橋の上からセーヌ河を望む

ロンドン・パリ周遊(7日目)




マルシェ探し

パリ最後の朝...朝食を終えてホテルをチェックアウト...。
午後4時過ぎのピックアップ時間まで半日余りの自由時間がある為、ホテルに荷物を預けて街へ出た。
この日、一番の課題は昨日下見済みの三越でお土産の最終調達をする事だったのだけれど、デパートが開くまでには少し時間があったので、サンジェルマン・デ・プレ界隈ビュシの朝市を探してみようと、メトロを乗り継ぎオデオン駅からサンジェルマン・デ・プレ駅方向へ歩く...。

地図によれば、この右手、サンジェルマン・デ・プレ教会の手前に目指すビュシ通りがある筈なんだけど...市らしきものを探せないまま教会へ到着してしまい、せっかくなので先に教会を見学してから 今度は1本裏通りをオデオン方向に歩くと、どうやらココっぽいかなぁ?と言う通りの路上に陳列台を出し、果物が並べられているお店を発見!

ビュッシの八百屋さん店先には いちじくやイチゴ、桃、プルーン等、新鮮で美味しそうな果物が色とりどりに並び、なかなか良い感じではありながら、お店はこれ一軒のみで朝市と言うにはいささか寂しい感じだ。
でも、近辺に市が出そうな気配の通りは他にないし、う〜む...
かぞのび家一同頭を捻った結果、他のお店はバカンスシーズンで休んでいるのでは?との結論に達したのだけれど、それを誰かに確認出来るフランス語力のある人間が家族の中にはいない訳で(~_~;)、真相は???

とりあえず、ない物はしょうがないので 次は通りの反対側にあるマルシェ・サンジェルマンへと向う...が、ココは全ての店がクローズで明らかにお休みモードだった。
そう言えば、オデオンからの通りも もう朝も10時を過ぎると言うのに、飲食店のテラス席はまばらだし、道でも物乞いが座る脇をたまに人が通る程度でなんとなく閑散としている気がするし...これって、やっぱりバカンスのせいなんだろうか?    

シテの花市朝市はちょっと不発だったけれど、そろそろデパートも開いている頃なので最後に花市をチェックしてから買い物に向おうと、シテ島まで散歩をする事にした。
前日にバグダットでテロがあった事を後に知ったのだけれど、その事件を受けての警戒だったのか、オートバイの警官が多数出ていて ちょっと物々しい感じのセーヌ河畔に出て見つけたシテの花市は鉢植えやガーデニングピック、ハーブの種などが並べられ欲しい物も数点...。
とはいえ、検疫や荷物の制限もあるので、ぐっ!とガマンで花市を後に、乗り換えナシで7番線に乗れるようにとシャトレ駅まで出てオペラ座界隈へ向う事にした。

スリに遭遇

シャトレまでの道々、朝から随分長い距離を歩いたせいもあってカフェのテラスやアイスクリーム屋台がやたらと目に入る。
今にして思えば、この時アイスを食べてビールを飲んでお金を使いまくるべきだった(涙)のだが、その時は「オペラ通りに出てからお茶でもしよう」と言う事で意見がまとまり、そのままメトロへの階段を降りた。

シャトレ駅構内は人影もまばらでは我家3名以外に駅で見かけた客は2〜3人。
たまたま回数券が底をつき、ホテルへ帰るにもメトロを使うので もう1セット...いつも買うotto以外の人間もフランス語でちゃんと買えるかチャレンジしてみようと、指名した ゆっちっちは恥かしがってご辞退...「ど〜れどれ、そんじゃぁ、お母さんが!!」..と、ottoがポケットの財布から出した10ユーロ札を受け取り、窓口で無事カルネをGET!“へんっ!チョロイもんよっ!”

...が、どうやら家族以外にも その一部始終、そしてottoが財布をしまった場所までしっかり見ていた人間がいたようで....(汗)
盗難被害はなぜか旅行最終日が多いと後に聞かされたけれど、この時のkoro&ottoも慣れから来る油断と旅疲れで隙が出来ていたのかも知れない。
実際、人込みや電車の中では絶えずショルダーバッグのファスナーに手を添えていたkoroもこんな閑散とした駅構内ではちょっと気を抜いていたからこそ、目の前で財布から出されたお金を何の危惧もなく受け取ったのだと思う。(反省)

買ったばかりのカルネをそれぞれに配り、まずはゆっちっち、その後をotto、隣の改札をkoroが通ってホームへ向おうとしたその時...。
ここの改札機は放射状に付いた数本のバーが券を入れるとロック解除され、グルンと人一人分回って通れると言う、よく日本の遊園地の入り口等でも見かけるような物だったのだけれど、隣の改札を通ろうとバーを押すottoの後ろから20台前半くらいの長身白人のお兄ちゃんがピッタリくっついて入り、一瞬バーに挟まっていたのが見えた。
程なくバーから抜け、駅側に引き返して行った彼を見てkoroは「無賃乗車未遂かな?」と思い、ottoと共に目と目で┐(’〜‘;)┌を交わしたのだけれど...。
3歩程歩いた所で、ottoがハタ!と気付き、ポケットに手を入れて「財布がないっ!」あっちゃ〜(~_~;)

