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薬屋シリーズの高里先生の著書です。最初は読む気なかったのですが(オイッ)、面白いというウワサを聞き買いに走りました。講談社ノベルス創刊20周年記念で密室本という、前ページ袋とじになっている本でした。メフィスト賞受賞作家さんが特別に書き下ろしていくようです。
内容はファンタジーもの。(そもそも私が最初読む気がなかったのは、ファンタジーがあまり好きでないからでした。基本的に横文字の名前が覚えられないおバカさんですのでι)この本の世界では、突然人(?)が生まれ落ちるというもので、その者を見つけた人と家族になるのです。そしてこの世界は全員で31人しかいない「小さくて大きな密室」。(自分で言ってて意味不明)物語はキンカンという少年が生まれ落ち、それを少女・リラが見つけるところから始まります。キンカンはリラの家族になるのですが、その家にはリラの他に、料理上手のヴィオラ、人懐っこいピアニカ、双子の兄弟シンとバルがいます。そこで暮らすことになったのですが、ある日殺人事件が起きます。その容疑者としてキンカンがあげらるが――?!
やられた!!!!が読み終えてからの感想。まさかそういうラストだとは予想もしていなかったので、これにはかなり驚きました。異世界は異世界として全く今、私たちがいる世界とは切り離して読んでいたのですが、最後に明らかになった異世界の正体。突然生まれたと思っていたキンカンは実は、私たちが普通に暮らしている地球上の人物で、ポルトガルにある異次元の入口から物語の異世界に行ってしまったと!しかも名前が金田寛治(かねだかんじ)だから「キンカン」とシャレのような…(笑)。こういう結末ってめずらしくないと思うのですが、全く予想する隙を与えず読ませられたのは高里先生の筆力あってこそだと思います。物語に引き込まれていました。私の稚拙な言葉ではとても表現できないのが残念ですが、とりあえず高里先生はすごいなぁ…ということでした(笑)。
キャラクターがたくさん登場しますが、個人的にお気に入りはピアニカとシンですvピアニカちゃん可愛いです〜vv「ピア」という呼び方が好きですvシンは私のお得意キャラですね(謎)。この手のタイプには未だに弱いらしい…。
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