最終更新日:09/04/11

美術館書庫(海外編)

アイルランド(07/4)を移設(09/03)

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目次

アメリカ 欧州(西欧) 欧州(中欧・東欧) アジア
東部(ボストン、NYなど)
ボストン美術館イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館フォグ美術館、ウースター美術館、メトロポリタン美術館NY近代美術館フリック美術館、グッゲンハイム美術館、アルブライト・ノックス美術館ナショナル・ギャラリ、コーコラン美術館
フランス
ルーブル美術館、オルセー美術館
ロシア
エルミタージュ美術館トレチャコフ美術館NEW
台湾
故宮博物館
ボストン・ニューヨーク美術紀行(06/10)(別館) スペイン
プラド美術館
ウィーン美術紀行'05/11(別館) シンガポール
中西部(シカゴなど)
シカゴ美術館デトロイト美術館フェニックス美術館
ドイツ
シュテーデル美術研究所、アルテ・ピナコテーク美術館(ミュンヘン)、ノイエ・ピナコテーク美術館(ミュンヘン)、シュツットガルト 州立美術館ヘルツォーグ・アントン・ウルリッヒ美術館
スイス美術紀行('07/10) (別館) 韓国
慶州国立博物館
西部(SF、LAなど)
デ・ヤング美術館、パレス・オブ・レジョン・オブ・オーナーサンフランシスコ近代美術館、冬の印象派画展ロスアンジェルス郡美術館ポール・ゲッティ美術館
イギリス
ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
   
  オランダ・ベルギー・パリ美術紀行(別館)    
  イタリア(02/05)
サン・マルコ寺院(ベニス)、サン・ヴィターレ教会(ラヴェンナ)、ドゥオモ(ピサ)、プブリコ宮殿(シェナ)ウフィッツィ美術館(フィレンツェ)、サンフランチェスコ大聖堂(アッシジ)、ポンペイ遺跡、パラティナ礼拝堂(パレルモ)、ラ・マルトナラ教会(パレルモ)
   
  イタリア・スペイン美術紀行(03/05)(別館)    
  イタリア美術紀行(04/11)(別館)    
  ローマ美術紀行 (05/02)(別館)    
  アイルランド(07/4)
アイルランド国立博物館
アイルランド国立美術館
   

アメリカ (東から西へ) USA from East to West

2006/10のボストン・NY美術館紀行は、ボストン・ニューヨーク美術紀行(06/10)(別館)

ルノワール:ブージバルの踊り Le Balli Bougival ボストン美術館 Museum of Fine Arts, Boston (89.9; 93.9; 96.3; 06/10)
 広範囲のコレクションがあり、日本美術も有名。96年に行ったときは、Winslow Homer展を見られた。ここも、曜日により夜10時まで開館は嬉しい。印象派の絵画、多い。サージェントという画家を初めて知った。99年に名古屋ボストン美術館が姉妹館として開館した。

☆ホーマー(青いボート、草原の少年達)、ルノワール(ブージバルの踊り)、モネ(睡蓮、日本娘)、マネ(Street Singer)、ミレー(種まく人)、サージェント(エドワード・ボイト家の娘たち)
ホーマー:青いボート
フェルメール:合奏 イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館 Isabella Stewart Gardner Museum (93.9, 96.3; 06/10)
 ボストン美術館のすぐ裏側。外観は小さいが、中庭のある回廊式の建物。フェルメールの「合奏」が盗まれたので有名。

☆レンブラント(自画像)、テツイアーノ(エウロペの略奪)、ベリーニ(十字架をかつぐキリスト)

 


フォグ美術館 Fogg Art Museum (93.9; 06/10)
 ボストンのハーバード大学の美術館。外観は小さいが、絵画豊富。空いているのも嬉しい。

☆カナレット(サンマルコ広場)、モネ(Charing Cross Bridge)、モロー(キメラ)

Worcester Museum ウースター美術館 Worcester Art Museum (96.3)
 この美術館、ボストン郊外の田舎の町をドライブ中に偶然見かけて見学したもの。閉館間近かだったからか、珍しい日本からの見学者だったからか、無料で入れてくれた。期待していなかったが、エルグレコ、レンブラント、ルオー、マティスなど、なかなかのコレクションで驚き。丁度、日本の浮世絵美人画展を開催中で、日本でも見られないもの(成人向け)を見られました。子供には見られないように、高いところから見下ろすように展示されていた。
モネ:サント・アドレスのテラス メトロポリタン美術館 (76.12; 88/01;89.9; 96.3; 06/10)
 NYのセントラルパーク地区。西半球で最大規模とのこと。絵画はもちろん、エジプト館の規模にも驚く。楽器や衣装のコーナーもある。どういう訳か、ここの美術館の絵画を中心に収めた本が無い。仕方なく、ポスターカタログを購入した。カフェテリアで腹ごしらえできる。

☆モネ(サント・アドレスのテラス)、ルノワール(シャルパンテエ夫人と子供たち)
ワイエス:クリスチーナの世界 NY近代美術館 Museum of Modern Art, NY (76/12;88/01;96/03; 06/10)
 教科書で見るような名画が目白押し。1988年1月に行った時、大好きなワイエスの”クリスチーナの世界”があって感激した。朝日新聞日曜版に連載された「世界名画の旅」で知った絵だが、ここにあることを忘れていたので。(2009/1 追記:新聞に掲載されたのは、文庫本「世界名画の旅6 アメリカ編」によれば、1984年11月11日。左の画像は、1988年訪問時撮影。2006年撮影画像は、
ボストン・ニューヨーク美術紀行(06/10)Revised

