あかねこ計算スキルは、向山型算数の実践に欠かせないアイテムです。また、非常に優れた教材です。1年生といえども、同じです。
しかし、これを使いこなすにはコツやツボ(ユースウェア)があるわけです。通常の使い方ですと、1年生にはやや難しい言い回しがあります。私は以下のように指導しました。
ご意見ください。
@ スキルの○番を開なさい。今日は○月○日です。日付を書きなさい。
A 今、日付を書きましたが、その横に、1問コース、2問コース、5問コースと書いてあります。問題が全部で5番までありますが、何問やるかを自分で決めるのです。やる時間は○分です。自分でコースを選びます。
B ゆっくりとていねいにやりたい人は、1番だけをやりなさい。これは1問コースです。1つ100点です。もうちょっと速くやりたいなーという人は、1番と2番をやりなさい。2問コースです。1つ20点です。算数が超大好きだという人は、5問全部をやりなさい。5問コースです。1つ10点です。
C どのコースでも100点は100点。同じ100点です。水泳やかけっこと同じように、計算だって遅い人もいれば速い人もいます。計算だっておなじです。どのコースでも、100点なら同じなんですよ。コースを選んだら、点数を書くところにレ印をつけます。
D ちょっと聞いてみようかな。1問コースを選んだ人?2問コース?5問コース?
E 時間が余ったら、100点かどうかを見直ししていなさい。早く終わったらやってみようの問題には手をつけません。○分間です。用意。始め。
F 時間です。赤鉛筆に持ち替えなさい。5番から答えを言っていきます。○つけをしなさい。(5番から3番までは淀みなく、言っていく)
答えを言っていくとき、○は閉じた○を書くように言う。
G 2問コースの人、お待たせしました。100点だといいですね。2番……。(先ほどよりスピードを落とす)
H 1問コースの人、お待ち遠様。100点だといいなー。1番……。(もっとスピードを落とす)
I 点数を書きなさい。自分が何点か分からない人は、スキルをもってらっしゃい。
J ちょっと聞いてみようかな。100点だった人。(挙手)よかったね。おめでとう。
K さらに○分間、時間をとります。やってない問題全部、早く終わったらやってみよう問題も入れて、全部やってごらん。今度は鉛筆の先から煙がでるくらいのフルスピードでやりなさい。用意!始め!
L (時間半分手前で)できた人は、答えを見てていねいに丸付けをしなさい。まだやってる人で、どうしてもわからない、という問題は、答えを写してもいいですよ。
M (丸付けが終わった子が増えてきたら)丸付け終わった人は、合っていた番号にシールを貼りなさい。計算途中の人もここで止めて答え合わせをしなさい。
N シールを貼り終わった人から算数を終わりにします。
間違っていた問題や手をつけてない問題は、「家でやってきてもいいですよ。」と告げる。宿題にはしない。学期末に、「シールの貼っていない問題を復習しなさい。」と時間をとればよいからだ。
もし、家でやってきた子がいれば、「○○くん、やってきたのー。すごいなー。みんな見てごらん、○○ちゃんのスキル。」とほめます。
同じことを繰り返していくと、家でやってくる子が増えてきます。