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 赤ねこ計算スキルのユースウェア(4月初めのスキル指導)

TOSS旭川フォルジェ・高橋一行

正しく赤ねこ計算スキルを使うだけで、テストのクラス平均が10点あがります。

 赤ねこ計算スキルは、向山型算数の実践に欠かせない優れた教材ですが、正しい使い方(ユースウェア)を身につけてこそ、最大の効果を発揮します。間違った使い方では、大きな効果は期待できません。

 以下は4月初めのスキル指導の指導言です。4月初めこそ、正しいスキル指導を行いましょう。

 2問コースだって恥ずかしくない

1.スキルの○番を空けて、日付を書きなさい。

2.(単元名を読む)問題が全部で10番までありますが、これを○分でやります。

3. ゆっくり確実にやりたい人は、1番と2番だけをやる2問コースを選びなさい。1つ50点です。もうちょっと速くやりないな、という人は1番から5番までをやる5問コースを選びなさい。1つ20点。計算が得意だという人は10問全部をやる10問コースです。1つ10点。

4. どのコースでも100点は100点。同じく100点です。水泳やかけっこと同じように、計算だって遅い人も速い人もいます。選んだコースで100点をとればいいのです。コースを選んだら、点数を書くところにレ印をつけます。

5. ちょっと聞いてみようかな。2問コースを選んだ人? 5問コース? 10問コース?

 はやく終わったらやってみよう問題はやらない

6. 時間があまったら、本当に100点かどうか見直していなさい。はやく終わったらやってみよう問題には手をつけません。2分間です。用意。始め。

※ 経過した時間と残り時間を言っていきます。

 答え合わせに変化をつけて

7. 時間です。赤鉛筆に持ち替えなさい。10番から答えを言っていきます。○つけをしなさい。(10番から言っていく。)

8. 5問コースの人、お待たせしました。5番…。(読みあげる速さを落として…)

9. 2問コースの人、お待たせしました。2番…。(読みあげる速さをさらに落として)

10.  点数を書きなさい。

11.  ちょっと、聞いてみようかな。100点だった人? (挙手) うわー、すごいなー。

※ 解答時の口調はライブで体験したい。

 実力をつけるのはこれから先が大事

12. さらに2分間、時間をとります。残っている問題、はやく終わったらやってみよう問題も含めて、全部やりなさい。今度はテストではありませんから、鉛筆の先から煙が出るくらいの速さでやりなさい。用意!始め!

13. (できた子が半分くらいで)できた人は、解答を見てていねいに丸付けしなさい。計算途中の人で、どうしてもわからない、という問題があれば、そこは解答を参考にしても構いません。

14. (丸付けが終わった子が増えてきたら)丸付け終わった人は、あっていた問題の番号に赤ねこシールを貼りなさい。計算途中の人も、ここで止めて答え合わせをしなさい。

15. シールを貼り終わった人から算数を終わりにします。

 家でやってきた子をほめる

 間違っていた問題や手をつけていない問題は、「家でやってきてもいいですよ。」と告げる。宿題にはしない。学期末に「シールの貼っていない問題を復習しなさい。」と時間をとればよいからだ。もし、家でやってきた子がいれば、「○○くん、やってきたのー。すごいなー。みんな見てごらん、○○くんのスキル。」と褒める。

 同じことを繰り返していくと、家でやってくる子が増えてきます。