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§5.40代の私: 体の中を見る、MRIの開発
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MRIの 夜明けその4. 激戦の販売競争 |
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製品:気持ちよく使ってもらえる装置 への改善
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技術伝達に役立つ「研究会資料」 仕事って、始めたころはすらすらと進む。やがて険しくなり、難しくなる。進まない。混乱する。時間が足りなくなる。しかし、その時の忠実な記録が大切だ。資料に整理していると、問題が整理されてくる。限界が読めてくる。やがて展望が開ける。 |
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MRセンターに集まったMRI担当の技術陣(1990年)
それぞれが仕事に使う道具を手にしてもらった。口が道具の要員も幾人か。 |
超電導 0.5T MRI
SMT-50X |
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私の提案 |
MR像の提示技術の改良 島津 中研、医用事 喜利元貞、藤田明徳、清水公治 MR画像には、 水素核の存在量、縦および横 緩和時間の、3種類の情報および多方向・多層測定による空間分布情報が豊富に含まれる。これら情報を豊富に活用するべく、島津試作MRIで測定した百余の症例を対象に、より短時間に測定・診断できる測定法と画像提示技術を検討し、患部検索のために「多断面3方向連続測定・多面表示プログラム」を、また微少な緩和時間差から疾患部を読み取るために「緩和時間像抽出プログラム」を開発した。 (医放会誌 45-1 p245) |
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多断面3方向 連続測定・多面表示 プログラム
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↑ 画面のどれかのポインターを、見たい部分に当てると、他の断面のポインターが、互いに対応する位置に自動的に動いて、異なった投影像の、相互の位置関係を、明示する。
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↑ 左画面のポインターが指示する断層像を拡大表示する。 | ||||||||
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緩和時間像抽出プログラム
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↑←:下垂体腺腫 ↑:脱髄疾患 ←:多発性硬化症 緩和時間差合成像
ポインターの動きにつれて |
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| 遅くて使いやすくできなかった これらのプログラムは、意図は評価されたものの、当時のコンピューターやディスプレイの動作速度では、快適な操作にはできず、使い物にならなかった。 マウスがまだない時代で、矢印キーやトラックボールでは操作もままならなかった。 現在の技術ならばスムーズな動きを実現できるかと思うが、現行の診断ルーチンは違う方向に進んでいるのかも知れない。もっと巧みな方法が開発されているのかも知れないが。 |
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| 私の手を離れた この頃から社内では、MRI開発・製作技術陣は医用機器事業部にまとめて所属されることになり、同僚は全員そちらへ転属していった。 私だけは中央研究所に残って、別のチームを編成し、新たなテーマを追求することになった。(それらはまた別の章で述べることができるだろう。) MRIのビジネスは、以後、善戦していたようだが、ここに書けるほどの情報を聞いていない。いずれ私らの話を書きますよ、といってる若手もいるから、かれらにゆずろう。 しかし、ひところ、欧米や全アジアへの輸出が好調、と聞いたこともあったが、近年は貨幣レートの偏移もあったりして、苦しいビジネスになっているようだ。 |
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統計表から |
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