■2009年4月18日(土) HIROKO SHIMABUKURO★BIRTHDAY LIVE「歌うたい。」赤坂BLITZ
彼女の言葉を借りれば本当に「伝わる」ライブだった。
昨年暮れのクリスマスライブは行けなかったから、今回初めて彼女の
歌い手としての まともな歌のライブを体験した気がするし、今夜は彼女の
何もかもが大切で愛しく思えて、その温かい余韻は やがて自分がやっている
ことに対する疑問に変わってきてしまった。
なんだろう。この言い尽くせぬ思い。
× × ×
昼の部 夜の部を見たので話がごちゃ混ぜになっているかもしれないし
順番も自信がないので そのあたりはまたどこかでご覧になっていただく
として、一気に解決したあれこれ。
まず「ヨネトラ」の意味は、亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんの
名前 ヨネ+とらぞう=ヨネトラ。
チャンチャン。
としか言いようが無い。寛ちゃん、引っ張りすぎ。(笑)
そして手首のタトゥーはとっさに「入れようとした」という言い方を
していたので本物のタトゥーで、上下の☆二つはおじいちゃんとおばあちゃん
そして無限大マークを入れるつもりが なぜかメビウスの輪になったという
わかったような・・わからないような解説。
自分の中のけじめであり、追悼であり、誓いの意味があるようだ。
そして先日紹介された正体不明のペットはトイプードルということで
早くトリミングに行ってあげてください。(笑)
名前は「マロニー」で、その名づけのきっかけや、やや神経質なところがある
という彼女が平気でチューできるとかのエピソードを語る。まあ、ありがち。
短い命を預かること、結婚することと同じだけの責任を感じたというのが
彼女らしくて印象に残った。
あとはSPEED新曲の告知。今までにない曲ですごく踊っている・・ということで
SPEEDのリトラック、歌いなおしたアルバムが そのうちリリースされる模様。
アレンジも変わっていたりするそうで、これが先日 伊秩さんの記事にあった
「SPEEDのアルバム」の可能性が出てきた。
私ら、また買うんかい。('_`)
もう少ししたらツアーの情報も出るでしょう、ということも言っていたかな。
リトラックアルバムを引っさげてツアー?? (笑)
衣装は昼がホールドネックの黒のキャミソールにハイウエストの鮮やかな柄の
ロングスカートがくっついたドレスでグリーンの長いアクセサリー。
ちらりと見えたサンダルのヒールは高かった。
美しい背中、肩、ほんのちょっとプヨしていた二の腕。(笑)
夜はアクセサリーがもっと賑やかなものになり、ヘアスタイルは昼がウエーブを
つけて下ろしたロングにトップをアレンジした可愛らしいもので、夜はたぶん
つけ毛かもしれないが、一つにまとめて右肩に下ろしたスタイル。
キラキラ系のヘアアクセサリで これも素敵だった。
ま、とにかくビジュアル最強。可愛い。こればっか。
曲目はシングル曲が「Eternal Place」「光の中で」「Your Innocence」
ずいぶん前になるアルバムの曲が「ナミダ」「on my way」、カップリング曲が
「Days-いつかの風景」「しあわせの道」「Delicious」、あとは川江美奈子さんの
「恋」テレサテン「時の流れに身をまかせ」山口百恵「さよならの向こう側」
期せずしてドリカムの「go for it!」。
まさかの百恵曲は耳で覚えたようで、音符一つも違和感がなく、うれしかった。
そして「ないものねだり」とたぶん昨年のバースデーイベントで紹介された沖縄の曲
「心の詩〜愛するのが下手だから〜」と、幼いころの風景を自身が歌にした「道」。
昨年のオムニバスアルバム収録の「サクラ」と、ジャズ曲複数。←よくわからん。(笑)
以上 曲目は協力いただいてまとめました。ありがとう。
夜の部では最後にキャンキャンがケーキを持って登場。
素な驚き方、それでも大人らしいまとめ方、今日はMCも本当に嫌味がなくて
気持ちが良かった。
なぜかキャンキャンに挟まれるととっても小柄に見えるのも新鮮だった。
SPEEDメンバー小さすぎ。(笑)
進行表を横に置いて座って歌う場面がほとんどで、そのせいかどうかはわからないけど
とても安定した歌唱で、4人のバンドが寂しいとは感じさせないアレンジも この頃の
彼女のファルセット多用の歌い方に合っていた。
これはこれで欲が出てしまってソロリリースが無いとSPEED曲のみで歌い手としての
評価をされてしまう悔しさが頭をもたげてきたりするのだけれど。
Coco d'Or3は、リリースという形になるように頑張る、というような言い方だったので
具体的な当ては無いような印象だった。
手を変え品を変え繰り返すSPEED曲があり、彼女なりのバランスをとるのは大変かも
しれない。
× × ×
最初の話に戻る。
