(last modified Aug 2 1999)

日本の伝統楽器

 琴と三味線

(Japanese/English)


 琴と三味線は日本の伝統的弦楽器です。
 「こと」は、木に弦を張った弦楽器の総称で、一般に琴と呼ばれている楽器はもともとは 中国から伝わった十三弦の「箏(そう)」です。
 「三味線」は民謡、歌舞伎、長唄など、日本の伝統芸能には欠かせない楽器で、 用途ごとに大きさやバチの材質などが違っています。 お琴(箏)と合奏する 三味線は「三弦」と呼ばれ、「地唄」というジャンルです。
 箏と三弦は、どちらも絹の糸を使っていましたが、箏は今では テトロンなどの化学繊維の糸が多くなりました。三弦は、現在でも絹の 糸が使われています。

 地唄の世界では三弦を中心に箏と尺八が加わる編成の曲が多く見られ「三曲合奏」といいます。
また「春の海」をはじめとする数々の名曲の作者で、すぐれた演奏家でもあった宮城道雄の考案した十七弦は低音の琴として、宮城道雄の 作品だけではなく、現代曲にも多く登場します。
 宮城道雄とその業績については、宮城道雄の世界(宮城会ホームページ)へ。 私も宮城会に所属しています。


琴

 箏は演奏会などでは木の足をつけますが、普段は写真のように足を取り付ける部分にカバーを掛け木の箱のうえに載せて弾きます。

 箏の音 (「さくら変奏曲」冒頭部 宮城道雄作曲 第一箏 約8秒間)
  sakura.mov(QuickTime) 90k | sakura.au 89k

  さくら変奏曲は箏2面と十七弦の3重奏曲です。


三味線

三弦の音 ...準備中 
3本の糸
 三弦の三本の糸は太さが少しずつ違います。

   


名曲をMIDIで

 箏曲の名作のメロディを、MIDIで紹介するコーナーです。本来の音色や奏法を再現することは難しいですし、ほんのさわりの部分だけですので、興味をもたれた方はぜひCDや演奏会などで、本物の音に触れてください。
 落葉の踊り 4.7k (冒頭から約1分)
   「落葉の踊り」(宮城道雄作曲 1921)は、箏、三弦、十七弦の3重奏です。三弦と十七弦の前奏に続いて、箏がメインテーマをかなでます。

 千鳥の曲 8.1k (中間部約3分半)
   「千鳥の曲」(吉沢検校作曲)は、箏のみで演奏される曲で、2首の千鳥に因んだ和歌の歌があります。 ここで紹介したのは「手事」と呼ばれるテンポの早い中間の器楽曲部で、「波の部」「千鳥の部」にわかれ、 千鳥の部は合奏のパート(替手)もあります。

   


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