キノコ探して野越え山越え

キノコ散歩(5)


1998年10月 百年公園 関市(岐阜)

 百年公園は岐阜県関市にあり、岐阜県博物館、テニスコート、フィールドアスレチック、オリエンテーリングコースなどがあります。自然林を保存した大きな公園なので、キノコを探して歩くにはなかなかよい場所です。この日はおいしそうなハタケシメジをゲットして、ほくほくして帰りました。


学名:Naematoloma fasciculata

和名:ニガクリタケ

 有名な毒キノコの一つです。イオウのような黄色でかさの真ん中はやや褐色。この黄色はかなり印象的。切り株などにたくさんかたまって生える。識別のポイントはほんのわずかかんでみるととても苦いこと。猛毒菌だが、ほんのわずかかじって吐き出すだけなら、中毒はしない。キノコの識別のスキルアップのためには生のキノコの味の体験も時には必要だ。

 とても苦いキノコなのに中毒例があるのは、煮炊きすると苦味が少なくなるせいだそうだ。


 

学名:Suillus granulatus

和名:チチアワタケ

 イグチの仲間なので、かさの裏はスポンジ状になっている。若いときには管孔(スポンジ状の部分)に黄白色の乳液を分泌するが、写真のものでははっきりしていない。表面は粘性があり、特にこのときは雨上がりだったのでひどく粘液が出ている。

 このチチアワタケにはつばはないが、よく似ているヌメリイグチにははっきりとしたつばがある。どちらも松林に多いキノコで、食菌としてはカラマツ林のハナイグチには劣るものの、みそ汁の具などに利用できる。


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