶発振子”です。1つ目は、CECOR K.C.MO製で周波数は、7200KCです。2つ目は、MID.K.C
MFG MO製で、周波数は5700KC(271)です。
外形寸法は、縦;40mmx横;20mmx高さ;10mmです。
上段の右の2つが、”CR-8/U型水晶発振子”です。1つ目は、KEYSTONE ELECTRONICS製で周波数は、4600KCです。2つ目は、KEYSTONE ELECTRONICS製で、周波数は4700KCです。
外形寸法は、縦;40mmx横;20mmx高さ;10mmです。
下段が、”CR-2B/U型水晶発振子”です。CG製で周波数は、200KCです。
外形寸法は、縦;37mmx横;28mmx高さ;10mmです。
1.6 FT−243型水晶発振子

左に示す写真は、”FT-243型水晶発振子”です。
米国製と日本製の”FT-243型水晶発振子”です。

米国製は、25KC置きにCHANNELが指定されている。手元にある”FT-243型水晶発振子”は、周波数;5675KC(CHANNEL;270)から周波数;8600KC(CHANELL;387)までの24ヶの”FT-243型水晶発振子”がある。主たる製造会社は、BLILEY ELECO, M.P CO, STAND.PIEZO、B.E. COなどです。
外形寸法は、縦;40mmx横;20mmx高さ;10mmです。
特殊な”FT-243型水晶発振子”としては、RCA製のNAVY TYPEの物があります。


RCK RECVR
CHAN. FREQ.
144.44MC
VAVY TYPE
CRV-401250-CRV
CRYSTAL FREQ.
17.493MC
NXSR-65328
MADE BY RCA
日本製の主たる製造会社は、NIHON DENPA KOGYOU CO. LTD(NDK), DAI MATSU(DMK)、DAIEI DENKI、 SANWA TUSHIN KOGYO Co.LTD, KOSYUNA SEIKI CO.LTD などがある。
外形寸法は、縦;40mmx横;20mmx高さ;10mmです。
1.7 FT−241−A型水晶発振子


左に示す写真は、”FT-241−A型水晶発振子”です。
第二j次世界大戦当時の米軍の無線通信機に使用されていた”FT−241−A型水晶発振子”です。
右の写真に示すように、水晶発振子のそれぞれに表示のCHANNEL番号は、簡単に周波数の100KC迄の3桁の数字を使用しています。
CHANNEL 273
27.3 MC

左の写真に示すように、それぞれの”FT−241−A型水晶発振子”の底面には次のような鋳型文字が見える。
SIGNAL CORPS
CRYSTAL HOLDERS
FT−241−A
WESTERN ELCTRIC NEW YORK NY
外形寸法は、縦;40mmx横;28mmx高さ;10mmです。
1.8 MT管型水晶発振子

左に示す写真は、”MT管型水晶発振子”です。
水晶発振子をボタン封止の7ピンMT管の真空内部に封止じた点接触型の水晶振動子です。
水晶振動子が金メッキされ、真空管内部に保持されているため、水晶振動子としての精密性、信頼性を感じさせる製品です。
容器が通常の真空管の真空度なのか?または不活性ガスの封入はないのか?現在調査中です。
写真の左から
| TYPE | 周波数 | 製造番号 | 製造年月日 | 製造会社 | 全長mmx最大径mmφ |
| L-5 | 4000 Hz | 4D05791 | 50-1 | Kinsekisha (KSS) | 100x17.5、7ピンMT管 |
| VM-16 | 55Kc | Y6148 | 41-6 | NIHON DEMPA | 85x18.5、7ピン・MT管 |
| L-2 | 140,000Kc | 4G4617 | 13-57 | Kinsekisha (KSS) | 65x17.5、7ピン・MT管 |
| VM-16 | 33Kc | Y6123 | 41-6 | NIHON DEMPA | 85x18、7ピン・MT管 |
| VM-16 | 15354KHz | M9512 | 45-5 | NIHON DEMPA | 55x17.5、7ピン・MT管 |
| L−38 | 45,000MHz | 6E5411 | ? | Kinsekisha (KSS) | 40x18、7ピン・MT管 |
| Kris.Bv. | 129.600Kc | 9721 | S47 | Fujistu | 70x18、7ピン・MT管 |
| FREQ-MC | 165.33Mc | 90095 | ? | T.E.W. | 55x18、7ピン・メタル管 |
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| Kinsekisha L-5 | NIHON DENPA VM-16(55Kc) |
Kinsekisha L-2 |
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| NIHON DENPA VM-16(33Kc) |
NIHON DENPA VM-16(15354KHz) |
Kinsekisha L-38 |
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| Fujistu Kris.Bv. (129.600Kc) |
T.E.W. (165.33Mc) |
1.9 ガラス容器型水晶発振子

