最終更新日:05/09/09
美術館書庫(国内編#7:'04)
BGMは、Bachの“Prelude in C minor”
目 次
| 日本美術 | 日本美術(現代) | 海外美術 | その他・共通 |
| 足立美術館 | |||
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| ■04年美術ベストテン
( )内は訪問月 ■美術展ベスト10
■初訪問美術館ベスト5
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| ■イタリア美術紀行(04/11) 美術館書庫(イタリア美術紀行)を開設しました。 |
| ■乾山−幽邃と風雅の世界:MIHO美術館(04/12) 2004年秋季特別展 を見に、久しぶりの訪問。県外からの訪問者で意外に混雑。 海外からの里帰り作品も含め乾山(KENZAN)の作品約180点を展示。尾形乾山は尾形光琳の弟と初認識。初期の作品では、光琳画のものが目立つ。後期の渋い色調の食器類(平鉢など)に一番惹かれた。 他に、2004年夏季、秋季特別展 「アメリカ古代文明−新大陸三千年の輝き」開催中。珍しい展示作品が多い。 いつ訪問しても、素晴らしい美術館と思う。 会期:9月1日〜12月15日 http://www.miho.or.jp/ |
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■佐伯祐三展:大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室(04/12) 〜熱情の巴里〜 なかなか建設が具体化しない市立近代美術館だが、旧出光美術館の地に、心斎橋展示室を開設。建設準備室が所蔵する日本最大の佐伯祐三コレクション約50点を展示。 好きな画家なので、堪能。30歳で亡くなるまでの短い期間に、良くこれだけの作品を描いたものだ。 スタッフによるギャラリートークを聞く。上手な解説だったが、参加人員の割に、声の小さかったのが残念。 好感作品:「壁」「立てる自画像」(松本竣介「立てる像」1942 を思い出させる)「レストラン」「モラン風景」「郵便配達夫」 会期:10月9日〜12月12日 http://www.mainichi.co.jp/life/culture/jigyo/event/art/2004/saeki/ |
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■マルセル・デュシャンと20世紀美術展:国立国際美術館(04/12) 大阪中之島に完成した美術館の会館記念展。マルセル・デュシャンの作品は、数ヶ月前に滋賀県立近代美術館で見たが、他の有名な作品も展示されるとのことで訪問した。美術館は肥後橋から徒歩5分。外観、なかなか良いデザイン。展示室は地下なのだが、これも広い空間で気持ちよい。地下1階のエントランスに、高松次郎の大作「影」。 意外にも、企画展(地下3階)の前に、コレクション展(地下2階)あり。会期:04/11/3-05/1/23。目を惹く作品があったので、先にこちらを見学。 好感・注目作品:ピカソ「道化役者と子供」、ウォホ−ル、リキテンシュタイン、フォンタナ 企画展がデュシャン展で、デュシャンの作品約70点と、デュシャンに共鳴した作家の作品約80点を展示。
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■近代日本の木版画展:MOA美術館(04/12) 熱海にあるMOA美術館を数十年振りに訪れました。熱海駅からバス。長さ200mのエスカレータ・トンネルを抜けると、ムア広場。ヘンリー・ムア作「王と王妃」が太平洋を眺めている。素晴らしい展望。 開催中の企画展は、「所蔵 近代日本の木版画展 」。あまり見る機会のないジャンルで、予想以上に楽しめた。 好感作品:吉田博「光る海」「帆船 朝」、橋口五葉「化粧の女」「髪梳ける女」(見たことのある絵と思ったら、切手になっていました;1987年の切手趣味週間)、竹久夢二「少女」、伊東深水「髪」、斎藤清「会津の冬」 他の展示室も多彩な作品を楽しめる。第1室は美人画特集で、上村松園「深秋」、鏑木清方「名月」など。 |
