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『デビルマン』 ある日、1ヶ月前に別れた親友、飛鳥 了が現われる。彼は以前とすっかり様子が変わっていた。 了の父親は考古学者であったが、ある恐ろしい発見をきっかけに、謎の自殺を遂げていたのだ。 明は、人類以前の知的生命体『デーモン』の存在をしらされる。 デーモンは合体能力を持ち、闘争にあけくれる恐るべき生物だった。 そして蘇ったデーモンが、再び地球を支配しようと、人類を滅ぼそうとしていることを知る。 人類を守る手段はただ一つ、強い意志と正義の心を持つ者が、自らデーモンと合体し、悪魔の力を持つ人間『デビルマン』になること・・・・! |
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さて、もはや古典的名作ともいえるデビルマン。わたしは永井豪全盛時代より後の世代だから、アニメも再放送のものを見てたはずなんだけど、ハニーといいエン魔くんといい、幼少時に見たアニメで強く印象に残っているのは、ナゼか永井作品のものばかり。エッチで怖くて面白いものを、ガキンチョが見逃すはずがありません。 そんなわけで当然デビルマンもモノゴコロついた時から知ってたんだけど、原作とアニメが違う内容だということを知ったのは、つい最近のことです。そして多くの漫画が影響を受けてるらしいということもチラホラと聞いていました。でもまあ昔の漫画だし、さして興味も無かったけど、教養(笑)として押さえておくのも良いかと思い、コンビニによく置いてあるスーパーベストを暇つぶしに買って読んでみたわけです。 初読の感想は「ふ〜ん、こんなもんか」ってカンジ。だって現代の漫画技術からすれば描写は稚拙だし、ストーリーも今となっては慣れ親しみすぎちゃってる展開でしょ? 70年代の漫画文法になじめないってこともあって、特に感動は無かったんです。 が、しかし! やっぱりと言うかあたりまえと言うべきか、デビルマンが戦いに疑問を感じ始めた頃から確実に面白くなっていきました。ちょうどシレーヌ編が終わった後あたりからです。いきなり戦争の有為性や食物連鎖のルール、天敵説などの解説がはじまり、少年漫画にはあるまじき濃ゆい世界観が次第に形成されて行くのです。 そして人間が敵にまわるまでのプロセスがね、単純だけどなんだかリアル。この頃になると、永井御大先生の真っ黒いリビドーに、もう夢中です。 そしてビジュアル的なかっこよさも忘れちゃいけません。特にデビルマンとシレーヌのデザインはシンプルで美しく、完成度が高いです。わたしはあまりTOYには興味ないけど、この2体のフィギュアは機会があったら欲しいと思う。 ちょっと残念だったのは、飛鳥了が実はサタンだったという設定でしょうか。了が人間ではないという伏線は、早い段階で張ってあったと思うんだけど(ケガの治りが異常に早いとか)、なんとなくトートツな感じがしちゃってね。ペシミストで狂人なキャラが気に入ってたのにさ・・・・ ところでチャゲアスのほうの飛鳥涼は、彼から名前をパクったのだろうか? ちょっと気になる謎です。 でもレディはねー・・・・ま、違う意味で面白かったですけど(笑) それから文庫版のデビルマンも読みましたが、書き下ろし部分のアスカのホモっぷりにド肝を抜かれました。 ああ・・・自らを「デーモンハンター」と名乗り、ハァハァ興奮してたころのイッちゃったカレはどこへ行ってしまったのだ? |