左に示す写真は、”ガラス容器型水晶発振子”です。
水晶発振子は、通常の真空管のような”ステム構造”にマウントされて、その後円筒ガラス管容器に封入された水晶発振子です。
この”ガラス容器型水晶発振子”は、後で記載する恒温槽内部に使用されるに使用されるタイプと思う。

右の写真は、NEC、OTC-2728-Mの
内部の詳細が分かるように撮影したものです。正方形に両サイド(表裏とも)の2点接触型です。ガラス管は、円筒ではなくて矩形(19mmx14mm)です。
| TYPE | 周波数 | 製造番号 | 製造年月日 | 製造会社 | 全長mmx最大径mmφ |
| 不明品 | 60.0106KHZ | ー | ー | ー | 70x18.3、リード線付き |
| OTC-2728-M | 270KHz | Y5403 | 1968-8 | NEC | 50x19(x14)、リード線付き |
| MT-F | 10000KHz | 3981 | 7-69 | YOYO COMM. ENG. | 40x18.5、リード線付き |
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| 不明品(60.0106KHZ) | NEC OTC-2728-M | YOYO COMM. ENG. MT-F |
1.10 GT管型水晶発振子

左に示す写真は、”GT管型水晶発振子”です。
通常のGT管のオクタル・ベースを使用し、円筒ガラス管に水晶振動子を収容した”GT管型水晶発振子”です。
写真の左から,Kinsekisha FG-4, NEC OGC-2302, TTK NG-6286-612B, TTK GT-L, NDK VS-36, NDK VS-38です。
,
| TYPE | 周波数 | 製造番号 | 製造年月日 | 製造会社 | 全長mmx最大径mmφ |
| TYPE FG | 100kHz | 8816 | 33.2 | Kinsekisha | 75x325、オクタル・GT管 |
| TYPE FG | 100kHz | N1057 | 11.1960 | Kinsekisya | 75x325、オクタル・GT管 |
| FG-4 | 32.500KHz | 2L0621 | 47-12 | Kinsekisha | 85x32.5、オクタル・GT管 |
| OGC-2302 | 195KHz | D9630 | 1963-9 | NEC | 80x31.5、オクタル・GT管 |
| NG-6286-612B | ? | 2963 | 30-12 | TTK | 60x32、オクタル・GT管 |
| GT-L | 670KC | 7944 | 10-64 | TTK | 70x42.5、オクタル・円筒ガラス管 |
| VS-36 | 1304Kc | G6654 | 39-9 | NDK | 70x31.8、オクタル・GT管 |
| VS-38 | 84.0596Kc | 1LH04 | 38.11 | NDK | 87x32、オクタル・GT管 |
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| Kinsekisha FG | Kinsekisha FG | Kinsekisha FG−4 | NEC OGC-2302 | TTK NG-6286-612B |
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| TKK GT-L | NDK VS-36 | NDK VS-38 |
1.11 金属ケース型水晶発振子

最近の最も普及している金属ケース入り水晶発振子があります。パソコン、携帯電話、時計、自動車、家電製品まで幅広く使用されています。
各種の大きさの金属ケースがありますが、アマチュア無線用のトランシーバーなど使用されている金属ケース型水晶発振子は、、左の写真の左から3番目の金属ケース型水晶発振子の”HCー6/U"です。
左から2番目の金属ケース型水晶発振子は”HC-13/U”です。
1.12 HC-6U型水晶発振子