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| ■流行するポップ・アート:Bunkamuraミュージアム(04/11) ポルトガルのシントラ近代美術館所蔵のベラルド・コレクションの展示。ウォーホル、リキテンスタイン、デュシャン「瓶掛け」など。 予想外にも、イヴ・クライン作品が展示されていた。「S 41」という青いヴィーナス像。大原美術館にあるのと同じと思われる。アルマンも2作品。 会期:11月6日〜12月26日 巡回:大阪、群馬、高知、広島、札幌、名古屋 |
| ■国宝中尊寺展:佐川美術館(04/11) −奥州藤原氏三代の黄金文化と義経の東下り− 昔から気になっていながら、未だ訪れたことのない中尊寺。そこの名宝がすぐ近くに来るなんて、何という幸運。 秋晴れの日に、見に行きました。 常設展示の平山郁夫画伯の作品を見たあと、企画展会場に入ると、丁度、中尊寺から来られているお坊さんによる解説がスタート。この上手な解説のおかげで、楽しく見学できました。 特別公開の銅造虚空蔵菩薩坐像(石徹白大師講所蔵)は、展示期間終了していて、拝観できず。 会期:10月9日〜11月28日 http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/ (佐川美術館) |
■題名考:京都市美術館(04/11) 京都市美術館コレクション展の第3期。ポスターに掲載されている菊池契月「敦盛」が素晴らしい。この画家、「京美人」展で初認識した。 他の好感・注目作品:石本正「風景」、北沢映月「ある日の安英さん」、中路融人「冬田」、西山英雄「春雨」 会期:9月4日〜11月7日 |
■佐藤哲三展:東京ステーションギャラリー(04/10)
新潟県蒲原平野を描いた画家・佐藤哲三(1910-54)の没後50年を記念する回顧展。名前だけでは分からなかったが、同じ美術館で開催された『鉄道と絵画』展(03/8-9)で印象深かった絵画「赤帽平山氏」を描いた画家。「田園の柿」など、柿を描いた絵も素晴らしい。 会期:9月25日〜11月07日 |
| ■近世京都の狩野派展:京都文化博物館(04/10) 副題:光琳も応挙も蕭白も、みんなはじめは「狩野派」だった。 狩野派や、狩野派を学びつつも新しい画風を開拓した画家たちの作品、約90点。 好感・注目作品:山本宗川「百花図屏風」(100種類を超える花の図;17世紀オランダの静物画を思い出した)、狩野山楽「龍虎図屏風」、狩野山雪「雪汀水禽図屏風」(波のメタリックな表現が日本画とは思われない)、尾形光琳「李白観瀑図」(抜群の構図)、円山応挙「写生図巻」、曽我蕭白「虎渓三笑図」 (さすが蕭白!見とれてしまった) 会期:9/18-10/24 |
| ■フェニックス美術館(04/10) 美術館書庫(海外編) に移動 |
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■マティス展:国立西洋美術館(04/9) 副題「プロセスとヴァリエーョン」。展示作品120点のうち約半数は、パリのポンピドゥー・センターの国立近代美術館(見学記はこちら)から。 「ルーマニアのブラウス」、「夢」などの製作過程が写真で紹介されているのが非常に面白い。油彩は重ね塗りが出来るとは言え、あれほど描き変えるとは信じられない。 他にも、「大きな赤い室内」(先日読んだ岩波新書「続・名画を見る眼」に取り上げられている)、「模様のある背景の装飾的人体」、「ナスタチウムとダンス」、「金魚鉢のある室内」、「ジャズ」など魅力ある名品多数。 http://event.yomiuri.co.jp/matisse/ |
