![]() 長野県下水内郡栄村切明 2000.08.27筆 |
| 八月二十六日午前9時に家を出発し、平家の落人の里とされている秋山郷は切明(きりあけ)というところに行って来た。 切明は秋山郷の最奥地であり、ここから雑魚川林道を上って奥志賀スーパー林道へと抜けることができる。 その奥志賀スーパー林道を左折すると、一ノ瀬、高天ケ原(たかまがはら)、蓮池(はすいけ)、志賀高原へ。 右折すると、奥志賀、野沢温泉方面へと続くのである。 |
| 左端の縦に並んでいる写真は、リコーの「RDC-7」で撮影した写真をフリーソフトのDCVisionで画像処理し、同じくフリーソフトのPviewでサムネイル作成(Htmlファイル)したものである。 ポインタを見たい写真に合わせてクリックすると拡大した写真が見れます |
切明は、過去に二十回前後は訪れているが、今回は数年ぶりである。 我が家からの道順は、自宅〜長岡市〜小千谷市〜十日町市〜津南町へと進んで、国道117号線の津南町「大割野」の交差点を左折すればあとは一本道である。 (走行メーターはこの地点で70Kmを示していた。 概ね、1時間30分。) 大割野交差点から国道405号線に左折進入して、長野県下水内郡栄村切明までは概ね40kmくらいの距離である。 この道路の右側に流れる川が中津川である。 中津川の流れに反して上流部へとひたすら進むだけで道に迷うことはまずない。 |
※写真19の入浴シーンの人物は、群馬県の吾妻村から来ておられた夫婦である。 とにかく、面白い人たちであった。 1時間も温泉談義しながら湯に浸かっていたのである。 |
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中津川沿いには、上流部に向かって逆巻温泉(左岸側)、結東温泉(左岸側)、小赤沢温泉(右岸側)、屋敷温泉(左岸側)、和山温泉(右岸側)と続き、最後に切明温泉(右岸側)で終点となる。 この区間で今回わたしが立ち寄ったところをコメントしておくことにする。 何かの参考になれば幸いである。 【逆巻温泉】写真1は、中津川右岸側の林道東秋山線から撮影したものである。 この温泉は一軒宿であるが、近くまで行って見てきたところ全面改装中(工事中)で営業はしていなかった。 営業再開は来シーズンのようだ。 吉川英治の定宿であったということは有名な話しであるが、現在写真のようなモダンな姿に改築中である。 【結東温泉・萌木の里】写真掲載なし。 数軒の貸しロッジや男女別の有料露天風呂が敷地内にある(内湯もある)が、今回は時間の関係で入浴はしなかった。 【へいけ茶屋】写真3,4を参照。 大赤沢の山源木工所手前にある曲がり角の茶屋であるが、焼きたての岩魚の串焼き(1匹600円)を食べた。 ちなみに山源木工所の展示場では1匹500円で売られている。 【小赤沢温泉・楽養館】写真5,6を参照。 ここは今回初めて訪れたところである。 タオルは、真新しいものや白地のものは避けたほうが良い。 湯は赤錆色をしており、タオルを浸けると浸けた部分は必ず茶色に染まるのである。 入浴料金は大人500円、こども300円。 休憩スペース・食堂有り。 近所には民宿もあった。 (電)0257−67−2297 【屋敷温泉・秀清館】写真7〜9参照。 以前に何度か来たことがある。 秀清館玄関までの道路左側に湯がエメラルド色をした混浴の露天風呂がある。 湯花が浮遊していて風情がある。 入浴シーンの男は私である。 脱衣所は男女別。 入浴料金は1回大人300円である。 (電)0257−67−2168 【和山温泉・仁成館】写真10参照。 ここは、写真を撮りに寄っただけである。 苗場山の登山に際し、浩宮様ご一行が立ち寄られたということであるが、うーむと唸ざるを得ない。 写真を見てどう思いますか? (電)0257−67−2205 【切明温泉・雄川閣】写真12,13参照。 切明にある三軒の温泉宿では老舗であり、宿泊料も一番安い。 ある意味で切明の象徴みたいな温泉宿である。 この宿は、内湯も素晴らしいが、中津川を見渡せる露天風呂がある。 今回はここに宿泊するつもりでいたが、飛び込みだったために空室はないと丁重に断られてしまった。 (電)0257−67−2252 【切明温泉・切明リバーサイドハウス】写真14,15参照。 切明リバーサイトハウスは最高で60人収容とか。 今回は飛び込みでここに泊まった。 当日は30人程度の客が泊まったそうである。 一泊二食付き10,000円。 