2000年7月に日本外務省より出された「海外危険情報」です。
参考資料です。現在情報は、
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=13
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外務省海外危険情報
フィリピン・ミンダナオ地域(マギンダナオ州、南ラナオ州、北ラナオ州、北コタ
バト州、バシラン州、スールー州、
タウイタウイ州) :危険度3「渡航延期勧告」(継続)
フィリピン・ミンダナオ地域(スルタン・クダラット州、南サンボアンガ州、北サ
ンボアンガ州、南コタバト州、西ミサミス州、サランガニ州)
:危険度2「観光旅行
延期勧告」(継続)
フィリピン・ミンダナオ地域(東ミサミス州、ブキドノン州、東ダヴァオ州):危
険度1「注意喚起」(対象地域拡大)
フィリピン・ミンダナオ地域(バシラン州とスールー州及びタウイタウイ州の周辺
海域):危険度1「注意喚起」(新規)
フィリピン・マニラ首都圏:危険度1「注意喚起」(新規)
フィリピン・ヴィサヤス地域(ボホール島、レイテ島、サマール島、マスバテ
島)、及びその周辺のルソン島南部地域(ソルソゴン州、アルバイ州):危険度1「注
意喚起」(新規)
2000年(平成12年)7月3日
フィリピンへの渡航を予定される皆様及び同地に滞在されている皆様へ
フィリピンでは、これまでミンダナオ地域における政府側と反政府イスラム・ゲリ
ラ勢力との間での戦闘やイスラム・ゲリラによる誘拐事件等が発生しています。
政府側と反政府イスラム・ゲリラ勢力との間では、交渉による和平のための努力も
続けられておりますが、今後とも、紆余曲折があり得、当面の間、このようなミンダナ
オ情勢を背景として、各地で爆弾、テロ事件発生の可能性は排除されず、当国の治安情
勢については引き続き注意を要するものと考えられます。また、ミンダナオにおける情
勢は、他の地域のゲリラの活動を活発化させる可能性があります。
既に、5月4日付け海外危険情報及びその後の海外安全相談センター情報等によ
り、ミンダナオ地域及びマニラ首都圏等への渡航及び滞在に際しての安全への注意を呼
びかけておりますが、今後、夏休み等利用して旅行する方も増えると思います。つきま
しては、以下の渡航情報を含め現地の安全情報を把握し注意を怠らないようお願いしま
す。
1.ミンダナオ地域
(1)ミンダナオ中西部地域に対しては、5月4日付けで海外危険情報が発出され
ていますが、現地の治安状況等は依然として改善されていませんので、同地域に発出
され
ている海外危険情報の危険度を次の通り継続します。
(イ)マギンダナオ州、南ラナオ州、北ラナオ州、北コトバト州、バシラン州、スー
ルー州、タウイタウイ州に対しては「渡航延期勧告」を継続しますので、同地域への渡
航は治安が改善するまでの間延期して下さい。
(ロ)スルタン・クダラット州、南サンボアンガ州、北サンボアンガ州、南コタバト
州、西ミサミス州、サランガニ州に対しては「観光旅行延期勧告」を継続しますので、
同地域への観光旅行等を目的とする不急の渡航は治安が改善するまでの間延期して下さ
い。
(ハ)東ミサミス州、ブキノドン州に対しては「注意喚起」を継続しますので、同地
域への渡航に際しては安全に十分注意し、不測の事態に備え危険を避けるよう心掛けて
下さい。
(2)東ダヴァオ州については、幹線道路付近での共産ゲリラと政府軍との交戦が発
生しております。ついては同州に対して新たに「注意喚起」を発出しますので、同州へ
の渡航に際しては安全に十分注意し、不測の事態に備え危険を避けるよう心掛けて下さ
い。
(3)上記(1)(イ)で「渡航延期勧告」が発出されているバシラン州、スールー
州、タウイタウイ州の周辺海域については、イスラム武装ゲリラにより、4月にマレイ
シアのシパダン島で拉致された外国人観光客等が人質としてスールー諸島に連れてこら
れる事件が発生し、7月2日現在、これら人質は解放されるに至っていません。同武装
