とりあえず、天草一周をもくろむ。今日もよく晴れていて寒い! 午前中のこ
とを考えると朝が辛い。ユースからも雲仙が見える。同じ道は通りたくないので
(指宿では何度となく通ったが)、東の海沿いを行く。とにかく寒いので、30分
おきに休みを取る。途中で地図を落としたことに気づき、引き返すというハプニ
ングがあった。
崎津天主堂へ。噂通り、中は本当に畳敷き。保育園が隣にあった。入り江の向
こうから見た姿がなかなか良かった。でも、漁村とはミスマッチ。
大江天主堂は崎津天主堂よりもかなり大きかった。飾ってあった絵が和洋折衷
で、面白かった。併設のロザリオ館へも行く。隠れキリシタンの文化が分かって
面白かった。
天草は、島の北側の海がとても綺麗だった。海岸に落ちていたサンゴらしき白
い固まりを、おみやげにと思って5つほど失敬してくる。
原城跡で、犬の散歩をしていたおやじと話す。彼の息子が岡本に住んでいたと
いう。島原の乱のことを、いろいろ聞く。海に突き出る形で作られた原城は、湿
地帯に囲まれており、原城にはいるルートは2つしかなかったそうだ。海側は断
崖絶壁だし。この原城跡からも雲仙が綺麗に見えた。
島原地方へ。雲仙を左手に見ながら国道を進んでいくと、国道沿いに土石流で
流された民家があった。生々しい。雲仙を見上げると、白い煙がもうもうと上が
っている。
昨日のルームメイトの薦めで、有料道路に入ってみる。標高100メートルを
越す道は寒く、日陰には雪が積もっていた。1週間くらい前に降ったらしい。仁
田峠の展望台で普賢岳を見ていると、黄色い煙が上がる。土石流らしい。すごい
ものを見てしまった!
長崎市に入る。さすがに大きい町だ。郊外にも街や住宅がちゃんとあった。
なんだかとってもなつかしい雰囲気。でも、みんな坂の上。
ユースを探して道を走っていたら、1速でしか登れない坂のさらに上に階段が
続いていた。ナガサキって感じ。
何とかユースを見付け、荷物を置いて晩飯を食いに行く。駅前通りを一本入っ
た、雑然としている中華料理屋で皿うどんを食べる。麺が甘くて味が薄かった。
でも、ナガサキの香りがしたような気がする。
今日は一人部屋だ。食堂で明日のルートを組んでいたら、指宿で一緒だったラ
イダー二人組が来る。霧島の北の方で一泊してから、300キロ走ってここまで来
たという。お疲れさま。
ビールを飲んで本を読んで寝る。

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