夕食には、イワナの塩焼きをはじめ山菜料理尽くしであった。 内湯は余り広くはないが小綺麗である。 露天風呂は、男女時間交替制でこれまた余り広いとはいえないが楽々浸かれるのは悪くない...。 ここは、リバーサイドハウスということであるが、建物の外観からはそれなりの雰囲気が漂って疑う余地はないものの内部施設やサービスの度合いから推し量るとつまりは民宿の感じに似ているのかなと言わざるを得ない。 しかし乍ら、不愉快なことをされたわけでもないのでそれなりによかったと評価している。 まぁ、一定の満足度はあったということで結んでおこう....。 (電)0257−67−2253 【切明温泉・河原の天然風呂】写真16〜24参照。 今回はこの河原の天然風呂がメインであった。 ちょっと前までは、雄川閣の敷地から河原に出られたが、数年ぶりに行ってみたら河原へのアクセスがごく限られていたのである。 雑魚川と魚野川が合流して中津川となるのであるが、その合流点に切明大橋が勇壮に鎮座している。 その上流側にもう一本の木橋が架かっている。 この橋は、東京電力切明発電所の管理地に行くためのものであるが、この橋を渡って対岸まで歩き、そこから石ころだらけの河原に降りるのだ。 河原に行くには、この方法しかなくなったのは残念なことである。 橋は、車輛進入禁止であるが、雄川閣の駐車場に停めておけるから心配することはない。 なお、これらの温泉の詳細は市販のガイドブックを参照されたし。 |
前述のとおり、今回は、切明温泉・雄川閣の裏手に流れる中津川の河原を掘って天然風呂に浸かることが目的であったわけである。 つまり、ビールを片手にゆったりと寝転がって湯に浸かろうというのが趣旨である。 面倒くさければ人様が掘ったところに入れてもらうという手もないこともないが、でき得れば、自分の掘った天然風呂に誰はばかることなく手足を伸ばして浸かりたいものである。 スコップがあれば誰でもが簡単に掘ることができるので、面倒くさがらずに大いに挑戦していただきたい。 10分もあれば掘れるのだから。 そして、掘った周囲を石ころで積み上げれば好みの湯船の完成である。 ただし、川底から湧き出す湯は、はっきり言って熱湯そのものであるが、まったく問題はない。 何故ならばすぐそこの川から水を引き込めばいともたやすく湯加減が調節できるからだ。 中津川は、真夏の昼でも短時間で足が痺れるくらいの冷たい水が流れている。 余計なことではあるが、ビールや飲み物を冷やすにはもってこいなのだ。 紅葉の時もよいが、真夏のお勧めのスポットでもある。 ただ、夏休みや行楽シーズンの昼はご自身によほどの自信がある方以外は全裸での入湯はお避けになることをお勧めしたい。 夏休みシーズンには浮き輪に水着姿のお子さま連れの家族が河原にたむろしているし、他の行楽シーズンには服を着た人が平気で入湯シーンを見学にくるのである。 このような時期の河原は露天風呂愛好者にとっては極めて不健全な環境と化すのである。 どうしても昼に入りたいということであれば、女性の方はバスタオルを手を伸ばせばとれるところに置いておくことです。 しかし乍ら、そういう不健全な環境の中でわざわざ入湯しなくても、私のお勧めは、昼、めぼしい場所に狙いをつけておいて、夕暮れから夜明けまでの間にランタンを灯しながらというスタイルを強く推します。 若しくは、降雪前のシーズンオフの昼もお勧めだ。 盃を片手になんてのもオツである。 わたしは、当時幼かった長女にお酌をさせながら誰もいない既設の露天風呂に浸かったことがあった。 はぁ、極楽でした! この河原の温泉へのアプローチの仕方を三つほど提案して置きます。
注)天候の急変により川が増水してもすぐ待避できますが、くれぐれも人様の厄介にならぬようにお願いします。 蛇足ながら、奥志賀方面から秋山郷(切明)に来ようとするには、十一月中旬頃までが限度だと考えます。 と申しますのは、わたしはその逆コースで切明から奥志賀に抜けたことが概ね十回ほどあるが、11月22日ころ林道に積雪があって引き返したことが一回だけあります。 ただし、同時期に雪が全くなかったこともあるので、念の為、そのことも申し添えておきたいし、そのころの秋山郷の温泉宿はシーズンオフ(冬仕舞い)になっているということも記しておく。 これをご覧になって、もし、行ってみようなどと思われたり、既に行ったことがあるということでしたら、当ホームページの足跡掲示板に感想や体験談などをお寄せいたければ幸いである。 情報交換の場となることを願っております。 |