☆ゴッホ(星月夜)、マチス(ダンス)、ルソー(眠るジプシー女)、ピカソ(アビニオンの女たち)、シャガール(私と村)
ラ・ツール:聖母の教育 フリック美術館 Frick Collection (88.1;96.3; 06/10)
 NYのメトロポリタン美術館の近く。小さいが落ち着いた館。大好きな美術館。フェルメールが3枚もある。他に、エルグレコ、ゲインズボロも多い。

☆フェルメール(女主人と召使い)、レンブラント(自画像)、アングル(Comtesse d'Haussonville)、ラ・ツール(聖母の教育)

グッゲンハイム美術館 Guggenheim Museum ('96.3)
 NYのメトロポリタン美術館の近く。フランク・ロイド・ライト設計の円形の建物。近代美術が多い。

☆モンドリアン(コンポジション1916)、シャガール(私と村)、マネ(鏡の前)
マティス:音楽 アルブライト・ノックス美術館 ('93.9)
 トロントからレンタカーでナイアガラ観光に行きました。
そこからバッファロー市が近いことが分かり、昔、そこに良い美術館があるという本(長谷川智恵子著 美術館へ行こう)を読んだことを思い出しました。ナイアガラ滝の展望台にある公衆電話から自宅に電話し、本で美術館の名前を調べてもらい、バッファローに向けて出発。
 しかし、バッファロー市内に入っても、地図がなく、なかなか場所が分かりません。有料道路を2回も通る羽目に。GSで地図を買って道順を教えてもらい、ようやく見つけました。
 この美術館、大きな公園の一角にあり、建物は2つに分かれています。片方の質素な建物(新館)の中に、素晴らしいコレクションがありました。ゴッホ、マティス、スーラ、ゴッホ、ゴーギャンなど、驚くほどのコレクション。さらに、米国現代絵画が揃っている。中庭で、お茶を飲む。新館は、ギリシャ風の素敵な建物の中に、彫刻など。なお、入場の際に、カメラ撮影の許可申請書にサインしたら、自由に写真が撮れる。

☆マティス(音楽)、ゴッホ(古い水車小屋)、モディリアニ(召使いの少女)、ゴーギャン(黄色のキリスト)、ティソ(レセプション)
 なお、1998年に新宿伊勢丹で、この美術館展が開催された。

ゴッホとゴーギャン
ラファエロ:Small Cowper Madonna ナショナル・ギャラリ National Gallery of Art ('88.1; '95.2)
 ワシントンのスミソニアン地区にある巨大美術館。入場無料も驚き。フェルメールが3点、並んでいて、その前で模写をする人も。地下の売店も大きい。モネの日傘の婦人のパネルを買う。99年に京都、東京でNGA展が開催された。

☆フェルメール(手紙を書く女、赤い帽子の少女、秤を持つ女)、マネ(サン・ラザール駅)、レオナルド・ダ・ビンチ(Ginevra de Benci)、ラファエロ(Small Cowper Madonna)、モネ(日傘の婦人)、

 

コーコラン美術館 Corcoran Gallery of Arts ('95.2)
 ワシントンのホワイトハウス近く。閉館時間直前にタクシーで行ったが、工事中で、印象派の部屋が見られず。無念。

☆サージェント(牡蛎狩り)、トーマス・コール(夕映え)、パクストン(女中)

 

スーラ:グラン・ジャット島の日曜日の午後 シカゴ美術館 The Art Institute of Chicago ('93.9)
 この美術館、大都会シカゴにふさわしく、大規模。無料。火曜日は夜9時まで開館しているので、夕方から最終まで見学したが、到底見切れなかった。スーラやカイユボットの大作に圧倒される。モネの連作「積み藁」が5枚も並んでいる。ルノワール多し。

☆スーラ(グランド・ジャット島の日曜日の午後)、カイユボット(パリの通り=雨の日)、ルノワール(ピアノを弾く女)、モネ(睡蓮)、
 1994年に横浜美術館で、この美術館展が開催された。

 

ローランサン:母と子 デトロイト美術館 Detroit Institute of Arts ('91.10)
 日本ではあまり知られていないと思うけれど、意外に大きな美術館。丸1日、楽しめた。ムリーリョ(無原罪のお宿り)、大作。行きはタクシーで行ったが、帰りのタクシーがつかまらず、日が暮れて来る路上で途方に暮れた。自動車の街も、すっかり寂れて、都心は廃墟化していて、恐ろしかった。

☆ブリューゲル(婚礼の踊り)、ローランサン(母と子)、ゴッホ(自画像)、モネ(グラジオラス)、サージェント(Madame Paul Poirson)

 

フェニックス美術館(04/10)

アリゾナ州フェニックス市内にあるアリゾナ最大の美術館だが、意外にこぢんまりしている。アジア美術(中国・日本など)から、メキシコ、アメリカ、現代美術まで、コレクションの幅は広いが、時間の関係で、欧州美術を中心に見学。

