最終更新日:08/05/12

Kenの美術館 ('07.05.12)

BGMは、Bachの“Prelude in C minor”

更新(5/12)
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Lady Writing a Letter, by Vermeer
フェルメールの”手紙を書く女”(クリックすると拡大します)

目 次 

日本美術

日本美術(現代)

海外美術

その他・共通

     

気になる美術展 NEW

   

ウルビーノのヴィーナス展

気になる美術番組 NEW

   

「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち

印刷博物館

   

ひろしま美術館所蔵 フランス近代絵画名作展

30年分のコレクション

ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵 浮世絵名品展

鏑木清方の芸術展

ルノワール+ルノワール展

美の壺展


気になる美術展  (灰色は、私が既に見たか、終了したもの)
ルノワール+ルノワール展 京都国立近代 5/20-7/21
ウルビーノのヴィーナス展 国立西洋美術館 3/4-5/18
与謝蕪村 MIHO MUSEUM 3/15-6/8
モディリアーニ展 国立新美術館(国立国際美術館に巡回) 3/26-6/9
生誕100年 東山魁夷展 国立近代美術館 3/29-5/18
モーリス・ド・ヴラマンク展 損保ジャパン東郷青児美術館 4/19-6/29
芸術都市パリの100年展 東京都美術館(ひろしま,京都に巡回) 4/25-7/6
源氏物語千年紀展 京都文化博物館 4/26-6/8
クロード・モネの世界 名古屋ボストン美術館 4/26-9/28
アンカー展 美術館「えき」KYOTO 5/24-6/22
ミレイ展 NEW 北九州市美術館/Bunkamura 6/7-8/17/8/30-10/26
コロー展 国立西洋美術館(神戸市立博物館に巡回) 6/14-8/31
国宝 法隆寺金堂展 NEW 奈良国立博物館 6/14-7/21
没後40年 レオナール・フジタ展 NEW 北海道立近代美術館(全国5会場を巡回) 7/12-9/4
フェルメール展 東京都美術館 8/2-12/14

気になる美術番組(音楽番組も)

5/16(金) 22-22:25 美の壺 鶏 教育
5/18(日) 9-10 20-21 新日曜美術館 ゴーギャン NEW 教育
5/18(日) 14:10-14:55 迷宮美術館 「流水の美」(再)NEW 総合
5/19(月) 19-19:45 迷宮美術館 出張!国宝 薬師寺展 NEW BS-hi
       
    NHKの「新日曜美術館」はこちら  
    NHKの「迷宮美術館」はこちら  
    NHKの「美の壺」はこちら  
    NHKの「「探検ロマン世界遺産」」はこちら  
    NHKの「世界ふれあい街歩き」はこちら  
    テレビ東京系の「美の巨人たち」はこちら  
       
5/31(土) 21- トロヴァトーレ(ブレゲンツ音楽祭2006) BS-hi

ウルビーノのヴィーナス展
■ウルビーノのヴィーナス展:国立西洋美術館(08/03)

ウフィツィ美術館からティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」が来日。これが「目玉」だが、副題「古代からルネサンス、美の女神の系譜」にあるように、古代ギリシャ時代からのヴィーナスの図像の変遷を辿れて、楽しい美術展。

注目・好感作品:
「メディチ家のアフロディテ」(ウフィツィ美術館所蔵大理石像の石膏復元)、ティツィアーノと工房「キューピッド、犬、ウズラを伴うヴィーナス」、ローマ時代の模刻「ドイダルサスのアフロディテ」、ルカ・カンビアーゾ「海上のヴィーナスとキューピッド」(ボルゲーゼ美術館蔵)

会期:2008年3月4日〜5月18日

公式サイト:
http://www.venus2008.jp
Wikipedia:
ja.wikipedia.org/wiki/ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

国立西洋美術館、新館が工事中で、近代絵画が本館に入って、すっかり雰囲気が変わっていた。展示場所が変わるのも面白い。

イタリアの画家「パリスの審判」(16世紀)の中に描かれた女性は、マネ「草上の昼食」の中の裸体女性と同じポーズ。帰宅後の調査によると、このポーズは、ラファエロの原画によるライモンディの銅版画「パリスの審判」にある。

