聚楽第 豊臣家の夢の跡

 

  豊臣秀吉の栄華の象徴・聚楽第 

 天下の半分を従えて、人臣極めた関白に任じられた豊臣秀吉は

内野に豪華絢爛な宮殿を建て後陽成天皇を聚楽第にお招きし

諸侯に忠誠誓わせ豊臣の天下を世に知らしめる

 

 豊臣秀次の悲劇の舞台・聚楽第 

 わが子を失い悲嘆にくれた秀吉は甥秀次を養子にし

聚楽第と関白を譲ったが秀頼が生まれると我が子かわいさに

秀次に謀反の疑いをかけて高野山で切腹させ妻子三十数名(人数に諸説あり)を

三条河原で処刑し聚楽第を破壊し秀次の痕跡を地上から消す 

秀吉の所業に衆人恐れをなす 豊臣の天下に暗雲が立ち込める。

 

 わずか八年の聚楽第 豊臣の栄華と悲劇を知るこの宮殿はまさしく豊臣家の夢の跡 

 今はその面影はなく

 

  

 簡単に説明すると上記の詩のようなもの通り聚楽第(じゅらくてい/じゅらくだい)は安土桃山時代に豊臣秀吉が京都に建てた関白の政庁です。甥の秀次に関白職と共に聚楽第も譲り渡しました。しかし、秀吉は嫡男秀頼が誕生すると我が子を後継者にした秀吉は秀次の存在が邪魔になり、彼を自害させ、秀次の痕跡を消すためか聚楽第を破却されました。

 聚楽第は歴史や京都に関する書籍等で紹介されることは多く、聚楽第という名前だけご存知の方も多いでしょう。しかし、聚楽第は現存せず、聚楽第の縄張り図や設計図に該当するものは未発見など聚楽第に関する史料は少なく、御殿の配置など具体的なことはほとんどわかりません。

 近年ようやく発掘調査と諸史料に基づき聚楽第の推定復元図が作成されましたが、未だに聚楽第の正確な形がわからない状況です。地元の人でもあまり知られていない聚楽第について取り上げます。

 地元の歴史遺産である聚楽第を個人的に興味を持ち調べようとしたところ、日本史の教科書ではよく載っている割には詳しい情報が少ないことに気がつき、情報もまとまったものがなく断片的に掲載されているため「聚楽第専門の書籍やHPがないなら、自分でまとめよう」と考え作成しました。

 聚楽第のおおまかな位置は京都御苑から西、二条城から北へそれぞれ約1キロほどのところにあります。 聚楽第があった地域をかつては聚楽と呼ばれていました。聚楽は西陣織で有名な西陣の南にあります。

 聚楽第の城郭の範囲は諸説ありますが、上記概略図は森島康雄「聚楽第と城下町」の「第二図 聚楽第跡考定図(『豊臣秀吉と京都/聚楽第・御土居・伏見城』編 日本史研究会 文理閣)に基づき作成しました。 

 聚楽第には外堀もありますが、構図上省略しました。

 

 

聚楽第ウォークのお知らせ

 聚楽第についてより多くの人に関心を持っていただくため、今年も当HPで紹介している箇所を中心に回る聚楽第ウォークを開催します。

 Aコースの「聚楽第行幸を歩く」では京都御苑、堀川第一橋、聚楽第跡など聚楽第行幸の推定コース歩きます。

 Bコース「聚楽第跡めぐり」は聚楽第観光案内のページで紹介している石碑や大名屋敷跡を歩きます。 

 集合場所はAコースは京都御苑中立売御門前(最寄り駅 京都市営地下鉄今出川駅)、Bコースはハローワーク西陣前(最寄バス停 大宮中立売)を予定しています。

 参加費は両コースともに1人500円です。

 開催のご希望があれば随時開催いたします。開催日は土日祝になります。

 参加者が1名以上確約した場合に随時開催し、日時が決まった時点でHP上に告知します。参加を希望される方はできれば開催希望日の2週間前までにメールでご連絡ください。お互いの日程調整し、開催日時を決定します。

 小学生以下のお子様のみのご参加はご遠慮願います。必ず大人の同伴者と一緒にご参加下さい。

 

目次

 

内容 説明
更新履歴  更新履歴です。
聚楽第について  聚楽第についてのページです。初めて聚楽第のページを御覧になる方はこのページから御覧になることをおすすめします。
聚楽第観光案内  聚楽第の地元の石碑と遺構の観光案内です。
城下町の大名屋敷地図  聚楽第城下町に屋敷を構えていた大名の屋敷の配置をわかる範囲でまとめてみました。
聚楽第にまつわる地名  聚楽第にまつわる地名の紹介です。
聚楽第城下町の町地・聚楽町  聚楽第城下町の町地の聚楽町に関する内容です。
聚楽第があった頃は中立売にあった戻橋  聚楽第があった頃の戻橋の位置を考える内容です。
「聚楽第」の名称  聚楽第・聚楽亭・聚楽城など表記が分かれる「聚楽第」の名称を考えます。
聚楽第の二代目主・豊臣秀次  聚楽第の二代目の主・豊臣秀次の生涯を振り返ります
聚楽第にまつわる人々  聚楽第にまつわる人々の紹介です。
聚楽第関連年表  聚楽第を中心にした年表です
本当に実在したの?絵画史料に描かれているような聚楽第天守  絵画史料に描かれているような天守閣が聚楽第にあったのかを考えてみます。
『御所参内・聚楽第行幸図屏風』の疑問  2009年に歴史的価値がわかった『御所参内・聚楽第図屏風』の絵師がが本当に聚楽第を見たのかを考えてみました。
聚楽第の水問題  聚楽第の水問題を探ります。
聚楽第復元図を作ろう  聚楽第復元図を作ろうというページです。このHPを作るために得た情報をまとめて作成しました。
掲示板へ  道場本棟と共通の掲示板です。掲示板のご利用規定のページを読みになった上でご利用ください
資料一覧  「聚楽第・豊臣家の夢の跡」で使用した資料一覧です。

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