ゲリラは、外国漁船を襲撃し乗組員を誘拐する計画を有しているとの情報もあり、同周
辺海域に対し「注意喚起」を発出しますので、同周辺海域での漁船の操業、商船及び行
楽用船舶による航行等に際しては十分注意願います。
(4)その他のミンダナオ東部地域については、中西部地域の情勢が波及しないよう各
州において警戒体制の強化が図られており、政府施設、買い物場所、教会、電力会社、
水道局等の公共施設には警官が配置され、外部からの侵入に備えて警戒を強めていま
す。このため、最近都市部では特段事件は発生していませんが、常に注意が必要です。
2.マニラ首都圏
(1)マニラ首都圏では、5月17日にはグロリエッタ・モールでの爆弾事件、同月
21日にはSM・メガモールで爆弾事件、6月4日にはニノイ・アキノ国際空港関連施
設爆破事件、更には、6月7日に軽量高架鉄道(LTR)1号線のバクララン駅構内に
停車中の列車内から爆弾が発見される等、ここ2ヶ月間で具体的に被害が生じた爆弾事
件が
7件発生しています。なお、それ以降、特段事件は発生していませんが、引き続き、爆
弾事件の発生の危険性は排除し得ない状況であり、安全への注意を怠らないことが必要
です。
つきましては、マニラ首都圏に対し「注意喚起」を発出しますので、渡航を検討さ
れる際には、十分な注意を払うよう心掛けて下さい。特に、滞在中は、不特定多数の
人々が出入りする公共市場、映画館、バスターミナル、駅や公共施設等に出入りする場
合には、くれぐれも注意し、用事が済んだら速やかにその場から立ち去る等安全には十
分注意願います。
(2)ルソン島の他地域においても、共産ゲリラ(新人民軍)の活動が最近活発化して
いる傾向が見られ、一部山間部においては政府軍との交戦が伝えられています。つきま
しては、ルソン島の中でも山間部や地方への旅行は、安全情報を収集した上で実施する
等注意を払うように願います。
3.ヴィサヤス地域及びその周辺のルソン島南部地域
(1)ボホール、レイテ、サマール、マスバテ各島及びその周辺のルソン島南部のソ
ルソゴン州、アルバイ州における共産ゲリラ(新人民軍)の活動が最近活発化している
傾向が見られ、最近政府軍との交戦が伝えられています。
つきましては、ボホール、レイテ、サマール、マスバテ各島及びその周辺のルソン
島南部のソルソゴン州、アルバイ州に対し、新たに「注意喚起」を発出しますので、こ
れらの地域に居住若しくは渡航を検討されておられる邦人の皆様には、十分な注意を払
うよう心掛けて行動し危険を避けるようにして下さい。
(2)また、これから、日本は夏休みの時期を控えてセブを中心とするこれらの地域
へ渡航する邦人旅行者が多数いると思われます。渡航先の安全情報には注意を払い不測
の事態に遭わないよう心掛けて下さい。
4.一般犯罪等への注意
在マニラ総領事館管轄地域内では、昨年1年間に、邦人が巻き込まれる事件・事故
が624件発生しています。また、フィリピンでは、いわゆる凶悪犯罪の強盗、強姦事
件が増加する傾向にあります。一般的に日本人は金持ちとして見られ、強盗、窃盗等の
ターゲットとなる可能性は他の諸外国人と比べても高いものがあると考えられます。
つきましては、上記1.〜4.のフィリピンの治安状況を踏まえ、滞在中は、外国に
いるということを自覚し、これら事件・事故に巻き込まれないよう十分注意願います。
なお、主な具体的注意事項は次の通りです。
(a)危険地帯へは立ち入らない。
(b)人通りの少ない所やスラム街等の危険地帯へ立ち入らない。
(c)夜間の路上の一人歩きは避ける。
(d)夜間の移動は自家用車か信頼のできるホテル等のタクシーを利用する。
(e)周囲の雰囲気に溶け込めるような服装を選択する。
(f)山間部や地方への旅行は、事前に安全情報を収集した上で実施する。
5.なお、最新の情報については、外務省、在フィリピン日本国大使館、現地関係機関
等より入手するよう努めて下さい。
6.また、海外危険情報が発出さている地域の内外を問わず、フィリピン国内の主要都
市及び幹線道路から離れた地域を訪問、通過される場合には、当該地域の治安情勢等に
