カイコを飼っているとオスメスのみわけが必要になる場合が出てきます。 繭を生糸にする目的で飼う場合はオスでもメスでも差し支えありませんが、実験用に
飼っている場合や、蛾にして卵を生ませようとするときは幼虫やさなぎの時にオスメスの みわけができたほうが都合がいいのです。
幼虫の場合は一番見分けやすいのは、5令(終令)になって餌を少し食べた頃です。 少し見づらいですが、肉眼で見分けることが出来ます。ただし、2割くらいは良く分からない幼虫も
ありますので、おおまかに目安程度です。 実体顕微鏡を使って拡大すれば4令でも同じようにして見分けることも可能です。
さなぎの場合は、もっとわかりやすいですが、繭からださなくてはいけません。繭を切るのは繭作りを始めてから1週間以上2週間以内の頃です。 早すぎるとまださなぎが柔らかくてけがしやすく、遅いと蛾になってしまいます。
写真は繭からだしたさなぎの尾部腹側です。さなぎの頭を下にした位置で撮っています。
左側のオスは中央に点が見えます。右側のメスでは同じ位置に縦に線が見えます。縦線の両側も含めてX(エックス)の模様と 表現されることもあります。