最終更新日:08/01/26
Kenの美術館別館:消えた名画の行方
BGMは、Bachの“Prelude in C minor”
| 消えた名画の行方 (02/11/23; 03/2/8; 03/12/7; 08/01/26追記) |
| ■糸井恵著:「消えた名画を探して」(02/4) 「125億円という史上最高値で日本人が落札したゴッホの名画「医師ガシェの肖像」はどこへ行ったのか―。米国、日本など経済大国の金の動きに翻弄される美術市場の内実と、消えた絵画の行方を追ったノンフィクション」(2001年;時事通信社刊。\1800) 非常に面白い本でした。この本により、バブル期に日本に入った絵画のうち、いくつかが現在、国内で見られることが分かりました。 以下の表は、この本と下記雑誌の情報をまとめたものです。
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画家 |
作品 |
購入者 |
購入額 |
購入年月 |
その後 |
現在 |
| ピカソ | ピエレットの婚礼 |
オートポリス社 社長 鶴巻智徳 | 74 | 1989 | 各地の美術展で公開 | 海外へ(オークション待ち) |
| ゴッホ | ひまわり![]() |
安田火災海上 | 58 ($39.9M) |
1987 | 損保ジャパン東郷青児美術館 | 海外へ巡回貸し出し後、戻っている |
| ゴッホ | 医師ガシェの肖像 |
斉藤了英 (大昭和製紙2代目社長) |
125($82.5M) | 1990.5 | 銀行の担保? | 海外へ 。 1997年、$90Mで個人所有に。なお、1990年の$82.5Mは、オークション史上最高額。(03/12/7追記) (注:ほとんど同じ構図の作品がオルセーにある) |
| ルノワール | ムーラン・ド・ラ・ギャレット |
斉藤了英 (大昭和製紙2代目社長) |
119($78.1M) | 1990.5 | 大昭和製紙?/富士銀行 | 海外へ (97年、50億円) (注:ほとんど同じ構図の作品がオルセーにある) |
| ピカソ | 軽業師と若い道化師 |
三越 | 50 | 1988 | 展示されず | 海外へ(1997)(スイス経由ギリシアの富豪へ;26億円) |
| セザンヌ | リンゴとナプキン |
安田火災海上 | 1989 | 損保ジャパン東郷青児美術館 | 展示中 | |
| セザンヌ | テーブルの上の水差しと果物 | 大手貸しビル業者 | 17 | 1989 | オリックスの担保 | 海外へ(2001) |
| ゴッホ | サン=レミ付近の石切り場 | アスカ | 17 | 1989 | 生命保険会社の担保 | ラスベガスへ(1997) |
| モネ | ヴェトュイエの庭 | レイク | 8 | 1990 | 海外へ | |
| ワイエス | レヴィン・コレクション | イトマン | 100 | 1989 | 各地の美術展で公開後、銀行の担保 | 海外へ(2000) |
| ワイエス | 「ヘルガ」シリーズ | 匿名 | $45M | 1989 | $100Mで海外へ(2005) | |
| ダリ | テトウアンの会戦 | 南學正夫 | 3 | 1987 | ミナミ美術館 | 諸橋近代美術館(磐梯) |
| ダリ | ポルト・リガドの聖母 | 南學正夫 | (9) | ミナミ美術館 | 福岡市美術館 | |
| モネ | 奇岩アバルの門 | イ・アイ・イ 高橋治則 | 島根県立美術館 | |||
| クールベ | セイ・アン・バレーの水車小屋 | イ・アイ・イ 高橋治則 | 島根県立美術館 | |||
| クールベ | 波 | イ・アイ・イ 高橋治則 | 島根県立美術館 | |||
| ボナール | アンドレ・ボナール嬢の肖像 | オートポリス社 社長 鶴巻智徳 | 千代田生命 | 愛媛県美術館 | ||
| セザンヌ | 水の反映 | 愛媛県立美術館 | ||||
| シャガール | 村の祭り | オートポリス社 社長 鶴巻智徳 | 千代田生命 | 高知県立美術館 | ||
| シニャック | サントロペの松林 | アプラズ | 宮崎県立美術館 | |||
| シャガール | アニヴェルセル(誕生日) ![]() |
23 | 1990 | アオキ | アニヴェルセル
(表参道) ギャラリーは閉鎖の模様。絵はどこへ?(06/9/11) |
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| ルノワール | ソファに横たわる若い裸婦 ![]() |
マルコー | リ・カーヴ美術館(箱根) | |||
| シャガール | アレコ | アーバン | 青森県 | |||
| モディリアニ | 髪をほどいた横たわる裸婦 |
大阪市 | 19 | 市立近代美術館(仮称)展で公開。絵葉書は市立美術館で販売。 | 大阪市 |
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