つき在フィリピン日本国大使館に予め確認されることをお勧めします。
問い合わせ先
○外務省領事移住部邦人特別対策室(テロ関係)
東京都千代田区霞が関2−2−1
電話:(外務省代表)03−3580−3311(内線)3100
○外務省領事移住部邦人保護課(テロ関係を除く)
電話:(外務省代表)03−3580−3311(内線)2857
○外務省海外安全相談センター
電話:(外務省代表)03−3580−3311(内線)2902
○外務省ホームページ(渡航関連情報):http://www.mofa.go.jp/mofaj
○在フィリピン日本国大使館(在マニラ日本国総領事館兼任)
(事務所所在地)2627 Roxas Boulevard,
Pasay City, Metro Manila 1300,
Philippines
電話:(63−2)551−5710
○在セブ出張駐在事務所
(事務所所在地)12 Floor, Metrobank
Plaza,Osmena Blvd., Cebu City,
Phillippines
電話:(63−32)255−0287
○在ダバオ出張駐在事務所
(事務所所在地)Suite B305 3rd Floor,
Plaza de Luisa Complex, 140R.
Magsaysay Ave., Davao City 8000, Philippines
電話:(63−82)221−3100
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補足:
外務省の海外危険情報は国全体ではなく、当該地域に限定して出されます。現
在マニラは危険度1です。外務省の情報にアクセスすることが面倒な人の為に、
このMLに生息するフィリピンのベテランは、それぞれの命に関わる重要情報と捉
える方は少ないとは思いますが、一応建前は生命の危険に関する情報ですので少
し詳しく引用して正しくアップしておきます。
危険度分類
●危険度1「注意喚起」(平成12年7月13日現在75件)
= 当該国(地域)への渡航、滞在に当たって特別な注意が必要であることを
示し、「注意喚起」の具体的内容に従って行動し、危険を避けるように勧めるも
のです。
●危険度2「観光旅行延期勧告」(平成12年7月13日現在47件)
= 当該国(地域)への観光等を目的とする不急の渡航の延期を勧めるもので
す。また、現地に滞在している邦人に対しては「観光旅行延期勧告」が発出され
たことを知らせると共に、状況に応じた注意を払うよう勧めるものです。場合に
よっては、旅行者の出国を勧めることもあります。
●危険度3「渡航延期勧告」(平成12年7月13日現在42件)
= 当該国(地域)への渡航は、どのような目的であれ延期するよう勧めるも
のです。また、現地に滞在している邦人に対しては「渡航延期勧告」が発出され
たことを知らせると共に、状況に応じた注意を払うよう勧めるものです。場合に
よっては、現地に滞在している邦人のうち事情が許す方の出国を勧めることもあ
ります。
●危険度4「家族等退避勧告」(平成12年7月13日現在11件)
= 危険度3「渡航延期勧告」の趣旨に加え、当該国(地域)からの退避に必
要な準備を行うよう勧めるとともに、現地に滞在している邦人のうち家族など事
情が許す方に対しては、安全な国(地域)への退避(日本への帰国も含みま
す。)を勧めるものです。
●危険度5「退避勧告」(平成12年7月13日現在10件)
= 危険度3「渡航延期勧告」の趣旨に加え、現地に滞在している全ての邦人
に対して当該国(地域)から、安全な国(地域)への退避(日本への帰国も含み
ます。)を勧めるものです。
「海外危険情報」は法令上の強制力をもって渡航を禁止したり、退避を命令し
たりするものではありません。渡航や滞在にあたり、観光や経済活動等の目的を
踏まえ、いずれにしても「自分の身は自分自身で守る」との心構えを持って情報
収集や安全対策に努めて下さい。
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