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| ■巨匠たちのまなざし:ブリジストン美術館(04/9) 副題:マネ、モネ、ルノワールから20世紀へ 西洋絵画のコレクション展と思ったら、日本の洋画もあり、いわばベスト・コレクション展。空いていて、適度に椅子のあるのも嬉しい。 コロー、シスレー、セザンヌ、モネ、ルノワール、ピカソ、マティス(青い胴着の女)、ルオー(郊外のキリスト)、岡田三郎助(臥裸婦、婦人像)、藤島武二(黒扇)、藤田嗣治(猫のいる静物)、佐伯祐三(ガラージュ) 会期:6/11〜10/3 |
■珠玉の近代絵画展:そごう美術館・横浜(04/9) 岡田文化財団コレクション(岡田文化財団が収集し、現在三重県立美術館のコレクションとなっている作品)約200点を展示。シャガール「枝」と、川合玉堂「月」が素晴らしい。 他に、モネ、藤島武二、宇田荻邨の下絵、村山槐多・関根正二のスケッチや詩稿、横山大観・川合玉堂・川端龍子の合作「雪月花」・「松竹梅」 会期:9/4〜10/3 http://www.aeon.info/bunka/jigyo/index.html |
| ■ピカソ展:損保ジャパン東郷青児美術館(04/9) 副題:幻のジャクリーヌ・コレクション。 ピカソの二番目の妻ジャクリーヌが相続したコレクションで、ほとんどが日本初公開とのこと。 ピカソ展は何度も見たし、作品もあちこちにあるので、それほど新鮮味はない。普段はじっくり見ない素描に面白いものがあった。 「椅子に座るジャクリーヌ」(油彩)、「髪を結う女」(素描)など。 会期:9/4−10/24 巡回予定:川村記念美術館(10/31−12/23)、山口県立美術館(2005/1/6−3/13) http://www.sompo-japan.co.jp/museum/ |
| ■松伯美術館(04/9) 日本画家 上村松園・松篁・淳之の作品を収蔵する美術館を初訪問。 収蔵品企画展 II 夏の刻(とき)開催中(会期:7/6〜9/20) 松園「楊貴妃」「待月(下絵)」、松篁「樹蔭」など。 ここには、松園「花がたみ」があるのだが、見られず。絵葉書で我慢。 |
■北澤美術館所蔵
現代日本画名作展: 大丸ミュージアムKOBE(04/9) 北澤コレクションの中から、自然をテーマに描いた作品約80点を展示。アール・ヌーヴォーのガラス・コレクションで有名な北澤美術館が、これほどの日本画を所蔵しているとは知らなかった。好感作品多く、楽しめた。山口蓬春の作品は、これまで何度も見たことあるが、今回の「秋香」で再認識させられた。地味な静物画だが、素晴らしい色彩で惹きつけられる。 主な出品作家:東山魁夷、杉山寧、山口華楊、山口蓬春、小野竹喬、小倉遊亀、岩橋英遠、山本丘人、上村松篁 注目・好感作家&作品:東山魁夷(晩鐘、曙、白夜、緑のハイデルブルグ、月明 など)、山口蓬春(秋香、染付皿、瓶花 など)、岩澤重夫(池畔、渓韻 など)、松尾敏夫(晨 など)、野村義照(暮色)、中路融人(湖畔、富嶽 など) 会期:2004年9月15日〜28日 http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/(北澤美術館) |
| ■ヨーロッパ幻想の系譜:姫路市立美術館(04/9)
ロマン主義の版画、ファム・ファタールの絵画、幻想のガラス工芸・・・と多彩な展示。 他に、フレデリック 2枚(姫路)、デルヴォー
2枚(姫路)、マグリッド 6枚、マン・レイの写真、ミロの版画など。 |