カルロ・ドルチ「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」が目を惹く。国立西洋美術館にある「悲しみの聖母」の画家だが、生首にギョッとする。この部分を無視すれば、素敵な女性像。同じ題名、構図の英国王室所蔵作品よりも気品がある。なお、サロメの題材については、フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』に解説がある。また、「西洋絵画の主題物語T 聖書編」(美術出版社)のp.188-189には、リッピ、モロー、ティツィアーノ、オストサーネンの絵が掲載されている。

カゼンチーノ「聖母子」は、14世紀のテンペラ作品。ジオットの「マエスタ」(ウフィツィ美術館所蔵)と良く似ている。

カスタニョーラ「フラ・フィリッポ・リッピとルクレツィア・ブーティ」は、初めて遭遇する題材。名画「聖母子と天使」(ウフィツィ美術館所蔵)を描いた画家フラ・フィリッポ・リッピは、修道士でありながら修道女と駆け落ちしたことで有名だが、その彼がモデルの修道女ルクレツィア・ブーティを口説いているようだ。若き修道女も恥じらいながら求愛を受け入れている。

他に、ブルトン「夕方」、モネ「花咲くアーチ、ジヴェルニー 」、クールベ「波」、コローなど。

現代美術では、コーネリア・パーカーのインスタレーション「Mass (Colder Darker Matter)」が目を惹いた。英国の芸術家。落雷で燃えたテキサスの教会の残骸を天井から吊り下げたもの。

特別展「Printmaking in the Age of Durer, Rembrandt and Piranesi」開催中。廃墟を描いたピラネージの版画を初認識。

http://www.phxart.org/

カルロ・ドルチ「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」

カルロ・ドルチ (部分)

カゼンチーノ「聖母子」 カスタニョーラ「フラ・フィリッポ・リッピとルクレツィア・ブーティ」 コーネリア・パーカー

デ・ヤング美術館 M.H. de Young Memorial Museum ('91.4, '93.9)
 サンフランシスコ市ゴールデン・ゲート公園の中。Guide Tourに参加したら、参加者は私一人。Guideの婦人(ボランティア)から質問が次々とあって、汗をかく。米国絵画に佳品多い。

☆レンブラント(軍人の服装をしたアムステルダム市民)、ビンガム(ミズリー川のBoatmen)

パレス・オブ・レジョン・オブ・オーナー Palace of the Legion of Honor ('01/07)
Hooch:Woman with Children in an Interior サンフランシスコ市リンカーン公園の中。金門橋も見える素晴らしい眺望の丘の上にあり、雰囲気は最高。ユニオンスクエアからバス#38にて約30分、33丁目バス停下車。丘の上まで徒歩10分ほど。入館料$8だが、MUNIのパスか乗り換え券で$6になる。

中世から近代までの西欧絵画、彫刻、家具などがある。

3,4回目の訪問だが、記憶にない作品が多く、ずいぶん拡充されたように思う。セガンチーニが見当たらない。(注:現在、デ・ヤング美術館がcloseしていて、その所蔵作品も展示されているのかも知れない)

気になった作品は、

オランダ絵画:ホーホ(Woman with Children in an Interior;画風がフェルメールと似ている)、☆メツー(Woman playing the Viola da Gamba;フェルメールと似た題材)、レンブラント(Joris de Caulleryの肖像)

フランス絵画:ブーグロー(W.A.Bouguereau; The Broken Pitcher;知らない画家だが、農家の少女を描いた素晴らしい絵;タイトルは処女喪失を意味するとのこと)

館内にカフェあり。日曜午後4時から、無料オルガンコンサート。売店に、フェルメールの書籍多数。

[参考追記]ブーグロー、ウイリアム:1825-1905。フランス。新古典主義。アカデミーのローマ賞を受け、イタリアに遊学、ラファエロなどの古典を学んだ。サロンで活躍。肖像、神話などの主題をアカデミックな作風で描き、とりわけ官能の甘い香りの漂う裸婦に人気が高かった。肖像画は手堅い写実の技量を示している(西洋絵画史Who's Who)

Bouguereau:Broken Pitcher
レジョン・オブ・オーナー・カリフォルニア宮殿 California Palace of the Legion of Honor ('91.4, '96.7)
 サンフランシスコ市リンカーン公園の中。金門橋も見える素晴らしい眺望の丘の上にあり、雰囲気は最高。フランス美術が中心。珍しい画家(恐らく、セガンティーニ)のアルプス風景の絵が印象的だった。週末の夕方で、無料のオルガン・コンサートを聴く。☆レンブラント(Joris de Caulleryの肖像)

サンフランシスコ近代美術館 SF Museum of Modern Arts ('99.2)
 以前は、シビックセンターにあったが、数年前にダウンタウンに新築移転した。ミロの部屋あり。

 

シスレー:ルーブシエンヌの雪 冬の印象派画展 ('99.2) Yerba Buena Center for the Arts, SF 
 Impressionists in winter - effets de neige - という珍しい美術展。素晴らしい雪景色の絵が50枚以上も揃っていて、良く集めたものと感心した。ワシントンDCのフィリップス・コレクションでも開催されたらしい。特に、シスレーを再認識。19世紀後半は、欧州が寒い冬の時代で、パリでも雪が多かったとのこと。☆シスレー「ルーヴシェンヌの雪 (Snow at Louveciennes)」、モネ「積みわら」、「セーヌ川の日没ー冬ー」、カイユボット「屋根の景色」

