■2006/2/12(日) 寛・スペシャルイベント/東京 タワーレコード 新宿店


名古屋イベントは行けなかったものの今日は休みだったので新宿タワー
レコードのイベントまで行ってきた。
階段に整理券の番号順に並んだ後にイベントスペースに入場。
ここでアンケート用紙なるものが配られ回収されたのだが結局使われず。
っていうか使う予定など無かったと思うのだが・・有効活用してください。(笑)

場所に対して かなり多めの整理券を配布したようで電車通勤をしていない
私には久々のすし詰め体験だったのだが、それもこれもアルバムを買って
彼女を見たいという人が多いのだと思えば苦にもならず。
仕切りの外側にも整理券を持たない方々が遠巻きに見ていたのだが
最終的には現場で買えばサイン入りカードカレンダーは渡してもらえると
いう話になっていたので、今後 この手のイベントでも「とりあえず」
行ってみればなんとかなるのかもしれない。

けっこうな時間をかけて観覧スペースに人が入るとavexの方らしい
仕切り担当の方が登場しての諸注意などあり、奥通路からご本人が登場。
髪は後れ毛を残した ゆるいアップでジーンズに暖かそうなムレそうな(笑)
ブーツ、トップは私服と衣装の垣根を越えた きれいな真っ白なブラウスの
重ね着で、いつものことながら美しい鎖骨と胸元を強調するデザイン。
そそくさと話が始まり、ベスト盤にまつわる定番の質問を本人も
「あちこちで言ってるんですけど」と言うように あちこちと同じように
答えていた。
従ってポイントは昨年秋のフランス旅行だけれど、この時いつものように
「本当はオリジナルアルバムの予定だったんですけどー」と言った時の
口調の強さとavex仕切り担当さんに向けた視線から本当に ここで
アルバムが入れ替わったんだなと実感。
だからいつかの雑誌の「アルバムのための新曲たちとシングルが
一枚のアルバムとしてなじまない」というのは後付けの説明なのかなと
思ったりした。

そんな軽いやり取りがあっただけで今日はサプライズが・・という
話になり、思いがけず歌ってくれることになった。
狭い場所だから踊れない=新曲「ヒーロー☆」は歌えないという理屈で
曲はアコースティックギターをわざわざ生で入れての
「Send My Love for you」だった。
少しも不安なところの無い、堂々たる歌いっぷり。
後半になっての力強い表現。自信と愛があふれている。

聴きながら、心のどこかで思っていた。
ベスト盤のイベントなら何を歌ってもよかったはずで、たとえば場所の
狭さを考えてもカラオケで歌えて会場を盛り上げることのできる曲が
いくつもある。
でも「Send My Love for you」だった。
彼女は「Send My Love for you」を歌いたかったのだ。
クリスマスイベント、この場所と積み重ねていくことで何かのために
伝えておきたい歌。
これが意味の無い妄想でもいい。
それは歌い手であり表現をする人であるhiroという人の勝利なのだから。


そして歌が終わると もう一つのサプライズはサインの入ったカレンダー
カードを手渡ししますという話で、その時の彼女からのメッセージは
少々おざなり・・というのが前日の名古屋での この件のメッセージを
お聞きした感触。
まあ誰であっても最初の言葉の重さというのはあるのだろう。
仕切り係の方が取材がどうこう言った気がするのだが、この後 あれよあれよと
いう展開で寛子ちゃんは引っ込み、客は後ろにさげられてカメラのための
スペースが作られる。
「clover」のHMV同様 客のためのイベントというより こういう宣伝の場と
いう覚悟はあったけれど、いやまさしく取材の場を設けるためのイベント。
係の方が、取材で取り上げてもらうことで さらに売り上げ云々と
正直なしゃべりをしていたのが印象的だった。

まず小さなステージからこちらに向いてカメラが並び、呼び入れられた
hiroのバックに客、という構図で何回も写真撮影。
「イエーイ」も なかなかまとまらず、にこやかにーだとか盛り上がるよう
要請があったのだが果たしてどうなってますか・・・。
「そんな年じゃないよね。」という寛子ちゃんのフォローがズキンと響く。(笑)

その後は囲み取材だとかでよく見かける女性レポーターさんたちがマイクを
向ける。撮影はTBSやらテレビ朝日やらのカメラ。
生声しか聞こえないのをダンボ耳で聞いてみたが今ひとつ はっきりせず
よくある普通のやりとりと これまでのプロモーションで出てきた話が続いて
いたように思う。
最後の方でバレンタインに引っ掛けていろいろ聞かれていたのだが
例のごとく今年は私がもらいたい、という つまらない方向に逃げていて
それでもレポーターが詰めていくと脇から「そろそろお時間です。」の声。
週末の芸能情報満載の折、わざわざ来ていただいて「hiroがベスト盤
出しました」くらいで何秒テレビに映るのかも際どいところなのに
この姿勢はナンニャロメと笑っていると、追い討ちをかけるように
職人的間合いで「お時間です」「ありがとうございました」パチパチ・・
いいもん見せてもらいました。

そして またまた引っ込んだ後、サイン手渡しの準備が整って呼ばれると
なんと奥から口をモグモグさせながら登場。油断してたな。(笑)
名古屋の時、手渡しが客の方向を向いていたために みんな長く見ていたくて
手渡しへ人が流れなかったそうで、その関係があるのか無いのか裏向きに
なって待機。
それでも何十センチ向こうに寛子ちゃんの うなじ(笑)があるので その場を
動きがたかったのだか、関係者に催促され移動。
同じフロアに立った彼女は意外と背が高くなくて、マネージャーさんは
さらに小柄だった。
順番が来て、それまで私は「ずっと歌い続けてください。」と言おうと思って
いたのだが、思いがけず大好きな「Send My Love for you」が聴けたことが
うれしくて「さっきの歌、最高でした!」と伝えると、ニコニコと
「ありがとう!」とお返事。
HMVの時と同じく、たぶん 皆さんに この気持ちのこもった「ありがとう」が
繰り返されたのだろう。
握手会でなく「手渡し」なのだと思い込んでいた私は受け取って去ろうとし
今日は握手を続けていた彼女は彼女で握手をするものだと手を動かしたため
一瞬、すれ違って私の右手の甲に彼女の手が触れた。
あ、と思ったが そのまま過ぎてしまい、後でみんな握手していたと聞いて
残念無念。(笑)
握手・手渡しは続いていたが、遠めに残る人垣を見ながら会場を去った。


歌を聴いてくれるみんながいるから歌う場がある。
この頃何度も聞く言葉だ。
気づくまでの紆余曲折はせつないが、痛くはない。
そんな言葉を言ってもらえるファンは やはり幸せだと思うのだ。
今日も良い歌と幸せをありがとう。