| ■島根県立美術館(04/9) 宍道湖の湖畔、夕日を眺める景勝の地にあり、閉館時間は日没の30分後というのが面白い。建物は外観も内部も素晴らしく、ロビーで宍道湖を眺めながら、コーヒーを飲めるのは嬉しい。 中2階に、アルマンの作品「Deep Sound」あり。イヴ・クラインの「アルマン」を名古屋で見て、名前を知った作家。 ●企画展は、「徳川美術館名品展 姫君の華麗なる日々」(会期:9/10〜10/11) ●コレクション展は、なかなか充実。 【日本洋画】洋画の軌跡 1―海を渡った画家たち―:石橋和訓「美人読詩」、香月泰男、藤田嗣治 【日本画】日本画優品選:作者不詳「 武蔵野図屏風 」、石本正「 裸婦立像 」、「干潟」 【西洋絵画】フランス・アカデミズムの絵画:クールベ「波」と「セイ・アン・バレーの水車小屋」(消えた名画の行方で取り上げた2枚)、コラン(3枚)、メルソン「 エジプトへの逃避途上の休息」(先日、名古屋ボストン美術館で見たものと同じ構図)、シャヴァンヌ 、コルモン「海を見る少女 」 【版画】大正時代のブロマイド―美人画と役者絵―:橋口五葉「化粧の女」 【工芸】 出雲焼―輸出陶器の時代―:楽山焼 「色絵花卉人物瓢形瓶」 【写真】 モダン・フォトグラフィ :マン・レイ |
| ■ルイス・C.ティファニー庭園美術館(04/9) 松江市郊外、宍道湖の北湖畔にある。平成13年開館。イングリッシュ・ガーデン(地方自治体)と美術館・チャペル(民間企業)の複合施設。「松江ウォーター・ヴィレッジ」という名前はピッタリしていない。 ●ガイダンス・ルーム: ジャポニズムの影響を紹介する部屋。ドーム兄弟「風雨樹林花瓶」、ルネ・ラリックの装飾品多数、ロートレックのポスターなど ●パリスサロン: アール・ヌーヴォー時代の部屋を再現。エミール・ガレのサイド・ボードなど ●ティファニーの世界: ティファニーの12の芸術分野(窓、ランプ、花瓶、・・・、絵画、モザイク)を14ゾーンに展示。素晴らしい作品の連続で驚嘆。室内照明を落とした展示も好感。窓「ヘレン・グールドの風景(通称:鹿の窓)」、アート・ジュエリー、花瓶「花形花瓶」、テーブル・ランプ「蜘蛛の巣」、シャンデリア「蜻蛉」など ●企画展示室:歌川広重「名所江戸百景」(秋の情景26枚と春・夏・冬より精撰6枚)。ここで、見られるとは予想外。 予想以上の充実ぶりで、入場料 大人2,000円は高くはない。 |
| ■足立美術館(04/9) 今春、京都高島屋で見た「足立美術館の魅力展」以来、念願であった美術館を初訪問。地元(島根県安来市)出身の足立全康氏が収集した近代日本画コレクションを展示するため、昭和45年に開館。アメリカの庭園紙で「日本一」と評価された大庭園も有名。 |
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| ■コピーの時代:滋賀県立近代美術館(04/9) 開館20周年記念展 コピーの時代 ― デュシャンからウォーホル、モリムラへ ― 。 デュシャン、リキテンスタイン、ウォーホルは有名だが、それ以外の普段見ることのない作品が多数あり、予想以上に面白かった。 特に、小川信治「Without You」シリーズのフェルメール作品「手紙を読む少女」「牛乳を注ぐ女」は、女性像が抜かれた絵。話には聞いていたが、ここで会えるとは思わなかった。 会期:2004/6/5-9/5 http://www.biwa.ne.jp/~sg-kinbi/exhibition/exhibition_database/pressrelease/exhibition_04-2.html |
| ■国吉康雄展:愛知県美術館(04/08) 4月に東京国立近代美術館で見た美術展だが、新日曜美術館の再放送を見てから、再度、名古屋に見に行った。いつもながら、空いていて、ゆっくり楽しめた。 会期:8/6-9/26(金曜夜間開館) なお、所蔵品展示も豊富で、見応えあり。 夏休み特集「青と赤」(会期:8/6-9/26)で、イブ クラインの「アルマン」を発見! 真っ青な男性裸体。 ピカソ「青い肩掛けの女」、オキーフ「抽象 第6番」と並んでいる。 その他の好感・注目作品:高橋由一「不忍池」、浅井忠「八王子付近の街」、中村彝「少女裸像」、デルヴォー「こだま」、ワイエズ「自画像」、サム・フランシス「消失に向かう地点の青」、ステラ「リヴァー・オブ・ポンズW」 http://www-art.aac.pref.aichi.jp/ |