ラ・トウール:煙る焔とマグラダのマリア ロスアンジェルス郡美術館 Los Angeles County Museum of Art ('94.7)
 この美術館、ロスの市内にあるが、意外に大きい。金曜夜は9時まで開館。中庭でワインを飲みながらジャズのライブを楽しめた。一番の感激は、ラ・トウールの「煙る焔とマグラダのマリア」

 

The J. Paul Museumの庭 ポール・ゲッティ美術館 The J. Paul Museum (94.7)
 ロスから車で1時間弱北のマリブという海岸線の高級住宅街にありました。
駐車場が予約できず、レンタカーで行って、タクシーに乗り換えようと思っても、田舎で掴まる筈もなく、途方に暮れていたら、GSで「近くのレストランからシャトルバスが出ている」と教えられました。美術館に電話して相談すると、教えてくれたらしいのですが、私はサンフランシスコの公衆電話から汗だくで電話したので、聞き出せませんでした。
 石油王が凝って作っただけはあります。豪華な宮殿作りの建物、ゴッホのアイリス、レンブラントの肖像画、良かったです。のんびり、テラスでサンドを食べました。入場無料。

 なお、この美術館、新しい場所(ロス近くの丘の上)に移転。インタネのサイトwww.getty.edu があり、バーチャルツアーやゲームが楽しめます。
☆ゴッホ(アイリス)、レンブラント(年老いた男の肖像、自画像)、ミレー(羊飼い女と羊の群、鍬を持つ男)
 

ゴッホ:アイリス

 


欧州(イタリア) Italy

サンマルコ寺院(ベニス)
ベニス:サンマルコ寺院 ■サン・マルコ寺院(ベニス):(02/05)

カナレットの絵画や、「旅情」、「ベニスに死す」、「鳩の翼」などの映画を見て、長年憧れていたベニスを訪問。

朝9時のサンマルコ広場は、ガラガラ。この広場に面するサン・マルコ寺院は9世紀に建てられたもの。

先ず、正面のアーチ部分の金色に輝くモザイクに魅せられる。丁度日曜日のミサ中で、観光客は内部に入れないとのこと。入口の行列の人について行くと、狭い階段を上がったところにある博物館に入る。ミサの邪魔にならないようにという配慮か、階下は目隠しされているが、天井や壁面のモザイクを垣間見ることができた。全面、豪華な金モザイク。ミサ音楽も堪能。

床も大理石モザイク。バルコニーから見る広場の景色も素晴らしい。

ベニス:サンマルコ寺院の正面モザイク
ベニス:サンマルコ寺院の内部モザイク

 

サン・ヴィターレ教会
ラヴェンナ:サンヴィターレ教会の後陣天井モザイク ■サン・ヴィターレ教会(ラヴェンナ) (02/05)

ヴェネツィアの南、アドリア海に面し、モザイクで有名なラヴェンナを訪問。古い城壁の門を潜り、ポプラの白い綿毛が舞う中、国立博物館へ。

この奥の階段を下りると、そこは、サン・ヴィターレ教会の中。6世紀、ビザンチン帝国支配下に建てられ、内部はビザンチン・モザイクの豪華な装飾。

ヴェネツィアのサン・マルコ寺院で見たモザイクよりも時代が古いためか、表面が凸凹で粗い。素朴な感じがする。

金のモザイクが光を反射して美しい。作り方をガイドさんに質問したら、金箔をガラスでサンドイッチするとのこと。なるほど、「永遠」の輝きを保てる訳だ。帰途、近くのモザイク工房で、作り方のデモを見る。

ラヴェンナ:サンヴィターレ教会:テオドラ皇后

 

ドゥオモ(ピサ)
ピサ:洗礼堂、ドゥオモ、斜塔 ■ドゥオモ(ピサ)(02/05)

ガリレオが重力の実験をしたことで有名なピサの斜塔を目指す。城壁外の駐車場でシャトルバスに乗り換え。観光客が世界中から集まっていて、すごい人出。"門前通り"にはアフリカ系の売り子が目立つ。

ピサは10-12世紀に栄えた海洋都市だが、今は近くに海がない。

鐘楼(斜塔)は予想以上に傾き角度が大きい。その手前に、洗礼堂とドゥオモがある。白い大理石の建物が広い空間の中に堂々と輝き、絵になる光景だ。

ドゥオモは、ロマネスク様式のファサードが美しい。内部は、柱とアーチの森、それにモザイク。ガリレオがその揺れを観察し、"振り子の等時性"を発見したというランプが中央にぶら下がっている。

ドゥオモの内部

 

プブリコ宮殿(シェナ)
シエナ:プブリコ宮殿とマンジャの塔 ■プブリコ宮殿(シェナ) (02/05)

「日本におけるイタリア年」記念行事の一つとして、昨年(2001)開催された「シエナ美術展」(東京ステーションギャラリー)で認識して以来、憧れていた都市シエナを訪問。

