第6回大会(2004年・東京) |
近現代授研第6回大会は、100名以上の参加者をえて盛会にうちに終了しました。これもひとえに参加者の皆さんのおかげです。ありがとうございました。大会の内容について、参加者アンケートに書かれた感想をもとに紹介します。
|
| HOME|6回大会(2004年・東京)|7回大会(05年・大阪)|書籍案内|近現代史生き生きシリーズ|10回大会(08年・東京)|会員のHP |
![]() |
近現代授研第6回研究大会 |
日 時 2004年7月25日(日)12時30分 〜 16時30分 7月26日(月) 9時30分 〜 12時45分 会 場 文京シビックセンター テーマ 今、戦争と日本の進路を考える 7月25日(日) 12:00 受付 12:30 開会挨拶(実行委員長 福田恵一) 12:40〜14:10 公開授業 「あなたならどうする?−ナチスのユダヤ人迫害を学び、考える」 菅間正道(埼玉・中高)と自由の森学園高校生 14:20〜15:10 研究協議 15:20〜16:30 実践報告 河原和之 (大阪・中) 新 近現代史学習の授業改革 −ネタ・紙上討論・発信・討論会で歴史認識をきたえる」 17:30〜19:30 夕食・懇親会 7月26日(月) 9:30〜11:30 分科会 A.実践レポート(研修室A) ・鈴木昭彦(山形・小) 「イラクへの自衛隊派遣問題を討論する」 ・北村明裕(神奈川・中) 「ディベートをとりいれた授業」 ・藤原敏・村田諭美(埼玉・高) 「中国の学生とのインターネットテレビ会議」 B.授業づくりの舞台裏(研修室B) ・瀬戸口信一(東京・中) 「モノや実物を生かした教材・授業づくり」 ・若木久造(東京・大) 「フィールドワークを生かした教材・授業づくりのポイント」 ・福田恵一(東京・中) 「地域学習 その仕掛け方あれこれ」 11:45〜12:45 全体会 安井俊夫(愛知・大) 「子どもの感性・共感と平和学習の再検討 −『新しい歴史教科書』の授業方法批判から−」 12:45 閉会挨拶(福田恵一) |
![]() |
第一日目 公開授業と授業改革提案 |
菅間正道さん(埼玉県飯能市・中高)と自由の森学園高校生による公開授業「あなたならどうする?−ナチスのユダヤ人迫害を学び、考える」がおこなわれました。 公開授業や模擬授業は、本研究会の大会のひとつの目玉になっています。 「もし、あなたの友だちがユダヤ人だったら、交流を続けますか、それとも絶ちますか」という発問に対し、自由の森の生徒13名からそれぞれ活発な発言があり、討論が行なわれました。 アンケートでも、「学園の生徒も自分の疑問や思いをストレートに表現していて、こういう雰囲気を目の当たりにして、視野が広がった」「一生懸命考えて発言している生徒の姿に感動しました」「おもしろいというより、考えさせられた」などの感想が寄せられ、たいへん好評でした。 次に、河原和之さん (大阪・中)の「新 近現代史学習の授業改革−ネタ・紙上討論・発信・討論会で歴史認識をきたえる」。 「困難な公立中学の生徒状況の中で、どう生徒をひきつけるか、工夫がわかりました。すごく参考になりました。その上で、やはり討論の重要性を再認識させられました」という感想が、河原実践の意義を物語っています。 |
![]() |
![]() |
第2日目 分科会と講演 |
2日目は2つの分科会にわかれて、研究協議を行ないました。 分科会Aは、3本の授業実践報告を検討しました。 1本目は、鈴木昭彦さん(山形・小)の「イラクへの自衛隊派遣問題を討論する」。小学校6年生に討論をさせた実践。 参加者のアンケートにも「小学生であれだけ発言できるのは驚異だ」とあるように、レベルの高い討論だと評価する声がたくさんありました。 2本目は、ディベート実践で有名な北村明裕さん(神奈川・中)の「ディベートをとりいれた授業」。 ワークショップの形で行なわれ、アンケートでは「シンプルというか、やってみようかな、と思った」「大変刺激をうけました」などの感想がありました。 3本目は、藤原敏さん・村田諭美さん(埼玉・高)の「中国の学生とのインターネットテレビ会議」。多くの困難をのりこえた先進的な試みに共感が寄せられました。 分科会Bは、「授業づくりの舞台裏」と題して、3人のベテランが長年の経験と蓄積を生かして、教材・授業づくりの技を披露しました。 *瀬戸口信一さん(東京・中)の「モノや実物を生かした教材・授業づくり」 *若木久造さん(東京・大)の「フィールドワークを生かした教材・授業づくりのポイント」 *福田恵一さん(東京・中)の「地域学習 その仕掛け方あれこれ」。 それぞれ個性的な語りによって豊富なオリジナル教材・教具が紹介されました。 大学生からは「3人の先生、それぞれの授業づくりについて、かなり学ぶことが多かったです」との声。 教員からは「実物教材やましてやフィールドワークなんて、よほどのエネルギーがないとできないゼ、私にはムリムリ……と思っていた先入観がこわれました」との声。 最後は安井俊夫さん(愛知・大)の講演「子どもの感性・共感と平和学習の再検討 −『新しい歴史教科書』の授業方法批判から−」。 安井さんが切り開いてきた授業づくりのエッセンスを語るものでした。 「安井先生の講演内容『切実性を伴う実感・共感』と第1日目の菅間先生の公開授業とが1つにつながり、気持ちの中でスーッと晴れていくものを感じました」「近現代史を教えるうえでの、一つの指針として、大変勉強になりました」という感想がだされました。 「希望を与えてもらえる研究会でした」「子供たちに視点をおいた実践こそが、今、何よりも大切ということを確認できる研究会であった」という声に代表されるように充実した大会となりました。 (文責:大会事務局長 鳥塚義和) |
![]() |
![]() |
リンク集 |
菅間報告 |
授業報告「あなたならどうする? ナチスのユダヤ人迫害問題を考える」 |
福田報告 |
地域学習 -その仕掛け方あれこれ |
安井報告 |
子どもの感性・共感と平和学習の再検討 −『新しい歴史教科書』の授業方法批判から− |
![]() |
| HOME|6回大会(2004年・東京)|7回大会(05年・大阪)|書籍案内|近現代史生き生きシリーズ|10回大会(08年・東京)|会員のHP |
|