| ■「ドラクロワからムンクまで―19世紀ヨーロッパ絵画の視点」展:名古屋ボストン美術館(04/8)
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| ■グッゲンハイム美術館展:Bunkamuraザ・ミュージアム(04/08)
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| ■RIMPA展:東京国立近代美術館(04/08)
会場に入って最初の作品が、クリムト「裸の真実」で先ず驚かされる。次に光琳(18世紀)の「風神雷神図屏風」と「松島図屏風」。その後、宗達・光悦(17世紀)、抱一・其一(19世紀)、春草・又造(20世紀)と続き、最後にはクリムト、マティス、ウォーホル。 展示順は、通常の時代順ではなく、近代人の発見(再評価)された画家の順になっているとのこと。 注:会期中の土・日・祝日、約15分間隔で東京駅丸の内北口よりシャトルバス(無料)あり。初めて利用したが、バス停が分からず、歩き回ってしまった。丸の内ビルディングの工事のため、バス停が隣のビル前に移動している。 |
| ■中札内美術村(北海道):04/08 浦河から天馬街道、野塚トンネル(日高山脈をぶち抜いている)を経由して帯広に抜ける国道236号沿いにある林の中の美術館群。各建物は旧国鉄広尾線の枕木を使ってつくられた遊歩道で結ばれている。「六花亭」が企画・運営。
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| 日本画「京の今日」展 (後期分追記) |
| ■日本画「京の今日」展:京都文化博物館(04/8) 京都日本画家協会に所属する410人の最新作を前・後期に分けて、さらに、小野竹喬、山口華楊、上村松篁ら巨匠22人の作品を全期間展示するという面白い企画展。 先ず、前期展を見に行ったが、22+205=227人の作品がずらり。作家の姓のアイウエオ順に展示されているのが面白い。(その後、後期展も見に行きました) 会期:7月30日(金)〜9月5日(日) 次の企画展:「近世京都の狩野派展」(04/9/18-10/24) |
| ■近代日本画壇の巨匠・横山大観展:京都国立近代美術館(04/08) 2002年3月に見た横山大観展(東京国立博物館平成館)に匹敵するくらいの大規模展。入ったら真っ先に色鮮やかな屏風「紅葉」(足立美術館蔵)。 村童観猿翁、屈原、無我、流燈、生々流転...などは、前回も展示されていた。 今回の好感作品: 洛中洛外雨十題のうち八幡緑雨(見たことがあると思ったら、滋賀県立近代美術館蔵) 玄関ホールで長編ビデオ(約27分)が見られる。 会期:7月2日(金)〜8月8日(日) |
| ■エルミタージュ美術館:04/07 美術館書庫(海外編) に移動 |
| ■トレチャコフ美術館(モスクワ):04/07
美術館書庫(海外編) に移動 |
| ■MoMA展:森美術館(04/7)
年代順や作者別ではなく、4部構成のテーマごとに作品を展示していて、第2部の最初に、ピカソ、レジェ、モンドリアン「コンポジション」、グリス、ガルシアの5枚が並べられているのが興味深かった。 前回のMoMA展(上野の森美術館;2001年11月)に比べると、私の苦手な現代美術が多く、少し期待はずれ。 好感&注目作品:ゴーギャン「ノアノアより」、キルヒナー「街路・ベルリン」、キーファー「グラーネ」、モンドリアン(3枚)、ソル・ルウィット「立方体の構成」、インディアナ「LOVE」、ウォホール「マリリン・モンローより」、グルスキー「トイザらス」、タンギー「時の家具」、マグリット「光の帝国U」、イヴ・クライン「青のモノクローム」「人体測定学・王女ヘレナ」 オーディオ・ガイドで、話題のiPodを使用したが、画面が見にくく、タッチホイールも操作性悪い。解説の声も素人臭く、感心しない。 会期: 2004年4月28日−8月1日[無休] http://www.mori.art.museum/ (森美術館) |
