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以前,ワールドカップは欧州中心の大会だ,と書いた。
審判の判定も,欧州以外の国には厳しい,とも書いた。
(詳しくはこちらへ)
それがどうだろう。
ここにきて,審判の判定に対して,いろいろ問題が
起こっている。
決勝トーナメントに入ってからも,韓国は強豪を破り,
ベスト4に入った。この目覚しい活躍のせいか,やっと
「ホームアドバンテージ」が見られるようになった。
「ホームアドバンテージ」,つまり簡単にいえば,
「地元での試合は判定が有利」ということだ。
これまでのW杯では,当たり前にいわれていた。
それが,今になって欧州各国から非難されている。
特に,韓国に負けた国から・・・。
韓国のヒディング監督は,「強い国が弱い国に負けた時の
言い訳だ」と切って捨てている。
ドイツのGKカーンも,「そういう判定があっても当たり前。
それでも勝てるゲームをすればいいだけ。」とあっさり
言ってのけた。
冷静な人たちは,それなりの発言をしている。
過去の試合で,日本代表は何度も審判の怪しい判定に
泣いたことがあった。でも,「それも含めてサッカー」
と割り切って,「それでも勝てる」ことを目標に力を
つけてきた。これは欧州以外の国では,いずこも同じ
なのではないだろうか。
それが,今大会での大どんでん返しの連続で,欧州の
国から声が出てきた。欧州の優勝候補が軒並み韓国に
敗れたから,余計にそうなっているのだろう。
今まで,欧州以外の国に負けたことがなかったから。
別に,自分たちが弱かったと認めなくてもいいから,
素直に「韓国は強くなった」と認めればいいのに。
きっとベースに「我々欧州がアジアの小国に負ける訳が
ない」という思いがあるからだろう。
それって,ちょっと小バカにしてないか・・・?
今回のW杯で,各国サッカー協会のHPを見る機会が
あって,そこの日本語講座をのぞいたら,その中に
「ボールは丸い」というフレーズをいくつか見た。
最初は「何だ〜?当たり前じゃん」と思って笑ったが,
どうやらどの国でもことわざになっているらしい。
ボールは丸いからどこへ転がるかわからない,つまり
サッカーは終わるまで結果がどうなるかわからない,
という意味らしい。そこからサッカー以外でも使われる
ことわざになったようなのだ。
「人生なにが起こるかわからない」
審判も人間だから,ミスジャッジもする。けどそういう
人間らしさがあるから,サッカーがおもしろいんだ。
「ボールは丸い」なんて素敵なことわざを持つ国々が,
審判の判定に文句をいうなんて,ちょっと大人気ない。
いくら映像技術が発達して,いろいろ見えるようになった
からといって,サッカーのおもしろみをなくすような発言
には,賛成しかねる。
ミスジャッジがあるから,伝説も生まれているではないか!
あのマラドーナの「神の手」のように・・・。
強豪と呼ばれる国には,「おぉ,お前たちも強くなったな〜」
と相手を讃える余裕がほしいよな〜。
その相手が開催国だったら,なおさらだ。
ホームでの試合なんだから,ホームの利もある。
「12番目の選手」サポーターの応援もすごいし・・・。
たしかに,審判のレベルアップは必要だ。
W杯を管理するFIFAは,審判の養成にもっと早くから
力を入れていてもよかったとも思っている。
これは海外だけじゃなく,国内でもいえることだけど・・・。
審判のレベルだけを問題にするのだったら,いい。
ここ数年,選手のレベルアップに伴って,ゲームが
速くなっている。当然,審判の目も鍛えてもらわないと,
公平なゲームが成り立たなくなる。
でも,自分たちの負けを正当化するためのいちゃもんなら,
やめてほしいよ。早く冷静になってほしい。
準決勝の審判が,欧州人選抜に決まったらしい。
とりあえず,応急処置ってとこかな?
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