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重量挙という思想247.5

井通眞(つるい みちまさ)著

新居浜十三万市民を背に。

 1984年、ロサンゼルスオリンピック。愛媛県新居浜市出身、重量挙げ52キロ級真鍋和人(まなべ かずしと)選手は、金メダル間違い無しと言われていた。ただ東欧圏が不参加のこの大会において、その金メダルは銅メダルかもしれないと彼は感じていた。
 そんな開幕直前の一ヶ月前、練習中に事故は起こった。竹箒さえも持ち上げれない左手首肘の激痛、最悪の故障にさいなまれながら、和人は大会に出場する。
 バーベルなど挙げる事ができない状態の中、新居浜13万市民を背に、和人は奇跡の銅メダルを獲得。金メダルを上回るともいえる銅メダル。しかし、和人の心は・・・。
  愛媛県新居浜市にこだわり、師である黒川 晋さんをはじめとする新居浜の仲間とともに世界を目指した真鍋選手。その半生から重量挙という思想を紡ぎ出す。
 極限の苦悩と栄光そしてやりきれなさ、その克明なプロセスがぎっしりと詰まっている。
 


定価1,600円(税込み)
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