■近代の日本画展:五島美術館(04/6) 源氏物語絵巻を所蔵していることで有名な美術館を初訪問。閉館間際に入館したが、展示室は一室だけで広くなく、一通り見ることができた。好感作品:川合玉堂「春峡」、横山大観「霊峰四題の内 夏」、小茂田青樹「梅さける村」 広くて高低差のある庭園あり。 会期:5/15-6/13 |
| ■「かながわの絵」展:横浜そごう美術館(04/6) 神奈川県内に所蔵されている絵画作品約100点を展示。名画ばかりで見応えあり。三渓園を作った原三渓が多数の画家を支援したことが分かる。 好感作品:五姓田義松「江ノ島図」、高橋由一「墨水桜花輝耀の景」、岸田劉生「童女像(麗子立像)」、森田曠平 「松下童子」(成川美術館)、三岸節子「エッフェル塔」、中川一政「福浦港」など。 会期:5/21-6/20 |
| ■オードリー・ヘップバーン展:Bunkamuraミュージアム(04/6) 「ローマの休日」「マイ・フェア・レディ」「シャレード」...。今でも心に残る数々の名場面....。永遠のアイドル ヘップバーン(1929−1993)の全貌展。ドレス、靴、アクセサリーの他、写真多数。 「ローマの休日」で使われれたスクーターが珍しい。 会期:5/22〜7/4 |
| ■ルオーとイコン展:松下電工NAISミュージアム(04/6) 会期:3月27日- 6月13日 http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/hakubutu/icons/ 玉川大学教育博物館所蔵『イコン』 【追記】偶然にも、6/13の新日曜美術館で、イコン画家
中川りんが取り上げられた。また、ロシアの住居のイコンを飾るコーナーのほか、モスクワのウスペンスキー聖堂の模型が展示されていた。後者を興味深く見たのだが、一ヶ月後に現地訪問するとは予想もしなかった。 |
| ■田中一村展:大丸ミュージアム神戸(04/5)
好感作品:紅梅図、白梅図、新緑トラツグミ、アダンの木など、多数 会期:5/27-6/8 http://www.amamipark.com/isson/isson.html |
■法隆寺展:奈良国立博物館(04/5) 「法隆寺−日本仏教美術の黎明」展。中国、韓国のものを含め、多数の仏像が出展され、当時の作風を知ることができる。間近に見られる金堂の「西の間天蓋」、教典註釈書「法華義疏(ぎしょ)」が興味深い。しかし、一番の感激は、玉虫の厨子の“玉虫”を見られたこと。知人から、残存する玉虫の羽根が2枚あることは聞いていたが、それがどこにあるか、パネルには説明なし。近くの係員に尋ねたが、「左側です..」とそっけない回答。 懸命に探して、ようやく見つけました。向かって左側の絵のある板パネルの上に、3本、水平の透彫の金具があり、その真ん中の金具の右端近くに2個。真っ正面から見ても、分からず、角度45度程度で、左右斜めから見ると、ピカッと緑に光ります。 一千年以上昔のものと考えると、不思議な気がする。 会期:4/24-6/13 |
| ■山下新太郎展:ブリヂストン美術館(04/5) パリに留学し,ルノワールに深く影響を受けた洋画家
山下新太郎(1881-1966)の作品展。若い時の印象派風の作品が好感。 本美術館は、久しぶりの訪問。ルノワール展以来かな? ●他に、平常展示室でも好感作品多数。新装されて広くなった感じがする。閲覧室で過去の企画展の図録などを見ることができる。 コロー(森の中の若い女性)、モネ(睡蓮の池、黄昏・ヴェネツィア)、ルノワール(すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢)、セザンヌ(サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール)、シスレー(サン・マメス六月の朝、森へ行く女たち)、ルオー(郊外のキリスト)、藤島武二(黒扇)、佐伯祐三(テラスの広告)、岡鹿之助(雪の発電所)、岡田三郎助(臥裸婦、婦人像)など。 |