盗られたのは小出し用の財布だったので、被害は100ユーロにも満たない金額。
ホテルチェックアウト後の為、ottoが全員分まとめて持ち歩いていたパスポートや航空券、全財産とカード等の入ったメインの財布はメッシュのポーチでお腹に巻いていた為、無事だったとは言え、やっぱりショックだ。
でも、まぁ、すぐに気付いて咄嗟に咎めたりすれば100ユーロの為に思わぬ暴力を受けたかもしれないし、とりあえず怪我がなくて幸い...と、少し冷静さを取り戻したところで現金の他に財布に入れていた品々の記憶を辿るotto...。
そういえば、雑多なレシートと共に昨夜の夕食分のカード領収書とホテルへ預けた荷物の引き換え券も入っていた筈!と言う事で、まずは領収書に印刷されたカードNOの悪用を防ぐ為、カード会社の現地プラザを訪ねてカード凍結願いを出す。

次に、引換券持参での荷物の盗難を防ぐべく、ツアーの販売元に連絡を取りたいのだが、連絡先メモが手元になかった為 たまたま至近だった半日観光時の集合場所、マイバスの事務所へ入って助けを求めてみた。
オプショナルツアーの取引先とは言え、他社のツアー客のトラブル対応をマイバスが出来る訳もないのだが、窓口担当者は親切にもツアー会社の担当者にTELを繋いでくれ、日本語以外の言葉を一言も話さずに用が足りた。
とても助かったので“電話代に...”とチップを差し出したが、「いいんですよ...お気を付けて...」うぅぅぅ...(嬉泣)これぞ地獄に仏....マイバスさん、その節は大変お世話になりました。m(__)m

ツアー会社側は怪我がないことを確認した上で、“日本人のハードケースは目立つし、犯人も自らスリの足が付くような事はしない筈”“この時間は既にホテルに担当者がいないので、手が打てない”“TEL等で荷物の操作をすると逆に紛失に繋がるかも?”と言う助言をくれたのだけれど、帰国を数時間後に控えた今、万が一にも荷物を持ち去られては困るので、荷物を預け直すべくメトロで一旦ホテルに戻り、街へトンボ帰り...。
ピックアップまでのひととき、ゆっくり街の空気を感じながら最後の買い物の筈だったのに、このロスタイムのせいで テラスでお茶どころか昼食も食べそびれ、ドタバタのパリ最終日となってしまいました。....ったく、スリめぇぇぇぇ!(怒)  

ピックアップと免税手続き

お土産の買出しも無事終え、ゆっちっちが前日ラファイエットでチェックしていたTシャツも買ったところで時計を見ると 早くも午後3時...。
お昼もまだだし、スーパー等まだまだ見たい店もあるけれどそろそろ時間切れと言う事で、メトロでベルシーに戻り、駅近くの店でGETしたバゲットサンドと飲み物をホテル近くのパレ・オムニスポール・ベルシー(イベントホール)周りの公園に持ち出して、鳩やスズメを傍らにピクニック気分でパリ最後の遅いランチを楽しんでからホテルに戻ったのが集合時間の10分前。
ホテルには既にピックアップの迎えが来ており、大急ぎで荷物を引き取ってワゴン車に乗り込み、別のホテルからピックアップされたご夫妻客と共に空港へ向かった。

免税申告書類40分程走ると左手にシャルル・ド・ゴール空港が見え、2つあるターミナルのうちANA便利用の今回はCDG1へ車が着けられた。
巨大ドーナツ型の空港に入って、ガイド氏の案内で まず最初に三越で買い物した際に渡された3枚綴りの免税書類&封筒と購入品、パスポート持参で免税カウンターへ並び、書類にスタンプを押してもらう。
ガイドの話によると ここで何名かに一人は抜き打ち的に購入品の提示を求められるそうで、特に、時計や貴金属、ヴィトンのバッグ等を購入した場合にはチェックが入りやすいそうだ。
とはいえ、買い物も地味な我家などは相手にされる訳もなく、ほんの数秒でスタンプが押され戻って来た書類(ピンク、グリーンの各1枚)からグリーンは控えに残してピンク1枚のみを封筒に入れ、すぐ右横にある黄色いポストに投函して無事手続き完了!
今回 免税ショッピングは予め免税分を値引販売している三越のみだったので戻り金の後日振込みもないし、手続きもあっけなくて なんだか長蛇で並んだのがバカバカしい程だったのだけれど、もし、この手続きをせずに出国してしまった場合は買い物の際に控えられたカード&パスポートNOで税金分の支払請求をされるのかしらん?

免税手続きも終わり、購入品も晴れて預け荷物に入れられるのでトランクに詰めてからチェックインを...と蓋を開けようとして、が〜〜〜ん!!!トランクの鍵はさっき盗まれた財布の中、しかも、オマヌケな事にスペアーキーは当のトランクの中でした〜〜〜(大泣)
仕方なく、残り2つのトランクに購入品をギュウギュウに詰め込んで、「私も二十数年こっちにいる間に2回盗られましたよぉ..」等とガイドに慰められつつANAカウンターに移動。
この時、ガイドが気を利かせて席のリクエストを聞いてくれたので“翼を避けた窓側から3席”でチェックイン手続きの代行をしてもらい、希望の席もGET!
ガイドとはここで別れてシースルーのエスカレーターで出国カウンターへと向かった。

出国後は、搭乗までかなり時間もあるし、残った小銭も使い切ってしまおうと免税店を覗いたけれど、空港主力はCDG2のほうなのか、世界のパリにしてはこぢんまりした感じで、お土産の追加や小銭分のおやつ等を買い込むと、店も見尽くした感だったので少し早めに待合室に移動し、飛行機を眺めつつ搭乗を待つ事にした。


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最終加筆2003.10.31


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