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カブで厳冬の九州2週間(1992.02.07〜1992.02.19)


第6日目 1992.02.12(金)指宿〜本渡

 よく眠れる。池田湖に別れを告げて指宿スカイラインへ。ピーカンのために、 とても寒い。登り坂は3速ではツラい。大排気量だと気持ちよさそう。途中のサ ービス・エリアで、SERROWの人と会う(そのまえにPHEAZER・R1 −Zとも会う)。サービスエリアのおやじと2人といろいろ話す。桜島のミカン とお茶をごちそうになる。田の神の話を聞き、どうしても見たくなる。
 谷山インターを下りて山道を行くと(インターの下り方が分からず、道路を逆 走してしまったが何とか下りれた)、おやじが農作業をしているので、田の神の ことを聞くが、知らないという。少し先におばちゃんがいたので彼女に聞いてみ ると、「先のタバコ屋の脇にある」と言う。行ってみると本当にあったので、と りあえず記念撮影。二人とも地元の人だったので、何を言っているのか理解する 田の神[12.9KB] のに苦しんだ。そういえば、サービスエリアのおやじも二人の話になるとすごい 言葉を使っていた。3月からはあの道も混み始めるという。どこも同じだ。
 ルート3で、川内に出て昼食を取る。この町、センダイと読む。普通は絶対に 読めない。焼き肉うどん、餃子にライスの800円、結構うまかった。
人形岩[11.3KB]  人形岩を見る。青い海に2つの奇妙な岩、なかなか良い。その手前で、サーフ ィンをやっている人がいた。湘南なんかよりもこっちの方が絶対に気持ちよく波 に乗れるよな。
 出水市で名物の鶴を見る。わかりやすい所にあった。人が多くいる所よりも、 少し離れた所の方が近くでみれて1万羽の鶴の迫力に圧倒される。
出水の鶴[12.4KB]  前日に洗ったダンガリーが乾かず、パンツと一緒に荷台に引っかけて走る。旅 先では知っている顔もないし、こういうことが平気でできる自分を発見した。
 長島に渡るまでの裏道が良かった。僕だけの心の故郷のような、秘境のような 眺めにしばし感動を味わう。あの橋の手前からの眺めも良かった。
 長島には古墳群があった。何のことだかよく分からなかったけれど、とりあえ ずいくつか寄ってみた。
 フェリーを待っていると、地元のおやじが話しかけてくる。東京の人間は冷た くて人間ではないとまで言っていた。きっと彼は、関東地方で、とんでもない扱 いを受けたのだろう。地元の有名人は誰だと聞かれて、とっさに加山雄三しか思 い浮かばない自分がとても嫌だった。田舎の人は、こういうことを大事にするら しい。でも、相変わらず言葉は分かりづらい。
 港から本渡市内まで遠いこと遠いこと。寒くなってくるし、暗くなってくるし、 車は来ないし、寂しいし。商店街で中華料理を食う。520円、まあまあ。
 ユースは、少し分かりづらい所にある。変なおやじがペアレントだった。アベ ックの片割れがルームメイト、今日は3人しか泊まっていないらしい。4輪駆動で きている佐賀の人だ。
 「佐賀県民の通った後には何も残らない」と言われ、九州ではかなり嫌われて いるそうだ。ビールを飲みながらいろいろ話す。

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