買ってきたブックレットの写真家の安珠さんとのやり取りや彼女のメッセージ・・
一昨年から昨年にかけて長い時間沖縄に戻っていたとかの話を読んだり、彼女自身からの
今日のMCで伝わってきた心のこもった言葉を思い返すと、私は正直 言いようの無い
自己嫌悪に陥ってしまう。
彼女はファンへの感謝の言葉を述べていたが、自分は長いファンレターと名乗りながら
結局ぐずぐず書いているだけで何ひとつ彼女の力にはなれなかった。
逆にファンの方の気分を害したり、それによって足を引っ張ってしまった。
長く待ち望んだ“ちゃんとした”ライブだった。
自分にとっては2006年のFCイベントから2年半。彼女は確かに変わっていた。
島袋寛子さんという歌い手の魅力を再確認し堪能した日、自分が感謝されるに
値しないファンであったことを思い知った。なんて皮肉なことだろう。
大好き。そして ごめんね。
■2009年4月20日(月) BIRTHDAY LIVE つづき
後から後から思い出すこと、そして いつもながら細かく突っ込んでいただいた
あれこれに、あー、そうだったそうだった・・というお話いろいろ。
教えて
手首のタトゥーの意味も「ヨネトラ」の意味も、ワンコの名前もすべて
客席からの問いかけに答えてのことだった。
ナイス声かけ職人さん。
本当はブログタイトルの解説は一番にブログでするのが正しいのだろうし
テレビに映るタトゥーについても公式に質問コメントが複数ついた時点で
どこかでサラリと答えておけばよかった。
本人も仰っていたように、引っ張りすぎたために余計な妄想憶測・・ワシか。
椅子
籐のような軽い素材らしく、夜の部のバンマス栗本修さんのフォローに
よればメキシコ製?
元々沖縄で輸入家具・アンティークの店をやっておられたお母さまが
購入して東京に運んだらしい。
いつもベッドサイドに置いてあって いろいろなモノが乗っかってる
my椅子だそうだ。ありがち。
もう一個候補にあった椅子はハイバックで視界がさえぎられるので
不採用になった模様。エマニエル夫人仕様かな。
ローソク
Candle JUNEさんのもので、目黒にて現在 展示販売会中とのこと。
セットの巨大ローソクは以前も使っていたのでお気に入りなのね。
以前のイベントでは踊らなくてもすむように置いているのかと思っ・・た。
お父さん
テレサテンの歌の紹介の時、お父さんが好きで、お母さんもカラオケで
歌う、という説明があった。
「お父さん」が真っ先に出るのは珍しいけれど、ごくたまに雑誌やブログで
名前が出るときも いつも良い思い出として、変わらぬ愛が感じられる。
いろいろな事情があるとしても、親と子、幸せな絆なのね。
そういえば今回再三出てきた祖父母さんは、どちら側の祖父母さんだろう。
昔からの親戚の関わりというならお父さん側の島袋家かなと想像するのだが
幼い頃 彼女を預かっていたと聞くとママ側のおばあちゃんかなとも思うし。
とにかく人には誰にも「おじいちゃん」「おばあちゃん」は二人ずついて
手首の☆にしてもらえなかった じいちゃんばあちゃん、チョト気の毒。
PC
パソコンのことを何度か「ピーシー」という表現で言っていた。
広い意味でネットを指しているのかもしれない。
よし、おばちゃんも これから「ピーシー」って言おうっと。
「Delicious」のあと
当日の雑記に「複数」と書いてあったけどネットで見たセットリストだと
洋楽カバーは一曲だけど?という問い合わせ。
うーん。確かに昼の部は「Delicious」で終わらなくて、もう一曲洋楽の
カバーがあったはずで、でも曲名がわからない。
聴かせがいの無い客ですまんの。
〔追記・曲名は「Alfie」だそうです〕
ハタチ
今年の誕生日は今までと少し違って、二十歳を迎えた時に感じると想像
していたことを感じた、というようなコメントがあった。
その内容を具体的には言ってなかったように思うけど、わかる気もする。
二十歳。楽しい恋が始まったばかりだったね。
グッズ
アンコールで珍しく同じスタイルで出てきたのはグッズでTシャツとか
パーカーを作らなかっただか作り忘れただったか。
傘が売れていないということで「もうすぐ梅雨だよ」とナイスなセールストーク。
恒例「かわいいでしょうー」は聞かれず、でも何か今までと違って
MCとしても十分楽しめる販促トークだった。
私が買ったのはブックレットとCDケースサイズのカレンダーで、たしかに
ページ数や作りからいって高価な商品だ。
しかし一流写真家の取り下ろしということで当然かなと納得はした。
カレンダーは普通なら大型の壁掛けサイズカレンダーにしてもいいような
クオリティの写真だったけど、それをやるとコストがかかるのだろうし。
なんにせよ素人のポラで構成したものと比べてはいけないのだね。
そういう形に見えないものをアーティストは売っているのだ。
いつか週刊誌での企画の時にきれいな写真を撮ってくださった安珠さんの