トスカーナの丘陵地帯の中にあり、13ー14世紀に栄えた商業都市。狭い路地、急坂はスペインのトレドのよう。絵画でも有名なカンポ広場は意外に勾配がある。

そこに面して建つプブリコ宮殿は美術館になっていて、内部に多くのフレスコ画が描かれている。

マルティニ「グィドリッチオ・ダ・フォリアーノ像」は、シエナに対する反乱を押さえた勝利者を描いたもの。ロレンツェッティ「良き政府の寓意」「悪しき政府の寓意」は、良い政治と悪い政治の結果を対比して描いている。当時の為政者は毎日これを見て自戒していたのだろうか。

マルティニ:グイドリッチオ・ダ・フォリアーノ像

 

ウフィッツィ美術館
リッピ:聖母子と天使 ■ウフィッツィ美術館(フィレンツェ)(02/05)

長年、あこがれていた美術館。開館前から長い行列。予約入場が可能で、別の入口から入る。入口で手荷物検査があり、行列の進みが遅い。

コの字型をした廊下の片側に展示室が並んでいて、ほぼ年代順に展示され、分かりやすい。名画には防弾ガラスが前面にある。

ジョット「荘厳の聖母」、ピエロ・デラ・フランチェスカ「ウルビノ公夫妻の肖像」、リッピ「聖母子と天使」、ボッティチェルリ「春」と「ヴィーナスの誕生」、ティツィアーノ「ウルビノのヴィーナス」と「フローラ」...と名作揃い。

一番良かったのは、リッピの聖母子。この絵は、イタリアでも愛されているようで、イタリア旅行中、ポスターや模写をあちこちで見かけた。期待していたラファエロの「ヒワの聖母」は修復中で見られず。

コの字の廊下の折り返し箇所から、アルノ川にかかるヴァザーリの回廊(ヴェッキオ橋)が見渡せる。ついにフィレンツェに来たのだと感慨ひとしお。

http://musa.uffizi.firenze.it/welcomeE.html

ヴェッキオ橋と回廊

 

サンフランチェスコ大聖堂(アッシジ)
アッシジ:サンフランチェスコ大聖堂 ■サンフランチェスコ大聖堂(アッシジ)(02/05)

感動的な映画「ブラザー・サン シスター・ムーン」にも描かれた聖フランチェスコ。その聖者の墓の上に立てられた巨大な聖堂は、美しいウンブリア平野を見渡せる丘の上にある。

13世紀に建てられた2階建て構造で、上の聖堂に、ジョットによる聖フランチェスコの生涯が巨大な28枚の絵画で描かれている。物語性があって、面白い。

その中に、有名な「小鳥に説教する聖フランチェスコ」がある。素朴で素敵な絵だ。

ジョット:小鳥に説教する...

 

ポンペイ遺跡
ポンペイ遺跡;背景はヴェスヴィオ山 ■ポンペイ遺跡:(02/05)

99/12に品川インターシティギャラリーで見た「ポンペイ展」は衝撃的でした。西暦79年といえば、ほぼ2000年前。その時代の市民の生活や文化を伺い知ることができ、一度は現地を訪れたいと思っていたところ。

ヴェスヴィオ山を望む丘の上に遺跡がある。かなり広大で、ガイドの案内がないと、道に迷いそうだ。

チンギーラ(イノシシ)の館の玄関には、イノシシのモザイクがあり、共同浴場の中もモザイクで飾られている。娼婦の館ではエロティックな絵が壁に描かれていて、「メニュー」とのこと。

なお、出土した彫刻やモザイクの多くは、ナポリの国立考古学博物館に展示されている。

イノシシのモザイク

 

パラティナ礼拝堂(パレルモ)
パラティナ礼拝堂・間廊のモザイク ■パラティナ礼拝堂(パレルモ)(02/05)

パレルモ市内のノルマン宮殿の中にある礼拝堂。内部は全面モザイク。アラブ・ノルマン様式。東ローマ帝国(ビザンチン)の支配の後、9-10世紀にはイスラムに、11世紀にはノルマンに支配され、これらの文化がミックスされたもの。

狭い内部に入るのに少し待たされたが、その間廊の壁に聖人たちのモザイクがある。これは18世紀のもので、描写が洗練されている。

内部のモザイクは、ビサンチン風で豪華だが、素朴な絵。床のモザイクはアラブ風。

パラティナ礼拝堂・内部のモザイク

 

ラ・マルトナラ教会(パレルモ)
マルトラナ教会モザイク:ルッジェーロ王 ■ラ・マルトナラ教会(パレルモ)(02/05)

パレルモ市内見学の合間に、偶然入ったが、パレルモ最良のビザンチン・モザイクで有名な教会と後から知った。入口両側のモザイクが良い。

左は、シチリアをサラセンから解放したノルマンの王がキリストから冠を受けている図。

右は、その王の提督アンティキアが聖母マリアの足元に跪いている図。提督は、ほとんど亀になっている。

マルトラナ教会モザイク:提督アンティオキア

 

2003/05のミラノ、ローマ訪問分は、書庫イタリア・スペイン美術紀行参照

2004/11のローマ、フィレンツエ、ヴェネツィア、パドヴァ訪問分は、イタリア美術紀行04/11 参照

2005/02のローマ訪問分は、ローマ美術紀行05/02 参照


欧州(フランス) France

ルーブル美術館 (パリ) ('77.6; '97.6)
 20年ぶりにパリを訪問。9時の開館前に入館の行列ができていました。広くて、案内マップなしでは、回れない。モナリザは、ガラスのケースの中。ミロのビーナスのまわりは、写真を撮る人で一杯。建物も壮大だし、圧倒されるような大きな絵が沢山ある。
http://www.louvre.fr/
☆ダビンチ(モナリザ)

