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僅か二枚の百年レンガ型プーアル茶
今年五月ゴールデンウィークに、甘粛省蘭州市の住民・孫氏が祖父の遺留品を片付ける時、なんと完全に保存された百年磚茶(レンガ型プーアル茶)が見つかった。この磚茶は真っ黒な色をし、表面の上部に「聚興順監製」という繁体字と、中部に古い建造物の絵が見え、下部にロシア語がある。又磚茶の裏にもしっかりと模様がついている。
駆けつけてきた専門家の鑑定では、この磚茶は1907年に湖北省の趙李橋鎮という所で晋商人がロシア人と設立した茶葉加工工場により製造されたもの。これを含め完璧に保存されている百年磚茶が中国では僅か二枚しかない。その価値はすでに百万元(約1600万円)を超えているそうだ。
孫氏は今年76歳で、父親は昔茶商売をしたことがある。幼少時にこの磚茶の話を聞いた覚えがある。この磚茶の重さは1125gで、縦23.8cm、横18.7cm、厚さ2cm。書いてあるロシア語の意味は一等品茶葉で、メーカー住所が湖北省赤壁趙李橋である。
専門家が湖北省趙李橋茶メーカーと連絡を取り、メーカー責任者の話では、この磚茶は現メーカーの前身の前身である「聚興順」大茶店が、1907年から1910の間に製造したもので、百年の歴史を持つことが分かった。又、湖北省趙李橋茶メーカーの史料記載によると、100年前に趙李橋鎮に「義興」と「聚興順」という二つの大茶店があり、全て晋商人の茶店。主に磚茶を製造して、ロシア、モンゴル及び中国の内モンゴルと新彊等の少数民族地域へ輸送していたそうだ。
僅か二枚の「聚興順」百年磚茶は孫氏が一枚持っているほか、もう一枚はこの磚茶の製造メーカーである湖北省趙李橋茶メーカーが所蔵しており、メーカーの重鎮宝物として珍重されている。
中国新聞紙【蘭州晩報】(2007.6.15)より抜粋
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