2003/08/15 ミュージックステーション観覧
■2003/08/16 (土) 彼女のhappy
Mステに行ってきました。
集合時刻に かなり余裕を持って現場に着くと、各アーティストのFCから
送られてきた方々が、もう長い列を作っていた。
そしてテレビ局の方の案内で、観覧客の待機所らしき倉庫のような建物に入り
「安倍なつみさんから来ていらっしゃる方〜」
「ROMANSから来ていらっしゃる方〜」
という具合に整列させられた。
高橋克典FCから15名、元ちとせ・hiroから10名というのが、係の方の
チェックシートにマジックで黒々と書いてあった。そうなんだ。(笑)
KinKiは2列だったので多かったようだ。
そして各FCから提出されたらしい氏名と年齢が書かれた表と
各自が提示する身分証明書の照合があって、さらに それぞれに
氏名・電話番号を書かせてナンバー入りの入場許可証代わりのものが
配られた。
ほどなく案内があって番組開始20分前くらいにスタジオ入り。
同じくMステは初めてという方と「狭い〜!」の歓声をあげてしまった。
狭い家も写真に撮ると妙に奥行きが出るのと同じだろうか。(^^;)
観覧席が階段を挟んで2ブロック。
そして おなじみアーティストさんたちが番組中座る席のセット。
もうラジオ観覧の距離に全てが詰まっている。
その正面には歌のセット・・・すでにゴールドの「hiro」の文字の
入った あのセットが組んであって、一曲目なことが確定した。
その前の携帯サイトからのアーティストメールでCOLDFEETがゲストだと
紹介されていて、COLDFEETならば「LOVE IS SHOUTING OUT」を
歌うのだろうか・・と 通り一遍の想像しかできなかった私を許して。
係の方の説明は続く。
拍手の練習、CM中以外はアーティストの名前を呼ばない、私語厳禁
奇声は不可・歓声ヨロシク等々、これが実際は なかなか難しいようで。
あとはキックの歌の時のワイパーの練習などしているともう本番。
直前にタモさんと武内アナが入って紹介されると、盛り上がる客席を
タモさん、まるで「いいとも」の客をさばくように、それ以上でも
それ以下でもなく、普通に接してくれたのには少し驚いた。
番組開始。
いつのまにか左手のセットの方にはLoriさんたちがスタンバイ。
その にこやかな立ち姿、そしてピアノ席の後頭部を見るや
松本良喜さんであることを確信。
こんなことがあるんだろうかと、はるか遠いはずの方々が
揃って目の前に並んでいることに ため息。
そして階段からアーティストが順に降りてきて、その時のhiroを
見た時の衝撃、感激。
紅い花の髪飾り、揺れて光る黒の衣装、白いわき腹、脚、何より
はにかむような、こぼれるような微笑み・・・あなたがテレビで見た
ものが、今そこにあるんですから。(^^;)
角度の関係でオープニングトークのサービスぶりは見えなかったものの
一曲目のスタンバイでセットに着くや、バックを務めてくださる皆さんに
向かっての一礼で本当に楽しそうな様子が背中越しに伝わって、その時の
お茶目な仕草や、それに応えるかのようなWATUSIさんの笑顔とか、もう
この場が、この大きさに見合った「歌を聞く場」であったなら
どんなに素晴らしかっただろうと胸がきゅんとした。
そして始まったオリジナルの「愛が泣いてる」。
COLDFEETは、実はこの曲自体には何も関係していないというのに
日記からの言葉を借りれば、ただ寛子ちゃんという人のhappy
それだけのために ここにいるという愛のオーラ、HP上の約束を
果たしたかのような松本さんのノリノリの演奏、全てが まだ
回数をこなしたわけではなかった「愛が泣いてる」を これだけの
ものにして残してくれた。そうとしか思えない。
良くも悪くも そういう人である寛子ちゃんという人を強く感じた。
それを ただテレビ局の選んだカット割の中でなく、今自分の目の前で
繰り広げられる晴れやかなパフォーマンスとして感じ、聴くことの
できた幸せ。
至福の時間が過ぎ、寛子ちゃんは席へ、そしてバックの皆さんは左手の
通路の奥へ消えたのだけれど、その時の彼らの笑顔が たまらなくhappyだった。