オルセー美術館 (パリ) ('97.6)
 ルーブルからセーヌ河の反対岸にあり。昔の鉄道の駅を改装した建物。そのためか、案内マップを持っていても、迷うほど内部が複雑。中階のレストラン、内装が豪華な宮殿風で、おすすめ。96年、99年に東京、神戸で美術館展開催。
☆ミレー(落ち穂拾い)、マネ(オランピア)、マネ(草上の朝食)、モネ(パラソルの女)

2002/10の欧州訪問分は、書庫(オランダ・ベルギー・パリ美術紀行)参照 (Netherland,Belgium,France)


欧州(スペイン) Spain

プラド美術館 (99/05/02)  
 日曜日のためか、朝から長蛇の列で、約20分位待って入場する。時間がないので、エルグレコ、ベラスケス、ゴヤに限定して見ることにする。中が迷路のように感じられて、目的の絵を見つけるのが大変。特にゴヤは数が多く、2、3階に別れている。途中で運良く、ボッシュ(快楽の園)、ブリューゲル(死の勝利)を見つける。エルグレコ、大原美術館にある”受胎告知”の素晴らしさを再確認。

☆エルグレコ(エルサルバドル、聖家族、聖アンドレスと聖フランシスコ)、ベラスケス(ラスメニ−ナス)、ゴヤ(着衣のマハ、裸のマハ)、ムリーリョ(無原罪のお宿り)、ティツィアーノ(黄金の雨を浴びるダナエ)、デューラー(アダムとイブ)、ブリューゲル(死の勝利)

2003/5の訪問分は、書庫イタリア・スペイン美術紀行参照


欧州(ドイツ) Germany

 フランクフルトのシュテーデル美術研究所(01/04)
フェルメール館書庫#3参照

 

 アルテ・ピナコテーク美術館 
Raffael: Holy Family■アルテ・ピナコテーク美術館(ミュンヘン)(01/04)

土曜日の10時過ぎに着いたが、丁度、ビーナス展という特別展をしているためか、建物の外に行列ができている。寒い中、約20分待たされた。

館内は、ビーナス展以外は閑散。ゆっくりと見学できた。途中の昼食を含めて、約3時間半。デューラーなどのドイツ古典絵画が豊富だが、意外にもルーベンスの大作が多い。あまり好きではないが・・・。

Botteicelli; Venus  from Berlin買った絵葉書は、ウエイデン(聖母を描く聖ルカ)、ラファエロ(カニジャーニ家の聖家族)、ヤンセンス(読書する女;窓からの光が描かれているオランダ室内画でフェルメールの画風に似ている)、エル・グレコ(トレドにあるものと同じ「聖衣剥奪」)。それにビーナス展の目玉のボッティチエルリ。

ショップでフェルメールの本を見つけて購入。ドイツ語版だが、絵が多く面白そう。しかも安い(DM9.80)

 ノイエ・ピナコテーク美術館 
Gogh : Sunflower■ノイエ・ピナコテーク美術館(ミュンヘン)(01/04)

アルテ・ピナコテークを見学後、疲れた足を引きずるように、向かいの建物へ。こちらは19世紀以降の近現代作品。閉館の5時まで約2時間しかなかったが、体力が限界。フランス印象派なども充実。

買った絵葉書は、ゴッホひまわりを含む3枚)、ヘス。
他に、マネ、クリムトが良かった。カンディンスキー多数。

 

 シュツットガルト州立美術館 
Heyden: Old House Amsterdam ■シュツットガルト 州立美術館(01/04)

駅から近い公園の横。広くて足が疲れて限界。

購入絵葉書は、シスレー(ルーヴェシエンヌの冬)、ハイデン(左図;フェルメールの絵画「小路」などに似ている)

他に、クラナハ、レンブラント(自画像)、クールベ、ゴーギャン、フリードリッヒ(今回のドイツ旅行で再認識)、ピカソが目立った。

気に入って写真を撮りながら、名前を忘れてしまった作品を、最近読んだ小池寿子著「描かれた身体」の中で発見。メムリンクの「バテシバ」でした。(03/6/5追記)

http://www.staatsgalerie.de/ (独語のみ)

メムリンク:バテシバ

 

 ブラウンシュヴァイクのヘルツォーグ・アントン・ウルリッヒ美術館(01/04) 
フェルメール館書庫#3参照

欧州(イギリス) UK

ロンドン ナショナル・ギャラリー  
Wyden: Magdaren Reading ■ナショナル・ギャラリー(ロンドン)(01/4)
入口近くに6月から始まるフェルメール展のポスターがあり写真を撮る。
案内地図片手に館内を一周。見たことのある名画の連続で、途中のランチを入れて、4時間かかる。足が棒のようになった。これで無料とは驚き。

☆(購入絵葉書):ファンデルワイデン(読書するマグダレン;左上)、ファンアイク(アーノルフィニ夫妻)、フェルメールの2枚(どちらもNY-METのフェルメールに貸し出し中)、ターナー(雨、蒸気、スピード − グレイトウエスタン鉄道)、フリードリッヒ(冬景色;左下)

