KinKi Kids Dome / F concert
2003/06/01 NAGOYA DOME
■2003/06/01 (日) あらかじめ聞いた話

【KinKi Kids Dome / F concert】

二回公演の昼の部に参加する日の朝は早い。(笑)
知人たちが宿泊中のホテルで9時に待ち合わせ。
昨日 九州から急遽 新幹線に変更したPさんは、駅からタクシーをとばし
コンサート開演1分前に着席という離れ技をやってのけたらしい。

久しぶり、変わってないねと近況を報告した後は

小さい子組で薮くんが来ていたよ
おお それはそれは(喜)

などと話すうち、「で、つよちゃんは 相変わらず体力無いの?(笑)」
と軽く冗談を言うと、何やら彼女らは顔を見合わせた。
ここから「あらかじめ言っておくけど」が始まった。

私が何度かステージを見ていた頃の剛くんは、ハードスケジュールに
痛々しいほどの疲れた表情を見せる時があって、「剛、体力無いから」が
内輪の合言葉になっていたほどだった。
しかし それから何年か、昨年には「剛も大人になったよねえ」と
彼女らが感慨深い(笑)思いをするほど安定したステージを見せていたそうで
だから昨日の姿には本当に驚いた、と言う。
数年間見続けて、体調としてはワースト2だったのではないかと。
ちなみにワースト1は、実際に公演の途中で病院へ運ばれ点滴を受け
また戻ってきた公演の時だということ。
つまり昨日の剛くんというのは、きついドラマの撮影の合間の
ドーム二日間、それも昼夜公演ということで、今にも倒れそう吐きそう(^^;)
といった状態で、MCも ほとんどしゃべらなかったといっていい状態だった。
全て例のごとく光一くんがフォローどころではない、ソロステージのごとく
頑張っていたというのだ。

「今日は睡眠とってるはずだから 昨日よりは いいと思うけど・・」

そんなスリリングな話を聞いた上で、私たちはドームに向かった。

KinKiのステージを最後に見たのが いつかの大晦日の東京ドーム。
あの日、公演を終わって近くのホテルに戻り テレビのスイッチを
入れた時、まさに紅白の舞台でSPEEDが華々しく「ALL MY TRUE LOVE」を
歌っているところだった。

■2003/06/02 (月) ドーム内

F concert続き。

SPEEDを見た あの秋以降整備された周辺の駅施設は、女性であふれかえっていた。
やはりドームへ人が集まるということは、半端じゃない。
地下鉄から続く通路の両端には、チケットを求める旨を書いた札を手にした
人がたくさんいて、ほとんどが良席を求めていたりイチオシさんが近くに来る
サイドを求めていたり。
「あらっ」と不意にPさんが足早になる。
顔見知りが札を出していた。そう親しくもないけど、確実な知り合い。
挨拶するでもなく、でも両者はっきり認知できる知り合い。

ありがちだな。(;^^)

とりあえず球場内に入り、スタンドの階段を下り、少々の優越感とともに
チケットを見せアリーナに入る。
あー、なんと久しぶりに見る めくるめく金かかってんだぞーの世界。
正面ステージの両脇に、彼ら二人の個性を象徴するようにヅカ風の華麗な
階段セットとバンド用のステージが用意されている。
それぞれ一つでも十分なほどの舞台。
そして中心部へ伸びる、SPEEDで言うと「島」は、そのままスタンド前まで行き
そこに ちょっととしたステージをもう一つ設置してある。
その脇には 二人分の せり上がり、クレーン、ゴンドラ、そして場内一周できる
移動車と、とにかく どこの席の人にも必ず「見える」瞬間を作ることには
最大の努力が払ってあるのだ。

昼夜2回公演なので、開演時刻が遅れることなどないと言われ
5分前に席に着く。
そこは最前の、島へ伸びる通路脇というブロック。
正面ステージで延々と続いたMCの時 確信したのだけれど、それは
hiro学園祭の奥羽大学講堂の席からの見え方と ほとんど変わらなかった。
そして開演が近づく。

