| ”活性酸素”なんとなく元気が出るようなプラスイメージを感じますが、とんでもありません。 実はウイルスによる感染症以外の病気のうち、90%がこの活性酸素によるものといわれています。 活性酸素はアメリカで1940年代に発見され20世紀最大の発見とまで言われました。 活性酸素とは、息をすることによって空気中から取り入れた酸素が体内で変質したもので、動脈硬化を原因とする心臓病、脳卒中、あるいは糖尿病、肥満、高脂血症などの生活習慣病、ガン、老化まで、あらゆる恐ろしい病気のもとになっている人体毒性物質なのです。 |
| 酸素は生命に必須の役割をもっています。しかし、私たちが特に意識せず空気から取り込んでいる酸素は、一方で身体の組織に損傷を与えるなどの害をもたらします。 例えば調理の後、植物油などが黒ずんでいやな匂いがするのは、酸素のよって植物油が酸化されたために起こる現象ですが、体内でも同様に酸化が起こります。 身体の酸化は細胞レベルで生じることが明らかにされていますが、その一番身近な現象として、シミやソバカスがあげられます。 細胞を酸化させて傷つける力を持っている分子はフリーラジカルと呼ばれ、何種類かのタイプがありますが、その中で最も攻撃的なのが「活性酸素」です。 活性酸素が細胞に侵入することによって、私達の身体の細胞膜や遺伝子DNAが傷つけられ、細胞の機能が低下します。その結果、老化が促進されたり、さまざまな病気が引き起こされるといわれています。 |
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・ 生活に欠かせない水道水は、塩素消毒をしますが塩素処理によって塩素と水が反応し、活性酸素の一種である次亜塩素酸を生じます。また、生活排水が沼や湖に流れ込むと富栄養化をもたらし、フミンという物質が生じ、この水を塩素処理するとトリハロメタンという発ガン性物質が生成されてしまいます。 ・ 工場や車から排出されるガス、あるいはタバコにも大量の活性酸素が含まれています。 ・ レントゲンは放射能と同じで、体にあたると体内で活性酸素が発生します。被爆者には奇形やガン、白血病が多く、これは放射線にあたって発生した活性酸素が遺伝子を破壊して起こす病気です。 ・ ストレス(恐怖、不安、怒り)は体内に大量の活性酸素を発生させます。その結果、ストレス性の十二指腸潰瘍や胃潰瘍に至るのです。 また、痛風やリュウマチ、川崎病やガン、心筋梗塞、脳卒中などのほとんどの病気はこの活性酸素が原因といわれています。 |
| ・ 活性酸素発生の原因となるものには、前記の他に 激しい運動あるいは労働 飛行機や新幹線などの高スピード 睡眠不足、アルコール、合成洗剤、医薬品、薬物 食品添加物、殺虫剤、防腐剤、除草剤、電磁波、紫外線 などがあります。 |
| ● 活性酸素を抑制する(抗酸化物質) |
| 私たちが健康であるためには、人体毒性物質である活性酸素を抑制、除去することが極めて重要です。 実は、私たちの身体にも活性酸素を退治する機能があるのです。体内には、活性酸素の攻撃を和らげる酵素があり、又ビタミン類にもこういった機能が存在しています。 しかし、活性酸素が氾濫している現代ではこれだけでは不十分で、他の抗酸化栄養素を補う必要があります。 この活性酸素を抑制したり、除去する物質を”抗酸化物質”といい、具体的にはビタミンE、C、B2、ベータカロチン、セレン、ブドウの種に含まれるロイコアントシアニン、緑茶に含まれるカテキンなどが代表的な抗酸化物質です。 これらの”抗酸化物質”を摂取して効果的に働かせれば、病気の予防が出来るのです。 |
そのため、タンパク質の摂取が不足するとビタミン、ミネラル、色素類などの抗酸化物質の活躍をサポート出来なくなります。 したがってタンパク質の良質な供給源として、肉や魚は重要な食品です。ただし、動物性脂肪を取りすぎないよう、肉の場合、脂身などは取り除き脂肪分の少ない部分や赤身の肉を食べるようにしましょう。 |
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ビタミンCは”風邪からガンまで効く”と評価の高いビタミンです。 ビタミンB2は肝臓がアルコールを分解するときに大量に使われるので、飲酒のときには多く取りましょう。 |
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カロチノイド(ベータカロチン、アスタキサンチンなど)、ポリフェノール(カテキン、アントシアニン、ケルセチンなど)、また、セレン(セレ二ウム)などの微量ミネラルです。カテキンは、緑茶に多く含まれ強い抗酸化作用をもっています。また、ベータカロチンは緑黄色野菜に多く含まれていますが私たちの必要量を摂取するには、バケツ一杯の野菜や果実を食べなくてはなりません。 そこで栄養補助食品で補うことも必要です。微量ミネラルのセレンは抗酸化物質の補酵素としての重要な役割をもっています。補酵素とは、酵素の働きを助ける重要なものです。 |