他に良かったのは、ラファエロ、カナレット、ターナー、ルノワール、ゴッホ。

Friedrich: Winter Landscape

欧州(アイルランド)

Book_of_Kells-34r-G ■アイルランド美術紀行(07/04)

アイルランド国立博物館

国立美術館に近接。入口を入ると、青銅器時代の金細工が目に付く。紀元前2000年から700年ごろ、アイルランドで多量に産出した金で作られたもの。さらに奥の部屋には、ケルト紋様の宝飾品が多数。「アーダの聖杯(Ardagh Chalice)」「タラブローチ(Tara Brooch)」など。男性用のブローチって、何かと思ったら、王族や騎士たちが重い毛織物のマントを肩や衿元に留めるために使っていたらしい。

ケルズの書ja.wikipedia.org/wiki/ケルズの書

西暦800年頃に書かれ、世界で最も壮麗な装飾を持つと言われる写本。トリニティー・カレッジ(1592年創立;アイルランド最古の大学)の旧図書館内に展示されていて、入館有料。平日の朝でも、行列ができていた。

ケルズの書の実物(装飾1ページ、テキスト2ページ)の他、多数の写本画像や制作工程の解説ビデオなどが見られる。独特の文字(アルファベット)字体は“ハーフ・アンシャル体”と呼ばれるものらしく、アイルランド旅行中にもB&Bの看板などで見かけた。

ここの階段を上がると、図書館ロングルーム。長さ65mの部屋の左右にびっしりと20万冊の蔵書が収められていて壮観。一生かけても読み切れないなー。また、国章にもなっているアイルランド最古のハープや、1916 年に発表されたアイルランド共和国独立宣言書のオリジナルも展示されている。

公式サイト(英語):
http://www.tcd.ie/info/trinity/bookofkells/

チェスター・ビーティー・ライブラリ(Chester Beatty Library)

ダブリン城の敷地内にあり、個人収集家の博物館。無料。世界の宗教に関する古書、写本など、特に、コーラン、聖書、チベットの教典などが珍しい。コレクションには、日本の浮世絵などもあるらしいが、2階の部屋はcloseで見られず。

http://www.cbl.ie/

アイルランド国立装飾美術・歴史博物館

世界中の装飾美術のコレクション。アイルランドのものが多いが、日本の銅鐸や江戸時代の駕籠まである。

以下、工事中

ケルズの書
ロングルーム(パンフより)

 

Vermeer-Lady_Writing_a_Letter-Dublin-G アイルランド国立美術館(07/4)

ダブリン市内の中心部、トリニティカレッジから近いところにあり、しかも入館無料なので、アイルランド旅行中に3回も訪問。

先ず、オランダ絵画の部屋に直行し、フェルメール「手紙を書く婦人と召使い」を見付ける。これまで読んだ本からフェルメールの筆が衰えた晩年の作品と聞いていたのだが、予想以上に好感。フェルメール特有の「空気」が感じられる。手紙を書く女性の白い服装・真珠が輝いている。

同じ部屋に、メツーの「手紙を書く男」、「手紙を読む女」の2枚。これは、2003年にマドリッドで開催された「フェルメールとオランダ室内画展」(
見学記 )で見ている。なかなか良い絵だが、フェルメールと比較すると、「空気」が乏しい。

他の好感・注目作品:
【イタリア絵画】カルロ・ドルチ「聖アグネス(St. Agnes)」、ティツィアーノ「エッコ・ホモ」、カラバッジオ「イエスの連行」(The Taking of Christ)、ベルナルド・ベロット「ドレスデン風景(2枚)」

【オランダ・フランドル絵画】P.ブリューゲル(子)「農民の婚礼」、レンブラント、ルーベンス、ロイスダール、アーフェルカンプ

【スペイン絵画】エルグレコ「聖痕を受ける聖フランチェスコ」、ムリーリョ「子羊と遊ぶ幼い聖ヨハネ」、スルバラン「聖女ルフィーナ」、ゴヤ

【フランス絵画】ブルトン「落穂拾い」

【アイルランド絵画】ジャック・イエーツの作品多数

途中、館内にカフェもあるが、館外に出てパブで休憩。

一通り見終えてから寄ったショップで素晴らしい絵葉書を発見。F.W.Burton "The Meeting on the Turret Stairs"(小塔階段での出逢い)。

しかし、実物は、どこにも見当たらず、係りの人に聞いたら、「水彩画」なので常時展示していなく、申し込めば「個人的に」見られるかも知れないとのこと。早速、受付で申し込んだら、翌朝10時に来て下さいとのこと。

翌朝、再訪問して、printの事務室内の壁に架けられているのを見ることができて感動!木製の箱入り。カラフルで、水彩画には見えません。

作品のテーマは、中世のデンマークのバラードに基づき、王の娘(?) Hellelilと衛兵のHildebrand (Engellandの王子)との許されぬ恋を表しているらしい。

正面の広場には、濃いピンクの桜が満開。アイルランド原産ではない模様。マグノリアも咲いている。また、道を隔てたメリオン・スクエアも美しい公園。

http://www.nationalgallery.ie/

Burton-The Meeting on the Turret Stairs-G
 

ロシア

エルミタージュ美術館
■エルミタージュ美術館:04/07 (06/12追記)