■2003/06/09 (月) 胃薬のあるステージ

「あらかじめ聞いた話」からして、いざ始まれば どうしても剛くんに
目がいくわけで、期待を裏切らず彼は帽子を ずっと目深にかぶり
動きも重い。
KinKiというのは、2人がほぼ同じ振り付けをする形になるものだから
どうしても きちんと踊る光一くんの横で明らかに手抜きダンスをする
のが気になる。
極端な言い方をすれば、小さめにステップを踏み、ひじから先だけで
振り付けをなぞる感じ。
これをPさんAさんは「体力の温存」と称し(;^^)リピーターの多い
彼らのステージは、こういうものだと進行していくらしい。
ついでに、ジャニーさんが見に来ている時は、ダンスの気合が
全然違うらしい。(;^^)(;^^)

が、そんな話も始まって何曲かのうちだけ。
ちょっとしたMCが始まり、キミはすごいね、ボクはエンジンかかるまで
時間がかかるのよ、みたいな話から、徐々に口は滑らかになり
前日は「空気を入れて置いてあるだけの剛くん人形」状態だったというのが
嘘のようだ。
ステージ上になぜ胃薬が常備されているのかは知らんが(笑)そのあたり
ネタにしつつ、解散説やらを逆手にとって、ファンのツボを刺激してみたり
さすがに何年か前とは違い、こんな通りすがりに近い客も飽きさせない。

■2003/06/20 (金) 二人の仲

記憶も薄れかけたことだし、ここで何歌った、あれをやったと言っても
興味のある方は少ないだろうし、第一、私自身が、テレビで耳にするシングル
ヒットしか知らないのだから、書きようがない。
そんな中で思い出したあれこれ。

まず印象的だったのは、ドームという大人数の客が前提であるのに、決して
シングル中心のヒットパレード的構成ではなかったこと。
客が多ければ多いほど「薄い」客の割合が増えると思われるのに、きっちり
ディープなファンの喜ぶ内容を盛り込んでいる。
これはきっとKinKiというのが、何年間に渡り、いかにたくさんのリピーターを
抱えているかということで、それでいて私のように薄い客を飽きさせない
特にMC部分での演出が実に手慣れていた。
もちろん私の右側は明らかにジュニア目当てで、光一の話が長くなると
不満をもらしたりしていたけれど、まあこれは どんなステージをやろうと
不満なんだろうから。

それで、そのMCで すごく力を入れていたのが、二人は仲いいんじゃい〜系の
演出で、最初の方で光一の方が何度もネタにしていて、それをファンが喜ぶのを
見ると、妙なお約束ネタだなあ、とか思っちゃったりして。
そういえばツアー開始を伝えたテレビでも そのあたりを何か言っていた記憶が
あるし、最終的に剛の方が唐突というか、「言わなアカン」必須事項にでも
なっているかのように「解散とかいう噂もあるそうですが・・」という
話をしていて、そこらあたりが何年かぶりに見た中での大きな変化であり
時間の経過なのだろうと思った。

「心に夢を君には愛を」も もちろん歌っていて、振り付けのココはハートを
描いているんだという話をして、覚えにくいタイトルやな〜とか
ネタにしつつ、それでも歌前にはビシッと決めているあたり、お上手。
KinKiシングルに大きく二つある柱の一方、「フラワー」の系統の曲で
その時点で括られちゃうあたり、後発なだけにインパクトは弱くなって
しまうのだけれど、長くやっている中では必要だろう無難ないい感じ。

そんなこんなでKinKiの話は締めるとして、ジュニアで参加していた
薮くんと八乙女くんは、かつてKinKiがSMAPコンサートで果たしていた
役割を担っているようで、出番も多く、とても可愛いかった。
中2とはいえ見た目があれな薮くんが懸命に手足大きく動かして
きびきび踊っている姿は まさしく私のストライクゾーンで(;^^)
顔がどんなに中川家兄になっていこうと、そっと遠くから見守りたいなと
思った次第。
そして その薮くんも、後半さすがにダレてきたのか、ライトが
薄くなったあたりで、抜いた踊りをしていて、そこに光一くんが
ライトに包まれ近づいて目線を合わせるや、突如生き返ったような
笑顔でビシビシと踊る姿もご愛嬌でした。

僕は今、何のために何をあきらめて何をしているかという葛藤には
まだ ほど遠い「ただ うれしい」感じは見ていて気が楽。