| ■旅の軌跡「藤原新也の聖地展」:
大丸ミュージアムKYOTO (04/5) 写真家、思想家、評論家、小説家と多彩な顔を持つ藤原新也の写真展。初めて見る作品ばかりで、特にインドの画像が強烈。 会期:5/13〜5/25 |
| ■「夭折の画家 三橋節子回顧展」:思文閣美術館(04/5) 京都に生まれ、35歳の若さで亡くなった日本画家 三橋節子(1939-1975)の回顧展。病気のため右腕を切断し、絵筆を左手に持ちかえて、琵琶湖にまつわる伝説を主題にした湖の伝説シリーズなどを描いた。 好感作品:田鶴来(でんづるぐる)、花折峠、絵本「雷の落ちない村」 会期:5月1日〜5月30日 |
| ■白隠展:京都文化博物館(04/05) 正式名称は、白隠禅師生誕320年「白隠 禅と書画」展。 白隠慧鶴(はくいん えかく)は、江戸時代、臨済宗中興の祖。民衆にわかりやすく禅を伝えるため、豪放で時にユーモラスな書画を数多く残した。 ほとんど知らなかった白隠の全貌を初認識。若い見学者が多かったのは意外。 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/bunpaku/
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| ■南禅寺展:京都国立博物館(04/4)
本展入場券で、南禅寺の方丈、三門、南禅院の3ケ所も見学。新緑が美しい。 会期:4/6-5/16 平常展では、伊藤若冲「松竹梅群鶴図」、円山応挙「春秋瀧図」、長沢芦雪「那智瀧図」が見られる(会期:4/6〜5/16) |
| ■栄光のオランダ・フランドル絵画展:東京都美術館(04/04)
バルトロメウス・スプランゲル(スプランヘル)を初認識。「ウルカヌスの鍛冶場のウェヌス」など3枚。官能的な裸婦像だ。 会期:4/15〜7/4 http://event.yomiuri.co.jp/2004/S0178/top.htm http://www.khm.at/ http://www.abcgallery.com/R/rubens/rubens.html |
| ■エミール・ガレ展:サントリー美術館(04/04) 没後100年記念。アール・ヌーヴォーの装飾ガラス工芸品を中心に115点を展示。ほとんどが同館所蔵。 好感作品:ひとよ茸ランプ、クロッカス文脚付杯、かげろう文花器、おだまき文花器、ミュレール兄弟作のシャンデリア 平日なのに、予想外に賑わっていた。 会期:3/30-5/16 http://www.suntory.co.jp/sma/japanese/index.html サントリー美術館 http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/010217.htm |
| ■川村記念美術館(04/04) この美術館訪問は2回目。 1階は平常展示。レンブラントの肖像画「広つば帽を被った男
」、モネ「睡蓮」、藤田嗣治「二人の友達」、マルク・シャガール「赤い太陽」「ダビデ王の夢」、ルネ・マグリット「冒険の衣服」
など。 |
| ■難波田史男展:東京ステーションギャラリー(04/04) 「没後30年 駆け抜けた青春 難波田史男展」として、夭折の画家難波田史男(1941-1974;難波田龍起の次男)の水彩画約120点を展示。 |
■アンドリュー・ワイエス水彩素描展:姫路市立美術館(04/04)
