便利で楽しい!車中泊をいろいろ考えてみる。

車中泊履歴:バイクでの野宿ツーリングでは誰もいない山奥の河原でテント泊とか、バイクでの長期旅行で駅泊やバス停などでビバークしたこともありました。(今考えると迷惑な行為だった)車を持ってからは、キャンプ場や山奥の河原でのテント泊がメイン。1BOX所有時代にはカーテンをつけてキャンカーもどき風に使っていたこともありますがあくまでテントがメイン。ジムニーに乗っている時はイレクターパイプで車中泊仕様に改造してみましたが狭すぎで実用的ではありませんでした。その当時、P泊といえばスキーに行く際の早朝到着しての仮眠が主でした。その後、ステーションワゴンやホンダCR−Vにも乗っていたのですが、車中泊に適した車でありながら、そうした記憶がありません。これは子育てに夢中だった時期と重なりますから、一所懸命だったんだと、少しは子育てのベテランになった自分が往時を懐かしく思います。
子供が生まれてしばらくはキャンプもしなかったのですが、ある時、当時の愛車オッデセイで出かけた東北旅行で車中泊の便利さと楽しさを経験し本格的化。もっと快適に車内で過ごせるにはキャンピングカーしかない!と現在に至っています。

どんなところで泊まるのか〜安全は優先事項

代表的な所は「道の駅」「高速道路のPA、SA」です。条件として24時間使えるトイレがある。これは外せない条件でしょう。しかし、道の駅は公にP泊、車中泊が許されているところではありません。旅の途中での仮眠に使わせていただきましょう。7月の3連休に道の駅の駐車スペースを2台分使い車の後ろにくっ付ける形でドームテント2張りしている輩を見ました。只で止められて、トイレは使えて、水もある。キャンプ場や河原で寝る必要ある?タダ!だぜ。しかも、便利だしさあ。予約も要らないし。っということでしょう。困ったもんですがこんな現実もあります。1台分のスペースで仮眠に留めると言うことを啓蒙するのは至難の業だろうなあ。その昔、僕らが駅泊させていただいていたころは、最終列車が出た後に寝て、始発が来る前に起きるというルールがありました。言い訳をするわけではありませんが、まだ今よりはしっかりしていた気がしますが、迷惑行為であったことは疑う余地はありません。話がそれました・・・

また、近年日本の治安も悪化の一途をたどり、どこが安全かとは一概に言えません。高速のPAでも事件は起こるし、人里離れた山小屋でも事件は起こっています。しかし、暴走族やヤンキーにーちゃんとかは、あまり高速のPA、SAにはタムロしません。道の駅の方が危ないかもしれません。特に地方都市と都市の中間にあるような道の駅は通過点であることから、マルソウの出現確率は高いかも知れません。しかしながら、族系の連中よりも一見普通に見える犯罪者の方が数段悪質で怖いと思います。ですから、ある程度他の車がいた方が防犯面では安全でしょう。ドアはロックして、すぐに車を動かせる状態にしておきましょう。携帯電話が使用可能圏内であることも重要確認事項です。(有事の際は即110番通報できるように)田舎は犯罪が少なくて都会は危ないところと言う考えは、今や全く通用しません。むしろ都会の方が人目が多いので安全な場合すらあると考えられます。
トイレに近い場所は便利ですが、一晩中トイレ利用のための車が立ち寄るので賑やかです。自動販売機周辺も然りです。また、お子様を一人でトイレに行かせてはいけません。(女の子は大きくなっても)奥様も同様です。また、昼間でも駐車場内では頻繁に車の出入りがあるので、特に小さなお子様には十分な監視と注意が必要です。

子供連れの場合は、歩道に面しているか、車道を通らなくてトイレに行ける場所を選ぶと良いです。

日帰り入浴施設や温泉施設では管理者に聞いてから了解を得てからにしましょう。P泊に理解が深いところも多いです。大切に利用させていただきましょう。

河原で車中泊する場合は、一番は増水に注意することです。下流では雨が降っていなくても上流で降っている場合は増水の危険があります。上流にダムがある場合は放流注意報に注意しましょう。スタックにも要注意です。

スキー場の駐車場は24hオープン、トイレもあるところが多いです。スキー場によっては夜中に除雪を行っている場合もありますので、邪魔にならないようにしないといけません。豪雪地帯のスキー場では一晩の降雪で車が埋まってしまうこともあり、エンジンをかけたままの車中泊は大変危険です。豪雪地帯でのP泊は避けた方が無難です。前の晩に到着すれば、リフト乗り場に近くとか、センターハウス近くとかベストポジションに止めることも可能です。そのためにP泊するといっても過言ではありません。

地方のコンビニの駐車場は広くトイレも利用でき便利そうですが私は利用したことがありません。店の方の了解を得られれば最適な場所のひとつと数えることが出来るでしょう。しかし、車の出入りが絶えずあるので繊細な人には向かないでしょう。

車中泊の良さは?こんなところは良くないかな?