マネの「草上の昼食」は、この銅板画や、ティツィアーノとジョルジョーネの合作とされる「田園の奏楽」(ルーブル美術館蔵)にヒントを得ている。

「メディチ家のアフロディテ」(メディチ家のヴィーナス)

ウフィツィ美術館の特別室(トリブーナ)にあった大理石像は、1802-1816の間、仏軍(ナポレオン軍)によりパリに持ち去られた。その代わりとして、カノーヴァが制作したのが「イタリアのヴィーナス」で、現在はピッティ宮殿の2階にあるパラティーナ美術館に移され、展示されている。

http://homepage2.nifty.com/kenkitagawa/sub12c.html#パラティーナ美術館
Kenの訪問記(画像あり)


「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち
■「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち:大丸ミュージアム・梅田(08/03)

PR文:「20世紀の写真史を飾る世界的な芸術家14名による作品120点を一堂にご覧いただきます」

新しい発見もあり、楽しかった。

【出品作家】
  • マン・レイ(1890〜1976):横浜美術館などで見たことあり。
  • エドワード・ウエストン(1886〜1958)
  • ウイン・バロック(1902〜1975):初認識。今回の最高の収穫。「そこに光あれ」がベスト。清里フォトアートミュージアム(www.kmopa.com/)所蔵。
  • アンセル・アダムス(1902〜1984):大好きな写真家。「ゾーンシステム」の開発者との説明があったが、確かに抜群の中間調表現。「アスペンの木」など。北海道立釧路芸術館(www.kushiro-artmu.jp/) 所蔵。
  • アービング・ペン(1917〜)
  • エルンスト・ハース(1921〜1986):素晴らしいカラー写真。「フラミンゴの飛翔」など。
  • ロバート・メイプルソープ(1946〜1989):名前は有名だし、どこかで作品を見たのだろうが、実にエロティック。www.mapplethorpe.org/index.html
  • ウイリアム・クライン(1928〜)
  • ロバート・キャパ(1913〜1954):有名な「撃たれるスペイン共和党兵士」など、横浜美術館で見ている。ピカソとフランソワーズの写真も興味深い。
  • アンドレ・ケルテス(1894〜1985)
  • ヘルムート・ニュートン(1920〜2004)
  • アンディ・ウォーホル(1928〜1987)
  • ルイス・ハイン(1874〜1940)
  • W.ユージン・スミス(1918〜1978):初認識。沖縄戦、シュバイツァー、水俣病を撮影。

会期:2月27日〜3月17日


ひろしま美術館所蔵 フランス近代絵画名作展
■ひろしま美術館所蔵 フランス近代絵画名作展:美術館「えき」KYOTO('08/3)

05年に訪問して大好きになった美術館から、代表的な作品が近くに来た。

好感作品:
クールベ「雪の中の鹿のたたかい」、モネ「セーヌ河の朝」、マネ「灰色の羽根帽子の婦人」(パステル画)、 セザンヌ「坐る農夫」「曲がった木」、ゴッホ「
ドービニーの庭」(同名同構図の作品がスイス個人蔵とあったが、スイスのバーゼル市立美術館蔵の筈)、シダネル「離れ屋」、シスレー「サン・マメス」、マチス 「赤い室内の緑衣の女」、ヴラマンク 「雪景色」、ピカソ「酒場の二人の女」「仔羊を連れたポール、画家の息子、二歳」など7枚、パスキン「緑衣の女」、キスリング「ルーマニアの女」、藤田嗣治「十字架降下」「裸婦と猫」「アッシージ」

ゆっくり見たいけれど、会場内に一つも休憩用のイスが無いのは辛い。

会期:2月22日(金)〜3月30日(日)

展示作品リスト:
http://www.hiroshima-museum.jp/kyoto

印刷博物館
■印刷博物館(08/02)

2000年に凸版印刷が設立した博物館。トッパン小石川ビルの中にある。

1階:企画展『印刷表現のユニバーサルデザイン』(2月13日〜4月19日)