丸沼芸術の森所蔵のワイエス・コレクション「オルソン・シリーズ」から115点を紹介。ワイエスが好きになったきっかけは、「クリスティーナの世界」(ニューヨーク近代美術館)だが、このモデルであるクリスティーナの生涯や、ワイエスとの交流を知ることができた。 ワイエスは、1939年に、夏のアトリエのあるメイン州のクッシングで、クリスティーナと弟アルヴァロのオルソン姉弟に出会う。以後、姉弟の死まで30年間、ワイエスは二人の姿とその周囲の風景を描き続ける。 クリスティーナは手足に障害があり、「クリスティーナの世界」に描かれた自分の家にたどり着くには這って前進しなければならなかった。「クリスティーナの世界 習作」には、いろいろな形の彼女の手が描かれている。 好感作品:「オルソンの家(1939)」、「クリスティーナの世界 習作」、「海からの風 習作」、「オルソンの家(1966)」、「運搬用そりの上のバケツ」、「オルソンの家(1969)」 会期:4/6〜5/23 http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/ 巡回:(これまで)平塚、岐阜、福島、秋田;(これから)田辺、熊本、鳥取 |
| ■足立美術館の魅力展:京都高島屋(04/04)
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| ■やまと心の美 -めぐり逢う王朝文学と美術-展:細見美術館(04/04) 主に同館の所蔵品から、王朝文学(和歌や物語)に因む美術品・調度品を展示。 展示されていた「三所関図古歌色紙」の説明で、鈴鹿(近江と伊勢)、不破(近江と美濃)、逢坂(近江と京)の3つの関が、近江を囲んでいることに気付いた。 なお、特別展示の「豊公吉野花見図屏風」は、後期展示(4/27-5/9)のため見られず。 会期:2/17〜5/9 |
■モネ、ルノワールと印象派展:Bunkamuraザ・ミュージアム(04/04) プライベート・コレクションが中心という美術展。モネが約10点、ルノワールが約30点。他に、シスレー、ピサロも粒ぞろいで素晴らしい。何故か、マルモッタン美術館展ほど混雑していなく、遙かに楽しめる。 好感作品:クロード・モネ「アルジャントゥイユの鉄橋」「アルジャントゥイユ・夕方」、ルノワール「肌着を直す若い娘」、シスレー「ロラン運河の川船」、ピサロ「ルーアンのサン・ヌヴェール埠頭」「ルーヴル(連作3枚)」、スーラ「石積み」 会期:2/7〜5/9(無休;金・土曜は21時まで) http://www.impressionist.jp/ http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/monet-renoir/ |
■国吉康雄展:東京国立近代美術館(04/04)![]() 『アメリカと日本、ふたつの世界のあいだで』 17才で単身アメリカに渡り、アメリカを代表する画家になった国吉康雄(1889〜1953)の没後50年を記念する回顧展。日本、アメリカより集めた油彩、写真作品など約130点。 ものうげな女性を描いた絵が好きだ。空いていて、ゆっくり楽しめた。 好感作品:漁村の風景、☆バンダナをつけた女、女は廃墟を歩く、誰かが私のポスターを破った 会期:3/23‐5/16(金曜夜間開館) 巡回:富山県立近代美術館(5/29-7/19);愛知県美術館(8/6-9/26) www.momat.go.jp/Honkan/Kuniyoshi/ (東京国立近代美術館)
関連TV番組:4/18(日) 9-10; 20-21 新日曜美術館「国吉康雄」 NHK教育 |
■広重「名所江戸百景」展:銀座教文館ウェンライトホール(04/03) 副題「江戸切絵図と現代絵地図と辿る119名所」広重晩年の代表作「名所江戸百景」と、江戸時代の地図と、現代の地図と、現地写真を見比べられる楽しい美術展。 「名所江戸百景」は、2002年4月、「江戸の四季ー初代広重が描く名所江戸百景」(神奈川県立歴史博物館)で初めて見て感激した傑作。 |