まずは、休前日の夜に移動し目的地までの渋滞ポイントを回避できること。これが私にとっては一番。渋滞は嫌いではありません。渋滞にハマル自分が嫌いです。休日に渋滞も出来ないようでは国内観光も振るわないし、なんか活気が無い気がして・・・。如何に渋滞にハマらず回避するかという一種のゲーム感覚で楽しんでいます。それを実現できるのが車中泊での旅です。

予約が要らず思い立ったら即出発。宿泊場所の確保の必要が無い。今やお風呂は至る所にあるし、食事も困らない。トイレだってそれほど困らないです。また、朝早くから行動できる(食事時間があるわけでもないし、キャンプのように撤収作業があるわけでもないので)ので一日が有効に使える。

車の中で泊まるという非日常的な行為がなんとも楽しい。これはキャンピングカーの時よりも、オデッセイの時のほうがワクワク度はは高かった。今でも稀に乗用車や仕事のトラックで車中泊しますがこっちの方が不便だけど何故か楽しいです。1、5Lの小型ハッチバック車にルーフボックスをつけて家族5人で海に車中泊の旅に出かけましたがかなり楽しかったです。

我が家のキャンピングカーの使用頻度では宿に泊まった方がきっと経済的でしょう。しかし、「渋滞を回避できて、予約要らずの気ままな車中泊の旅」が経済性を完全に凌駕しています。車中泊は術であって目的で無いと、小難しい理屈を前述しましたが、これが目的でも「いいかも」と前言撤回。好きなことが出来る場所は大事にしたいです。

良くない点というんでしょうか。家族からは温泉旅館や飛行機で行くところに行きたいとか、言われます。たまには旅館やホテルにも泊まりたいと自分も思いますが飛行機には乗りたくありません。(怖いんです。料金が高くて・・・)

キャンピングカーですと何かと無理やり車中泊の旅に結びつけたがるたがる傾向があり、ちょっと無理しているなあとも思う節が無いわけでもないです。

あると便利なもの

洗面用具とタオルと着替えは車に常備しておくと突然の車中泊でも困りません。乗用車の場合は窓の目隠し(バスタオル等でも大丈夫です。)毛布やキャンプ用ロールマット等、小型のインバーター(携帯の充電などに)子供用使い捨て緊急トイレ(雨や荒天時に便利)あとは、スポーツオーソリティ等で販売している乾電池で点く安価なLEDランタンがあると便利です。夏場は蚊取り線香とか。後は適宜それぞれ必要なものを。

ETCこれは今の車旅には必需品です。割引を上手に使いましょう。ここで一例、車中泊ならではのETC使いこなし術。関越自動車道は大都市近郊区間が東松山ICまでなので、この区間を50%割引にしようとすると早朝深夜割引を使うしかありません。これは高速走行200km内、東京(新座料金所)に帰って来る場合の例ですが、最初の100km以内を通勤割引時間帯にあわせて走り、残り区間を早朝深夜で50%オフにおまけに車中泊も出来た!という実例です。

連休中に信州方面から帰還するため、長野ICに17時に進入。100km以内は下仁田ICなので高速を降りる。この先東京方面は激しい渋滞である。ICからすぐのところに、「かぶら健康センターかのさと」があるので入浴を済ませ、22時まで営業のスーパーヤオコーで遅めの夕食を買う。R254沿いの「さわやか公衆トイレ」のある河原で車中泊。翌日吉井ICを6時前に流入すれば50%オフ。車中泊も出来、高速代も約半額に近い。まさに車中泊向けETC利用術かと思います。

ETCカードは2枚持っていると何かとお得です。(詳しくは各自お調べください。)

P泊車中泊に向いている車は?

どんなタイプでも車内で寝ることは出来るでしょう。出かける員数によって車種も変わってくると思います。一般的には三列シートのミニバンが代表でしょう。大人2人と子供2名くらいまでの就寝が適当でしょう。室内をフルフラットやベッドにした場合、問題は荷物の行方です。ルーフボックスがあると積載力がアップし室内の有効利用が出来ます。また、後席の足元の空間もラゲッジとして有効活用できます。

キャンピングカーは快適に車中泊が出来ますが、トラックベースのキャブコンですと走りと乗り心地に難がありファントゥードライブという訳にはいきません。ハイエースベース等のバンコンでもキャブコンと比べて飛躍的に運動性が良いとか乗り心地が良いという訳でもありません。しかし、いずれのタイプでも普通のドライブでは何の問題がないばかりか高めのドライビングポジションにより見晴らしはいいので快適なドライブが出来ます。懸念される乗り心地の悪さもダンパー交換によってある程度は改善できることも付け加えておきます。
キャンピングカーの室内は広ければ広いだけ滞在時の快適性は上がります。その分外寸は大きくなるので取り回しに苦労する場面は増えます。5m×2mサイズ以下が日本の車旅には向いているでしょう。
キャンピングトレーラーは自走式よりも快適度は高いんですが、長いので取り回しに若干苦労するのと、移動途中で寝てしまった子供をトレーラーに移動させるのがとても大変でした。(前車はバンコンでトレーラー引いていました。)

トラック(普通の1、5トン車)で日光から佐渡島〜北信州〜草津、別な機会に福岡、大分、愛媛、徳島、長野経由で東京というルートを4泊5日すべて車中泊にて旅行(福岡までは仕事)したことがありますが、体を伸ばして寝ることは無理ですがそれほど苦には感じませんでした。経験から言えば一人ならばどんな車でも車中泊は可能でしょう。工夫によって不便さを克服するのは楽しいことです。

あまりにも高級過ぎる車で車中泊もなんとなくアンバランスな感じがして見るほうからするとシックリこないと感じますが余計なお世話でしょう。RRなんかでP泊してたら摩訶不思議の世界です。

4,5人の家族での車中泊の旅は手始めに三列シートミニバンがあれば十分というか最高、ハイエース等の1BOXタイプならばより快適でしょう。しかも、ハイエース等は車中泊の玄人っぽさが感じられます。さらに快適さを追求するならばバンコンタイプのキャンピングカー、キャブコン、クラスC、A〜とサイズアップ、バージョンアップしていくのも楽しいと思います。逆にサイズダウンしていくのも究極の感じがして面白いです。車は何であれより快適にと工夫するのも車中泊の醍醐味といえましょう。

皆様どうぞ安全でスマートな車中泊P泊で車旅を楽しみましょう!そして、車中泊できる場所や環境を大事にしましょう。