安田城跡のあらまし
施設案内
交通案内
ミニ企画展

安田城跡のあらまし                
 呉羽山丘陵東南麓、井田川左岸の扇状地に立地する戦国時代の平城で、堀を含めた規模は東西約150m、南北約240mです。
 
 本丸、二の丸、右郭の3つの郭からなり、井田川から水を引き入れた堀がめぐらされていました。また、本丸と二の丸には高さ約2.4mの土塁が確認されました。こうした城の構造は、江戸時代文化年間に富山藩士安達淳直、直章によって描かれた「安田古城之図」と重なります。安田城跡のように保存状態がよく全体像がわかる平城は、全国的に少なく貴重な事例として、昭和56年に国の史跡に指定されました。
 
 出土品の約9割はかわらけで占められ、油を燃やして明かりをとる灯明皿として用いられたものが多くありました。また瀬戸美濃の天目茶碗や中国製の染付け皿、越中瀬戸の皿・すり鉢などの陶磁器のほか、短刀、鉄釘、銅銭、砥石、鍛冶が行われていたことを物語る坩堝(金属を溶かす容器)、鉄滓(鍛冶の際に出る不純物)などが出土しました。
 
 安田城は天正13(1585)年、全国統一をめざす豊臣秀吉が越中の佐々成政を攻めた際、秀吉の本陣となった白鳥城の支城とされています。前田家の武将であった岡島一吉が城主となった後、代官の平野三郎佐衛門が居城しましたが、後に金沢に帰還し、廃城になったと伝えられています。
 
ミニ企画展のご案内
 富山市の中世集落(4)
八町はっちょうU遺跡


 次回は中世集落をテーマとした第4弾として、鎌倉時代(13世紀後半〜14世紀前半)と室町〜戦国時代(15〜16世紀前半)に営まれた富山市八町U遺跡にスポットをあてます。
 発掘調査された中世集落からの出土品や写真パネルを通じて、当時の八幡地区で暮らした民衆の生活を探ります。

八町U遺跡から出土した高級漆器椀
(お椀の内外面に千鳥が羽ばたいています)

と き 平成21年10月6日(火)
        〜平成22年4月18日(日)
まで
ところ 安田城跡資料館


■展示解説会のご案内
下記の日程で、学芸員による展示解説会を行います。ぜひご参加ください。(申込不要・参加無料)
日 程 平成21年11月5日(木) 午前10時〜
平成21年12月3日(木)




                               
                             
施設のご案内
場所 富山市婦中町安田224-1
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時半まで)
休館日 月曜日、祝日の翌日、年末年始
(4月30日は臨時開館します)
入館料 無料
TEL・FAX 076−469−4241
交通のご案内
・JR速星駅から車で約5分
・JR富山駅から車で約20分
・富山地鉄バス富山駅発富山大学付属病院行 安田下車5分
・北陸自動車道富山西I.Cから車で約10分

お問合せ先
富山市教育委員会埋蔵文化財センター
〒930−0091 富山県富山市愛宕町1‐2‐24
TEL 076−442−4246
FAX 076−442−5810