ユニバーサルデザインという言葉は初耳。

【ユニバーサルデザインとは】
 ユニバーサルデザインとは、普遍的なデザイン、万人向けのデザイン、すなわち国や地域、文化や言語の違い、年齢や性差、障害の有無などを問わずに、誰でも利用することのできるデザインのこと。


パネル展示で「読みやすいのはゴシックです」とあり、各種フォントの比較があった。見やすい文字フォントや色使いは、日頃のプレゼンでも気にしていることなので、参考になった。

地下:
プロローグ展示ゾーン:大きな壁に、印刷の歴史を表す展示物(複製と実物)。面白くて、見終えるのに時間がかかった。

総合展示ゾーン:印刷に関する資料の展示。

好感・注目展示:百万塔陀羅尼経、棟方志功の版画制作ビデオ、ティセラ「日本図」、グーテンベルク「42行聖書原葉」、デューラー「黙示録」、クルムス「ターヘルアナトミア」と杉田玄白の「解体新書」、浮世絵制作ビデオ、ロバート・フック「ミクログラフィア(顕微鏡図譜)」

「印刷の家」工房:昔ながらの活字拾いの風景(懐かしい!)が見られる。

アクセス:江戸川橋駅から徒歩8分、飯田橋駅から徒歩13分、後楽園駅から徒歩10分

http://www.printing-museum.org/

ルノワール+ルノワール展
■ルノワール+ルノワール展:Bunkamuraザ・ミュージアム(08/02)

印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)と、その次男である映画監督のジャン・ルノワール(1894-1979;『大いなる幻影』)に焦点をあてた珍しい美術展。絵画作品約50点と映画の抜粋約15点が見られる。

注目絵画作品:陽光のなかの裸婦、田舎のダンス、ぶらんこ(以上、オルセー美術館)
注目映画作品:草の上の昼食(1959年)、ピクニック(1936年)、恋多き女(1956年;バーグマン主演)

参考サイト:
http://www.ntv.co.jp/renoir/

巡回:京都国立近代美術館(5/20-7/21)

30年分のコレクション
■30年分のコレクション:国立国際美術館(08/02)

国立国際美術館の開館30周年記念展。

PR文:1977年、国内外の現代美術を中心とした作品の収集・保管・展示を目的にオープンした国立国際美術館。当初は日本万国博覧会開催の際に建設された万国博美術館の建物をそのまま活用していましたが、施設の老朽化もあり、より美術鑑賞に適した立地を求めて、2004年11月に大阪の都心・中之島に新築、移転しました。
万博公園時代から通算して30年、開館当初からあるジョアン・ミロの陶壁画をはじめ、現在では絵画、版画、彫刻、写真など約5,700点もの作品を収蔵しています。
本展では、コレクションの中から約400点を選りすぐり、海外の20世紀美術はもとより、日本の現代美術の動向とその広がりを、美術館のスペースすべてを生かして展示します。30年分の充実のコレクションをどうぞご堪能ください。

現代美術にしては、入館者多数で驚き。万博公園から中之島に移転した成果と言える。

作品数が約400点と膨大で、無料の展示作品リストが11ページ。現代美術の“おさらい”をしました。

好感・注目作品:ピカソ「道化役者と子供」、マックス・エルンスト「灰色の森」、オノサト・トシノブ「二つの円」、石井茂雄「暴力シリーズ 曲芸」、小山田二郎「アダムとイブ」、タイガー立石「荒野の用心棒」、浜口陽三「14のさくらんぼ」、南桂子「少女と木」、浜田知明「少年兵哀歌(歩哨)」、ウォーホル「4フィートの花」、キキ・スミス「露の虹」、ティルマンス「フライシュヴィマー」、やなぎみわ「アクアジェンヌ イン パラダイスU」

会期:2007/12/18〜2008/02/11

ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵 浮世絵名品展
■ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵 浮世絵名品展:神戸市立博物館(08/01)

PR文:『・・・華麗な錦絵、日用品ゆえに残っていることがまれな団扇絵(うちわえ)、色鮮やかな狂歌絵本、絵師の生の息吹を感じさせる肉筆画や画稿などが皆様をお待ちしています。年始めの華やぐ季節、春信、歌麿、北斎、広重、国芳らの里帰りした名品をご鑑賞下さい。』

