沖縄平和祈念堂は、沖縄県民はじめ全国民の平和願望、戦没者追悼の象徴として、昭和53年(1978年)10月に建設されました。
堂内には、沖縄県下の各市町村及び学童による募金活動の支援を受けて、沖縄が生んだ傑出した芸術家山田真山氏が
18年余の歳月をかけて原型を制作した沖縄平和祈念像が安置されています。その胎内には「平和の礎刻銘者名簿」が納められています。
このほかにも西村計雄画伯が平和への思いを込めて制作された
絵画「戦争と平和」(20点連作,各300号)が堂内の壁面を飾り、敷地内には彫刻家佐藤忠良氏制作によるブロンズ製の「少年」の像をはじめ、
祈念堂の理念に賛同された日本画壇の第一線で活躍する画家から贈られた大作を展示する美術館などを設置しています。
このように沖縄平和祈念堂の理念に賛同された日本を代表する多くの芸術家からの協力を得た沖縄平和祈念堂は、“美と平和の殿堂”
として訪れる人々に戦没者を追悼する役割を果たすと共に沖縄戦終焉の地・摩文仁(まぶに)から世界に向けて恒久平和の実現を訴え
ています。