寛子ちゃんはhappyをもらい、さらに全ての関わった人々、そして私たちに
happyを与えてくれたのだ。
その後はタモさんとトークするゲストの横、という位置にいることが多く
それは観覧としては全身が見える最高の位置ではあるけれど
要するにカメラのフレームから はずれているということで
もちろん それは目の前のモニターで どの方も自覚しているはず。
でも、すごい(^^;)のは、寛子ちゃんという人は、後ろ席で映っていても
人のトークを聞いていないかのようなフツーの無表情でいたり、完全に
カメラから外れていても話がおもしろければ実に楽しそうに笑顔を見せる
ところで、これは安倍さんの ある意味プロに徹した気構えとは対照的だった。
KinKiと並ぶように指示されて剛くんの隣に座った時だったか、30センチも
間があって、それをスタッフに 間を詰めるように言われ、気持ち動いたものの
遠慮があるのか また催促され、ついにスタッフが剛くんの足を持って
動かし・・・あろうことか(笑)その後同じように寛子ちゃんの生足(^^;)に
手を添えて動かそうとしてたのには笑っ・・いや、うらやましかった。
そして光一くんの話が長くなり、スタッフが思いっきり「スタンバイ」の
指示をカンペで出しているのを無視し続けるタモさん。
そのおかげか、「基本的に値引きしない人」の話は短かったのだけれど
>ニコニコ〜って
が、正面だったので こっちも 最高の笑顔になってしまった。
初めてのテレビ観覧の、なんと楽しいこと。
テレビでも映っていただろうけど、歌が終わって座りになってから
ずっと例によって ひざ掛けをしていて、スタッフの指示で席を移動するたびに
温泉の脱衣場でタオルで前を隠しているかのようなスタイルで動いていたのも
おもしろかった。
この件に関しては、後で、私がいつものように「どんな衣装でも
あんなものをかけているタレントは見たことが無い」と言っていたら
一緒に見た方が「逆にそこがいいんだ」と仰っていた。
「世間的な印象は どうなんだろうねえ」と言ったら
「誰もそんなとこ見てない」と言われたけど。(笑)
CM中のファンからの呼びかけには、マネージャーさんの持ってきた
水を飲んだ後は まめに反応をしていて、もちろん そういうのは
慣れた常連さんたちの独壇場なんだけど、歌が早々に終わったということも
あったのだろうか、なんだか余裕が感じられてうれしかった。
そしてKinkiの歌の時は、タモさんのようにモニターを見るのではなく
きっちり正面の生のステージ姿を見て聴いている姿が美しく
それはケミストリーの歌の時も同じだった。
その後 歌のつなぎ目で小さくアクビをかみ殺した風ではあったけど(笑)
続く元ちとせの歌には、気持ちよく体を揺らしているのが見えた。
隣になったアーティストと会話らしき会話を交わす様子は全く無く
番組エンディング。
これは それぞれに いちいち位置の指示をされてから並ぶようで
中央から立ちはじめたアーティストに続いて ここのところの指定席のように
端っこに並ぶ。
これが右だったために、この日最高に近い場所になり、決して痩せすぎ
などということのない、まさにスレンダーなウエストあたりと
完璧な脚の美しさが、芸術作品のようだった。
番組は無事終了し、客席に笑顔でバイバイをし、他の出演者とともに
武内アナに頭を下げて挨拶した後、必然的にROMANSの面々が立っている
前を通ることになるのだが、寛子ちゃんは きちんと立ち止まり
「お先にどうぞ」という仕草をした。
もちろん あちらに「いえいえ、どうぞ」と返され、身をかがめて
その前を通る姿を最後に観覧は終わった。
こういう番組の観覧というのは無縁のものだと思っていた。
遠い世界のことだと思っていた。
思いがけず あの場にいることのできた幸せを ちょっとでも おすそ分け
できた・・かな?(^^;)
■2003/08/17 (日) 思ったり返したり
金曜のMステ「愛が泣いてる」のバックに親戚の方がいてビックリ!という
メールをいただいて、こっちもビックリ!!・・するよなあ(^^;)の巻。
そういえば番組中、バックに関して何の説明もフォローもなかったので
