「聞き書き」とは、「人から聞いて、その内容を書きとめること。また、そのようにして書いたもの」です。民話やインタビュー記事も「聞き書き」に含まれます。歴史を残したり、年配者や先輩に学ぶ目的のものもあります。

私たちが取り組んでいる「聞き書きボランティア」は
史実を明かし公にする目的ではありません。
むしろ高齢者の心のケアのひとつである傾聴や回想法の延長上にあるものです。

 

お年寄りが幸せな出来事や頑張ってきたことを思い出して語るうちに、 生き生きとした表情に変わっていかれるのを何度も見てきました。 完成した本を繰り返し読んで、 ご自分の人生を認め、いとおしむことができたと いうお話も伺いました。(秋山)

・・・回想法とは
老年期に人生を振り返り、自己の人生を再評価することで、自尊心を向上させる。 高齢期特有の抑うつ状態の緩和 (Wikipedia)

・・・何故、一冊なのか
読み返して元気が出るように・・・。その為には、そこに語り手の自分自身が書かれていなくてはなりません。他人に読ませる前提で語られたことには、少なからず飾りがでてしまいます。後で一人で読まれたときに、「・・・本当はこんなカッコいいものじゃなかったな」と感じさせるのは、寂しいことではないでしょうか。
出来あがった冊子は、手元に置いて、もっといろいろなことを思い出しながら読んでいただけたらいい。読んで欲しい人を思いついて、読んで貰ってもいい。そして話が広がっていったらもっといい。

その方の人生だから、私たちはご本人だけにお返ししています。

 

 


当ホームページ上で使用した語り手の写真・コメント・冊子は全てご本人のご了解の上で掲載しています。