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KKFC松本アルプス縦走(2006.1月28〜29日) 

コース:よろづや(BC)〜山海亭〜BC〜七福北壁〜ちきりや〜縄手山脈〜山形蕎麦村(そば幸)

1泊2日(8人:潤平登攀隊長えび副隊長、かば隊員、木曽駒さん、ケイさん、高田さん、山に行きたいさん、わたし)

 本年度のKKFC新年会企画である。その名も「潤平兄さんと行く、松本アルプス厳冬期縦走」。かつて登攀隊長は厳冬期にソロで縦走し、路上ビバークを余儀なくされたという屈指の難コースである。いよいよ我々も挑むこととなった。メンバーは南米最高峰へ出張中の山ヤさんを除くいつものKKFCメンバーにゲストの木曽駒さんを加え、計8名の精鋭たち(?)である。

《第一日》BC〜山海亭往復

 首都圏チーム5名は入笠山を登ってからやってくる。独鈷山を登ってからの山に行きたいさんとわたしの群馬チームと16:30に松本駅前で待ち合わせの予定だ。我々は独鈷山と鹿教湯温泉でのんびりして、三才山トンネルを抜けて16:00前、松本市街に入りつつあった。駅前は駐車スペースもなく、待合せに苦労するだろうからと打ち合わせのために首都圏チームメンバーの携帯にTELするが、誰も出やしない(実は独鈷山山頂からE副隊長へはメールしておいたのだがその返事さえなかった)。「こいつら〜!」という言葉が車中で飛び交う。宿泊予定の宿に駐車させてもらい、駅に向かうことにする。歩きながら携帯にTELするが、相変わらず留守電で「こりゃ、雪崩にやられて今頃デブリの中か...?」という会話。駅近くでようやく登攀隊長に連絡が取れるが、なんと「いま下山したところ!」とのこと。やはりすんなりとは行かないのがKKFCの宿命か。
 首都圏組の到着までは少なくとも一時間以上あるだろうからと二人で付近を散策。ICIでじっくりとウィンドウショッピング。開運堂でお土産を買い、縄手通り近くも寄ってみた。ようやく、首都圏チームも到着。宿にチェックインしてから本日のメイン峰の「山海亭」へ。ゲスト参加の木曽駒さんとも無事におちあえた。

首都圏組待ちでぶらつく。 美味かったモツ煮。 板長のたまご焼き。これも美味い。

差し入れの「酔園」。 大日本酒大会。 その2。

 生ビールで乾杯し、次々に出てくる料理に感嘆の声を上げる。生ビール2杯のあとは「大信州」シリーズを一通り。そして木曽駒さん差し入れの木曽の銘酒「杉の森」、「山海亭」の女将さん差し入れの「酔園」と日本酒試飲大会の様相を呈してきた。潤平さんと懇意の「山海亭」のTさんが登場し、なんと一合6,000円という幻の酒「神寿」を差し入れしていただく。潤平隊長のカリスマ性に一同感嘆す。が飲まなきゃならん酒がひとつ増えたということ。馬刺しを美味しくつまんだ頃から、ふと右手を見ると潤平登攀隊長が陥落寸前。それを笑ってみていたが、その後に自分も陥落...。少しして復活したが、日本酒大会はまだまだ続く...。最後はこれまたメニューにない幻の蕎麦をいただいて〆る。

Tさん現れ...。 絶品、馬刺し。 「大信州」。名前の通りにグレートでした。

登攀隊長、先に逝く...。わたしも追従。 かばさん。 登攀隊長、奇跡のふっかつ。

 木曽駒さんには百草丸をお土産にいただいた。お別れしBCへ。部屋に入り、NHKの某ドラマの粗探ししようなどと言ってたような気がするが、すぐに力尽きる。「カラビナが...。」という言葉が耳元をかすめたのは幻聴か...?。

《第二日》BC〜七福ボウリング〜中町山脈(工芸ちきりや)〜縄手通り〜山形村唐沢蕎麦集落(そば幸)

 4:00頃、非常な喉の渇きを覚えて眼を覚ます。ひっそりと部屋を抜け出して、フロントの自動販売機で飲み物を買って水分補給し、部屋に帰るとみなさんのイビキの大合唱。ふと皆さんの寝ている方向から、わたしが枕を足にして寝ていたことに気付く(笑)。横になるが寝付けず。全員が起きてから話しをすると、高田さん除く全員が枕を足に寝ていて夜中に方向修正したそうだ(笑)。そう、ほぼ全員、某ドラマを観終えることなく討ち死である。朝食をすましてから本日の一座目の「七福ボーリング場」へ。

 貸しきり状態で客は我々以外ひとりもいない。受付をしてゲーム開始。だが、なんだか寒いぞ。ストーブはフロント前にあるだけでレーンは極寒。かじかむ手を温めながらボールを投じるが、握力も入らずにあさっての方向に転がり、スコアは超悲惨だった。しつこく粘って3ゲームもやってしまった。呪いの念を送る者もいたりして、かなり醜い争いが繰り広げられたのだった。

醜い争いの結果表。 中町でみかけた井戸。 縄手通りの中町側は金次郎スタイル。

女鳥羽川沿い。 常念から白馬まで...。 常念岳(左)と横通岳。

後立山連峰。 有明山と餓鬼岳。

 中町通りの工芸品の店が軒を連ねる中をぶらっと散策し、工芸品「ちきりや」でお土産を買い、縄手通りでも「穂高クラフト」で格安の焼き物を衝動買い。そして山形村の唐沢蕎麦集落へ。松本の郊外に出ると北アルプスの大パノラマが姿を現し、田んぼ端で撮影タイム。常念岳から白馬まで見渡せた。美ヶ原方面も近くに見えた。すばらしかった。

民家つくりの「そば幸」 てんぷら。 馬スジの煮込み

 R158を走り、波田付近から山形村目指して脇道へ。蕎麦集落に入ると、外見は民家の蕎麦屋さんが何軒も軒を連ねる。一軒目「山法師」という店をのぞくと品切れ...。3ゲームやった報いでしょう、きっと。次の「そば幸」で盛りと天ぷらと馬スジの煮込を味わう。美味しかった。ただ馬スジは冷めると脂がきつくて食後しばらく胸焼け状態になってしまった。付け出しでお茶うけにでた野沢菜の醤油漬けが美味しくて全員おみやげにする。
 ここで首都圏組とお別れして、R254、東部湯の丸IC経由で帰途に。三才山トンネルを過ぎると左手に昨日登った独鈷山が見送ってくれているようだった。

 松本アルプスは噂にたがえず厳しいものでした。路上ビバークに陥らず、避難小屋まで辿り着けてよかったよかった。今回は一座しか居酒屋を制覇できなかったのが少々残念だが、「山海亭」はまた行ってみたい。そのときは「えび汁」と「焼きおにぎり茶漬け」をいってみたいものです。七福北壁氷河も寒いし腕はパンプするわできつかったです。ここは厳冬期はもういいです(笑)。中町、縄手通りは何度も訪れてみたい場所です。しかし、全員枕側を足に討ち死にした姿はそれはそれは悲惨だったそうな...。

 

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