サンクト・ペテルブルグ市の中心地、ネヴァ川の左岸にある世界最大級の美術館。収蔵品300万点、展示室400とのこと。建物外装も宮殿広場も美しい。

ガイドに付いて約2時間見学。カフェで軽食後、約2時間、自由見学。

冬宮、小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュの4つの建物があり、内部は複雑で案内地図必携。

ロシア美術ではなく、西欧美術の宝庫。時間の制約から、中世〜近代の絵画を中心に見る。

カルロ・ドルチが2枚所蔵されていて、1枚は東京のエルミタージュ美術館展へ。残りの1枚を探し回ったが見つからず。係員に質問しても誰も知らない。

好感・注目作品:

★中世:カンピン、ウェイデン
★イタリア:バトーニ、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ティツィアーノ、ジョルジョーネ、カラヴァッジオ
★スペイン:エル・グレコ、ゴヤ、スルバラン
★オランダ:レンブラント、ボルフ、エリンゲ(→Elinga エリンハに訂正)、ホーホ、メツー、ミーリス、ライスダール、ホイヘン
★フランス:ロラン、フラゴナール
★近代(3階):ピカソ、フリードリッヒ、シスレー、マティス


映画「エルミタージュ幻想」を再見したくなった。

http://www.hermitage.ru/html_En/index.html

追記:「大エルミタージュ美術館展」が来日(06/12)

St.Luke DaVinci: Madonna Tiziano:Magdalene Loggias_Raphael
ウェイデン「聖母を描く聖ルカ」 ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」 ティツィアーノ「悔悛するマグダラのマリア」 ラファエロの回廊
Hooch: Sisley:Village on the Seine フリードリッヒ:帆船にて Palace Square
ホーホ「女主人と女中」 シスレー「セーヌ川沿いの村」 フリードリッヒ「帆船にて」 宮殿広場

 

トレチャコフ美術館(モスクワ)
■トレチャコフ美術館(モスクワ):04/07

モスクワ市内にあるロシア美術専門の美術館。19世紀の実業家トレチャコフが1856年に創立し、その後、モスクワ市に寄贈。現在は国立美術館。あとから知ったのだが、いくつかの分館があり、私の見たのは旧館。2階建て62室。18世紀から20世紀初期までのロシア美術が年代順に展示され、最後にイコンのコーナーがある。

入口でショルダーバッグをクロークに預けさせられる。また、内部の撮影禁止。

ツアーガイドに付いて、約1時間半、主要作品を見学。その後、自由時間に約40分見学。

トルストイ、ドストエフスキーといった有名人の肖像画多数。

この美術館の名前を知ったのは、「世界名画の旅5」(朝日新聞社)で魅了され、昨年、「女性美の500年展」(関西国際文化センター)で実物を見たクラムスコイ「見知らぬ女(忘れえぬ人)」なのだが、この作品、見あたらず。残念(^^;

また、図録の中で最も魅力的な「ウラジーミルの聖母」が館内に見あたらず、(英語をしゃべれない)係員に質問したら、英語の案内マップをくれるのみ。どうやら、隣接の教会に展示されているらしい。見に行く時間無く、これも残念(^^;

シャガールやカンディンスキーのような現代美術は、別館にあるらしく、見ることが出来なかった。

ロシア美術をまとめて見たのは初めてで、画家の名前もほとんど知らなかった。あまり関心がない肖像画を別にすれば、ジャンルがかなり偏っている。歴史上の人物、しかも、過酷な生活や人生を描いたものが多い。息苦しくなるような絵の連続で、風景画を見るとホッとする。フランスやイタリアの絵とは違う。実直・真面目・内向的と見られるロシア人の気質が伺えるような気がした。「人生と社会」を描いた19世紀ロシア文学と通じるものだろう。

好感・注目作品:(主に Olga's Galleryにリンクを張っています)

追記:「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア 」が来日(09/6-12) NEW

Icon Perov: Troika Polenov: Moscow Backyard

ウラジーミルの聖母

ペローフ「トロイカ」

ポレーノフ「モスクワの中庭」

 


アジア Asia

故宮博物館 (95/08)
 台湾の台北市郊外。中国本土から渡ったもの。先ず、歴史年表を眺めて、中国史のおさらいをする。無料ガイドツアー(英語版)に参加。陶磁器を中心に説明を受ける。ミニチュア細工物の精巧さは驚くばかり。

シンガポール国立博物館・美術館 (94/03)
 第2次大戦時代の日本軍の進駐(占領)の様子が陳列されていて、気が引けた。

慶州国立博物館 (97/06/29) 韓国慶州市の郊外。
 オーディオガイドがあり、日本語の解説を聞きながら見学できて、良く理解できる。古墳の出土品が大半。新羅時代(6ー7世紀)の金冠など装飾品、見応えあり。黄金の国の筈の日本で、これほどの金の装飾文化が無いのは不思議だ。世界史でも軽視されている隣国の歴史を学習した。暑くて、くたびれ、何度もジュースで休憩しながら、3時間見学。中庭に食堂あり。


美術館書庫(国内編#1:〜'98)

美術館書庫(国内編#2:'99)

美術館書庫(国内編#3:'00)
美術館書庫(国内編#4:'01)
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