今回の作品は、金髪だったりアフロだったり中華風だったり。
しかし いろいろ凝れば凝るほど逆に独特の顔立ちが強調されてしまうのが
おもしろいところ。いねーよ!って。(笑)
そんな中でギターを背負って走る写真が好きだな。
あの笑顔。
ライブのMCでずっとずっと あの笑顔だったんだよ。
あんなに素敵な笑顔でずっといられる人だったんだ。
藤丸さん
ギターの芳野藤丸さんはSHOGUNからさらにさかのぼる今から30年以上前
山口百恵に曲を提供したり一緒に仕事をしていた。
クリスマスライブに名前があった時なつかしく思ったけど、こうやって
生で演奏を拝見できたというのは ありがたいこと。
「Delicious」
いつも以上に もったいぶっていたけど(笑)、彼女の中での位置づけが
はっきりしたような気がする。
それを ここに持ってくるのも彼女なりのファンサービスなんだろう。
いつまでも「Delicious」歌っとけば喜ぶと思われている私ら。
・・ええ、喜びます。(笑)
もちろん 当時の甘く突き抜ける歌い方はせず(できず)ファルセットが
多かった。
もう デザートは期待してね(ニヤリ) のお年頃。
サカスのおばさん
会場入り口の流れる電光掲示板がライブの告知を映していて、横を通り過ぎる
おばさん連れの一人が、もう一人に声高に説明しているのが聞こえた。
「ほら、スピードにヒロコって いるでしょう・・」
もしこうやって通りすがりの人が入ったならば、「AS TIME GOES BY」も
「Treasure」もなく、耳になじんだ曲も少ないお尻の痛いライブだったでしょう。
数年以上前に出したアルバム曲やら古いC/WやらFCイベントだけで披露して
きた曲や、もう絞りに絞ったおからのようなファンしか わからない選曲で
でもこのリリース状況で それ以上何ができるかという話で。
そのおからが・・じゃなくてファンがこの規模で席を埋め続ける限り
ずっとずっと歌い手としてのステージは続けられるということだよね。
それは決して「守り」じゃなくて「攻め」なんだと思うよ。
今後の課題
これは4/20「ホント」での本人の言葉。
イヤホンの指示やカンペを使ってでも一通りの進行、歌詞を頭にいれた上で
踊ったり動いたりが普通のライブだとすれば、あの横に置いた楽譜だか
進行表を気にした人もいて当然かもしれない。
なぜだろう。彼女が日ごろ慣れ親しんでいて、こうありたいと願うライブの
スタイルがあれだということなのか。
そしてあのスタイルだから あれだけの曲数を設定できて、あの会場で
重複客を見込んでの2回公演ができた。
それで今後のステージの可能性が広がったならいい。
広がらなかったら、その時考えてください。(^^")
× × ×
こくばん、ですね。
部活でくじけそうになって先輩に励まされている中学生になった気分です。
ありがたいことです。
今さら いじけているわけでも卑下しているわけでもなく、本当に
心から自分は何してんだという思いがあって、今も よくわからない。
彼女にとって必要なのは「こんなことしてるとファンがどんどん減っちゃうよ」
ではなくて、「ずっとずっと待っているからね」の声だから。
印象に残った彼女の言葉に「大クレーム」というのがあって、これは
去年のバースデーイベント90名限定でたくさんの落選者を出した時の話だけど
きっと動画ブログのコメント欄だけでなく、事務所へのメールとか電話とか
印象に残る大きな反響があったのだろう。
そんな中で私も数あるネットでの反応の中の一つとして「大クレーム」を
担っていた。ただそれだけ。せつない。
その結果に赤坂BLITZがあったのかどうかは定かでないけれど、これが
歌い手として去年より一歩の前進であったのなら・・というのが
気持ちの落としどころと思うしかないのかもしれない。
そしてあの日の寛子ちゃんを見ていて感じたのは、歌い続けるのに
必要なのは、周囲のスタッフや家族親戚友人の支え、そして自分自身の
心の持ちようだけではなくて、商品となった作品を買う客、チケットを買い
会場に足を運ぶ客がいること、元社長がよく仰っていた「お客さん」の意味を
リアルに理解したのかなということだった。
それをもっと早くわかってくれたなら「hiro」はもっと充実したものになったのにと
3年前、5年前、7年前の私が悔しがるけれど、人がようやく社会に出る年頃になって
なお何度目かのリセットに時間をかけていたという姿を知ると もうどうしようもない。
こうした報告はたぶん この先も繰り返すのだろうし、事実繰り返してきたし
「いつまでも待っているよ」という言葉は私は口にできないけれど、ずっと忘れないから。
忘れずにいたから。
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HIROKO SHIMABUKURO★BIRTHDAY LIVE「歌うたい。」赤坂BLITZ