実は放送では名前のクレジットでも入っているのかなあと思ったのだけれど
そういうこともなかった。
番組からの要請でも番組へのアピールでもなく、ただ さりげなく同じフレームに
それぞれが入って、彼女の歌を まさしくバックアップして去ったんだ。
× × ×
初めてだったので、なおさら思うのだろうけど、あの、本当に狭い空間の
出来事がカメラを通して信じられない数の人の目に触れるということが
実感できなかった。
それを寛子ちゃんも同じだと考えることはプロである あの方に非常に
失礼なんだろうけど、出演者の中でも とびぬけて丁寧に観客の声に
反応を返していたりする様子を見ていたら、本当に今自分のいる場所の空気
目に見えるもの、周囲に実在する方々というのに左右される人なのかな
という感じがした。
それは ある意味 とても普通のことで、そこがいいのだという理屈は
ニワトリとタマゴで、何が本当なのかは わからないけれど
彼女は何よりも愛に包まれていなければ ならない、愛されていてほしいと
願う気持ちが大きくなる。
もう一つ思い出したことがあって、それは歌が終わってしばらくしてから
ずっと彼女が同じ姿勢をとっていることに気付いたこと。
イスにかけているのだから、両手を脇でつっかえ棒にしたり、ひざに
置いたりするのが普通だと思うのだが、左腕をまっすぐに下ろし
右手が ずっと その左肘の内側をつかんでいる。
これがとても不自然で印象深く覚えていて、これが彼女の座る時の
癖なのかなと漠然と思っていたのだが、後で聞くと そんなことはないようで。
つまり、彼女にとって あの衣装というのは、ひざ掛けで脚を隠し
右腕を あの形にすることで露出しているお腹を隠し続けなければならない
ものであったのだ。
そんな必要の無いスタイル、細さであることは一目でわかることで
でも その あまりにも普通な羞恥心というものが、少々の痛みであり
せつなさであり、そして また彼女という人を愛していきたいという
思いにも繋がるのだと、思ったり返したり。
■2003/08/18 (月)
Mステを録画したものは、歌部分は何回か見たものの
そんなには見返そうとは思わなくて、ただ当日見た光景だけが
ふとした瞬間に断片的に脳内再生されている。
あの時は もちろん口にテープの切れ端が入ったことにも
気づかなくて、パン!と はじけ舞った瞬間、今までソロのhiroの
どのステージでも感じたことのなかった、ステージという
夢の世界に引き入れられた感が心地よかった。
テレビの中の「愛が泣いてる」と、あの時の「愛が泣いてる」は
観覧慣れしていない自分には、やはり別物として、それぞれ
「よいもの」として存在している。
そう、だから今日初めて きちんとオープニングのトークを見て
「え?」という思いは隠せない。
あの時、出演者が並ぶのを横後ろから見ていた自分には
「タモリさんのために」という声は聞こえたものの、そこに至る
短い いきさつは わからなかった。
もちろん出演者のトークというのが、目の前でスタッフが出す
入念なカンペに沿って流れているだけのものだということは
よく わかった。
だから あそこは そういうことになっていたのだろうし
テレビは映った部分だけが全てだから、あれをハロプロ選抜
セクシーユニットの長々としたトークの後に痛々しく思った方が
いて当然だし、媚びのように感じた方もいるだろうし
軽やかに ふっきったお茶目だと思った方もいるのだろう。
そこに正解なんて無くて、ただ私は数十分見続けた歌後の一連の様子
からして、もう あれは「がんばっていた」のだとしか思えない。
では、なぜ彼女は がんばったのか。
それは すでに結果が出ている状態の10枚目のシングルが
彼女にとって正しかったのだと、自らけじめをつける日であったから。
松本さんのHPの掲示板で、松本さんとWATUSIさんが声を揃えて言う
>hiroちゃんが 嬉しそうで 楽しかった
なんてシンプルな愛に溢れているんだと感動さえした。
終わり良ければ全て良し、で すませたくはないけれど
音楽は音を楽しむものだ、で片付けたくはないけれど
やっぱり私も彼女の幸せがうれしい。