神戸では珍しい大雪の日に訪問したが、かなりの混雑。ギメ展ほどではなかったが・・・。

昨年、良い浮世絵展を沢山見たので、見たことのある作品多く、感動的な作品はなし。

好感・注目作品:葛飾北斎「冨嶽三十六景」から「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「山下白雨」、河鍋暁斎「写生する美人」、歌川広重「近江八景」から「比良暮雪」,「東海道五拾三次」から「原」「丸子」 ,「木曾街道六拾九次」から「軽井沢」「洗馬(せば)」

会期:1/12〜2/17
巡回:いわき市立美術館(4/12〜5/18)


鏑木清方の芸術展
■鏑木清方の芸術展:美術館「えき」KYOTO('08/01)

美術館「えき」KYOTO開館10周年記念・生誕130年・鎌倉市鏑木清方記念美術館10周年記念。

PR文『近代日本画を代表する巨匠の一人、鏑木清方。清方は自らの絵筆で近代日本美術の発展を支えただけでなく、文学や芸能にも的確な評論を行うなど日本の芸術文化に深く寄与し、美人画家としては、「西の松園、東の清方」といわれ、近代日本画の世界に大きな足跡を残しました。本展では、代表作の一つである「朝涼」を中心に、「曲亭馬琴」、「妖魚」など約100点を展覧し、清方の画業全般とその魅力を紹介いたします。』

鏑木清方をまとめて見るのは初めてなので、期待して行ったのだが・・・。

前半は、新聞、雑誌の挿画。これが、何故か、プラ・カバーのようなもので覆われて(?)いて、情緒がない。

後半の卓上芸術(座卓で一人ながめ楽しむものとしての絵を呼ぶ)のコーナーにあった画帖「夏の思いで」が最高。美しいスケッチ。

会期:1月2日〜27日

これまでの鏑木清方の記事(館内の検索結果)

書庫 年月 美術館名 作品
国内編#5:'02 '02/12 川村記念美術館 雑司ヶ谷深秋
国内編#6:'03 '04/01 ウッドワン美術館所蔵 近代日本の絵画名品展:京都高島屋 二人づれ
国内編#704年 '04/03 京都国立近代美術館のショップ 砧[画像付き]
  '04/04 足立美術館の魅力展:京都高島屋
  '04/12 MOA美術館 名月
       

美の壺展
■美の壺展:京都高島屋(08/01)

正式名:アート鑑賞マニュアル「NHK美の壺展」。毎週金曜に放送されているTV番組「美の壺」は、大抵録画して見ているが、時折、「永久保存」したい内容がある。

今回の美術展で取り上げられているのは、古伊万里、アールヌーボーのガラス、織部焼、友禅、唐津焼、切子、藍染め、根付、櫛、北大路魯山人の器。レトロポスターのコーナーでは、高島屋のポスターも。

ビデオコーナーでは、金魚、花火など、私の見逃したものもあり、予想以上に面白かった。

会期 2008年1月5日〜21日

巡回:横浜、名古屋、大阪


昨年の記事は、美術館書庫(国内編#10:'07)

フェルメール館  

美術館書庫(国内編#1:〜'98)

美術館書庫(国内編#2:'99)

美術館書庫(国内編#3:'00)
美術館書庫(国内編#4:'01)
美術館書庫(国内編#5:'02)
美術館書庫(国内編#6:'03)
美術館書庫(国内編#7:'04)
美術館書庫(国内編#8:'05)
美術館書庫(国内編#9:'06)
美術館書庫(国内編#10:'07)

美術館書庫(海外編)

オランダ・ベルギー・パリ美術紀行 02/10
イタリア・スペイン美術紀行 03/04
イタリア美術紀行 04/11
ローマ美術紀行 05/02
ウィーン美術紀行 05/11
ボストン・ニューヨーク美術紀行 06/10
若冲の動物綵絵
スイス美術紀行 '07/10
Kenの美術館 別館:消えた名画の行方

美術館リンク集  

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