天の蚕は最高級の絹をつくる

もうひとつの絹の虫ヤママユガ


ヤママユガ  カイコの他にも糸を利用するために人間にかわれている虫は数種類あります。 その中でもヤママユガ(天蚕)(Antheraea yamamai)は最高級の絹を作る虫です。 「蚕」といってもカイコガとは仲間が違い、はねを広げると16-7cmもある大きな蛾になります。 餌も桑の葉ではなく、ナラやカシやクヌギなど、ドングリのできる木の葉を食べます。 ヤママユガはカイコガのように家畜化していないので、飼育は難しく、飼育農家では、 低く仕立てた食樹に外敵除けの目の細かいネットを掛け、そこに放し飼いをしています。 野生のヤママユガは岐阜市周辺では9月頃に蛾を見かけます。 左の写真は1998年9月15日岐阜市で採集したメスの成虫で、このあと籠の中で産卵させました。 1999年はヤママユの飼育にチャレンジします。

ヤママユの飼育記録(1999APR--)
おまけ その1 ヒメヤママユ飼育記
    その2 エゾヨツメ飼育記
ヤママユの繭  ヤママユガの繭は、カイコよりもひとまわり大きく、黄緑色です。
 この繭からとれる絹は黄緑色のつやがあり「天蚕糸」と呼ばれます。
(1996年岐阜県農業フェスティバルにて、川上村の展示より。 展示品に付属の紙には 「この製品は山まゆの自然の色であって染色したものではありません」とあります)

山繭製品  天蚕糸の製品。 渋い色合い、手触り、光沢など最高級品ですが、お値段もめちゃくちゃ高級です(笑)。
(1996年岐阜県農業フェスティバルにて、川上村の展示より。 このほかに繭をそのまま利用したブローチ等のアクセサリーも ありました)

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