左の写真は、時田元昭氏よりの寄贈品のHC−6Ugata 水晶振動子です。
1.13 小型水晶発振子
小型水晶発振子を整理しました。 AT-49型 水晶発振子は、縦3mmx横3mmx長さ10mmです。また、Kyousera チップ型水晶発振子は、縦3.5mmx横8.5mmx長さ7.5mmです。(マッチ棒と比較してみてください。)
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WANTED |
| KDS AT-49型 水晶発振子 | Kyousera チップ型 水晶発振子 | 時計内蔵型 水晶発振子 |
2.恒温槽(推奨発振子内蔵)
水晶発振の周波数安定度を高めるために、動作温度範囲にわたって最も影響の大きい水晶発振をを恒温槽中で温度制御して、周波数を安定化をする発振器です。通常の水晶発振子を恒温槽で温度制御しています。恒温槽内部が一定の温度になるのに時間がかかるので、連続動作させて使用するのが基本となります。恒温槽の温度を一定に保つために電力が消費されるが、水晶発振子で得られる最高の周波数安定度を得ることを目的にしている。恒温槽制御回路は、サーミスタを用いて温度制御するのが一般的です。
(1) L-100形 恒温槽(60℃)
株式会社 金石舎研究所のL-100形 恒温槽(60℃)は、下の写真に示すとおりです。
主たる規格は次の通りです。
(寸法;縦 45mmx横 74mmx高さ 115mm)
周囲温度;0〜50 ℃
供給電力;6V、1.8A
製造年月日;1965ー4
製造番号;No.5B2111
通信周波数;
発信周波数;4287,000 KC
下の右写真は、L-100形 恒温槽(60℃)分解して、配置をしました。左から外側ケース(上に銘板が付いている)、内部ケースの蓋、本体(中央に見える円筒 金属筒のなかにMT型水晶発振子が挿入されていています。本体の左側に見える部品がサーマルリレーで、恒温槽内部の温度を制御します。
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(2) 型式 P-TL-A 恒温槽
金石舎研究所(KSS)のL型式 P-TL-A 恒温槽は、下の写真に示すとおりです。
主たる規格は次の通りです。
(寸法;太さ 40mmφx高さ 135mm)
型式 P-T;L-A
周波数;20 KC
電圧;ー9 V
製造番号 No.;2672
製造年月日;38.6
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(3) S 型 恒温槽
KOSTK SOKUTEIKI K.KのS 型 恒温槽は、下の写真に示すとおりです。
主たる規格は次の通りです。
(寸法;太さ 50mmφx高さ 75mm)
For;ー
Opr Freq;ー MC
Xtal Freq;217,850 KC
Heater(H-E);6V、0.85A
No,10 Date;52.3
Crystal;
KYOWA SEISAKUSYO
Thermostat;
KOSTH SOKUTEIKI K.K.
CAT No.182086
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(4) LA-77T形 水晶発振器
株式会社 金石舎研究所のLA−77T形 水晶発振器は、下の写真に示すとおりです。
主たる規格は次の通りです。
(寸法;縦 60mmx横 55mmx高さ 93mm)
周波数;45.125000Mc
恒温槽電源;100V
製造番号;5246
発信回路電源;DC 15V
製造年月日;39.8
製造番号;No.5B2111
下の右写真は、LA-77T形 水晶発振器を分解して、配置をしました。左から外側ケース(上に銘板が付いている)、本体(金属箱中に水晶発振子と回路が挿入されていています。本体の右側に見える部品がサーマルリレーで、手前がサミスター(円筒形)により恒温槽内部の温度を制御します。 この株式会社 金石舎研究所のLA−77T形 水晶発振器は、JA1AKZ、高橋和雄氏の寄贈品で、東芝が製造し、納入した千葉県銚子UHF100Wテレビ TWT中継装置の局部発信回路に使用されていたと言うことです。
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(5) H形 水晶恒温槽
ヤフーでH型 水晶恒温槽を入手出来ました。KINSEKISYA(金石舎)製(1ヶ)とKITAMURA K.K.製(3ヶ)のものです。UYベースのベークライトの円筒に収められています。全長が85mm、最大径が43.5mmφです。H型恒温槽は、RX(受信機)やTX(送信機)に使用されていた。

H型 水晶恒温槽の上部に恒温槽の規格が表示されたベーク鋳型文字とと銘板に刻印の文字は、次の通りです。
| 製造会社/特性 | KINSEKISYA(金石舎) | KITAMURA K.K. |
| FOR | RX | TX |
| Oper. Freq. | 153.97 Mc | 150.69 Mc |
| Xtal Freq. | 8248.33 Kc | 6278.68 Kc |
| Heater | 6V,0.75A | 6V,0.75A |
| No. | ー | 18202 |
| Date | ー | 1956ー9 |
| Note | 恒温槽温度;60℃ | DIKOベース |
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| KINSEKISYA(金石舎) H型水晶恒温槽 | KITAMURA K.K. H型水晶恒温槽 |
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| H型 水晶恒温槽の内部構造(FTー243水晶振動子内蔵) |
(6) メタル管に収容の水晶ユニット(恒温槽になっているかどうかは詳細不明で、調査中です)
BLILE? DC−9−Fは、オクタル・ベースのメタル管に収容された 1000KCSの水晶ユニットです。メタル管内に恒温槽が含まれているかどうかは、詳細が不明で目下調査中です。メタル管壁のは、”Crystal Unit、DC-9-F 1000 kcs、SerialNo. 10528、For Zenith Radio Corp、MADE BY ELILE?”の印字があります。全長は65mm、最大径が32.5mmφです。
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| BLILE? DC-9-F | BLILE? DCー9ーF |
以上