よく眠れる。池田湖に別れを告げて指宿スカイラインへ。ピーカンのために、
とても寒い。登り坂は3速ではツラい。大排気量だと気持ちよさそう。途中のサ
ービス・エリアで、SERROWの人と会う(そのまえにPHEAZER・R1
−Zとも会う)。サービスエリアのおやじと2人といろいろ話す。桜島のミカン
とお茶をごちそうになる。田の神の話を聞き、どうしても見たくなる。
谷山インターを下りて山道を行くと(インターの下り方が分からず、道路を逆
走してしまったが何とか下りれた)、おやじが農作業をしているので、田の神の
ことを聞くが、知らないという。少し先におばちゃんがいたので彼女に聞いてみ
ると、「先のタバコ屋の脇にある」と言う。行ってみると本当にあったので、と
りあえず記念撮影。二人とも地元の人だったので、何を言っているのか理解する
のに苦しんだ。そういえば、サービスエリアのおやじも二人の話になるとすごい
言葉を使っていた。3月からはあの道も混み始めるという。どこも同じだ。
ルート3で、川内に出て昼食を取る。この町、センダイと読む。普通は絶対に
読めない。焼き肉うどん、餃子にライスの800円、結構うまかった。
人形岩を見る。青い海に2つの奇妙な岩、なかなか良い。その手前で、サーフ
ィンをやっている人がいた。湘南なんかよりもこっちの方が絶対に気持ちよく波
に乗れるよな。
出水市で名物の鶴を見る。わかりやすい所にあった。人が多くいる所よりも、
少し離れた所の方が近くでみれて1万羽の鶴の迫力に圧倒される。
前日に洗ったダンガリーが乾かず、パンツと一緒に荷台に引っかけて走る。旅
先では知っている顔もないし、こういうことが平気でできる自分を発見した。
長島に渡るまでの裏道が良かった。僕だけの心の故郷のような、秘境のような
眺めにしばし感動を味わう。あの橋の手前からの眺めも良かった。
長島には古墳群があった。何のことだかよく分からなかったけれど、とりあえ
ずいくつか寄ってみた。
フェリーを待っていると、地元のおやじが話しかけてくる。東京の人間は冷た
くて人間ではないとまで言っていた。きっと彼は、関東地方で、とんでもない扱
いを受けたのだろう。地元の有名人は誰だと聞かれて、とっさに加山雄三しか思
い浮かばない自分がとても嫌だった。田舎の人は、こういうことを大事にするら
しい。でも、相変わらず言葉は分かりづらい。
港から本渡市内まで遠いこと遠いこと。寒くなってくるし、暗くなってくるし、
車は来ないし、寂しいし。商店街で中華料理を食う。520円、まあまあ。
ユースは、少し分かりづらい所にある。変なおやじがペアレントだった。アベ
ックの片割れがルームメイト、今日は3人しか泊まっていないらしい。4輪駆動で
きている佐賀の人だ。
「佐賀県民の通った後には何も残らない」と言われ、九州ではかなり嫌われて
いるそうだ。ビールを飲みながらいろいろ話す。

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